
リュックブランド傑作選。見た目も機能も兼備した人気アイテムを完全網羅
デイリーに愛用できるメンズリュックを徹底紹介。カジュアルなコーデはもちろん、きれいめな着こなしにもハマるリュックの選び方とおすすめのブランドをレクチャーします。
本コンテンツはTASCLAPが制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。
ブランドを知る前に。まずは理想的なリュックを探すための条件をチェック
使い勝手に優れたリュックは、ファッションとしてのルックスはもちろんですが、ギアとしての機能面にもこだわりたいアイテム。数あるバッグの種類の中でも、両手が自由になって行動の制限が少ないリュックは、アクティブなシーンでもタウンユースとしても使えます。以下で男のワードローブにふさわしいリュックを選ぶための条件をまとめてみました。
ちなみに……
デイパック・バックパックとの違いは? リュックの意味を理解しておこう
リュックの正式名称であるリュックサックは、ドイツ語で“背負う袋”の意味。本来の発音ではリュックザックですが、日本人には「リュック」に続く「ザ」は発音しにくいことからリュックサックとなり、略された結果リュックとなったといわれています。ちなみにデイパックとは、日帰りのハイキングなどに使うことを想定した、1日分の荷物が収納できる小型のリュックのことで、バックパックは英語でリュックと同じ意味。なおナップサックは、肩紐が口を絞る兼用になっている小型の袋状を日本では指しますが、英語ではこのような意味合いはないので注意を。
日常で使うリュック選び。ポイントは「収納力」「カラー」「ブランド」の3つ
両手が自由になるリュックを選ぶときは、1.収納力、2.カラー、3.ブランドの3点に注意して選ぶと良いでしょう。ここでご紹介するポイントをしっかり押さえて、あなたの相棒となるリュックを探してください!
ポイント1
収納力は使うシーンを考慮して
本記事では日常使いしやすいリュックをご紹介しますが、登山などを目的とした大容量の荷物を運べるリュックからデイリー使いに最適なデイパックまでさまざまな種類があり、収納力も大きく異なります。デイリーユースに最適なのは、ずばりデイパックと呼ばれるサイズのモノ。デイパックのおおよその容量は20リットル前後で、1日分の荷物を運ぶことができるため日常使いには十分な大きさといえます。やや大きめを選びたい場合も、30リットル程度のものに抑えておきましょう。それ以上大きいと、街中では周囲の人にぶつかってしまい邪魔になる恐れも。
ポイント2
カラーはタウンユースを想定して
最近はバッグブランドだけでなく、アウトドアブランドのリュックも機能性の高さから人気が高いですが、選ぶときに注意したいのがカラーです。アウトドアブランドのリュックは、その名の通りアウトドアに適したデザインを基本に作成されていることが多いため、蛍光カラーや鮮やかなカラーも多く展開されています。挿し色として取り入れるという手もありますが、街中での使用が前提であればベーシックなカラーのものを選ぶと良いでしょう。
ポイント3
ブランド選びも慎重に
出番の多いリュックは、確かな品質を約束するバッグブランドやアウトドアブランドのものを選ぶのがベター。バッグブランドはしっかりした縫製と使い勝手を日々研究しているためどのリュックも高水準の仕上がりですし、アウトドアブランドは厳しい自然の中でも壊れないタフなモノ作りに長けています。最近はこれら本格派ブランドとファッション性の高いファッションブランドとのコラボアイテムも増えているので、そういったアイテムは特に狙い目です。
おしゃれショップスタッフが着こなす!
バックパック・リュックの人気コーデランキング
※掲載の金額はデータ更新日時点のものです。
ニーズ別にチェック。大人におすすめのリュック傑作選
ひと口にリュックといっても千差万別。そこで、以下では3つのニーズ別に全39ものおすすめリュックをご紹介します。機能にこだわりたいのか、ビジネスでも活用できるシンプルデザインのリュックを探しているのか、もしくはオン・オフで兼用できる重宝モノをリサーチしているのか……。あなたのニーズに合わせてそれぞれのおすすめリュックをチェックしてください。さまざまなブランドのプロモーションに携わるなど、フリーPRとして幅広く活躍する田中さんのレビューコメントも、ぜひ参考に!
レビューしてくれたファッションのプロ
アメカジからモードまで、豊富な見識が冴える
フリーPR
田中 遥さん
日本を代表するセレクトショップのスタッフからキャリアをスタートさせ、長らくプレスとして活躍。2021年に独立し、国内ブランドのプロモーションに携わる傍ら、ファッション業界以外のプロジェクトにも参画する。Instagramで発信される着こなしにも注目度大!
掲載アイテムを比較!
リュックの人気ランキング
これから紹介する商品を、ひと足お先に人気順で披露。アイテム名をクリックすると記事内の掲載箇所に移動します。
▼ニーズ1:スペック重視派のあなたに。アウトドアシーンにも好適な機能派リュック
▼ニーズ2:ビズコーデやきれいめファッションに合わせるなら。シンプルデザインの上品リュック
▼ニーズ3:「バッグはお気に入りが1つあれば良い」という人へ。おすすめはオン・オフ兼用できるこの13点
▼ニーズ1:スペック重視派のあなたに。アウトドアシーンにも好適な機能派リュック
ブランド1
『グレゴリー』
1977年の誕生以来40年以上にわたって愛され続ける旗艦モデル「デイパック」。誕生当時のスタイルを継承するオールドスクールな見た目ですが、腰ベルトをベルトキーパーに収納可能だったり、内部に小物用のファスナーポケットが装備されていたりと、その機能性は現代生活にも違和感なくマッチします。シンプルさと実用性、どちらも両立したい人にうってつけ。
ブランド2
『アークテリクス』
アルピニストからビジネスマンまで幅広く愛される『アークテリクス』の傑作モデルがこの「アロー22 バックパック」。1999年に誕生し、現在も圧倒的な人気を誇っています。底面が斜めになった3D感あるシルエットが特徴的ですが、これは荷物を入れた時に重心が自然と上にくるようにするための工夫。人間工学に基づいたパッド入りショルダーストラップも快適な着用感をサポートします。メイン素材にはコーデュラナイロンが採用され、耐久性も抜群。センターにあしらった止水ジップは、デザインアクセントと実用性の両面を意識したディテールとなっています。
ブランド3
『ミステリーランチ』
ブランド独自の3ジップデザインが取り入れられた「クーリー25」は、ダイナミックに開閉できるため素早い荷物の出し入れが可能。その独特なジップ仕様はコーデのアクセントとしても有能です。さらに、素材には高強度な330デニールのロービックナイロンを使用。米軍の特殊部隊にも採用されるブランドだけあって、素材&ディテールともに隙のない作りです。
田中
リュックは、道具とはいえ今やファッション小物のひとつ。そのためトレンド偏重のアイテムも多いですが、このブランドから媚びた様子は微塵も感じられません。トップのY字構造は扱いやすく、折りたたみ傘やボトルをすんなり入れられるサイドポケットも便利。ただ、武骨な印象は否めませんからカジュアルな着こなしでの使用に限定したいですね。
ブランド4
『ザ・ノース・フェイス』
ビジネスシーンでも違和感のないスタイリッシュモデル「シャトルデイパック」。大人好みのシャープなルックスに加えて、コーデュラバリスティックナイロンを用いることで圧巻の強度も確保しています。成型バックパネル&立体的なショルダーハーネスによる快適な背負い心地も高評価。内部は15インチのラップトップをスムーズに収納できるコンパートメントを装備しています。
田中
アウトドアブランドではありますが、今やカジュアルセットアップに合わせても違和感のないモデルも豊富ですよね。「シャトルデイパック」はその好例。とはいえ、1,050デニールの高強度なナイロンを使っていたり、成型バックパネルなどで荷重を感じさせないような作りになっていたりと、秘めた能力に山ブランドの矜持が感じられます。
ブランド5
『カリマー』
表地に高密度ナイロンを使った人気型の「トリビュート20」は、ボディ6方向すべてにクッションパッドを配置しているのが特徴的。荷物をしっかりと守ってくれるため、デリケートな機器を持ち歩く人にはもってこいです。なお、表側の落ち着きある配色とは対照的に、内布は視認性を考慮した鮮やかなグリーンアップルカラーとなっています。
田中
やはり創業70年以上を誇る英国きっての老舗総合アウトドアブランドなので、機能面を見てもその歴史が伊達ではないことがわかります。しかもトップ部のファスナー構造は、電車内でバッグを前に持つ習慣のある日本人には格好の作り。サイドハンドルを活用すればブリーフケース風に使えるのも良いですね。
ブランド6
『マウンテンハードウェア』
登山はもとより、デイリーシーンでも使いやすい「フィールドデイ28Lバックパック」。素材に210デニールのリサイクルリップストップシェルを使うなど、サステナビリティに配慮したアイテムである点も高評価です。メイン収納室にラップトップスリーブ、サブ収納室にはオーガナイザーが配され、仕分け力に関しても随一。さらに、サイドのボトルポケットは縦長な作りとなっていて、背の高いウォーターボトルでもすっぽりと収納可能です。
ブランド7
『マムート』
「セオントランスポーター25」は、“クライム”と“ワーク”と名付けられた、2つの大型コンパートメントを搭載。前者はファスナーがフルオープン可能で、中には衣類やシューズといったクライミングジムで必要なアイテムをまるっと収納できます。一方、“ワーク”のコンパートメントは仕事に必要なドキュメントやラップトップを効率よく入れられる作りに。仕事用バッグとジムバッグを兼任できる万能選手は、アクティブな大人の良き相棒となること請け合い!
ブランド8
『パタゴニア』
大人気のアウトドアブランド『パタゴニア』はリュックも数多くラインアップ。このアイテムはクライミング用のリンクドパックから着想を得たデザインが独特です。トートバッグのように持つことができる一方、開口部が簡単に絞れて中身が落ちないようにアレンジも可能。大きなフロントポケットや、ノートパソコンが収納できるスリーブなども備え、申し分のない収納性です。その一方、マチは薄めでスタイリッシュな仕上がり。
ブランド9
『ワイルドシングス』
アメリカを代表するクライミングブランド『ワイルドシングス』のリュックです。コーデュラファブリックを採用しつつ、PUコーティングを施すことで、軽量性、耐久性、撥水性を兼備。両サイドにボトルホルダー、右サイドにはジップポケットを装備するなど、日常使いで重宝する収納性も備えています。ノートパソコンを収納するのに便利なクッション性のあるポケットも内蔵するなど、幅広い用途に対応。何より、シンプルなデザインがスタイリッシュでオールマイティに使えます!
ブランド10
『アンドワンダー』
セイルクロスでシェア世界NO.1を誇るディメンョンポリアント社が開発した機能素材・エックスパックを用いた逸品。同素材は表生地+X-PLY(ファイバー)+裏生地による3層構造となっており、耐水圧10,000mm以上というスペックを誇ります。その独特な格子状の組織も印象的で、スタイルアクセントとしても効果を発揮! この「エックスパック 20L デイパック」は携行に便利なポケッタブル仕様となっているのも魅力のひとつで、サブバッグとしても使い勝手良好です。重さはわずか360gですから、持ち運びはストレスフリー!
田中
山のフィールドで役立つものを、というポリシーがあるので利便性においては信頼できるブランド。とはいえ、設立時から街での使用も視野に入れたモノ作りをしている印象があるので、シャツやスラックスに合わせてもすんなり馴染むと思います。水に強いながら、格子柄がアクセントにもなるエックスパックを使っているところもミソですね。
ブランド11
『エルエルビーン』
本体内に自己収納できるパッカブル仕様がうれしい「ストアウェイ・デイ・パック」。普段使いに限らず、トラベルシーンのサブバッグとしても活躍してくれる存在です。気軽なパッカブルバッグとはいえども、丈夫さと撥水性を兼ね備えたリップストップナイロンを使っているためガシガシ使ってもOK。バックパネルは湿気を逃すメッシュ製となっており、長時間背負っていても蒸れ知らずです。
田中
僕がかつて働いていたセレクトショップがアメカジに強いところだったので、このブランドはもう顔馴染み。強キャンバスのトートバッグが有名ですが、ブランド最軽量のリュックも隠れた名品です。リップストップナイロンの強靭さは言わずもがな、見た目以上に容量が頼もしく、軽めのアウターなどもフロントポケットにすんなり入れられます。
ブランド12
『コールマン』
2泊3日分の荷物を詰め込める大容量が心強い「ウォーカー33」は、ブランド屈指の売れ筋アイテム。仕分けが便利な2気室構造に、雨に強い撥水ポリエステル、着用時の安定性を高めるチェストストラップなど、全方位的な気配りは老舗アウトドアブランドならではです。それでいて価格は税込みでアンダー9,000円と、コストパフォーマンスは最強クラス!
ブランド13
『アウトドアプロダクツ』
流行り廃りのない完成されたルックスで、老若男女問わず愛されるデイパック界のマスターピース「452U」。必要最低限のパーツ&縫製のみで作られたバッグですが、コーデュラナイロンで仕立てられているため耐久性は折り紙付きです。鮮やかな色からブラック・ネイビーといった定番カラーまで、豊富に展開されるバリエーションも魅力的!
田中
豊富なカラバリにばかり目がいきそうですが、個人的には日常使いに適したシンプルな構造が最大のポイントだと思います。アメリカ五大財閥のひとつであり、世界初の人工繊維・レーヨンを生み出したデュポン社謹製のナイロンを使用。通常のナイロンの3倍ほど優れた耐摩耗性や引き裂き強度は決して無視できません。
ブランド14
『ジャンスポーツ』
ブランド屈指のヒットモデル「ビッグキャンパス」は、あらゆる着こなしとマッチするそのクラシカルなデザインが最大の特徴。加えて、低圧縮・高品質のEVAフォームを使ったショルダーストラップによりノンストレスな着用感を叶えています。使い勝手に関してもかなり優秀で、サイドポケットにオーガナイザー、さらにはPCスリーブと“使える”仕様が盛りだくさん!
田中
バックパックの代名詞的ブランドといわれますが、それにもやはり所以はあります。ビッグリュックはものが入る半面、それを支えるには相応の構造が必要なですよね。こちらは収納力抜群ですが、人間工学に基づいたSカーブショルダーストラップが持ったときの負担を分散してくれます。アクティブに動きたい日に背負いたいリュックですね。
ブランド15
『イーストパック』
ブランド設立当初からリリースされている名作「パデッドパッカー」。いたってシンプルなリュックながら、細部まで徹底注力して製作されています。バッグの裏側に特殊コーティングを施して高い撥水性を持たせているほか、ストラップには滑り止め加工を施しフィット感をアップ。さらにはファスナー部分のコードにリフレクター素材を織り込むことで、夜間の視認性も担保しています。トレンドに左右されないデザインと、コンフォートな機能を両取りした逸品はマストハブ!
田中
『イーストパック』の頼り甲斐は誰もが知るところでしょう。なにせ米軍向けリュックを作っていたノウハウを背景にしていますからね。そしてその代表作がこちら。防弾チョッキなどにも使われる強力なナイロンで仕上げられ、ショルダーストラップに仕込まれたパッドは使うほどに体へと馴染みます。
ブランド16
『スノーピーク』
ハイスペックなプロダクトを展開する大人気のアウトドアブランド『スノーピーク』。そのアパレルラインも機能美溢れるデザインが魅力で、このリュックもシンプルな面持ちながらユースフルです。メインコンパートメントのジップが斜めに配置され、開きやすくて中身がすぐに確認可能。背面の片側からもアクセスできるため、簡単にノートPCや小物類が取り出しできます。両サイドのポケットや着脱式のチェストハーネスなど、細部まで考え抜かれた作りも見事です。
ブランド17
『チャムス』
ブランドのロングセラーとして長年君臨し続けている「スプリングデール」。容量はやや大きめの30Lで、ちょっとした小旅行にも使えます。頑強な210デニールのダブルリップナイロンをメイン素材に使用し、エアメッシュ×EVAフォームの背面によって快適性も担保。さらに、ウエストベルトは取り外してポーチとして単体で着用できます。底面にレインカバーを標準装備していますから、急な雨でも安心!
▼ニーズ2:ビズコーデやきれいめファッションに合わせるなら。シンプルデザインの上品リュック
ブランド18
『トゥミ』
『トゥミ』の看板シリーズ「アルファ3」より登場のバックパック。お得意のFXTバリスティックナイロンを使った非常にタフなバッグですが、すらっとしたスリムシルエットでビズコーデにもすんなりと適応。PC専用スリーブを筆頭に、収納スペースが大充実なのもありがたい限りです。
田中
ナイロンだとどうしてもカジュアルになりがちですが、『トゥミ』のアイテムにはそれが当てはまりません。機能面の追及からくる無駄のないディテールやデザインに加え、随所に好印象と端正さを匂わせる上質なレザーを取り入れている点も理由として挙げられますね。
ブランド19
『ペッレ モルビダ』
高機能生地のディクロス ソロを採用した「ハイドロフォイル」シリーズのバックパック。通常のポリエステルとは異なるPTT繊維のソロテックスを原糸として使用し、ハイレベルな耐久性、撥水性、形態安定性を実現しています。さらに、裏地には消臭抗菌効果のあるバイオライナーも起用。無駄な要素をそぎ落としたスマートな風貌が、スタイリッシュな大人にぴったりです。
田中
言わずと知れた国内最高峰のバッグブランド。こちらで使っているソロテックスは、アウトドアギアやスポーツウェアなどでも使用されるほどに頼もしい素材です。ただ、推しどころは機能面ではなく、むしろ上質感漂う見た目。ジャパンメイドでありながらも、どこかヨーロッパ的な優雅さこそ本作の強みといえますね。
ブランド20
『フェリージ』
現代の生活様式に合わせて軽量&コンパクトに設計された「スマートライン」シリーズのバックパック。ビジネス用途にもすんなり馴染む小ぶりな薄マチ仕様は、着用時のフィット感向上に一役買っています。もちろん、ブランドらしい微光沢ナイロン×バケッタレザーの上品なルックスは健在。内部にはクッションライナーを搭載していて、PCやタブレットの持ち運びも安心です。
田中
小ぶりでかわいらしいスクエア型のリュックですが、さりげなく品を醸すあたりはさすがイタリアブランド。それもこれも、象徴的素材である独自のナイロン生地のたまものです。キメ細かく滑らかで上品なその光沢は、まるでシルクのよう。ドレスシーンに招き入れても遜色ない存在感を漂わせていますよね。
ブランド21
『アニアリ』
大人のバックパックとはまさしくこういうこと、という好例。キメ細やかで弾力のある高級ステアレザーを贅沢に使用しており、ラグジュアリーな雰囲気を漂わせます。アンティークレザーのような深みのある色合いは、4回にもわたるオイルド加工と職人の手作業によるムラ染めによって描き出されたもの。また、仕分けやすい2気室構造を取り入れて実用面にもきちんとアプローチしています。
田中
とにかく革の質感が一級品。使い込んだような風情はアンティーク雑貨や小物のように実に味わい深く、ほんのり浮き上がったシボ感に品を感じさせますね。しかも、オイルを染み込ませたことでその雰囲気はよりグレードアップした感があります。水に強さを発揮するのもうれしい利点で、大人が持ちたいリュックの最右翼といえるでしょう。
ブランド22
『エース』
こちらの「ガジェダブルLP」は、骨盤の動きに連動して腰部の3Dモーションパッドが稼働する“ランバームービングシステム”を搭載。肩や腰への負担を和らげると同時に、リュックの揺れによる服との摩擦や背中の蒸れを緩和してくれます。そして表地には光沢感の美しいナイロンをピックアップ。フッ素樹脂加工を施した撥水仕様なので、ちょっとした雨ぐらいなら苦になりません。
ブランド23
『アンクール』
こちらの「トロ2」で使用されているポリエステル生地は、スーツやジャケットにも使われる上質な風合いのもの。特殊加工を施して、マットなルックスに仕上げているのもポイントです。撥水性や耐久性・形状記憶性などスペック面にも秀でていますから、タフなビジネスユースにも対応してくれます。内部にはB4サイズの書類を収納できるほか、PCスリーブも装備。大小合わせて6つのポケットを擁するため、小物類の仕分けもラクラクです。
ブランド24
『フェールラーベン』
北欧・スウェーデン生まれのバッグブランドらしい、洗練のシルエットが目を引く「ウルボ23」。ボディにはブランド独自のバーグシェルという素材が使われていて、高い防水性・耐久性を誇っています。内部には15インチ対応のラップホルダーが付くほか、ペンホルダーも装備しており仕事使いにはぴったり! 両サイドにはストレッチ性の高いオープンポケットを配しています。
ブランド25
『モレスキン』
天候が悪い日には持つのが少し心配になるレザーリュック。しかし、このモデルは撥水性を強化するスコッチガード加工で仕上げられているため一般的な皮革よりも水に強く、多少濡れたくらいではシミになりません。レザーの持つ高級感を最大限に生かしたストイックなデザインも好印象で、着こなしを格上げしてくれること間違いなし!
田中
やはりダイアリーなどのノートブックが有名ですが、こちらのリュックも納得の出来映え。ソフトレザーは触り心地も上々で、リュックらしからぬ落ち着いた佇まいとなっています。底面に異なる素材を配置することで型崩れを抑え自立も可能。PCスリーブに加え、ノートブック専用ポケットが付いているのもユニークですね。
ブランド26
『エフシーイー』
コンテンポラリーなデザインをベースにした高機能で高品質なウェアとバッグを提案している『F/CE.(エフシーイー)』。各国のカルチャーから着想を得たデザインも特徴ですが、こちらはオーセンティックラインのアイテムで、いたってシンプルな佇まいです。特にこのスクエアパックは、ビジネスシーンでも使いやすいスタイリッシュなルックス。全体にパッドを入れて自立できるように設計しているため、外出先でも置き場に困りません。また、フロント上部のポケットはサコッシュとして取り出し可能。社内でガジェット類だけを持ち歩きたい場合にも重宝します。
ブランド27
『マスターピース』
メインの生地は、先端テクノロジーから生まれた世界最高レベルの超強力ナイロン織物、鎧布。さらにコーデュラ バリスティックナイロンも使用し、圧倒的な耐久性、耐摩耗性、引き裂き強度を実現しています。また、光沢あるファスナー、エクセラをフロントのアクセントとして活用した以外は、できるかぎりメタルパーツを避けて軽量化。有害な物質を使わずなめしたエコヌメカウレザーや、再帰反射機能のあるネームタグを使用するなど、細部までこだわった作りです。
ブランド28
『マイケルコース』
昨今のファッションシーンをけん引するブランドに数えられるNY発の『マイケルコース』。手堅く洗練されたウェア類を多数展開していますが、その魅力は脇を固める小物にもいえます。異なる質感の牛革を組み合わせた作りは、オリジナリティがありつつも上品な趣に。オールブラックのシックなデザインで、ビズシーンにもしっかりフィットします。
田中
滑らかなレザーを主軸としながら、ファスナー部分にシボ感のあるレザーをさらりと加える。その姿はこのうえなくモダンでラグジュアリー。さすが『マイケルコース』と思わせるエレガントさですね。しかも、心強い容量とビジネス使用を視野に入れた小分けポケットも気が利いています。
ブランド29
『バッハ』
医者用のバッグから触発された「ドクタートラックマン25」は、がま口のようにガバっと大きく開口部をオープンできる作り。そのため、中の荷物をイージーに取り出せます。上部に付くハンドルは取り外し可能なうえ、別色のハンドルが2つ付属するので気分に応じて付け替えてもOK。本体には破れにくいコーデュラファブリックを使っているので、強度も十分です。内部のラップトップスリーブは16インチPCを収納可。
▼ニーズ3:「バッグはお気に入りが1つあれば良い」という人へ。おすすめはオン・オフ兼用できるこの13点
ブランド30
『ポーター』
新シリーズの「ポーター インタラクティブ」よりリリースされた1品。表地のポリエステルオックスは表面に撥水加工、裏面にTPU加工を施して機能性を向上させており、軽量生地ながらとてもタフ。汚れが付着しにくいフッ素樹脂加工ナイロンを裏地にチョイスするあたりもさすがは『ポーター』といったところです。ポケットは内外合わせて10個搭載しており、仕分けは非常にイージー!
田中
日本バッグ界の第一人者である『ポーター』はもはや説明不要ですよね。ケミカルビジネスシリーズは、仕事の場において無類の使いやすさを発揮します。あえて内部に配置されたボトルポケットなどは良い例。傘やボトルが外側から見えてしまうとバツが悪いですからね。機能的でミニマルなルックスなのでカジュアルでも大いに活躍してくれますよ。
ブランド31
『ブリーフィング』
ミルスペックに準拠したバッグを送り出す『ブリーフィング』らしく、こちらの「SQ パック」も質実剛健さを追求した作りとなっています。ボディはハイレベルな耐摩耗性を有するバリスティックナイロンで、各所のパーツも極めて強靭。そしてなによりMADE IN USAという出自が品質を物語っています。軍モノ級のスペックとはいえデザインはあくまでもベーシック志向で、汎用性も秀逸。
田中
ミルスペックを念頭にしたバッグ作り、と聞くだけで男には刺さりますよね(笑)。強靭なナイロン素材や各所のディテールからして男らしい雰囲気を感じさせますが、アメカジからトラッド、モードまで幅広い着こなしにハマるシンプル顔。2層にしたメインコンパートメントや着脱式キーホルダーといった仕様も惹かれます。
ブランド32
『インケース』
「シティコミューター パック」という名の通り、カジュアルスタイルだけでなく通勤用の鞄としても有能。15インチまでのMacBook Proが入るメインコンパートメントと、A4書類が収まるサブコンパートメントとの2層構造で、荷物をすっきり収納できます。エクスパンション機能を有しているのも大きな特筆点で、なんと最大35%の容量アップが可能!
田中
ラップトップ用コンパートメントに360°パッドが入っていることからも、PCファーストなバッグであることがわかります。インポケットのサイズ感はモバイルデバイスやガジェットの収納にちょうどよく、裏地はフリース素材なのも好印象。容量によって厚みを変えられる作りもうれしいですね。
ブランド33
『コートエシエル』
昨今トレンドの薄手フォルムとなった「ライン ニュー フラット バックパック」ですが、パッド付きPCスペースや小物用ポケットといった必要機能はきちんとフォロー。ファスナーを覆い隠すことにより、モダンなイメージを底上げしているのもカギです。表地には丈夫なだけでなく環境にもやさしいリサイクルマテリアル、エコヤーンを抜擢。地球の未来を考えたバッグでもあるんです。
田中
生地の耐久性が高く撥水性もある。そのうえラップトップ用のパッド入りの仕切りにサイズの異なる内ポケなど、オン・オフ問わず普段の生活に役立つ意匠が盛りだくさん。無駄をそぎ落とした姿からはどこかモードな香りを感じさせるので、さりげなく個性を出したい人でも存分に楽しめるのではないでしょうか。
ブランド34
『ディスパッチ』
2014年に日本上陸を果たしたサンフランシスコの雄が放つ「ブックパック」。ミリタリーを根底に置くブランドだけあって、バリスティックナイロンやミルスペックパーツを駆使してとことん頑強に仕立てられています。ドイツ・フィドロック社製のマグネットホックによってスムーズに開閉できるのもGOOD。合理性を徹底追求したバッグは、こだわり派の大人に刺さること請け合いです。
田中
ショルダーストラップの作りしかり、アウトポケットのパイピングしかり、随所に軍テイストが香る男らしさに惚れますね。バリスティックナイロンで覆い、堅牢さをとことん追求しているあたりもフィールドを選ばず使えそう。それでいて横から見ると意外なほどにスマート。そのギャップもオン・オフ兼用で使える要因ですね。
ブランド35
『スタンダードサプライ』
本質を見極めたベーシックなデザインこそブランドの真骨頂。端的に表しているのはアイコン的モデルで知られる「シンプリシティ」です。60/40クロスの丈夫なボディやジェンダーレスに使用できるサイズ感は長い付き合いを予感させ、野球のグローブでも使われるレザーをハンドル部に使うなど細部にこだわった作りも魅力です。
田中
オーソドックスなデイパック型はカジュアルさが先行しがちですが、黒やダークネイビーなど選ぶ色によっては使用シーンに幅が生まれます。各所にカウレザーを使い、ファスナーはYKKの高級ラインであるエクセラ。60/40クロスで屈強さを保ちながらさりげなく品も感じさせますから、結果、オン・オフはこれひとつで十分というわけです。
ブランド36
『エアー』
3WAYスタイルで着用できる利便性の高さが自慢の「フライトパック2」。ショルダーやブリーフとして持つときには、バックパック用ストラップを中にしまっておけるので邪魔になりません。さらに、メイン&フロントのコンパートメントに付くファスナーはロック可能となっていて、安全性に関しても頭1つ抜けています。表地は引き裂き強度に長けた1,680デニールのコーデュラバリスティックナイロン。
田中
なんといっても、バックパック、ショルダーバッグ、ブリーフケースと3WAYで活用できるのがツボ。容量も心強いので短期出張やショートトリップにもうってつけです。このルックスですから、パーカーでもシャツでもジャケットでもすんなり収まる。用途によって使い分けられるポケットのバリエーションも助かりますよね。
ブランド37
『サムソナイトレッド』
写真の「バイアス エリート バックパックEXP」は、斜めに配された黒ニッケル仕上げのファスナーがアイキャッチ。シャイニーな撥水ナイロンとも相まって、ワントーンでありながらも洒脱な顔立ちです。機能面も魅力満載で、奥行きを3cm拡張できるエクスパンション機能や着脱式チェストベルトをはじめ、気の利いたディテールが各所に用意されています。
田中
目を引くのは斜めに入れたファスナー。実用性重視でいくブランドが多いなか、程良い遊び心が違いを生みます。とはいえ、革新的テクノロジーでトラベルアイテムシーンをリードしてきた『サムソナイト』ですから、撥水ナイロンを使っていたりエキスパンダブル機能を付けていたりと機能面は本気。その硬軟織り交ぜた作りはさすがですね。
ブランド38
『アッソブ』
「ウォータープルーフ コーデュラ 305デニール デイパック」というモデルネームも示していますが、要は水に強いうえ、摩擦・引き裂き・すり切れ等にも強いということ。特に水に関しては、耐水圧20,000mm以上を誇っており、万が一ゲリラ豪雨に見舞われても問題ナシ。大切な書類やPCなどの精密機器をしっかりと保護してくれます。
ブランド39
『ベルーフ バッゲージ』
リュックとしても手持ちバッグとしてもOKな「アーバンコミューター 2WAY バックパック」。高密度のコーデュラポリエステルによるシックな見栄えで、スーツやジャケパンに合わせてもしっくりきます。体に沿ってカーブを描く立体的ショルダーストラップや衝撃吸収性の高い2枚の背面パッドによる、心地良い着用感も美点。これぞ、才色兼備の模範解答といえるでしょう。
ブランド40
『ファーロ』
他のレザーバックパックとは一線を画する雰囲気を纏っているこちらは『ファーロ』のもの。国産の牛革にクロームとベジタブルの混合なめしを施すことで独特のしなやかさと軽やかさを獲得。さらに、防水剤を組織の奥まで浸透させることで、レザーバッグ唯一の懸念点である水への対処も万全です。上部にスマホやイヤホンが入れられるポケットを配置しているので、前持ちの状態からでも小物類の出し入れがしやすく、使いやすさにも優れています。
田中
無駄のないコンパクト設計はミニマリストな現代人には最適。さらに特筆すべきは素材です。しなやかで軽い国産ステアを採用した上品な表情ですが、防水剤を組織の奥まで浸透させたことで水や傷を寄せ付けないレザーになっているんです。これには驚きましたね。
ブランド41
『スーリー』
1942年にスウェーデンで創業した老舗ブランド『スーリー』の30Lバックパックがお目見え。大容量でありながら、小物や貴重品などを小分けにして収納できる機能性も抜群です。なお、サイドポケットにはスキミング防止機能が施されているので、クレジットカードの不正なデータ読み取りをブロックすることができます。
ブランド42
『ノーティブ カンテラ』
ぱっと見はミニマルなデイパックとなっている「エレディア2」ですが、実は3レイヤーの高性能なナイロンファブリックを採用。アウトドアリュックさながらのハイレベルな防水性を誇っており、悪天候であっても気にせず着用できます。上質感あるリアルレザーハンドルや、ドイツ・フィドロック社製のマグネットパーツなど、各所のディテールもこだわり満載!
この記事の掲載アイテム一覧(全42商品)
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『グレゴリー』 デイパック
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『アークテリクス』 Arro 22 バックパック
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『ミステリーランチ』 クーリー25
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『ザ・ノース・フェイス』 シャトルデイパック
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『カリマー』 トリビュート20
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『マウンテンハードウェア』 フィールドデイ28Lバックパック
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『マムート』 セオントランスポーター25
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『パタゴニア』 フィールドスミス リンクド パック
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『ワイルドシングス』 コーデュラ ファブリック ベーシックバックパック
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『アンドワンダー』 エックスパック 20L デイパック
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『エルエルビーン』 ストアウェイ・デイ・パック
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『コールマン』 ウォーカー33
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『アウトドアプロダクツ』 452U
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『ジャンスポーツ』 ビッグキャンパス
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『イーストパック』 パデッドパッカー
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『スノーピーク』 エブリディ ユーズ バックパック
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『チャムス』 スプリングデール
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『トゥミ』 アルファ3 スリム バックパック
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『ペッレ モルビダ』 ハイドロフォイル バックパック
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『フェリージ』 リュックサック 20/55/1/DS+A
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『アニアリ』 バックパック
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『エース』 ガジェダブルLP
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『アンクール』 トロ2
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田中
'90年代に一世を風靡し、王道リュックの地位を確立していますよね。その信頼は今も揺るぎません。それ以上に感じるのは機能の気の利きよう。小分けポケットをメッシュにして中を見やすくしたりウエストベルトを収納可能にしたりと、“わかってる!”と思わせる仕掛けは長年リュックを作り続ける老舗のなせる技です。