
覚えておきたいパーカーの紐の結び方。メンズの必修パターン3種と2つの小ワザ
パーカーの紐はフードを絞るための機能的なパーツですが、結び方をアレンジすれば洒落感を高めることが可能。すぐに実践できるテクニックなので覚えておいて損なしです!
本コンテンツはTASCLAPが制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。
パーカーの紐の結び方をアレンジして、1枚でいろんな表情を楽しもう
パーカーはワードローブに欠かせない定番アイテムですが、ネックに施された紐のあしらいまで気を配っている人は意外と少ないでしょう。必ずしも結ぶ必要はありませんが、アレンジ次第でいろいろな表情を楽しめるので、活かさない手はありませんよね。また、ちょっとしたアクセサリーのような役割も果たしてくれるので、スタイリングの洒落度アップにも有効。この機会にパーカーの紐のアレンジを覚えて、ワンランク上のパーカースタイルを手に入れましょう!
ちなみに……
少しラフさがあったほうが好印象。メンズはあえて“仕上げすぎない”結び方が◎
そもそもパーカーはラフなアイテムなので、紐を左右対称にきちんと結びすぎると魅力が半減してしまうことも。また、蝶々結びなどはあまりに左右対称に結ぶとかわいらしい印象を与えてしまいます。男性の場合は、どんな結び方でもあえて左右非対称にして、仕上げすぎないのが◎。そうすることで男らしいワイルドなムードを醸し出せますよ。
定番から好アレンジまで。これさえ覚えておけばOKな3つの結び方をレクチャー
パーカーの紐のアレンジはおしゃれなアクセントになるだけでなく、結ぶことで邪魔にならないなどの機能的な面もあります。さらに心地良くパーカーを着ることができるので、さっそくチェックしていきましょう。
教えてくれたのは……
スタイリスト・小林知典さん
雑誌や広告、Webなどの幅広いフィールドで活躍中。カジュアルからビジネスまであらゆるファッションへの造詣が深く、Tシャツのたたみ方をはじめとする”ハウツー”モノも得意。
▼パターン1:もっとも取り入れやすい定番の蝶々結び
まずはパーカーの紐のアレンジにおいて、定番である蝶々結びから。男性はこの結び方が苦手な人もいますが、まったく問題ありません。というのもパーカーの場合、左右のループや紐の長さなどが少し非対称のほうが、ラフに仕上がるからです。ただ、あまりにも左右の長さが違うと、逆にだらしないイメージを与えてしまうのでほどほどに。
手順1
紐を交差させて、ひと結びする
パーカーの紐を交差させて、片方の紐を逆側の紐に1回巻きつけます。次に両側を引いて、蝶々結びの準備をしましょう。
手順2
片方の紐にループを作り、もう片方を巻きつける
片方の紐をループにして摘まみ、もう片方の紐をそのループにかぶせるように上から巻きつけていきます。
手順3
巻きつけた紐を引き出して蝶々結びを作る
手順1で作った結び目とループの間に、上から巻きつけた紐を通します。正面から見て左側から引き出して蝶々結びに。最後にカタチを整えたら完成です。
▼パターン2:よりラフさが出て、手順も楽なワンループ結び
蝶々結びよりもアレンジが簡単で、もっとラフな結び方が好みという人は、その両方を叶えられるワンループ結びがおすすめ。手順も3つのみとかなり楽で、なんと慣れれば5秒ほどで完成します。こちらもあえて仕上がりすぎないようにセットすると、ラフさをさらに高めることができますよ。
手順1
紐をまとめて2つに折る
2本の紐をまとめて、写真から見て右側に2つに折っていきましょう。このとき、折りたたむ位置は紐の中央部分辺りを目安に。
小林
ラフな印象に仕上げるなら、紐の長さはある程度だけ揃えておけばOK。
手順2
紐先を裏側に通してループを作る
紐先を裏側に通し、右側に出してループを作っていきます。ちなみにループの中に人差し指か中指を入れておくと、その後の手順がスムーズですよ。
手順3
紐先側をループに通して締めたら完成
ループに紐先側の根元辺りを通し、結び目をキュッと締めていきます。最後に全体を整えたら完成!
小林
結び目を下から上に引き上げながら通すと、結び目をきつめに締めることができますよ。
▼パターン3:コンパクトに仕上がって、人と被らないダブルロール結び
パーカーの紐をクルクルとまとめるように仕上げるダブルロール結びは、首元で個性を演出するのにうってつけ。片方ずつ結ぶので紐が邪魔になるのでは? と思うかもしれませんが、コンパクトにセットできるので心配無用。複雑なように見えて結び方はシンプルなので、パーカーの紐のアレンジを初めてやる人でも実践しやすいはずです。
手順1
片方の紐でループを作る
はじめに片方の紐を折りたたんでループを作っていきます。その際に紐先は内側にセットするのがポイント。
手順2
ループに紐を2回巻きつけていく
続いて紐先を後ろに持っていき、上から下に向けて先程作ったループにクルクルと2回巻きつけていきます。
小林
ループの上部を押さえながら、もう片方の手で巻きつけるとやりやすいですよ。
手順3
ループに紐先を通して引っ張る
紐先をループの上から下に通し、最後に紐先をゆっくり引っ張っていきます。もう片方も同様に結んだら、ダブルロール結びはフィニッシュ!
小林
紐先を引っ張る時に2回巻きつけた部分も同時におろしていくと、結び目を紐先にセットできますよ。
よりラフさを求めるなら? プロにテクニックを教えてもらいました
もっと簡単に、よりラフさを演出したい。そんな要望を叶えるべく、パーカーの紐のアレンジに精通したプロのテクニックをご紹介。かなり楽に仕上げることができるので、ものぐさな人にもおすすめですよ。
テクニック1
より楽に、首元に表情を出したいなら紐をひと結びするだけでもOK
パーカーの紐のアレンジで一番簡単なのが、こちらの結び方。写真を見てわかる通り、紐を交差させてひと結びするだけ。ただ、きちんと結んでしまうとアレンジの途中のように見えてしまうので、あえてゆるく仕上げるのがポイントです。それだけでも首元に表情が生まれ、こなれ感を演出することができますよ。
テクニック2
ラフ感をMAXにするなら、いっそのこと紐を抜くという手もアリです
どんなに簡単でも紐を結ぶのが面倒だったり、結んでもやっぱり紐が邪魔と感じたりするのならば、思い切って紐を抜いてしまうアレンジもアリ。そうすることで首元がすっきり仕上がり、紐があるときとは一線を画す抜け感を醸し出すことができるんです。もちろん、紐は再び通すこともできますが、少し手間がかかるのでご注意を。
Photo_Takehiro Sakashita
Styling_Tomonori Kobayashi
PICK UP
編集部の注目
1着で4通り以上の使い方!? 平日から週末まで、“変幻自在アウター”をとことん着回そう
オンとオフの境界線がなくなりつつある今、必要なのはどちらにも対応するアウター。そこで出番となるのが『ブラックレーベル・クレストブリッジ』が誇る二大アウターです。
SPONSORED by ブラックレーベル・クレストブリッジ
続きを読む
今ビジネスマンが指名買い。あの“売れ筋メガネ”の限定モデルがお仕事コーデを格上げする
見た目の印象は信頼につながる大事な要素。なかでも顔周りは特に気を使っておきたいポイントです。今こそ『ポリス』のメガネを有効活用して、デキる男を演出しませんか?
SPONSORED by ポリス
続きを読む
フリースもダウンも、やっぱり黒でしょ。ブラックアウター選びの攻略法をタトラスに学ぶ
洒落感も合わせやすさも備えた黒アウターは冬コーデの必需品。ただ、定番ゆえに周囲との差別化が懸念事項に……。ならば『タトラス』を味方に付けて問題を解決しましょう!
SPONSORED by WEAVA(ウィーバ)
続きを読む
おしゃれで快適、が新基準。リピーター続出の“スニーカーライク”な進化系革靴を履こう
革靴は重くて硬い……そんな常識は『テクシーリュクス』には当てはまりません。正統派の顔付きながら、軽くてしなやかな履き心地。進化系革靴が多大な恩恵をもたらします。
SPONSORED by アシックス商事
続きを読む
STAFF STYLING
スタッフスタイリング
VIDEO
注目動画
ACCESS RANKING
アクセスランキング
ITEM RANKING
アイテムランキング
小林
パーカーの紐は交差させる前に、ある程度左右の長さを揃えておきましょう。