レッドカードのジーンズは、なぜおしゃれな大人に愛されるのか? その定番と別注モデルを網羅

レッドカードのジーンズは、なぜおしゃれな大人に愛されるのか? その定番と別注モデルを網羅

ジーンズにこだわる大人が支持するブランドの1つに、『レッドカード』があります。その理由とともに、押さえておくべき逸品と着こなしのサンプルを解説しましょう。

2022.05.11
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平 格彦

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60以上のメディアで執筆。「着こなし工学」提唱者

平 格彦
出版社を経て独立。「Men’s JOKER」と「RUDO」は創刊から休刊までほぼ毎号で執筆。さらに「MEN’S CLUB」「GQ」「GOETHE」など、60以上のメディアに関わってきた。横断的、俯瞰的に着こなしを分析するのが得意。そんな視点を活かし、「着こなし工学」としての体系化を試みている。 記事一覧を見る
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ジーンズのスペシャリストが手掛ける『レッドカード』

2009年にスタートした『レッドカード』。立ち上げた本澤裕治氏は、大手ジーンズメーカーの『エドウイン』に10年在籍し、その間に基幹モデル「503」の企画に参加。その後は名門『リーバイス』に6年在籍し、王道モデルの「501」を担当しています。つまり、『レッドカード』はジーンズを熟知した人物によるブランドということ。モノとして150年の歴史を持つジーンズに敬意を払いつつ、最新の技術も取り入れて“進化版リアルデニム”を提案しています。

ジーンズのスペシャリストが手掛ける『レッドカード』

ZOZOTOWN

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『レッドカード』は日本の繊細な感性を体現する、職人の加工技術をリスペクトしていることでも有名です。カラーナンバー(品番)に、職人の名前を入れているのもそのため。もちろん数々のジーンズに触れてきた氏のこだわりが生きているのもさることながら、こんなモノ作りへの姿勢が長年はき込んだようなリアルなヒゲやアタリを生み出しているのです。アパレルやファッションの関係者からも評価が高く、各ブランドやショップからは別注品が定期的にリリースされています。

ほかのブランドでは味わえない『レッドカード』の魅力とは何か?

『レッドカード』の魅力を具体的に紹介していきましょう。その見どころはとてもここで語り尽くせるモノではありませんが、主なポイントの3つに絞って解説します。上質な生地ならではのソフトな触感や軽やかな着用感、日本人にマッチするシルエット、圧巻の仕上がりなのにリアルクローズに根差したプライスという要素を兼ね備えたジーンズは、選ばない理由が見当たりません。

魅力1

柔らかな素材感と軽やかなはき心地

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『レッドカード』で採用しているデニム生地は、基本的にMADE IN JAPAN。カイハラデニムを始め、世界に誇れる最高峰の生地を厳選しています。また、コットン100%のオーセンティックな生地だけでなく、ポリウレタンを混紡したストレッチデニムも使用。ライトオンスの薄手な生地も活用し、はき心地を疎かにしていません。高品質な素材ならではの質感が快適な着用感にもつながり、ブランドの人気を後押ししています。

魅力2

日本人の体型を研究しつくしたシルエット

日本人の体型を研究しつくしたシルエット

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すでに紹介したとおり、『レッドカード』のプロデューサーは長年ジーンズブランドに関わってきた経歴の持ち主。素材としてのデニムだけでなく日本人ならではの体型の特徴も熟知しているため、その知見を定番モデルのシルエットなどにも反映しています。ドメスティックブランドならではのキメ細かい配慮によって完成にいたった美しいシルエットは、スタイルをより良く見せてくれるもの。それもあって『レッドカード』は、レディースでも人気の高いジーンズブランドでもあります。

魅力3

加工にもこだわりつつ、リアルクローズとしての価格を実現

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前述のとおり、職人による加工にも徹底してこだわっている『レッドカード』。最新の技術によって実際にはき古したような味感を実現しています。さらに生地も上等となれば、いわゆるプレミアムジーンズと呼ばれる高価なブランドと間違われても仕方ありません。しかし、実は価格帯の中心は2万円強。圧倒的なコストパフォーマンスも、長年ジーンズ業界に関わってきた本澤裕治氏の経験や人脈があってこそだと容易に推察できます。それこそ、『レッドカード』が唯一無二のジーンズブランドだといわれる所以です。

『レッドカード』の基本となるジーンズ、「リズム」と「ライダー」を押さえておこう

ブランドの特色を把握したところで、メンズコレクションにおいて象徴的なジーンズ2種をピックアップ。この後のコラボジーンズのベースにもなっている「リズム」と「ライダー」は、『レッドカード』を語るうえで欠かせない存在です。

1本目

『レッドカード』リズム

『レッドカード』リズム

Rakuten Fashion

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『レッドカード』を語るうえで外せない名作モデルが「リズム」。スリムストレートなシルエットをベースにしながら、膝下からテーパードを効かせた美しいフォルムが特徴的です。また、股上はやや浅めに設定。ウエスト周りがスッキリして見えるように計算しています。また、基本的にはコットン100%の上質で正統派なデニム生地を使用し、色落ち具合や加工感にもこだわって展開。大定番の人気モデルということで、別注品のベースになることもしばしばです。

2本目

『レッドカード』ライダー

『レッドカード』ライダー

SHIPS シップス

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「リズム」に次ぐ人気の定番モデルが「ライダー」。スキニーに近い細身のスリムシルエットが大きな特徴です。シャープなフォルムで、程良くレッグラインにフィットするため、美脚効果も望めるモデルです。細身の作りですが、ストレッチデニムを起用しているので動きやすさは上々。ブランドこだわりの加工感も秀逸で、ヴィンテージな表情とモダンなシルエットが共存します。あらゆるコーディネートをスタイリッシュに見せてくれること請け合いです。

人気ショップ&ブランドも続々。『レッドカード』の別注モデルをピックアップ

大定番2本を押さえたら、そこからショップ&ブランドが独自のエッセンスを加えた別注モデルもチェックしましょう。ベースが良いからこそ、アレンジが映えるというもの。今年の“買い足しジーンズ”としても検討したい、5本をピックアップ。

1本目

『レッドカード』×『ビームス』別注 リズム ゼット

『レッドカード』×『ビームス』別注 リズム ゼット

ZOZOTOWN

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人気の定番であるリズムをベースにしつつ、生地をストレッチデニムに置き換えることで快適なはき心地を実現した『ビームス』による別注モデル。また、ジップフライを採用することで利便性も向上しています。「リズム」ならではのオーセンティックなムードを大きく損なわず、『レッドカード』特有の絶妙な加工感は踏襲。つまり、現代的な使い勝手の良さとヴィンテージライクな表情を兼備しているというわけです。ちなみに、ウエスト裏に配された赤いタグの文字も、“RED CARD” から “BEAMS” に変更されています。

2本目

『レッドカード』×『ブルーワーク』別注 スリムデニムパンツ

『レッドカード』×『ブルーワーク』別注 スリムデニムパンツ

ZOZOTOWN

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人気セレクトショップ『トゥモローランド』のプライベートブランドである『ブルーワーク』。同ブランドによる別注ジーンズも恒例となっています。『レッドカード』ならではの美麗なフォルムを描くスリムなシルエットはそのままに、実際に長い間はきこんだような凄みのあるエイジングを追求。ヒゲやアタリ、ハチノスなどをリアルに再現しています。筆者的には、“レッド” カード× “ブルー” ワークというブランド名の色の共演もポイントですね。

3本目

『レッドカード』×『シップス』別注 ジャストレングス ストレッチ スキニーデニム

『レッドカード』×『シップス』別注 ジャストレングス ストレッチ スキニーデニム

ZOZOTOWN

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日本の老舗セレクトショップ『シップス』が別注したスキニージーンズにも注目。『レッドカード』最大の特徴“リアルヴィンテージ”感はそのままに、レングスをはじめシルエットを微調整したこちら。スキニーながらストレッチが利いているので、動きやすさも担保されています。また、本来ボタンフライのところ、ゴールドのジップフライに変更。より利便性が高い1本となっています。『レッドカード』独自の削り加工により自然な古着のような風合いを醸し出しているので、自然とこなれた空気が漂います。

4本目

『レッドカード』×『ナノ・ユニバース』別注 リズム+

『レッドカード』×『ナノ・ユニバース』別注 リズム+

ナノ・ユニバース カタログ

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ポリウレタンの混紡により適度なストレッチ性能を確保しつつ、パッカリングも強く描き出したリアルな加工を表現する『ナノ・ユニバース』別注モデル。しかし、ヴィンテージさながらの表情の裏で設定されたテーマは、“ドレスダウンにも似合う別注デニム”だったりします。足元に無駄なクッションが生まれないよう、股下は70.5cm(28インチモデル)~72cm(33インチモデル)に調整。さらに、ステッチをすべてホワイトに変更することでカジュアルな空気がグッと押さえられています、

5本目

『レッドカード』×『アバハウス』別注 DAY1 スキニー デニム

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ZOZOTOWN

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「リズム」、「ライダー」の他にも、実は『レッドカード』にはもう1本メンズモデルがあります。それが、「リズム」のテーパードをやや強く効かせたリラックススキニータイプの「DAY1」です。細身になった分、ストレッチ性の強い生地を使用することで、窮屈さとは無縁の軽やかな履き心地を実現しています。そんな「DAY1」に『アバハウス』が仕掛けたのが、製品染め。あくまで各所の加工感は残しつつ、ニュアンスのあるブラックカラーに染め上げました。

サンプルコーデに学ぶ『レッドカード』をはきこなすためのヒント

ジーンズ専業ブランド『レッドカード』や、その代表作やおすすめアイテムをインプットした後は、実際のコーディネートサンプルを紹介。シンプルな着こなしから個性的な大人カジュアルまで、参考になるスタイルを厳選して解説します。

コーデ1

ジャスト丈「リズム」を、クリーンな大人カジュアルにマッチング

ジャスト丈「リズム」を、クリーンな大人カジュアルにマッチング

WEAR

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美脚テーパードシルエットに定評のある「リズム」を、『シップス』がジャスト丈に調整した1本を着用。ノンクッションではけるジャスト丈はミニマルなローファーとの相性も抜群で、ベルトレスで合わせたタックインシルエットをよりシャープに見せてくれます。大人の休日スタイルに、『レッドカード』が似合うという好例です。

コーデ2

「リズム」のジャスト丈アレンジで、初夏のサンダルスタイルがグッと大人顔に

「リズム」のジャスト丈アレンジで、初夏のサンダルスタイルがグッと大人顔に

WEAR

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上のスタイルでは革靴を合わせてクリーンに仕上げていましたが、ジャスト丈に設定した「リズム」はラフなトングサンダルの足元も1つ大人に見せてくれます。テーパードの効いたシャープなシルエットも、シンプルなスタイリングの中でさらに強調。ややオーバー気味に羽織ったシャツとのメリハリも、洒落感をあおる一要素となっています。なお、こちらは『エディフィス』の別注。

コーデ3

ジーンズですから。もちろん、アメカジスタイルとの相性は抜群!

ジーンズですから。もちろん、アメカジスタイルとの相性は抜群!

WEAR

WEAR

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リアルなヴィンテージ加工にこだわる『レッドカード』。当然ながら、アメリカンカジュアルを意識したスタイルには抜群のマッチングを見せるわけです。MA-1風のライトなブルゾンにボーダーTを合わせたシンプルな着こなしの中で、“ならでは”の加工が凄みと存在感を描き出しています。

大人がはくべきデニムブランド42選。長く付き合える理想のジーンズに出会う

ウェア・コーデ

大人がはくべきデニムブランド42選。長く付き合える理想のジーンズに出会う

あらゆるボトムスの中で、一度手に入れたらもっとも長い付き合いになるのがジーンズ。それゆえ、確かなモノ作りを行うデニムブランドをしっかり押さえておきましょう。

那珂川廣太

2022.03.11

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  • 『レッドカード』リズム
    『レッドカード』 リズム
  • 『レッドカード』ライダー
    『レッドカード』 ライダー
  • 『レッドカード』×『ビームス』別注 リズム ゼット
    『レッドカード』×『ビームス』 別注 リズム ゼット
  • 『レッドカード』×『ブルーワーク』別注 スリムデニムパンツ
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  • 『レッドカード』×『シップス』別注 ジャストレングス ストレッチ スキニーデニム
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  • 『レッドカード』×『ナノ・ユニバース』別注 リズム+
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    『レッドカード』×『アバハウス』 別注 DAY1 スキニー デニム

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