大人がはくべきデニムブランド42選。長く付き合える理想のジーンズに出会う

大人がはくべきデニムブランド42選。長く付き合える理想のジーンズに出会う

あらゆるボトムスの中で、一度手に入れたらもっとも長い付き合いになるのがジーンズ。それゆえ、確かなモノ作りを行うデニムブランドをしっかり押さえておきましょう。

那珂川廣太

那珂川廣太

SHARE
記事をお気に入り
2021.09.10

確かなモノ作りを行うデニムブランドで、自分の相棒となるジーンズを探そう

確かなモノ作りを行うデニムブランドで、自分の相棒となるジーンズを探そう

ZOZOTOWN

ZOZOTOWN

お気に入り追加

はき慣らして経年変化が現れたときに、それまでとは違った魅力を放ち始めるジーンズ。そんなジーンズ最大の特徴といえるデニムの経年変化を楽しむには、生地の質や縫製のクオリティが重要となってきます。

確かなモノ作りを行うデニムブランドで、自分の相棒となるジーンズを探そう 2枚目の画像

ZOZOTOWN

ZOZOTOWN

お気に入り追加

しかし、実物を触ってみても生地や縫製の善し悪しなんてわからない……というのが現実でしょう。TASCLAP読者諸兄においては普段から触っているモノではあるでしょうが、値段に見合ったものなのか、きれいに色落ちするのか、などは多くの経験を経てこそわかるもの。となると、何を選ぶべきなのか? という問いに対するもっとも簡単かつ間違いのない答えが「信頼の置けるブランド」になってくるわけです。ここでご紹介するデニム専業、またはデニムに一家言あるブランドはそれぞれに工夫を凝らしたプロダクト作りを行う猛者揃い。安心して手にすることができるはずです。

PART1:ジーンズ発祥の地が生んだ質実剛健な「アメリカブランド」

西部開拓時代のワイルドな暮らしが生んだ服、それがジーンズです。発祥の地であるアメリカでは、今なお当時の質実剛健なモノ作りを現代に受け継ぐブランドが割拠しています。また、近年ではLAやNYなどの都市圏を中心に、セレブリティに愛される高価格帯のジーンズも注目を浴びているんです。

デニムブランド1

『リーバイス』

『リーバイス』

ライトオン楽天市場店

ライトオン楽天市場店

お気に入り追加

ジーンズの歴史は、1873年に『リーバイス』社がデニム生地のトラウザーズを補強するために金属製リベットを活用する方法を発明したことからが始まった、といっても過言ではありません。その代表モデルである「501」が登場したのは1890年のこと。炭鉱夫やカウボーイ、工場労働者たちの作業着であった時代を経て1950年代にはデイリーウェアとして普及し、現在まで永遠のスタンダードであり続けています。ちなみに現在は「501」と一口にいっても、オリジナルフィットからスキニーやユーズド加工を施したモデル、各年代のディテールを再現した『リーバイスヴィンテージクロージング』まで百花繚乱。それぞれに魅力溢れるプロダクトではありますが、なかでも最もスタンダードかつ「501」らしいモノ作りを体現しているのがこのMADE IN USAモデルではないでしょうか。

リーバイスのジーンズ総特集。三大ニーズ別におすすめをピックアップ

ウェア・コーデ

リーバイスのジーンズ総特集。三大ニーズ別におすすめをピックアップ

ジーンズの代名詞として知られる『リーバイス』。150年以上も続くブランドの歴史や世界中で愛されている理由、そしてビギナーが買うべきモデルまでをこの機会におさらい。

TOMMY

2021.01.22

デニムブランド2

『リー』

『リー』

ZOZOTOWN

ZOZOTOWN

お気に入り追加

『リーバイス』と並ぶアメリカンジーンズの二大巨頭として数えられるのが『リー』。当初から両社はライバルとして意識しあっていたのか、『リーバイス』がリベット留めの特許を取得したのに対し『リー』は「馬の鞍がリベットで傷つく」という理由でリベットではなく閂(かんぬき)ステッチによる補強を採用、『リーバイス』がざっくりとしたドライタッチな風合いの右綾のデニムを採用したのに対し、『リー』は基本的に表面がフラットでソフトな左綾のデニムを用いる(物資統制下にあった40年代の101-Bや70~80年代ごろの一部製品には右綾生地のものもあります)など、同じように見えてまったくコンセプトの異なるジーンズ作りを行っています。そして、その『リー』のモノ作り精神の決定版として結実したのが「101Z」。映画『理由なき反抗』でジェームス・ディーン氏が着用したことでも知られ、それまで労働着として認知されていたジーンズを一気にファッションピースにまで高めました。

リー(Lee)のデニムアイテム総特集! 定番に見る、名門の魅力

ウェア・コーデ

リー(Lee)のデニムアイテム総特集! 定番に見る、名門の魅力

『リー』といえば、デニム業界に燦然と輝く名門中の名門。改めてこの老舗ブランドを解剖し、魅力や定番、おすすめモデルまで余すところなくご紹介します。

山崎 サトシ

2021.01.25

デニムブランド3

『ラングラー』

『ラングラー』

エドウインショップ(EDWIN)

エドウインショップ(EDWIN)

お気に入り追加

『リーバイス』や『リー』が今やファッション的なジーンズだとしたら、こちらの『ラングラー』は今でも現役バリバリのワークウェア。なにせ今でも米国南部のロデオ競技会や牧場を訪れてみれば、そこに居るカウボーイたちがはいているジーンズはほぼ例外なく『ラングラー』製なのです。彼らがそれほどまでに『ラングラー』を愛する理由は、洗ってもよじれず破れにくいブロークンデニムの採用や、ガッチリと補強しつつも鞍を傷つけないフラットリベット、馬に乗っているときに使いやすいロデオ・ベン・ウォッチポケットといった、徹底的にカウボーイのことを考え抜かれた作りにあります。なかでも1948年にカウボーイからのニーズを受けてジッパーフライを搭載して登場した「11MWZ」は、現在に至るまでラングラー・ジーンズの完成形として名高いモデルです。

ラングラーのジーンズは名品揃い。定番から注目作まで大集合

ウェア・コーデ

ラングラーのジーンズは名品揃い。定番から注目作まで大集合

デニム業界に燦然と輝く『ラングラー』ですが、その詳しいラインアップは意外と知らない方も多いかと思います。定番から注目作まで一挙ご紹介していきましょう。

山崎 サトシ

2018.02.06

デニムブランド4

『ダブルアールエル』

『ダブルアールエル』

dainago

dainago

お気に入り追加

『ラルフ・ローレン』のハイエンドカジュアルラインにあたるのが『ダブルアールエル』。生粋のヴィンテージラバーにしてカウボーイフェチのラルフ・ローレン氏が、自身と奥さんの所有する牧場の名前からネーミングをしているだけあって、そのジーンズに対するこだわりは並々ではありません。スタンダードなリジッドものの色落ちの良さやシルエットの美しさを一度知ってしまうと、これ以外のリジッドジーンズはいらないかなと思わされるほど。さらに超リアルでラギッドなユーズド加工が施されたものやマニアックなヴィンテージのディテールを再現したアイテムなど、幅広いバリエーション展開でデニム好きを魅了し続けています。

デニムブランド5

『ヤヌーク』

『ヤヌーク』

JEANS FACTORY Online Shop

JEANS FACTORY Online Shop

お気に入り追加

LAで誕生したリラックス系デニムブランドの『ヤヌーク』。レディースやキッズアパレルのイメージが強いですが、実はメンズラインには、日本が世界に誇るヴィンテージショップ「ベルベルジン」のディレクターにして、生粋のヴィンテージデニムマニアとして知られる藤原 裕氏がアドバイザリーを務めるガッチリとハードなラインが存在します。そのうちの1本がこちらの「ヴィンセントII」で、藤原氏がチョイスしたヴィンテージジーンズの色落ちを最先端技術と職人の手作業で再現しつつ、スリムなテーパードをシルエットに採用。経糸と緯糸の番手を変えることで柔らかさを出しつつ、硫化染料によるロープ染色で中白に染めるなど、従来のブラックデニム作りにとらわれない手法を採用しています。

ヤヌークのジーンズは美脚で快適。大人が欲しかったのはこんな1本

ウェア・コーデ

ヤヌークのジーンズは美脚で快適。大人が欲しかったのはこんな1本

ロサンゼルスで誕生したデニムブランド『ヤヌーク』。美しいシルエットで高い支持を得ているジーンズの、大人に刺さる魅力を余すことなく解説!

平 格彦

2019.05.20

デニムブランド6

『ラグ&ボーン』

『ラグ&ボーン』

セレクトショップ Diva Closet

セレクトショップ Diva Closet

お気に入り追加

アメリカのデニム業界においてニューカマーといえば、大都市圏でセレブリティを対象としたデザインコンシャスでトレンドを踏まえたプロダクトメイキングを行うことが多いもの。ですが、その渦中において『ラグ&ボーン』は異色の存在といえます。というのも創業地は大都市から離れたケンタッキー州で、しかもデザイナーはイギリス人なのです。同ブランドがトレンド集積地から離れてあえてケンタッキー州を創業地に選んだのは老舗のデニム工場があったためであり、創業の際に18か月間にわたって日本のカイハラデニムに通い詰めて理想の1本を作り上げたという逸話からもわかる通り、そのモノ作りへの真摯な姿勢とクオリティの高さは、数あるプレミアムジーンズの中でも群を抜いているといえるでしょう。

デニムブランド7

『AGジーンズ』

『AGジーンズ』

ZOZOTOWN

ZOZOTOWN

お気に入り追加

イタリアのファッションブランド『ディーゼル』の創業者であり、『リプレイ』や『ゴールディ』のデニム製品のデザインを手掛けてきたアドリアーノ・ゴールドシュミット氏が、アメリカの老舗デニムファクトリーであるコーズ・マニュファクチャリング社とタッグを組んで2000年にスタートした『AG ジーンズ』。現在はコーズ・マニュファクチャリング社のサミュエル・クー氏が事業を引き継ぎ、LAのプレミアムジーンズの王道を行くタイトでツヤっぽいシルエットのジーンズを中心に提案しています。

AGの魅力を深掘り! 大人に似合う、美しいジーンズの魅力はなんだ?

ウェア・コーデ

AGの魅力を深掘り! 大人に似合う、美しいジーンズの魅力はなんだ?

1990年代後半以降、海外でトレンドとなったプレミアムデニムは高級かつ美しいシルエットが特徴。その代表格と言える『AG』の魅力やラインアップを紹介します。

桐田 政隆

2017.09.21

デニムブランド8

『ギャップ』

『ギャップ』

Rakuten Fashion

Rakuten Fashion

お気に入り追加

アメリカを代表するファッション量販店であり、今では『ユニクロ』や『H&M』『ザラ』などのファストファッション界隈で当たり前になったSPA(委託製造と自社店舗での販売を一貫して行う方式)の概念をいち早く提唱したブランドでもある『ギャップ(GAP)』。ご存じの通りSPA方式のメリットは中間コストのカットと大量生産によって高品質な製品をリーズナブルに販売できること。なかでもジーンズは幅広い層が好むため大量の販売数が見込めることもあって、SPAの強みを最大限に発揮できる商材です。しっかりとした生地や縫製に、良い意味で攻めすぎないノーブルなデザイン、さらには複数本を揃えて毎日はいても財布にやさしい価格設定と、『ギャップ』のジーンズはデイリーユースにぴったりの要素を兼ね備えています。

デニムブランド9

『プリズンブルース』

『プリズンブルース』

ZOZOTOWN

ZOZOTOWN

お気に入り追加

数あるアメリカンブランドのな中も極めて異色の存在が、この『プリズンブルース』。実1989年からオレゴン州の刑務所内で労働プログラムとして生産されているワークウェアブランドであり、当初は囚人服を生産していたのですが、現在は一般向けの製品もリリースするようになっています。今や希少なMADE IN USAブランド、どころかMADE INSIDE USA(米国の牢屋製)というシビれるうたい文句で展開中。あくまで労務作業として生産されたもののため品質に比べて非常にリーズナブルであり、しかもそこはかとなく武骨な佇まいなのもポイント。まさにブランド名の通り“監獄の青/悲哀”を味わうことができる1本です。

デニムブランド10

『スティーブンソン オーバーオール』

『スティーブンソン オーバーオール』

亜洲‘S

亜洲‘S

お気に入り追加

凄腕のヴィンテージディーラー&デニムのリペア職人にしてスタッズブランド『HTC』のディレクターでもあるジップ・スティーブンソン氏が作るジーンズが、この『スティーブンソン オーバーオール』です。1930年代から続くワークウェアファクトリーを生産背景に作られるジーンズはいずれも武骨で男らしく、クラシック。そのアイテムにはブランドのシグネチャーともいえる1920年代以前の縫製を再現した1本折り伏せ縫いをはじめ、ヴィンテージ好きらしいこだわりが随所に込められています。そして、こちらの「ラホーヤ-727」は60年代にカラーデニムが流行した際のモデルがモチーフ。すっきりとしたテーパードシルエットに、月桂樹ドーナツボタンやスターマークの打ち抜きリベットといったヴィンテージ好きも納得なディテール構成も見所です。

デニムブランド11

『テラソン』

『テラソン』

カジュアルショップJOE

カジュアルショップJOE

お気に入り追加

アメリカのジーンズといっても生地やジッパーは日本製で、縫製は中国といったブランドがほとんどである中にあって、徹底的にMADE IN USAにこだわり抜いていることで知られるのが『テラソン』です。『リーバイス』のXX(ダブルエックス)を生産していたコーンミルズ社のホワイトオーク工場が閉鎖される2017年まで同社のデニム地を使い(以後はディフュージョンラインにコーンミルズ社のデニム、スタンダードラインはカイハラに特注した生地を使用)、革パッチはポートランドの「ナーグッズ」よるハンドメイド、リベットはケンタッキー州のメーカー、さらに加工を行わずリジッド状態での販売のみという原理主義ぶり。分厚いスレーキやバックポケットの補強など随所に仕込まれた工夫ははき込んで使い倒すために施されたものであり、ジーンズ本来の姿であるワークウェア&デイリーウェアとしてのあり方を追求した1本といえるでしょう。

アメリカが凝縮された注目デニムブランド、テラソン

ウェア・コーデ

アメリカが凝縮された注目デニムブランド、テラソン

デニム人気が最高潮だった春夏でしたが、その勢いはまだまだ続きそう。そんな中でもインディゴデニムがカッコいいブランド、『テラソン』をフォーカスします。

AI

2015.12.16

PART2:洗練されたデザインが特徴の「ヨーロッパブランド」

ジーンズが長らくワークウェアとしてはかれてきた歴史を持つアメリカと異なり、ヨーロッパではあくまでファッションアイテムの1つとして捉えられてきたこともあって、デザイナーの個性や流行を反映したアイテムが多いのがヨーロッパブランドの特徴。モダンでトレンドを踏まえた着こなしにジーンズを取り入れたいならば、ヨーロッパブランドが筆頭候補に挙がるでしょう。

デニムブランド12

『アー・ペー・セー』

『アー・ペー・セー』

ZOZOTOWN

ZOZOTOWN

お気に入り追加

1987年にパリで設立された『アー・ペー・セー』は、トータルウェアブランドの中でも特にデニムの品質が秀逸なことでも有名。“フランスパンのよう”とも形容される表面は硬く中は柔らかい独自の生デニムを使ったジーンズは、ブランド黎明期から30年以上にわたってリリースされ続けているブランドの顔ともいえる存在。そして『アー・ペー・セー』ならではの面白い試みが「バトラープログラム」。消費者が生デニムからはき込んだ『アー・ペー・セー』のジーンズをショップに持ち込み、色落ちや生地が問題ない状態と判断されれば半額で新しいジーンズと交換してもらえるという仕組みです。はき込まれたジーンズはメンテナンスが施されたうえで再び販売されるため、いわばユーザーを活用したヴィンテージ加工であり、リユースであり、さらにはユーザーも大事にはきたくなるというサステナブルな試みでもあります。いずれにせよ、生地や縫製の品質に自信があるからこそ実現できたサービスといえるでしょう。

三大モデルが人気! アー・ペー・セーのジーンズが支持される理由

ウェア・コーデ

三大モデルが人気! アー・ペー・セーのジーンズが支持される理由

専業ブランドでないにも関わらず『アー・ペー・セー(A.P.C.)』にはジーンズのイメージが強く結びついています。その魅力と人気モデルを詳しくわかりやすく解説しましょう。

平 格彦

2020.04.13

デニムブランド13

『ディーゼル』

『ディーゼル』

ZOZOTOWN

ZOZOTOWN

お気に入り追加

1978年にレンツォ・ロッソ氏がイタリアで設立した『ディーゼル』。共同設立者は『リプレイ』のディレクターや『AGジーンズ』の創設でも知られるデニム界の重鎮、アドリアーノ・ゴールドシュミット氏であり、創業当初からジーンズは主力アイテムの1つに数えられます。デコラティブかつトレンド感のあるデザインを巧みに落とし込むクリエイティブで知られており、ハードなダメージ加工やラグジュアリーなシルエットが『ディーゼル』のジーンズの特徴。ですが、なかでも特に注目したいのが2011年に発売するや否や極上のはき心地で大ヒットを記録した「ジョグジーンズ」シリーズです。スウェット素材をデニム生地のように織り上げたもので、デニムらしいルックスを残したまま着心地はルームウェア並みの快適さ。さらに『ディーゼル』らしいハードな加工も可能と、まさに同ブランドの技術力とデザイン力の結晶といえる1本です。

ディーゼルのジーンズ傑作選。定番のジョグジーンズから新作ジョグツイルまで

ウェア・コーデ

ディーゼルのジーンズ傑作選。定番のジョグジーンズから新作ジョグツイルまで

『ディーゼル』のジーンズはアメリカに心酔してきた大人たちの信頼を勝ち取ってきた。目利きである彼らの心をつかんで離さない魅力と、ブランドが誇る名作を掘り下げる。

菊地 亮

2021.01.25

デニムブランド14

『ジースター ロゥ』

『ジースター ロゥ』

ヒノヤ

ヒノヤ

お気に入り追加

1989年にオランダのアムステルダムで設立され、欧州のプレミアムジーンズを代表するブランドとして知られる『ジースターロゥ』。その代表作の1つが1996年に発表された世界初の立体裁断ジーンズ「エルウッド」でしょう。2000年に発表された『リーバイス レッド』で一躍有名になった立体裁断ですが、実はジーンズに取り入れたのはこちらのほうが先。雨宿りしていたバイカーがはいていたジーンズがインスピレーション源となったといわれており、膝部分を中心に25ものパーツで構成される構造は今見ても新鮮です。

独創性に満ちたジースターロゥのジーンズ。その魅力を徹底紹介!

ウェア・コーデ

独創性に満ちたジースターロゥのジーンズ。その魅力を徹底紹介!

ヨーロピアンジーンズブランドのなかでも、その技術力で一目置かれている『ジースター ロゥ』。それまでの概念を覆した、クリエイティビティに満ちたアイテムをご紹介。

牟田神 佑介

2021.02.03

デニムブランド15

『デンハム』

『デンハム』

ZOZOTOWN

ZOZOTOWN

お気に入り追加

『ジョー ケイスリー ヘイフォード』でパタンナーとして腕を磨いたジェイソン・デンハム氏が独立し、2008年にオランダで設立した『デンハム』。生地はもちろん縫製からパーツ類まで日本で仕上げることによる高品質さに加えて、同社がデニム好きを引きつけてやまないのがはいたときの美しさ。デンハム氏自身もパタンナーを務め、さらにイタリアの熟練パタンナーたちと共同で作り上げるシルエットは適宜立体裁断が用いられ、飽和状態の5ポケットジーンズに新しい息吹を与えたともいわれます。そしてブランドのデニム愛が伝わる試みが、一部の店舗で実施している無料のハンドウォッシュサービス。『デンハム』のジーンズを持ち込めば、スタッフがアムステルダム直輸入の桶や洗剤を使って店先で手洗いをしてくれるといううれしい施策です。長くはき続けるためのアドバイスも同時に行ってくれるため、お気に入りの1本に対する愛着が増すこと請け合いです。

デンハムのジーンズはどれも大人好み。通がうなるモデルを解説

ウェア・コーデ

デンハムのジーンズはどれも大人好み。通がうなるモデルを解説

ワーク色の強いジーンズにコンテンポラリーな魅力を加味した、日本でも人気の『デンハム』。世界のファッショニスタも注目するその魅力と主要モデルを徹底解剖します。

ai sato

2019.04.19

デニムブランド16

『アクネ ストゥディオズ』

『アクネ ストゥディオズ』

セレクトショップ Diva Closet

セレクトショップ Diva Closet

お気に入り追加

1996年にスウェーデンで創立したファッション広告のクリエイティブ集団が知人に向けてハンドメイドで作っていたジーンズが話題となり、現在は総合アパレルブランドへと成長した『アクネ ストゥディオズ』。スカンディナビアン・デザインらしいシンプルかつナチュラルで品の良いモノ作りを特徴としており、現在も生地の生産から縫製まで自社で手掛けていることで知られています。創業エピソードからもわかる通り、ブランドの代表作の1つがジーンズであり、レディースを得意としていることもあってか、ユニセックスにはけるクリーンな印象のアイテムが多いのも特徴。なかでも創業年が名前に冠された「1996 jean」は同社を象徴するスタンダードアイテム。ライトかつクリーンにフェードしたインディゴの色合いには絶妙に北欧感が溢れています。

デニムブランド17

『ヌーディージーンズ』

『ヌーディージーンズ』

ZOZOTOWN

ZOZOTOWN

お気に入り追加

誰もがきっとこのバックポケットの“N”ステッチを街で見たことがあるはず。それぐらい日本でスキニージーンズを流行らせたといえる存在が『ヌーディージーンズ』です。生産をイタリアで行うスウェーデンブランドとあって、デザイン重視のいわゆるセレブ系/プレミアムジーンズの一派かと思われがちですが、実は必ずしもさにあらず。使用している生地は色落ちに優れるカイハラ製のスペシャルオーダーで“ジーンズははき込むうちに第二の皮膚になる”というコンセプトが表すように、経年変化による色落ちも秀逸です。生涯無料のリペアサービスを実施するなど、はき込むことを念頭に置いたモノ作りとサービス提供を行っています。

大人の美脚デニム。ヌーディージーンズを代表する5つのモデルの合わせ方

ウェア・コーデ

大人の美脚デニム。ヌーディージーンズを代表する5つのモデルの合わせ方

ゆったりとしたジーンズが流行っていますが、やっぱり細身も持っていたい! であれば大人の気分にハマる程良く細身のシルエットの『ヌーディージーンズ』がイチ推しです。

CANADA

2020.03.30

デニムブランド18

『ヤコブコーエン』

『ヤコブコーエン』

ginlet(ジンレット)

ginlet(ジンレット)

お気に入り追加

デニムのトレンドが、日本製のヴィンテージレプリカから欧州のプレミアムジーンズブランドへと移り変わりつつあった2003年にデビューした『ヤコブコーエン』。その時代性を反映するかのように『ヤコブコーエン』のジーンズは「501」に範を取りつつも、イタリアらしいテーラードの技術で仕立てられているのが特徴です。スラックス的な立体縫製による美しいシルエットこそが同ブランドの持ち味であり、ジャケパンのスタイリングにおけるジーンズの活用を早く提唱したことでも知られています。また、余談ですが新品の『ヤコブコーエン』のジーンズは独特な良い香りを発しており、これは最後の色止め工程で使われるパチョリというハーブによるもの。五感に訴えかけるモノ作りをしているあたりも、イタリアの伊達男らしいではありませんか。

美脚ジーンズ。ヤコブコーエンで人気の5モデルをチェック!

ウェア・コーデ

美脚ジーンズ。ヤコブコーエンで人気の5モデルをチェック!

こだわり抜いたシルエットで美脚を実現する『ヤコブコーエン』。美脚の秘密から人気の定番モデル、そしておすすめコーデまでその魅力を余すことなくご紹介しましょう。

ai sato

2017.09.24

デニムブランド19

『レインストゥディオ』

『レインストゥディオ』

Ripostiglio

Ripostiglio

お気に入り追加

『エナジー』や『ミスシックスティ』などのイタリアンブランドのデザイナーを務めていた経歴を持つ2人のスタイリストが“自宅の居心地の良さをウェアで表現すること”をテーマに2007年に設立した『レインストゥディオ』。デザインや縫製、加工などはすべてイタリア国内で行われており、タイトなスキニーながらストレッチの効いたリラックス感のあるはき心地と、大胆に施された加工やスタッズ使いによるデザイン性が魅力です。イタリアのデニム産地として名高いペスカーラ地方にブランドの拠点を有しており、その生産背景を武器にハードに施された色落ちやダメージ加工もブランドの持ち味の1つでしょう。

デニムブランド20

『PT05』

『PT05』

ZOZOTOWN

ZOZOTOWN

お気に入り追加

読み方は“ピーティーゼロチンクエ”。イタリアのボトムス専業ブランド『PT01』のカジュアルパンツラインであり、“05”は5ポケットジーンズに由来するものなのだとか。イタリアブランドらしいシルエットの美しさもさることながら、ウォッシュやダメージを駆使した加工の多彩さも魅力の1つ。モデルによってはカラーボタンのアクセントが効いていたり、上のモデルもストレッチを効かせることで快適さにもアプローチを行っているなど機能性にも富んでいますが、総じてエレガントに仕上げられています。

PART3:高い技術力で独自の進化を遂げる「日本ブランド」

かつてアメリカから中古で輸入した旧式力織機を現在に至るまで現役で稼働させ続け、世界に誇るデニムの産地となった児島という生産背景を武器に、糸の構造や織りの本数、洗い方にいたるまで徹底的に研究が重ねられてきた日本のジーンズ。今では本家アメリカを超えた実力を有している、というよりも世界各国のハイクオリティなジーンズのほとんどは実は日本で作られているといっても過言ではありません。

デニムブランド21

『エドウイン』

『エドウイン』

REX ONE レックスワン

REX ONE レックスワン

お気に入り追加

今年でブランド設立60周年を迎える老舗『エドウイン』。日本のジーンズブランドの多くが児島の協力工場でモノ作りを行うのに対し、『エドウイン』は古くから自社工場を有し、ワンウォッシュやストーンウォッシュ加工をいち早く取り入れるなどオリジナルなモノ作りを実践してきました。そして『エドウイン』の開発力の高さが伝わる好例が、フラッグシップモデルである「503」。専用の液体アンモニアに生地を浸すことで繊維を膨らませるEKIAN加工を用いることで、しなやかで快適なはき心地と日本人好みの濃紺を両立させ、90年代におけるジャパンデニム最大のヒット作となったのです。そして現行の「503」はEKIAN加工の魅力を最大限に引き出すためにクラボウの特許技術を使った精紡交撚糸を経糸に使ったデニムを採用するなど、さらなる進化を遂げています。

海外でも高評価! エドウインの人気ジーンズ徹底解剖

ウェア・コーデ

海外でも高評価! エドウインの人気ジーンズ徹底解剖

今、世界的評価を受ける日本のジーンズ。その礎を築いたといえるブランドが『エドウイン』です。国産初のジーンズを作った老舗が誇る人気モデルの数々を紹介します。

岡田 太

2021.02.02

デニムブランド22

『ドゥニーム』

『ドゥニーム』

カジュアルショップJOE

カジュアルショップJOE

お気に入り追加

ヴィンテージレプリカのジーンズブランドが雨後の筍のように誕生した90年代の日本。その中で頭1つ抜けたモノ作りを実践していたのが、1988年にデニム界の巨匠として知られる林 芳亨氏が立ち上げた『ドゥニーム』です。ロープ染色やムラ糸、旧式力織機といった今ではお馴染みのワードは『ドゥニーム』のモノ作りとともにデニム好きの間に広まっていったといっても過言ではありません。そして単なる再現にとどまらず、ヴィンテージの「501」でありがちな股のモタつきを解消した美しいシルエットも『ドゥニーム』の魅力。特に林氏もお気に入りだった「66モデル」は90年代のアメカジ全盛のマストアイテムとしてだけでなく、2000年代以降はジャケパンスタイルにもフィットするアイテムとして現在まで人気を博しています。

色落ちに定評あり! ドゥニームのジーンズコレクション

ウェア・コーデ

色落ちに定評あり! ドゥニームのジーンズコレクション

1950~70年代の古き良きヴィンテージジーンズをモチーフとする『ドゥニーム』。ジャパンプライドが息付く逸品は、大人のワードローブにこそふさわしい存在です。

山崎 サトシ

2018.02.08

デニムブランド23

『リゾルト』

『リゾルト』

アット・OT&EmotionalMENS

アット・OT&EmotionalMENS

お気に入り追加

上記『ドゥニーム』から続く話ですが、創業者である林氏が2010年に新たに立ち上げたデニムブランドが『リゾルト』です。ヴィンテージレプリカブームが去った後の設立ながら、林氏らしいこだわりのモノ作りと美しいはき感は健在。しかも定番モデルである「710」は『リーバイス』の“66モデル”のシルエットや仕様をベースにしつつ、誰もが丈上げせずにはけるよう7種類のレングスをラインアップしています。そのため、ジーンズ本来の美しいシルエットを丈上げによって崩すことなくはくことが可能なんです。実はアメリカでは「501」も幅広いレングス展開で販売され、裾上げせずにはくのが本来の姿。単に製品の再現だけでなく実際のはかれ方にいたるまでリアルに再現してみせるあたり、林氏の本気ぶりがうかがえます。

MADE IN JAPANの実力派。リゾルトのジーンズ全型とその魅力

ウェア・コーデ

MADE IN JAPANの実力派。リゾルトのジーンズ全型とその魅力

2010年の設立以降、ジーンズを普段着にする大人たちを虜にし続けている『リゾルト』。4型のみのバリエーションにこだわった理由と、それぞれの特徴とは?

菊地 亮

2020.07.05

デニムブランド24

『レッドカード』

『レッドカード』

ARKnets

ARKnets

お気に入り追加

『エドウイン』で「503」の立ち上げにかかわり、『リーバイス』で「501」のモデルチェンジを手掛けるなど、世界的なデニムデザイナーとして知られる本澤裕治氏が2009年にスタートしたデニムブランドが『レッドカード』。国内の生産背景を生かした上質なデニム生地に立体的でリアルなヴィンテージ加工を強みとし、さらにはレディースも得意としていることもあって、伝統にとらわれない日本人の体型とトレンドにフィットした軽やかな仕立てを得意としています。定番モデル以外が欲しいけれど、欧州プレミアムジーンズのようにツヤっぽいモデルは気恥ずかしい……という人もいることでしょう。トレンドを適度に取り入れながら抑制の効いたデザインと絶妙な価格設定の『レッドカード』なら、そういったニーズにピタリとハマってくれるのです。

レッドカードのジーンズは、なぜおしゃれな大人に愛されるのか?

ウェア・コーデ

レッドカードのジーンズは、なぜおしゃれな大人に愛されるのか?

ファッションに詳しい人ほど支持しているジーンズブランドの『レッドカード』。その理由とともに、今シーズン買うべき逸品と着こなしのサンプルを解説します。

平 格彦

2020.03.26

デニムブランド25

『オアスロウ』

『オアスロウ』

iraka-イラカ-

iraka-イラカ-

お気に入り追加

独学でオリジナルジーンズを製作し、服飾学校を経て児島の老舗ジーンズ工場へと就職した仲津一郎氏が2005年に設立した『オアスロウ』。徹底して日本製にこだわり、企画からパターン製作まで行うだけでなく、サンプル製作はデザイナー自身が縫製するという職人肌なブランドとしても知られています。アトリエには買い集められたヴィンテージミシンが並び、6歳のときに出会った50~60年代のデニム生地の色落ちを求めてブランドを立ち上げたほどのヴィンテージ好きである仲津氏。しかし単にヴィンテージを精巧に再現するのではなく、現代を生きる大人の普段着としてマッチする絶妙な塩梅の仕上がりこそが『オアスロウ』の魅力です。

ヴィンテージ感がいい。オアスロウの定番&おすすめ10選

ウェア・コーデ

ヴィンテージ感がいい。オアスロウの定番&おすすめ10選

ヴィンテージを背景に、目の肥えた大人をうならせる圧巻のクオリティーで支持を集める『オアスロウ』。定番モデルを中心に、その魅力を解剖します。

山崎 サトシ

2019.04.11

デニムブランド26

『ヒステリックグラマー』

『ヒステリックグラマー』

ZOZOTOWN

ZOZOTOWN

お気に入り追加

1984年に北村信彦氏によって創設された『ヒステリックグラマー』。2021年に名作スネーク柄が『シュプリーム』とのコラボジャケットで復活し、90年代に大ヒットを記録した「キンキージーンズ」が再発されるなど、デニム界隈でなにかと話題に欠かないブランドでもあります。そしてアメリカンカジュアルに根差したリアルクローズをベースに60~70年代のロックカルチャーやポルノグラフィといったカルチャーをMIXするブランドだけあって、そのジーンズもロック精神が反映されたインパクトあるデザインが魅力。タイトなシルエットにダメージ加工やプリントが施されたジーンズは、コーディネートの主役を張れる1本です。グランジが流行りそうな昨今、“ヒス”のハードなデニムは1本確保しておいて損はないかもしれません。

ヒステリックグラマーのおすすめ15選。加工デニムからおすすめのウェアまで

ウェア・コーデ

ヒステリックグラマーのおすすめ15選。加工デニムからおすすめのウェアまで

設立から35年以上が経つ現在も、独自のスタンスを貫く『ヒステリックグラマー』。ブランドの顔であるデニムから注目の最新アイテムまで、余すところなくナビゲートします。

山崎 サトシ

2021.05.21

デニムブランド27

『クロ』

『クロ』

ZOZOTOWN

ZOZOTOWN

お気に入り追加

その名前通り日本人の瞳や髪の色である「黒」をテーマに掲げ、MADE IN JAPANを守り続けている『クロ』。2010年のブランド設立当初からそのデニムコレクションはファッション感度の高い人々からの支持が厚く、特にブラックジーンズの出来映えは秀逸です。紋付袴専門の染色工房に依頼して漆黒加工を施したオリジナルデニムを開発するなど、生地作りからこだわった1本を作り上げています。

世界が注目!新進気鋭の実力派デニムブランド、クロ

ウェア・コーデ

世界が注目!新進気鋭の実力派デニムブランド、クロ

日本の高い技術力を武器に高品質なアイテムを展開している『クロ』。ここでは、そんな実力派ブランド『クロ』の魅力と特徴を定番モデルと合わせて紹介していきます。

大中 志摩

2015.08.14

デニムブランド28

『ジョンブル』

『ジョンブル』

ZOZOTOWN

ZOZOTOWN

お気に入り追加

1952年に学生服メーカーのカネワ被服として創業した後に国産ジーンズの製造をスタートし、1967年に『ジョンブル』として立ち上がったのが同社の生い立ち。児島に有する自社の生産背景を使ったガッチリとしたセルビッジデニムのみならず、独自開発のストレッチデニムを積極的に使用したり、あえてライトオンスの生地を用いてモダンなデザインに仕上げたりと、デニムという素材を知り尽くしたモノづくりこそが『ジョンブル』の真骨頂です。自社工場に残るアーカイブやデッドストックを活用してリプロダクトする『リベアバイジョンブル』といった派生ラインもまた、注目を浴びています。

児島産の実力派。ジョンブルのジーンズならではの魅力を読み解く

ウェア・コーデ

児島産の実力派。ジョンブルのジーンズならではの魅力を読み解く

デニムの聖地として知られる児島のなかでも屈指の歴史を誇る老舗、『ジョンブル』。その歴史から物づくりへのこだわりまで、詳しく紐解きます。

那珂川廣太

2021.05.20

デニムブランド29

『フルカウント』

『フルカウント』

ZOZOTOWN

ZOZOTOWN

お気に入り追加

ヴィンテージレプリカブーム真っ盛りの1992年に創業した『フルカウント』。“家に帰っても寝るまで脱ぎたくないジーンズ”をテーマに掲げ、日本人のデイリーウェアとしてのモノ作りを行ってきました。そのモノ作りが最も伝わるエピソードが、他社に先駆けてオーガニックのジンバブエコットンを生地に使用したこと。ジンバブエコットンは繊維長が平均35mmを超える超長綿の一種であり、しなやかで毛羽が少なく伸縮性に優れたデニムに織り上がるのです。その着心地の良さは「なんだか『フルカウント』の生地は薄い気がする……」と勘繰りそうになるほど。もちろん定番の生地では13.7オンスとしっかり生地厚を確保しているのですが、ともすれば11~12オンスぐらいの生地と勘違いしそうなほどライトなはき心地を実現しているのです。

日本生まれ、日本育ち。フルカウントのデニムをはこう

ウェア・コーデ

日本生まれ、日本育ち。フルカウントのデニムをはこう

日本が誇る職人系ジーンズブランド『フルカウント』。屈強でヘビーなイメージをもつデニムを覆すファッション性をもちながら、ジーンズの歴史を重んじた作りに注目したい。

菊地 亮

2017.02.02

デニムブランド30

『カトー』

『カトー』

OntheEarth Store

OntheEarth Store

お気に入り追加

世界のファッション業界の最前線でデニムを中心に活躍してきたデザイナーの加藤 博氏が1999年に設立。多くのブランドが『リーバイス』の「501」に範を取る中、独自の世界観を作り上げているのが『カトー』です。その代表作である「3Dデニムパンツ」は、ウォッシュ加工を施した13.5オンスの生地を使用し、大きく湾曲したシルエットや膝裏のダーツによる立体裁断加工を特徴としています。体の動きにフィットした絶妙なはき心地はもちろん、サルエル風なシルエットも魅力です。

五感に響く!デニムが得意な日本ブランド、カトー

ウェア・コーデ

五感に響く!デニムが得意な日本ブランド、カトー

形、生地、 縫製、洗い、すべての要素が重り、着込むほどに持ち主と同化し変化する。そんなジーンズの本質を追究する『カトー』のモノ作りの秘密に迫る。

菊地 亮

2015.08.20

デニムブランド31

『ボンクラ』

『ボンクラ』

THE STORE by maidens

THE STORE by maidens

お気に入り追加

百貨店勤務を経て、モデルやヴィンテージディーラーとしても活躍する森島 久氏が2011年に立ち上げたジーンズブランド『ボンクラ』。その代表モデルである「XX」では「501XX」を模範としながら生地の毛羽立ち、Vステッチ、隠しリベット、山高ループなど、随所にヴィンテージディテールを正確に再現しています。原綿の配合からディレクションを行い、1日に10本分しか生産できない旧式力織機を使って織り上げられた生地は極上の色落ちとして評価が高く、全体の雰囲気もどこか男らしく豪快な面構えです。ヴィンテージレプリカのブームが去った後でも、なお本格派のデニムとして高い支持を得ています。

デニムブランド32

『マインデニム』

『マインデニム』

ARKnets

ARKnets

お気に入り追加

スタイリストの野口 強氏がディレクションを手掛け、岡山の自社工場で生産から加工まで行うMADE IN JAPANブランドの『マインデニム』。木村拓哉氏をはじめとしたデニム好きとして知られるファッションアイコン御用達のブランドでもあり、なかでもスリムストレートのシルエットの美しさは群を抜いています。Tシャツを使ったスタイリングの妙で知られる野口氏渾身の1本を味わい尽くすなら、同じく野口氏がディレクションを務める『スティーロー』のフォトプリントTシャツなどでコーディネートしたいところです。

デニムブランド33

『サムライジーンズ』

『サムライジーンズ』

アースマーケット

アースマーケット

お気に入り追加

ヴィンテージレプリカ全盛の1998年に大阪で創業した『サムライジーンズ』。多くのレプリカブランドが「501」と同様に13.5~14オンス前後のデニムを使用するなか、同ブランドでは15オンスから24オンスに及ぶ肉厚なデニムを多用するのが特徴でしょう。激しい縦落ちに加えて、刀耳セルビッチや鉄製松ノ木ボタン、銅製銭型リベット、諸行無常スレーキといった和のテイストを入れたアクの強いオリジナルディテールも90年代に誕生した関西のレプリカブランドらしいところ。思わずニヤリとさせられます。

一挙公開! サムライジーンズの魅力と定番&限定モデル

ウェア・コーデ

一挙公開! サムライジーンズの魅力と定番&限定モデル

国内のデニムブランドのなかでもトップレベルの人気を誇る『サムライジーンズ』。では、ヘビーオンスデニムを得意とする同ブランドの魅力と定番モデルを紹介していこう。

大中 志摩

2017.09.15

デニムブランド34

『桃太郎ジーンズ』

『桃太郎ジーンズ』

ジーンズ&カジュアル ロック

ジーンズ&カジュアル ロック

お気に入り追加

デニム=岡山=桃太郎=桃太郎ジーンズと、まさに児島が誇るご当地ブランド代表といえるのがこちら。その最大の特徴は“世界で最も濃い”とも称されるインディゴ染め。しかも単に濃いだけではなくロープ染色によって糸の芯には白を残しつつ、表面はほぼ黒に近い濃紺に染め上げて紡績されるため、はき込むほどに激しい経年変化を見せてくれます。また自社内に藍染め用設備を有しており、定期的に本藍を使った手染め・手織りのジーンズを発売するなど、染めにこだわった独自性豊かなモノ作りを行っているのも同ブランドの特色といえるでしょう。

デニムブランド35

『エヴィス』

『エヴィス』

PHAT and CO ファットアンドコー

PHAT and CO ファットアンドコー

お気に入り追加

国産レプリカジーンズブームの最初期から活躍する老舗ブランドであり、カモメマークのペンキステッチでお馴染みの『エヴィス』。ルーズでワイドなシルエットのジーンズをいち早く日本でも提唱したことでも知られており、JAY-Zをはじめとしたヒップホップミュージシャンに愛用されたことから海外で爆発的な人気を記録。現在もトラヴィス・スコットやリルウジといった大御所が愛用中です。その人気は日本にも波及し、90年代のストリートが『エヴィス』一色に染められたのは大人世代にとって懐かしい記憶ですが、'90sリバイバルやビッグシルエット&ヒップホップブームで、再び『エヴィス』が注目を浴びつつあります。

日本デニムを世界に広めた立役者、エヴィス ジーンズ

ウェア・コーデ

日本デニムを世界に広めた立役者、エヴィス ジーンズ

今シーズン高い人気を見せるデニム。この機会に、世界規模で最高品質と称される『エヴィス』ジーンズのデニムに注目してみてはいかだろう。魅力と共に定番モデルを紹介。

大中 志摩

2015.08.18

デニムブランド36

『ステュディオ・ダ・ルチザン』

『ステュディオ・ダ・ルチザン』

HEATH.INDUSTRIAL

HEATH.INDUSTRIAL

お気に入り追加

フランスで服飾を学び、70年代後半にアメ村で「マリジュアン」という伝説的なセレクトショップを営んでいた田垣繁晴氏が立ち上げた『ステュディオ・ダ・ルチザン』。レプリカブームの90年代よりも早く、1979年から旧式力織機によるセルビッジデニムを用いたジーンズ作りに取り組んでおり、いわば“501レプリカブランド”の元祖的存在でもあります。創業当初から児島に生産拠点を置いており、現在はジーンズ洗い加工大手の株式会社晃立(岡山県倉敷市児島)のグループ会社になったこともあり、裁断から縫製、加工にいたるまで一貫して自社工場で行うことができる数少ないジャパンブランドの1つとなっています。

職人気質なステュディオ・ダ・ルチザンのジーンズ

ウェア・コーデ

職人気質なステュディオ・ダ・ルチザンのジーンズ

“職人工房”の真髄が詰まった歴史的名品の数々を生み出している『ステュディオ・ダ・ルチザン』。30年以上変わらぬ意志とこだわりを見せる日本のジーンズブランドを紹介。

菊地 亮

2015.08.17

デニムブランド37

『ウエアハウス』

『ウエアハウス』

ZOZOTOWN

ZOZOTOWN

お気に入り追加

1995年の創業以来一貫して忠実なヴィンテージ古着の復刻にこだわり、糸1本からステッチの縫い目の本数、パーツごとの糸数にいたるまで正確に再現を行うことで知られる『ウエアハウス』。その再現ぶりは「色落ちしてしまえば、タグを見ない限りヴィンテージと判別がつかない」といわれるほど。徹底してリアルさにこだわるゆえに長らくユーズド加工をリリースしてこなかった同ブランドですが、2018年に満を持してリリースした加工モノが「2nd-Hand」、通称セコハンシリーズです。デザイナーの塩谷兄弟が所有するヴィンテージから色落ちをサンプリングし、レーザー加工とウォッシュ、天日干し、サンディングにブラストなど複数の加工を重ねた色落ちと風合いは、まさにヴィンテージそのもの。ゴールデンレングスの30インチでリリースしているのも、せっかくの裾の色落ちを丈上げしなくて済むように、という配慮なのです。

日本が世界に誇るジーンズブランド、ウエアハウス

ウェア・コーデ

日本が世界に誇るジーンズブランド、ウエアハウス

ジーンズは米国抜きには語れない。ただ、オリジンに勝るとも劣らない質を、国内の匠たちは示してきた。そんな世界から称賛される日本ブランド『ウエアハウス』を紹介。

菊地 亮

2015.08.12

デニムブランド38

『キャピタル』

『キャピタル』

Ripostiglio

Ripostiglio

お気に入り追加

もともと『ハリウッドランチマーケット』や『45rpm』『ヒステリックグラマー』といった名だたるブランドのOEMを行っていた岡山の工場が独立して立ち上げたのが『キャピタル』です。ヒッピーカルチャーやネイティブアメリカン、ミリタリーから和モノにいたるまで雑多にミックスアップした遊び心溢れるデザイン、そして複雑なパターンを自社工場による緻密な縫製で具現化する技術力の高さは『キャピタル』ならでは。そのなかでも秀逸なのが、自社の加工工場によってハードなリメイクやダメージ加工を行う「KOUNTRY」ライン。刺し子や襤褸(ぼろ)に影響を受けたコスト度外視ともいえるハードな加工はいずれも1点ものといえるほどに表情が異なり、担当した職人ごとにファンが存在するほど。

デニムブランド39

『キャントンオーバーオールズ』

『キャントンオーバーオールズ』

o-mureys

o-mureys

お気に入り追加

アメリカから輸入された中古ジーンズをはくのが当たり前だった1960年代前半に、ジーンズの輸入を手掛けていた大石貿易がアメリカの「キャントンミルズ社」からデニム生地を輸入してジーンズの製造販売を開始、63年に立ち上がったのが『キャントン』です。一説にはジーンズ国産第一号ともいわれるブランドであり、タロン社のジップやスコビル社のリベットをも輸入して使用するなどこだわり抜いた作りで人気を博しました。しかし、惜しくも1970年代に活動を休止。一時は表舞台から姿を消しましたが、2008年に日本産のデニムを使用して『キャントンオーバーオールズ』の名で復活を遂げました。新生『キャントン』では、当時のこだわりを継承したクラフトマンシップ溢れるモノ作りを続ける一方で『MHL.』、「1LDK」といったブランドやショップとのコラボレーションを行うなど、ファッション感度の高いクリエイターやデニム好きからも厚い支持を集めています。

デニムブランド40

『ビッグジョン』

『ビッグジョン』

j・x・t-style

j・x・t-style

お気に入り追加

そして『キャントン』と並んで国産第一号のジーンズブランドとうわさされる老舗が『ビッグジョン』。創業は同じく1963年で、アメリカのコーンミルズ社からデニム地の供給を受けて生産を開始しました。実は『キャントン』の西日本用の商品を製造していたのも『ビッグジョン』だったといわれています。いち早くヴィンテージ加工を取り入れたブランドでもあり、その後もヴィンテージ感を3Dパターンや日本人向けにシルエットを改良したモデルをリリースしたり、1973年には国産デニム地を採用した純国産ジーンズを発表したりと、積極的に技術開発を重ねて1970年代から80年代にかけてジーンズショップの定番品へと成長。近年は歴史ある生産背景を武器に『ロンハーマン』をはじめとしたセレクトショップとコラボするなど、デザイン面でもリフレッシュを遂げています。

ジーンズの老舗、ビッグジョンに関する必須知識

ウェア・コーデ

ジーンズの老舗、ビッグジョンに関する必須知識

今シーズン人気再燃のジーンズ。ナショナルブランドのなかでも屈指の存在が『ビッグジョン』です。知っておきたい知識と、押さえておきたい定番アイテムを一挙に紹介!

平 格彦

2015.08.04

デニムブランド41

『ハリウッドランチマーケット』

『ハリウッドランチマーケット』

WOODY HOUSE online

WOODY HOUSE online

お気に入り追加

1972年に千駄ヶ谷でオープンした老舗古着ショップにして、日本のアメカジを作ったといっても過言ではない名店のオリジナルブランドが『ハリウッドランチマーケット』。50年代のアイビー時代からアメリカを見続け、インディゴに特化したブランド『ブルーブルー』を率いるなど、とりわけデニムとアメリカに対する深い見識を持つ垂水ゲン氏のもとで作られるジーンズはまさにジャパニースズメリカンカジュアルのスタンダードと呼べるモデルばかりです。トラディショナルなスタイルはもちろん、入手困難なヴィンテージウェアやデッドストック素材、オリジナル生地などをMIXする『H.R.REMAKE』のように遊び心の効いたモデルまで、常に不変にして最新のアメリカンカジュアルを提唱し続けています。

デニムブランド42

『ジャパンブルージーンズ』

『ジャパンブルージーンズ』

ROCOCO attractive clothing

ROCOCO attractive clothing

お気に入り追加

母体となった児島のテキスタイルメーカーが海外展示会に生地見本として持ち込んだジーンズが話題となってヨーロッパで火がつき、日本に逆輸入されたブランドが『ジャパンブルージーンズ』です。そのため日本の高品質なデニム生地を用いつつ、スキニーやタイトシルエットといったヨーロッパ流のファッションコンシャスなシルエットを持ち味としています。また、一般的なジーンズ作りでは生産効率と伸び縮みするデニム生地の特性から“シュリンクトゥフィット” (直線で裁断し、洗って縮んだものをはくことで体の曲線に合わせる設計)が一般的。しかし同社では看板商品の「サークル」シリーズでウエスト部分のベルトを曲線に設定することで快適さを追求するなど、日本ブランドらしい細やかな気遣いのアイテムを提案し続けています。

ジーンズをおしゃれに着こなすための5大法則とコーデサンプル

ウェア・コーデ

ジーンズをおしゃれに着こなすための5大法則とコーデサンプル

タイムレスな日常着であるジーンズ。だからこそコーデ次第では周りに埋もれてしまうことも。今どき感を演出するための法則を押さえ、一歩先の装いを目指しましょう。

山崎 サトシ

2021.02.04

那珂川廣太

アメカジ&アメトラを中心にラギッドな視点で解説

那珂川廣太
バイク専門誌と男性向けライフスタイル誌で編集を約8年務めたのちに独立。ファッションはアメリカンカジュアルからトラッドまで幅広く執筆を行い、特にブーツやレザー、ジーンズ、古着など男臭いアイテムの知識が豊富。また乗り物やインテリア、フードまでライフスタイル全般にわたって「ラギッド」を切り口に執筆する。
この編集者の記事を見る

KEYWORD関連キーワード

PICK UP

編集部の注目

持つたび、溢れる高揚感。働くことを楽しめる土屋鞄製造所のバックパック&トート

働き方の変化に合わせてバッグを新調したい。とはいえ周囲を見渡しても似たり寄ったりなモノばかり。そこで輝きを放つのが『土屋鞄製造所』のバックパック&トートです。

SPONSORED by 土屋鞄製造所

続きを読む

大人には大人のスポーツMIX。都会的な雰囲気を纏うアウターに、名門ブランドで出会う

スポーツMIXコーデはトライしやすいからこそ、取り入れるアイテムが問われるもの。おすすめしたいのは、アーバンテイストを取り入れたアクティブなアウター類です。

SPONSORED by レノマオム

続きを読む

タフでスリムで街で映える。“勢いを増していく僕ら”には、こんなGショックがよく似合う

節目の35周年を経て以降も勢いは増すばかりの『Gショック』。今夏発売された「GA-2200」はその象徴だ。期待の新顔をファッション業界で今ノリに乗る2人はどう見るのか。

SPONSORED by カシオ計算機株式会社

続きを読む

計算されたオーバーサイズ。チャムスのスウェット、今年はひと味違うってよ

“ちょうど良い日常着”として、この時期欠かせないスウェット。よりトレンド感ある装いを目指すなら、今季アップデートされた『チャムス』の新作群をおすすめします。

SPONSORED by チャムス

続きを読む

異彩を放つ限定色も登場。なぜ土屋鞄製造所のコードバンシリーズはこんなにも魅力的なのか

半世紀以上にわたり上質な革製品を作り続けてきた『土屋鞄製造所』。そのモノ作りの真髄ともいえるコードバンシリーズを深掘りし、多くの人に愛される理由を探ります。

SPONSORED by 土屋鞄製造所

続きを読む

あなたの働き方にはどの1着? 4つのワークスタイル、それぞれの本命セットアップ

働き方の多様化が進む今、最適な仕事服は人によって千差万別。各々のワークスタイルに応じた理想のセットアップが、『エイチアイピー バイ ソリード』なら見つかります。

SPONSORED by タトラスインターナショナル

続きを読む

外遊びだけじゃもったいない! 毎日楽しめるスニーカーがキーンにはある

「ユニーク」などサンダルのイメージが強い『キーン』ですが、実は365日アツいのがスニーカー。アウトドアはもちろん街でも映え、シーンを問わず活躍してくれます。

SPONSORED by キーン

続きを読む

もっと見る

RELATED ARTICLES

あなたにおすすめの記事

ACCESS RANKING

アクセスランキング

ITEM RANKING

アイテムランキング

新機能

この記事を読んでいる方に
おすすめの記事をご紹介

RECOMMEND
ITEM LIST
TOP

カテゴリ

おすすめ記事