出張や旅行に欠かせない、スーツケースの正しい選び方

出張や旅行に欠かせない、スーツケースの正しい選び方

スムーズに心地よく旅を終えたい。旅の慣れ・不慣れに関わらず、この思いは誰もが同じでしょう。これを左右するのがスーツケース。今回は正しい鞄の選び方をご紹介します。

編集イトウ

2015.09.11

バッグ
スーツケース・キャリーバッグ

チェック1:スーツケースのスタイルを把握しよう

自分好みのバッグを選ぶ時、気がかりなのはあなたのファッションスタイルとの相性。見た目のシルエットに関していえばスーツケースはほぼ同じといえますが、取り扱う素材によってがらりと印象が変わります。代表的な3つのスタイルがコチラ。

スタイル1 クラシック

見た目に重厚感のあるクラシックスタイルは、その見た目通り実にファッショナブルな表情が特長。このデザインを代表するブランドといえば、英国王室御用達のバッグブランド『グローブ・トロッター』ですが、そのイメージもあって洗練された雰囲気が楽しめます。

スタイル2 スタイリッシュ

つるんとした見た目が現代的な印象を与えるこのタイプは、どこか無機質でスタイリッシュな雰囲気が特長。写真のスーツケースは『サムソナイト』のもので、ブランド史上最軽量のポリカーボネートを採用。工業的な雰囲気がスタイリッシュな雰囲気に拍車をかけます。

スタイル3 カジュアル

デイリーユースなバッグでなじみのある素材を使用するカジュアルスタイルのバッグ。『ブリーフィング』の今作は、ブランドのメイン素材であるバリスティックナイロンを使用した極めて耐摩擦性に優れた逸品。軍用素材としてもなじみ深く、カジュアルなスタイルにビシッとハマります。

チェック2 スーツケースの素材をチェックしよう

スーツケースは素材によって、ハードケース・ソフトケースと大きく2つに分かれます。ハードケースは固い樹脂ボディ、ソフトボディは化学繊維の布状のタイプで、見た目にはもちろん、特性もまったく異なるのでよく吟味して選びましょう。

英国王室御用達のラゲージブランド『グローブ・トロッター』の代名詞ともいえるヴァルカンファイバー素材。特殊な紙の上に樹脂を何層もの樹脂をコーティングした昔ながらの素材は、現代的な素材と比べると弱いと言わざるをえませんが、何ともいえない味わい深さがあります。

防弾チョッキの素材としても有名なバリスティックナイロンは、耐久性に優れた素材としても知られています。そのタフさは通常のナイロンの約5倍! 戦うビジネスマンにはこれくらいタフな装備を身に纏いたいですね。お値段は張りますが、男心をくすぐる素材です。

素材3レザー

高級感のある素材を代表するレザーは、洋服や財布だけでなく、スーツケースの素材としてもメジャー。スーツケースとしては主にカウレザーを使用することが多く、ハイエンドなイメージを与えてくれる素材です。

通常のナイロンの約7倍もの強度を持つといわれる、高品質なコーデュラナイロン。タフさが求められるスーツケースのほか、機能性の高いワークウェアやミリタリー用品などにも採用されています。軽量かつ耐久性の高い素材は、非常に機能的なのが特長です。

アルミニウムにマグネシウムなどを配合した合成金属素材がアルミニウム合金。このなかで純アルミニウムに添加元素を加えて強化したのがジュラルミンです。スーツケースブランドとして有名な『リモワ』が採用していることで有名で、軽量でありながら高い耐破断性能を持つのが特長です。

1958年にバイエル社が開発した合成樹脂素材のポリカーボネートは、ガラスに匹敵する透明度とABS樹脂比5倍の強度を誇る素材。耐熱・耐寒に優れており、スーツケースのスタンダードな素材となっています。

古くからスーツケースの素材として使われているポリプロピレンは、自動車や医療用器具にも使われる樹脂素材。プラスチックのなかでも最軽量でありながら、摩擦や衝撃、耐摩擦性に優れています。

チェック3 旅行期間によってサイズを選ぼう

渡航期間によってスーツケースの容量を選ぶ人が多いですが、ここで注意が3つ。

1つは無料で飛行機に乗せられる荷物の重量は決められているので、むだに大きいものを選ぶとその分重量が増えるので×。
2つ目は使用する人の体型とスーツケースのサイズは適切かどうか。自分の身体に合ったサイズでないと旅の負担となるので、自分の身体に合ったサイズを選び、荷物の量をそれに合わせるのもスーツケース選びの手です。
3つ目は必要ない方もいると思いますが、機内に荷物が持ち込めるかどうか。航空会社によって持ち込めるスーツケースのサイズは異なりますが、一般的に国際線に持ち込めるサイズはタテ×ヨコ×高さの合計が158センチメートル以下となっています。

7泊8日なら、容量は70L〜85Lで施錠はTSAがあると良し

長期旅行用のスーツケース選びは、まず旅先の環境を知るところから始めましょう。リゾート地なら軽装で過ごせるので、1週間旅行だとしても大容量を選ばなくても良いかもしれない。とはいえ、出発時にパンパンてのは問題外。帰りはお土産などが増えるものとして考えて、やや大きめを選ぶと良いでしょう。
また、現在米国に渡航する際は、航空会社に預けるバッグに施錠できない規則になっています。乗り継ぐ場合もこれに該当し、鍵をかけた状態でバッグを預けると、持ち主の許可なく鍵が壊される上に、補償は一切なし。鍵をかけたままバッグを預けたいなら、TSAが認可したロックを選べば鍵が壊されることもありません。

フタ部分で収納の20%、メイン収納部で80%の割合で区切られた、トランクのような開閉デザインが特長のユニークなハードケース。広さをたっぷりと取ったメイン収納部は、荷物の収納や出し入れもスムーズ。素材には軽量で丈夫なポリカーボネートを使用しています。TSAナンバーロックも完備。
<Data>
容量85L
重量4.3kg
W50cm×H74cm×D32cm

丈夫で高品質なポリカーボネートを採用し、カバーバリエーションも豊富に揃う『リモワ』切っての人気モデルがコチラ。ボディは傷つきにくくスーツ映えもするマット仕様。また、走行性に優れたマルチホイールを採用することで、スムーズな移動を可能としました。TSAナンバーロックも完備。
<Data>
容量86L
重量4.3kg
W48cm×H74cm×D26.5cm

世界中のジェットセッターから支持を集める『ゼロハリバートン』の最軽量モデル、ゼロエアーの進化版。耐衝撃性に優れたポリカーボネートハイブリッド樹脂を採用する今作は、70Lの容量を持ちながら3.5Kgと超軽量。お値段も税込52,800円と『ゼロハリバートン』のステータス感を考えるとお手ごろ。TSAナンバーロックも完備。
<Data>
容量70L
重量3.5kg
W45cm×H65cm×D27cm

キャリーと背負いの2WAY仕様で、状況に応じて使い分けることができる機能的なデザイン。ボディにはコーデュラナイロンを採用し、耐摩擦性も◎。予想されない過酷な状況でもスマートに対応できる頼もしいバッグです。
<Data>
容量75L
重量3.68kg
W45.5cm×H68cm×D24.5cm

タテ×ヨコ×高さの外寸3辺の合計が157cm以下という、手に持つ国際基準サイズをクリアしたなかで100Lもの容量を実現した『プロテカ』のバッグ。安定感のあるフォルムと低重心によりスムーズな移動を可能と可能とした今作は、不安定な場所でも安心のキャスターストッパー付き。しかもTSAナンバーロックも完備。
<Data>
容量100L
重量5kg
W64cm×H50cm×D34cm

2泊3日程度なら、容量は30〜40リットルと持ち込みサイズかどうかをチェックしたい

7泊8日と同様に、旅先の環境や目的によって荷物の量は異なる上、旅の慣れ具合によっても必要なサイズは変わりますが、初心者であれば1日分の荷物量=10Lを目安に選べば失敗も少ないでしょう。
そう考えると、2泊3日であれば30L〜40Lが適正容量となり、これより1日多い3泊4日であれば40L〜50L、4泊5日なら50L〜60Lと考えると◎。どうしても荷物の量が多くなりそうという方は、サブバッグとの併用がオススメです。
また、小型ケースの場合は機内に持ち込める点も魅力。規定は航空会社により異なるのでしっかり確認し、購入するバッグを検討しましょう。

シグネチャーモデルのアルファをアップデートした次世代コレクションモデルがコチラ。コーナーガードや小物の出し入れに便利なポケット、オーガナイザーなど多彩な機能が盛り込まれています。
<Data>
容量33L
重量4.5kg
W35.5cm×H50cm×D23cm

吉田カバンが『ポーター』に続く自社ブランドとして登場した『ラゲッジレーベル』唯一のトラベル用キャリーケース。ブラック単色でまとめたデザインは落ち着いた雰囲気があり、幅広い年齢層にマッチします。ローラーブレードにも使われるキャスターを採用しているので、走行時に静かでスマートに移動できるのが特長。
<Data>
容量36L
重量6kg
W38cm×H64cm×D21cm

創業時から変わらぬ伝統的なヴァルカンファイバーを用いた製法で製造された、ブランドオリジナルのスーツケース。使い込むほどに味わい深い風合いが増し、エイジングを楽しめるのも『グローブ・トロッター』ならでは。
<Data>
容量35L
重量4.2kg
W39cm×H54cm×D18cm

機能的なデザインでありながらトレンドカラーや最先端素材を使用し、使い勝手にも優れたコレクションを発表するスーツケースブランドの『ブリックス』。今作もラグジュアリーでありながら本体ファスナーは止水ジップを採用し、スムーズなモーションを可能とするダブルホイールを搭載するなど、機能性にも長けた作りとなっています。
<Data>
容量34L
重量2.6kg
W38cm×H55cm×D20cm

横幅と奥行を機内ギリギリのサイズに設定した今作は、機内持ち込み最大級の容量を実現したスーツケース。素材にはポリカーボネートを採用し、耐久性と軽量性を実現。カラフルな色展開のほか、TASナンバーロックも搭載した、充実の機能面も注目です。
<Data>
容量40L
重量2.7kg
W40cm×H50cm×D25cm

2泊3日以下の日数であれば、どうしてもかさばりやすいスーツケースタイプでなく、ボストンバッグやリュックという選択肢もあり。いずれのバッグも選ぶ際は、1日分の荷物量=10Lを目安にすると失敗もないハズ。適切なバッグを選んで、快適な旅を楽しんでください!

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