
人気ブランドのトートバッグ43。選び方の基本からテイスト別のおすすめまで網羅
リュックと比べて大人っぽく持てるトートバッグ。新たに買うなら何をポイントに選ぶべきかを解説しつつ、カジュアル派ときれいめ派の着こなし別におすすめをご紹介します。
あなたのワードローブに、“使える”トートバッグはありますか?
ウェア同様に、バッグもワードローブの一部。真剣に選ぶなら、ファッション的なルックスに加えて、ギアとしての使い勝手もこだわりたいところです。アクティブさを重視するならリュックやショルダーバッグも選択肢に挙がりますが、大人っぽいデザインを求めるならトートバッグが有力候補でしょう。
トートバッグの素材は、厚手のキャンバス生地からナイロン生地、レザー生地などさまざまなモノが存在します。形状がシンプルな分、素材に留意することでカジュアルなコーデからきれいめスタイル、ビジネスシーンまで似合うアイテムを見つけ出すことが可能です。ただ、ラインアップが豊富であることはうれしい半面、選び抜くのが難しいと感じる要因にもなりかねません。大人の男性のワードローブにふさわしい、トートバッグの選び方についてまとめてみました。
トートバッグを選ぶときは「形状」「素材感」「収納力」「ハンドル」を確認すべし
トートバッグもバッグである以上、デザインはもちろん、当たり前ですが荷物を入れて持ち運ぶこともしっかり考慮して選ぶべきでしょう。以下、4つのポイントに分けてそれぞれのチェックポイントを探っていきます。
トートバッグ選びのポイント1
“縦か横か”だけでも大きく異なる、トートバッグの形状
トートバッグの印象を決める大きな要素のひとつに、“形状”があります。例えば正方形~縦型のすっきりしたデザインならきれいめスタイルやビジカジ向き、『エルエルビーン』の「ボート・アンド・トート・バッグ」のような横型シルエットならカジュアル向きというように、縦か横かだけでもテイストは一変。もちろん素材によっては該当しないパターンもありますが、これを覚えておくだけでもワードローブにマッチするトートバッグが見えてくるはずです。
トートバッグ選びのポイント2
見た目にも機能性にも直結する、素材感
形状同様、トートバッグのイメージを大きく左右するのが素材です。キャンバス地やナイロン地、フェイクレザーから本革まで多くの種類が存在するので、取り入れる際の着こなしをイメージして選ぶと良いでしょう。ジーンズにシャツ、スニーカーのようなカジュアルな着こなしに合わせるなら、キャンバス地のトートがおすすめ。ナイロン生地もカジュアルなスタイリングとの相性は良好です。きれいめのコーデに合わせるならば、レザーまたはフェイクレザーのトートバッグを選びましょう。また、冬場はツイードやスエードなどの起毛素材、夏場はリネンなどの涼感ある素材ならば、季節感も演出可能ですよ。
トートバッグ選びのポイント3
毎日使うモノだから、ギアとしての収納力も意識したい
収納したい量は人によって異なりますが、サイズ選びに迷ったらA4サイズが収納できるかどうかを目安にしましょう。これくらいの収納力があれば財布やスマホのほか、資料などの持ち運びも問題なし。また、同時に確認したいのが内外のポケットの有無です。持ち物が少ない人はあまり気にしなくても問題ありませんが、パスケースや鍵など小物が多いならばバッグだと中で散らばってしまうのを防ぐためにも小分けのポケットがあるモデルを選ぶべきでしょう。内ポケットひとつあるだけで使い勝手が向上するので、バッグ内側のディテールもチェックを欠かさずに。なお、トートバッグにポケットは不要! という骨太な方は、小物用にポーチを併用するのもおすすめですよ。
トートバッグ選びのポイント4
持ちやすさにを取るか、バランスを取るか。好みが分かれるハンドルの長さ
トートバッグを使用するときは、手に持つだけでなく、ハンドルを肩に掛けて使用するシーンも多々あることでしょう。そんなときに重要になってくるのが、持ち手のハンドルの長さ。人によって腕回りの太さや体型、そして服装によって異なるので一概にはいえませんが、肩に掛けて持ちたい場合は50cm以上あると良いでしょう。
ただ、バッグ本体のサイズによっては、あまりハンドルが長過ぎると見た目のバランスが悪い……という声も。実際に手に提げて、着こなしに合わせてみるのも肝要です。
カジュアルorきれいめで厳選。トートバッグの人気ブランドとおすすめモデル
バッグ専業ブランドはもちろん、多くのファッション・アウトドアブランドが展開するトートバッグ。カジュアル、きれいめ、それぞれのファッションテイストに合うブランドはどこなのか、それぞれの人気モデルとともにピックアップしました。誰もが知る定番ブランドから、ファッション性の高い旬のブランドまでバリエーション豊かに揃っています。バッグ好きスタイリストの川田さんによる商品レビューも要チェックですよ!
レビューしてくれたファッションのプロ
定番系からハイブランドまで所有する無類のバッグ好き
スタイリスト
川田 真梨子さん
雑誌やブランドのカタログ、俳優・タレントのスタイリングなど、さまざまなフィールドで活躍する敏腕スタイリスト。メンズのドレスからカジュアル、さらにはレディース、キッズ、和装と守備範囲が広く、女性ならではの視点を生かしたリアルな着こなし提案に定評がある。
▼Part1:カジュアルなファッションに合うトートバッグのおすすめブランド&アイテム20
カジュアルファッションに合うおすすめブランドと、そのトートバッグをご紹介。厚手のキャンバス地やコットン、タフなナイロン素材のタイプを中心にセレクトしました。
アイテム1
『エルエルビーン』ボート・アンド・トート・バッグ
氷を運搬するためのバッグとして1944年に誕生して以来、今なお愛され続ける不動のマスターピース。今も昔も変わらず、頑強な24オンスのコットンキャンバスを使って米国・メイン州の自社工場にて仕立てられています。フィールドシーンでも愛されるバッグだけあって、その耐久性は折り紙付き。使い込むほどに味が出るのも魅力で、長く愛用するにはぴったりです。今回は利便性重視でジップトップのモデルを選んでいますが、トップのあり・なしはお好みで。
■DATA/W43×H38×D19cm
アイテム2
『エルエルビーン』グローサリー・トート
『エルエルビーン』において現在、「ボート・アンド・トート・バッグ」と人気を二分しているのがやや薄手の11オンスコットンキャンバスで仕立てられた「グローサリー・トート」です。コンパクトに折りたたんで持ち運べる作りで、海遊びや山遊びの際のサブバッグとしてはもちろん、食材を買い出しに行く際のエコバッグとしての活躍も期待できます。
■DATA/W59.4×H37.5×D15.9cm
アイテム3
『ポーター』タンカー トート
1983年の誕生以来、MA-1をモチーフとした3層構造のボディはそのままに細部のアップデートを繰り返してきた「タンカー」シリーズ。こちらのトートバッグはヘルメットバッグ風の縦長ポケットで収納力を高めた設計が特徴で、内側には中身が一目瞭然なクリア素材のポケットも用意されています。ジム用の着替えのような見せたい荷物の収納に便利なアイテムとして、裏地と同じレスキューオレンジ色の収納袋も追加。
■DATA/W32×H32×D11cm
アイテム4
『ポーター』フォース トートバッグ
ゴムボートの基布などにも用いられる高強度なナイロン素材が使われており、その耐久性は折り紙付き。本体と前胴ポケットの色合いが微妙に異なるのも印象的ですが、これは軍用品に見られる偶発的な生地色の差からインスピレーションを得ています。内部には単体でポーチとしても使えるデタッチャブル式ポケットが付属。
■DATA/W30×H40×D14cm
川田
シンプルなネイビートートは、カジュアルだけでなく、きれいめやビジネススタイルとも相性が良い優れモノ。縦型のトートは意外と使いやすく、視覚的にスマートかつスタイリッシュに見える効果もあります。ライニングは鮮やかなオレンジという、見た目とのギャップもおしゃれですね。
アイテム5
『ポーター』フレックス 2WAY トートバッグ
『ポーター』の「フレックス」シリーズにラインアップされた、軽量かつ丈夫なパッカブル型トートバッグ。ボディに採用したパラシュートクロス自体は軍用ポンチョやアウトドアウェアでの使用実績があるだけあって、その強靭さはさすがの一言。引っ掛けて穴を開けてしまっても、そこから穴が広がる心配はありません。買い物中に両手を自由にしたくなったら、背面側にある簡易的なショルダーストラップで背負うことも可能です。
■DATA/W42×H44cm
アイテム6
『テンベア』マーケット トート
スワヒリ語で“放浪”を意味するブランド名を掲げ、日本製の普遍的で美しいデザインのバッグを手がけている『テンベア』。地面に置くと自立するほど地厚でコシのあるコットンキャンバスで仕立てられたこちらのトートは、両サイドに追加された長いハンドルで肩掛けもできる2WAY仕様となっています。片方のハンドルだけで肩掛けをすれば、掛けた状態でも荷物の出し入れがしやすいのもうれしいですね。
■DATA/W51.5×H35×D15cm
川田
長さの異なる2つのハンドルがあるのはかなり便利。荷物の量や気分に合わせて、手持ちと肩掛けで使い分けられます。よく見るとハンドルと底の色が異なり、さりげない2トーンで構成されている点もおしゃれですよね。底がしっかりしていて、きちんと自立するのも高ポイント!
アイテム7
『ブリーフィング』クラウドジムワイヤー
バリスティックナイロンの採用とミルスペック準拠の縫製でタフさを追い求めた、MADE IN USAのトートバッグ。ジム通いでの使用を想定した設計が特徴で、フロントの大型パネルポケットにヘルメットやテニスのラケットを収納でき、ボトムには別室のシューズ用ポケットを備えています。開口部が大きい広マチ設計ですが、上蓋をファスナーで閉じることができるので急な雨天時や中身を見せたくないシーンでも気後れせずに使えます。
■DATA/W36×H37×D21cm
川田
タフで男らしいバッグが特徴的な『ブリーフィング』は、ビジネスマンや大人から人気のあるブランドです。こちらはジム通いを想定したトートバッグというのが面白いですね。もちろん普段使いもできるので、私だったらあえてきれいめコーデのハズしとして取り入れたいですね。
アイテム8
『マンハッタン ポーテージ』トンプキンス トートバッグ
シンプルなデザインに映える、カモフラ柄とブラック無地の組み合わせがスタイリッシュな印象。それでいて細かな荷物を入れるのに重宝する6つのポケット、中身が丸見えになることなくセキュリティ面も安心なファスナー式の開口部など、優れた機能も搭載されています。ボトムの内装に施された防水性の高いPVCは、型崩れを防ぐ効果も。
■DATA/W52×H35×D16cm
アイテム9
『アーツ&クラフツ』#9 キャンバス ベーシックトート
岡山・倉敷で織られた9号帆布をベジタブルタンニンで染めたキャンバス生地を採用。それによってレザーのような味わいが生まれ、クラシックなデザインにラフでこなれた雰囲気をプラスします。さらに開口部などに施されたレザーは、なんとホーウィン社のクロムエクセルレザーというこだわりよう。素材で差がつくトートをお探しなら、迷わずこちらを。
■DATA/W53×H33×D20cm
アイテム10
『バトラーバーナーセイルズ』8号キャンバスリバーシブルトートバッグ
トートバッグは持ち方を変えられないのが難点ですが、このモデルは手持ちと肩掛けの2種類のハンドルを装備。重い荷物もストレスなく持ち運べますし、底部分のみ生地が2枚合わせになっているのでハードな使用にも耐える丈夫さも持ち合わせています。栃木レザーで作成した、こだわりのネームタグにも注目を。
■DATA/W30.5×H36.5×D17cm
川田
オフホワイト×ブラウンといったカラーリングのおかげで、キャンバストートながらも大人っぽい印象を与えますね。バケツ型というのも珍しく、かつボディデザインも独特でしゃれています。ハンドルは太めなので肩への負担が少なく、重たい荷物を入れても楽なのも◎。
アイテム11
『ジルサンダー』フラット ショッパー グランデ
コットンリネン製キャンバスで描いた縦長フォルムに、『ジルサンダー』のロゴをセンス良くレイアウトした薄マチ型トート。肩掛けしても手持ちしてもバランス良く見えるハンドルはしなやかなレザー仕立てで、内ポケットもレザー製ゆえにサングラスなどの傷つけたくない手回り品も安心して収納できます。A3サイズの書類が収まるラージサイズは、着こなしにおける見た目のインパクトも担保してくれます。
■DATA/W39×H55×D2cm
アイテム12
『ダルトン』ワンマイル トートバッグ
豊富なサイドポケットを上手に活用すれば、外出時の手回り品が迷子にならず収納できるミニトート。ボディのコットンキャンバス地はワーク系のカバーオールよりも地厚な14オンスの目付で、ギチギチに打ち込まれているのでタフさは折り紙付きです。ハンドルの留め具として施されたロゴ入りリベットとともに、雰囲気良し、味良しな経年変化を楽しめます。
■DATA/W29×H18×D12.5cm
アイテム13
『グレゴリー』マイティートートV2
コーデュラナイロン製のカジュアルなルックスながら、ブラックで統一されているため、どこか大人っぽく都会的な印象を与えられます。内側にはボトルホルダーやスリーブポケットが充実しているので、バッグ内でゴチャゴチャになりがりな小物もすっきり収納できるのも◎。
■DATA/W50×H37×D17cm
川田
アウトドアなイメージの強いブランドですが、ブラックなら都会的な印象。主張も控えめなので大人でも取り入れやすく、カジュアルからビジネスカジュアルまで活躍してくれます。7つのポケットを備えているなど、機能に優れているのも良いですね。
アイテム14
『マスターピース』スポット 2WAY トートバッグ
トートバッグでは珍しい、ロールトップ式の開口部を採用。本体はPVCコーティング生地と止水ファスナーで防水性を担保した作りゆえ、ノートPCやタブレット端末などのデジモノを雨天でも安心して携行できます。フロントポケットは水抜けの良いメッシュ仕立てで、ビーチサンダルやビーチタオルを中の荷物を濡らすことなく収納できるのもうれしいですね。
■DATA/W43×H30×D14cm
アイテム15
『エース』ミルフューズ 67325 トートバッグ
ヘビーデューティでカジュアル感のあるデザインが特徴の「ミルフューズ」シリーズ。ボディには耐久性に優れたコーデュラバリスティックが使われ、オーガナイザーポケットやホルダーポケットなどの収納も充実しています。トートバッグでは珍しく、スーツケースのハンドルに固定できるセットアップ機能も装備。
■DATA/W38.5×H26.5×D2.7cm
アイテム16
『ジェームスパース』コットンリネンキャンバストート
MADE IN USAのトートバッグは、シックで大人っぽいオールブラックカラー。物をガシガシ詰め込める大きめのサイズ感も魅力で、街やアウトドア、旅といったさまざまなシーンにフレキシブルに活躍してくれそうです。リネンを混紡した味わい深いキャンバス生地が、絶妙なスパイスに。
■DATA/W75×H41×D21cm
川田
リネン×コットンのキャンバス生地は使い始めから味があり、使い込むとさらに味わいが増していくのが魅力。ポリウレタンも混紡されているので、薄手ながらも耐久性にも優れています。この手のデザインでオールブラックは珍しく、どこか上品な雰囲気も漂うので大人にぴったり。
アイテム17
『ディスパッチ』ユーティリティ トートバッグ
1680デニールのバリスティックナイロンを筆頭に、ミルスペックウェビングテープ、デュラフレックス製プラスチックパーツなど、タフネスを極めた作り。ただ頑丈なだけに留まらず、PC&タブレット用のスリーブを搭載し使い勝手も非常に優秀です。取り外し式ショルダーストラップを装備し、2WAYで着用できるのも便利。
■DATA/W40×H30×D15cm
アイテム18
『クルニ』BG-003 レザーポケットキャンバストート
ガシッと目の詰まったキャンバス生地をベースとして、ハンドル&外ポケットにリアルレザーを組み合わせることでメリハリをプラス。四隅に打ち込まれたゴールドスタッズも存在感溢れるディテールです。バッグ底に型崩れを防ぐためのプレートを配置するなど、使い勝手への気配りも光っています。ポケットは内外それぞれに1つずつセッティング。
■DATA/W32×H39×D13cm
川田
マチがしっかりとある縦型トートバッグは、私も愛用しています。すっきりとした見た目ながら荷物もたくさん入って使いやすいですよ。こちらはキャンバスとレザーのコンビに加え、ベージュ×ブラックのバイカラーが大人っぽくて素敵ですね。
アイテム19
『フライターグ』F261 モーリス
使い古されたトラックの幌をアソートした、サステナブルなバッグを十八番とする『フライターグ』。丈夫なうえ水弾きも良い素材ですから、悪天候を気にせずガシガシ使えます。付属するストラップを使うことでトートからバックパックにトランスフォームできるなど、取り回しの良さに関しても一級品!
■DATA/W32×H36×D8.5cm
川田
サステナブルなモノ作りの先駆けともいえる『フライターグ』は、ファッション業界人のファンも多いブランド。何よりの魅力は、すべて1点モノで同じものが二つとないこと。トートバッグにオリジナリティを求める人におすすめですよ。
アイテム20
『スタンダードサプライ』デイリー/トートM
滋賀県高島市のファクトリーで織られた、国産の11号帆布を使用。しっかりと丈夫でありながら薄くて軽いので、エコバッグ感覚で気軽に使用できます。あらかじめ製品洗いがかけられているため、洗濯しても縮みが出にくいというのも特性。両サイドにはペットボトルや折りたたみ傘を収納できるポケットを擁します。
■DATA/W34×H30×D16cm
川田
A4サイズがすっぽりと収まるサイズ感ながら、重さはわずか170gなのはかなり優秀。洗いをかけたことによる、味のある色合い&風合いもこなれていますね。タウンユースに寄せたアウトドアスタイルと合わせたくなるトートバッグです。
▼Part2:きれいめなファッションに合うトートバッグのおすすめブランド&アイテム23選
オフの日だけでなく、ビジネスシーンでもトートバッグを活躍させたいという方はこちらをチェック。クリーンなスタイリングはもちろん、スーツからビジカジスタイルまで難なく合わせられる上質なトートバッグをご紹介します。
アイテム21
『ポーター』ソート ビジネストート
『ポーター』のビジネスラインである「ソート」シリーズに属する本作は、スマホや名刺入れ、手帳といったビジネスにおける手回り品をクイックに出し入れできるオープンポケットを背面側に2つも用意。本体はキメ細かい肌目に仕上げた北米産の牛ステア仕立てで、セミアニリン仕上げによる透明感ある質感がテーラード系の服装にもよく映えます。このセミアニリン仕上げによる革は、経年変化によって色ツヤが深まる点も魅力。
■DATA/W42×H35×D14cm
川田
ネイビーのオールレザートートは、黒靴でも茶靴でも合わせやすく、ビジネススタイルで使いやすいおすすめのカラー。黒よりも重たく見えず、それでいて洒脱な印象を与えられます。ポケットが充実していて実用性が高いのは『ポーター』ならではですね。
アイテム22
『サンローラン』ボールド イースト/ウエスト ショッピングバッグ
『サンローラン パリ』のシグネチャーも控えめなミニマルデザインだからこそ、採用しているカーフスキンレザーの上質この上ない質感が際立ちます。ライニングなしの一枚革で仕立てた本体には取り外し可能な共革のジップポーチが付属し、レザーに包まれたキーホルダーとともに品の良いアクセント効果を発揮してくれます。
■DATA/W39.5×H34×D14cm
アイテム23
『ペッレ モルビダ』コローレ トートバッグ
『ペッレ モルビダ』のバッグであることを特徴づける船底型の横長ボディは、B4サイズの書類まで対応できる収納力の高さも自慢。本体は姫路・松原地区のタンナーと共同開発したシュリンクレザー仕立てで、上質感際立つ質感ながら撥水加工によって雨対策も万全です。サイドポケットはフロント側と背面側を横断するようにレイアウトされており、自分好みの角度からスマホやパスケースなどを出し入れできる設計が秀逸です。
■DATA/W37×H31×D13cm
川田
洗練されたムードを醸し出すチャコールグレーの発色が絶妙。B4サイズと少し大きめのトートバッグですが、上質なレザーと華奢なハンドルが相まって品良く見えますね。基本的にどんな着こなしにもマッチしますが、あえてグレーワントーンに合わせるとワンランク上のきれいめコーデが手に入れられますよ。
アイテム24
『アニアリ』アンティークレザー アニアリ トート
手作業のムラ染めを施し、美しいツヤと深みのある配色に仕上げたステアレザーを採用。主室は書類などがむき出しにならないジップ開閉式で、左右に長めの耳を施すことで開閉のしやすさにも配慮しています。フロントのあおりポケットはスマホに加え、B4サイズのノートがちょうどよく収まる設計。手帳の収納スペースとしても使い勝手は良好です。
■DATA/W46×H29×D8.5cm
アイテム25
『土屋鞄製造所』ディアリオ トールトート
北米産の良質なステアレザーにオイルを重ね塗りした“オイルメロウレザー”の本体は、新品時の発色の良さや吸い付くような質感に加えて、使うほどに増していくツヤの美しさにも定評があります。左右のマチが蛇腹状なのも特徴で、荷物を出し入れする際は大きく開けることが可能。逆に手持ちしたり肩掛けしたりした際にはすっきりとしたフォルムを描き出し、スマートな立ち姿を印象付けてくれます。
■DATA/W34×H35×D14.5cm
アイテム26
『グレンロイヤル』ブライドルレザー トートバッグL
エイジングの味わい深さにおいて、頭ひとつ抜けた存在感と質の高さを誇るブライドルレザー仕立て。芯材や裏地に頼らず、革自体の張りを生かした一枚仕立てとは思えないほどしっかりとした成型が『グレンロイヤル』ブランドの技術力を示してくれます。なお、金具を使わず縫製だけで仕立てられたシンプルで飽きのこないデザインも、ロングセラーとして愛されている理由。実は一眼レフカメラが収まるほどのマチがあり、1泊程度の小旅行用でも頼れる存在です。
■DATA/W43×H39×D11cm
川田
ビジネススタイルにも合う、『グレンロイヤル』らしいかっちりとしたトートバッグ。ブライドルレザーの質感がとにかく美しく、他とはひと味違う凛とした佇まいが印象的です。あえて金具を使わないストイックさにも脱帽。ロングセラーとして愛されていることにも納得です。
アイテム27
『イルビゾンテ』キャンバス×レザー トートバッグ
『イルビゾンテ』といえばレザーですが、ここではあえてキャンバスとのコンビトートをチョイス。オールレザー製に比べると軽く、10,000円台で手に入るお手頃プライスなのもうれしいポイントです。さらに注目すべきは、サイドのレザーリボン。結び方によって表情が異なり、シンプルなデザインに動きをもたらしてくれます。
■DATA/W34.5×H26×D13cm
川田
キャンバス生地をベースにしていますが、端正なルックスなのでビジカジスタイルにも使えますね。マチの幅を変えられるレザーリボンは、蝶々結びではなく、片方のみにループを作った片縄結びに仕上げるのがおすすめ。そのほうが男っぽくこなれた雰囲気を醸し出せますよ。
アイテム28
『ダニエル&ボブ』×『トゥモローランド』別注トトーナ アルチェ
オン・オフで垣根なく使えるレザートートとして人気を博す、『ダニエル&ボブ』の「トトーナ」。『トゥモローランド』の別注品となるこちらは、元々フラットなハンドルを手に馴染みやすい丸みのあるタイプに変更しています。また、ライニングにはエコスエードの裏地を貼ることで全体の軽量化も実現。さらに、十字形に重なるスナップボタン付きのストラップを閉じると中身が見えにくくなる設計や、ボトム部は床置きも想定した鋲打ちにするなど実用性に対する配慮も抜かりありません。
■DATA/W42×H32×D13cm
アイテム29
『エアー』ジム トート
仕事終わりのジム通いが日課という人の良き相棒になってくれるのが、側面ボトム部にトレーニングシューズ用コンパートメントが備わるこちらのトート。使用用途はストイックですが、『エアー』ならではのミニマルなルックスが功を奏し、クリーンな佇まいに落ち着いています。縦方向に大きく開くフロントポケット内にタオルやストレッチチューブのようなギアも収納できる設計で、主室のビジネスアイテムに干渉することなくジム用品を持ち歩けます。もちろん、ノートPCやスマホ用のポケットも別個で用意。
■DATA/W46.3×H39.6×D14cm
アイテム30
『オロビアンコ』トートバッグ クオーレ 92158
『オロビアンコ』ならではのナイロンとレザーのコンビネーションに加え、洒脱なカラーリングも印象的。肩掛けしやすい長めのハンドルは、しっかりとしたレザー製で耐久性にも優れています。両サイドにあしらった太めのベルトは、ちょっとしたマチ幅調整にも機能。開口部がファスナー式なので、プライバシーもしっかり守れますよ。
■DATA/W37×H32×D12cm
アイテム31
『コーチ』メトロポリタントート
野球のグローブからインスピレーションを得て開発された、コーチレザーの象徴ともいえるグラブタンレザー製。耐久性に優れているのはもちろん、顔料染めで仕上げられているので傷が目立ちにくいのもメリットです。端正なルックスとは裏腹に、PCスリーブをはじめとする内部収納も豊富で使い勝手も抜群。
■DATA/W45×H32×D13cm
アイテム32
『トフ&ロードストーン』ブラスボタン トートバッグ
『トフ&ロードストーン』の真骨頂ともいえる、スマートなトートバッグがお目見え。ボディにはシュリンク型押しレザーが使われ、スタンダードなデザインながら奥深い表情を放ちます。裏地には手触りが良く高級感溢れるマイクロスエードを採用。床に置いたときにもしっかりと自立する広めのマチ幅も、利便性に一役買っています。
■DATA/W37.8×H31.5×D11.7cm
川田
ボディとハンドルのバランスが秀逸で、置いてあるだけで絵になるトートバッグですね。『トフ&ロードストーン』ならではの金具使いもおしゃれですし、どこかヴィンテージ感が漂う雰囲気。裏面を美しいパープルに仕上げるなど、見えないところへのこだわりも光ります。
アイテム33
『フルラ』ジョーヴェ トートバッグ
中には3つのコンパートメントが設けられており、ミニマルな見た目とは対照的に収納性はハイレベル。しかもハンドルの長さは2段階で調整が可能となっており、手持ち・肩掛けどちらの着用スタイルにも順応します。ボディには高品質なグレインレザーを起用しているため、ビジネスコーデの格上げにも効果テキメン!
■DATA/W36.7×H27×D10cm
アイテム34
『スロウ』レザートートバッグ
栃木レザー製のハイクオリティなスムースレザーで仕立てたトートバッグは、ビジカジスタイルにも好適。表面には細やかな型押し加工が施されていますが、この加工は“上品見え”を叶えるだけでなく傷を目立ちにくくする効果も。しかも、タンニンなめしの革なのでエイジングの表情も抜群! A4書類やラップトップがすっぽりと収まるサイズ感も確保しており、収納性も申し分ありません。
■DATA/W51×H30.7×D16.2cm
川田
『スロウ』と栃木レザーが共同開発したこだわりのオリジナルレザーの魅力を最大限に生かした、シンプルなデザインが良いですね。オールレザーならではの重厚感がありながら、軽い持ち味なのはうれしいポイント。トレンドに左右されることなく、長く愛用できるトートバッグだと思います。
アイテム35
『トゥミ』×『シップス』エクスパンダブル スクエア トートバッグ
「アルファ3」のトートバッグは、既存のラインには存在しない『シップス』完全別注モデル。洗練された着こなしにも合うようデザインされ、それでいて『トゥミ』ならではの優れた機能も満載です。なかでも特筆すべきは、マチ幅を拡張できるエクスパンダブル機能。最大19.5cmまで広げられるので、荷物が増えてもスマートに対応してくれます。
■DATA/W38×H37.5×D11.5~19.5cm
川田
トートバッグもとにかく機能を重視したい! という人におすすめなのがこちら。マチを拡張できるエクスパンダブルやフロントポケット内のオーガナイザーなど、あるとうれしい機能が満載です。ビジネスでの使用も視野に入れて、PCスペースが完備されているのも◎。
アイテム36
『フェリージ』トートバッグ 14/26/DS
キメ細かくなめらかで品の良い光沢感を併せ持ち、『フェリージ』のアイコン素材でもある高密度ナイロンがベース。そこにレザーを組み合わせることで、他とは一線を画すクラス感漂う仕上がりに。ハンドルは男性でも肩掛けできる長さに設定され、内側にはポケットも装備しているので使い心地も良好です。
■DATA/W40×H31×D14cm
川田
高密度ナイロンとレザーのコンビは、『フェリージ』の代名詞的な組み合わせ。ナイロンがベースなのに上品な雰囲気で、まさに大人のトートバッグといえるでしょう。イタリアブランドらしい洒脱なカラーリングは、スタイリングの格上げ効果も期待できますよ。
アイテム37
『P.I.D』エクリール トートバッグ
雨の日でも気兼ねなく使える撥水レザーを使用した「エクリール」シリーズのトートバッグ。さらにメインファスナーを肉厚レザーで覆うなど、レザー以外にも水の浸入を防ぐ工夫がされています。長さを5段階で調整できるハンドルや荷物を整理しやすい内装設計など、使い勝手を追求した機能も優秀です。
■DATA/W44×H31×D14.5cm
アイテム38
『ヤング&オルフセン』エンボスレザートート
ベーシックで使い勝手が良く、長く愛用したくなるアイテムを展開する『ヤング&オルフセン』。ブランドの定番「エンボスレザートート」は、SNSでも話題の人気モデルです。アウトドアなどで使われていたクラシックなデザインが、シボ加工を施した高級感溢れるレザーによって唯一無二の存在感を醸し出しています。箔押しのロゴやゴールドカラーの金具もリッチなアクセントに。
■DATA/W39×H31×D13.5cm
アイテム39
『トモエ』イントロLTM
ブランド独自開発のストラップアジャスターシステムにより、持ち手の長さは4段階にコントロール可。自身の好きなスタイルで携行できる、コンフォートなトートバッグです。開口部はジッパースタイルが採用され、中の荷物が落下しにくくなっています。表情の良いシュリンクレザーによるこなれた雰囲気も、大人を魅了してくれます。
■DATA/W44.5×H31.5×D16cm
アイテム40
『ボルドリーニ セレリア』レザー トートバッグ
イタリアのトスカーナ地方を拠点とする有力バッグブランドより。良質なベジタブルタンニンレザーで仕立てたトートバッグゆえに、奥深いエイジングを堪能できます。各所の繊細なステッチワークもさすがはMADE IN ITALYといったところ。内部は使いやすく仕切られており、小物類を多く持ち歩く人にもピッタリです。
■DATA/W45×H35×D10cm
アイテム41
『フルボデザイン』MADE IN JAPAN オールレザートートバッグ
本体からハンドルまで贅沢に厳選されたイタリアンレザーを使用し、日本国内のファクトリーでソーイング。そのクオリティの高さは折り紙付きです。しかも底マチが広く取られたボストンタイプのトートなので、すっきりとした見た目ながらもかなりの収納力を備えています。定番色から派手色まで揃う、豊富なカラバリも魅力的。
■DATA/W44×H32.5×D17.5cm
アイテム42
『ファーロ』ファビオムース
『ファーロ』で人気を博したイタリアンレザーシリーズが復刻。しなやかさと上品な質感がシンプルなトートバッグに映え、見た目にもその上質さを堪能することができます。あえてファスナーなどを施さずに開口部を大きくとっているので、荷物の出し入れがしやすく、さまざまなシーンでフレキシブルに対応してくれますよ。
■DATA/W50×H31×D14cm
川田
私もスタイリングの仕事できれいめコーデを品良く格上げしたいとき、ビジネススタイルに洗練されたムードをプラスしたいときなどに取り入れることが多い『ファーロ』のトートバッグ。見た目にも伝わるレザーの上質な風合いが何よりの魅力で、肩掛けした際にも美しくキマります。
アイテム43
『シーカー』SWORD 4WAY縦型トートバッグ
『シーカー』オリジナルのオイルレザーを贅沢に採用した「SWORD」シリーズのトートは、なんと4通りの持ち方が楽しめる4WAY仕様。手持ち・肩掛け・斜め掛けだけでなく、取り外し可能なクラッチバッグにストラップを付けるとサコッシュとしても使うことができます。独特なツヤとムラ感も、唯一無二の存在感を発揮してくれますよ。
■DATA/W41×H35.5×D13cm
川田
手持ち・肩掛け・斜め掛けだけでなく、付属のポーチがサコッシュにもなる4WAY仕様というところに驚かされました。機能的なトートバッグは数あれど、ここまで変幻自在なモデルは他にはないと思います。それでいて22,000円で手に入れられるとはコスパも高いですね。
この記事の掲載アイテム一覧(全43商品)
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『エルエルビーン』 ボート・アンド・トート・バッグ
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『エルエルビーン』 グローサリー・トート
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『ポーター』 タンカー トート
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『ポーター』 フォース トートバッグ
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『ポーター』 フレックス 2WAY トートバッグ
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『テンベア』 マーケット トート
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『ブリーフィング』 クラウドジムワイヤー
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『マンハッタン ポーテージ』 トンプキンス トートバッグ
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『アーツ&クラフツ』 #9 キャンバス ベーシックトート
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『バトラーバーナーセイルズ』 8号キャンバスリバーシブルトートバッグ
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『ジルサンダー』 フラット ショッパー グランデ
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『ダルトン』 ワンマイル トートバッグ
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『アニアリ』 アンティークレザー アニアリ トート
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『土屋鞄製造所』 ディアリオ トールトート
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『グレンロイヤル』 ブライドルレザー トートバッグL
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『イルビゾンテ』 キャンバス×レザー トートバッグ
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『ダニエル&ボブ』×『トゥモローランド』 別注トトーナ アルチェ
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『エアー』 ジム トート
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『オロビアンコ』 トートバッグ クオーレ 92158
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『コーチ』 メトロポリタントート
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『トフ&ロードストーン』 ブラスボタン トートバッグ
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『フルラ』 ジョーヴェ トートバッグ
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『スロウ』 レザートートバッグ
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『トゥミ』×『シップス』 エクスパンダブル スクエア トートバッグ
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『フェリージ』 トートバッグ 14/26/DS
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『P.I.D』 エクリール トートバッグ
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『ヤング&オルフセン』 エンボスレザートート
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『トモエ』 イントロLTM
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『ボルドリーニ セレリア』 レザー トートバッグ
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『ファーロ』 ファビオムース
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『シーカー』 SWORD 4WAY縦型トートバッグ
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川田
キャンバストートといえば、『エルエルビーン』はハズせないブランドですよね。ガシガシ使えて型崩れもしにくいので、スタイリストやカメラマンにも愛用者が多いんです。カラバリがかなり充実しているのも魅力。価格もお手頃なので、色違いで揃えるのもおすすめですよ。