スーツケースの選び方。容量やディテールの違いを比べてみました

スーツケースの選び方。容量やディテールの違いを比べてみました

旅行に向けてスーツケースを新調したいけど、どんなタイプを選んだらいいのやら……。そんな方のために、容量から素材、機能まで、スーツケースのあれこれを徹底解説!

近間 恭子

2019.07.29

バッグ
スーツケース・キャリーバッグ
旅行

スーツケース選びは、まず最適な容量を見つけることから

スーツケースを選ぶ際、まず頭を悩ませるのが容量。荷物の量は人それぞれですし、目的によって選ぶサイズは異なってきますが、旅行日数を目安に選ぶのがおすすめです。1泊=10Lを目安に、1泊2日から長期旅行まで、それぞれに最適な容量をご紹介します。

タイプ11泊2日なら、20~30Lが最適な容量

“大は小を兼ねる”といいますが、国内での1泊2日の旅行や出張には20~30Lの容量で十分。逆に大きすぎると隙間ができ、移動中にスーツケース内で荷物が散乱してしまいます。この容量なら概ね機内持ち込みができますし、持ち運びも楽で移動もスムーズです。

タイプ23泊4日の旅行は、35~50Lを目安に

3泊4日となると国内だけでなく、近場のアジアやビーチリゾートに旅することも考えられますよね。となると着替えもそれなりに必要ですし、変圧器などの国内旅行には必要ない荷物や、さらにお土産などで荷物が増えることが想定されます。それらを踏まえると、容量が35~50Lのスーツケースだと安心ですよ。

タイプ37泊8日の旅や長期出張なら、大容量の75L以上を

アメリカやヨーロッパ、オセアニアなど、長期休暇を利用して1週間以上の旅へ。航空会社やシートのクラスによって預けられる量が異なりますが、すべての荷物を1つのスーツケースで解決させるなら75L以上が理想的です。重量オーバーにならないために2つ持ちという手もありますが、1つにまとめたほうが移動も楽だしスマートです。

ここもチェック!機内持ち込み可能なのは、3辺の合計が115cm以内のもの

飛行機の旅で面倒なのが、預けた荷物のピックアップ。なかなか自分のスーツケースが出てこなくてイライラ……なんてこともありますよね。そんな事態を避けたいなら、機内持ち込み用を選ぶのがベターです。ただし、大きさに制限があり、一般的には100席以上の飛行機はスーツケースの3辺の合計が115cm以内、100席未満の場合は100cm以内となっています。LCCの場合は、一般の航空会社よりもサイズや重量制限が厳しいので事前の確認をお忘れなく。

容量の次にチェックすべきは、スーツケースの種類やディテール

スーツケースと一口にいっても、種類はさまざま。ハードかソフトか、フレームかファスナーか、というようにディテールが異なるため、自身の使い勝手に合わせたものを選びましょう。以下ではそれぞれのメリット・デメリットを挙げましたので参考にしてください。

▼ハードケース or ソフトケース

日本ではかつてスーツケースというとハードケースが主流でしたが、最近ではソフトケースのニーズも高まっています。ちなみに海外ではソフトケースを好んで使用している人が多いんですよ。

タイプ1ハードケース

■メリット
・ソフトケースよりもハードな素材でボディが丈夫
・ロック機能がしっかりとしているので安心
・外部からの衝撃に強く、その衝撃が荷物にひびきにくい

■デメリット
・傷がつきやすく、凹みなどが目立つ
・強い衝撃によって、ボディがヒビ割れしてしまうことも
・両面開きは使いやすいけれど、全開にしないと荷物の出し入れができない

タイプ2ソフトケース

■メリット
・素材が柔らかくて軽量で、柔軟性がある
・片面開きなので、荷物の出し入れするときに場所を取らない
・取り出し頻度の高い荷物を入れるのに便利な外部ポケット付き

■デメリット
・衝撃が伝わりやすい柔らかい素材ゆえに、割れ物などは壊れやすい
・ナイフなどの鋭利なもので、引き裂かれる心配がある
・キャスターが2輪のものが多く移動しづらいことも

▼ファスナー or フレーム

スーツケースの開閉部はファスナーかフレームのいずれか。前者はソフトケース、後者はハードケースに多く使われています。見た目だけでなく、使い勝手も異なるのでチェックしましょう。

タイプ1ファスナー

■メリット
・ファスナー部分の布が衝撃を吸収するため壊れにくい
・全開にしなくても中の荷物が取り出せる
・フレーム部分が布のため、比較的軽い

■デメリット
・ファスナーや布から水が染み込む心配がある
・刃物などで引き裂かれる可能性がある
・安価なスーツケースだと、ファスナー部分が壊れやすいことも

タイプ2フレーム

■メリット
・空港で手荒に扱われても壊れにくく丈夫
・雨などの水が侵入しにくい
・ロック部分がしっかりしているので安心感がある

■デメリット
・一度フレームが歪むと、それ以降の開閉が困難になる
・開閉するとき、スーツケースを寝かせて全開にしないといけない
・ちょっとした荷物を取り出したいときに不便

▼キャスターは2輪 or 4輪

スーツケースの底面に施されたキャスターは、2輪か4輪がほとんどです。好みや使う用途によってどちらも魅力的なので、下記のメリットとデメリットを参考にしてください。

タイプ12輪キャスター

■メリット
・車輪が大きいことが多く、凹凸のある道や段差に強い
・電車やバスの走行中に揺れたとき、ストッパーなしでも動きにくい
・歩行時の音が比較的静か

■デメリット
・歩行が一方向のみで小回りが利かない
・斜めに傾けて引いたとき、ボディが地面に擦ってしまうことがある
・スーツケースが重いと腕に負担がかかる

タイプ24輪キャスター

■メリット
・360度回転するものが多く、押すだけで前に進み、荷物が重くても気にならない
・人ごみや狭い道路などでも小回りが利く
・4輪のスーツケースを2つ持ちでも歩行が快適

■デメリット
・歩行中の音がうるさい
・道の悪いところでは歩行しにくい
・ストッパーがないタイプは、坂や電車の中で手を離すと動いてしまう

他にも重視したい機能をチェック!

容量や素材、キャスターの形状などだけでなく、ほかにもチェックすべき機能があります。TSAロックや内部収納といった、あると確実に役に立つ機能をご紹介。

機能1アメリカ旅行に必須のTSAロック

アメリカの空港を利用する場合、鍵をかけてはいけないというルールがあります。ですが、鍵をかけないのは不安ですよね? TSAロックはそんな不安を解消できる機能なんです。空港で荷物検査する際にTSA職員が特殊なツールで鍵を開けることができるため、TSAロック機能があれば鍵をかけたままスーツケースを預けられます。

機能2荷物を固定するベルトや仕切り付き

ここまで紹介してきたのは外側の機能ばかりでしたが、もちろん内部の機能でも重視すべきことがあります。その1つが、荷物をきちんと固定するベルトや仕切り付きがあること。これがないとスーツケース内で荷物が散乱してしまいます。それに割れ物が破損してしまう確率も高まります。

機能3ハンドルの長さ調整

スーツケースを持ち歩くときに意外と重要なのがハンドルの長さ。自分の身長に合っていないハンドルだと、移動の際に負担だけでなくストレスも感じてしまいます。快適に持ち歩くためには、何段階か調整できるハンドルが良いでしょう。

スーツケースを選ぶならこの10ブランドから。おすすめモデル一覧

スーツケースを新調するなら、やっぱり信頼感のある人気ブランドがいい! ということで、『リモワ』や『サムソナイト』など、人気ブランドをピックアップ。定番から注目作まで、おすすめモデルも合わせてご紹介します。

▼ブランド1:『リモワ』

“キング・オブ・スーツケース”とも称されるドイツ発の『リモワ』が誕生したのは1898年。1950年にリリースしたグルーヴ加工が施されたアルミニウム製のスーツケースによって、その人気を不動のものにしました。ちなみにこのグルーヴ加工は、今ではブランドを象徴するデザインの1つとなっています。また、創業120周年を迎えた2018年に、モデルチェンジとロゴのリニューアルが発表されて話題になりました。

リモワのスーツケースが、おしゃれな大人を魅了する

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『リモワ』といえば、旅慣れた大人たちから圧倒的な支持を集めるスーツケースのリーディングブランド。大人が魅了される理由、さらにはシリーズの種類まで一挙お届け。

山崎 サトシ

アイテム1オリジナル

『リモワ』といったら、やっぱり「トパーズ」ですよね。アルミニウム製ならではのクールなルックスが好みという男性も多いのでは? 「トパーズ」は「オリジナル」として生まれ変わりましたが、使い込むほどに味わいが増すという経年変化が楽しめるアルミニウム製は健在。やや重いものの、360度回転の4輪キャスターなので歩行時も重さを感じることなく快適です。

■サイズ:高さ55×横40×マチ20cm
■重要:4.2kg
■容量:31L

アイテム2エッセンシャル

“職人技とハイテクの融合”というコンセプトのもと、2000年にデビューした「サルサ」は、初めてポリカーボネートが使用されたことでも話題になりましたよね。この「エッセンシャル」は、「サルサ」と「サルサデラックス」のリニューアルモデル。ポリカーボネートは、耐久性や耐衝撃性に優れていながらも軽量なところが魅力で、より身軽に旅を楽しめるモデルです。

■サイズ:高さ67.5×横44.5×マチ24cm
■重量:4.1kg
■容量:60L

アイテム3ハイブリッド

「リモアリンボ」のリニューアルモデルである「ハイブリッド」は、丈夫なアルミニウムと軽量なポリカーボネートの融合を実現したモデル。ポリカーボネートのボディにフレームが付いているような構造で、より強度がアップしています。以前と同じコーナーのアルミニウムパーツに加え、新しく施されたアルミニウムのロゴプレートも高級感アップに貢献。

■サイズ:高さ55×幅40×マチ23cm
■重量:3.8kg
■容量:37L

▼ブランド2:『サムソナイト』

1910年にアメリカ・デンバーでスタートしたトラブルバッグメーカーで、スーツケースの世界No.1シェアを誇るリーディングカンパニーとして君臨。極限まで軽さを追求した「コスモライト」をはじめとするハードケースだけでなく、「オプティマム」などのソフトケースも展開しています。そのラインアップの豊富さはさすがの一言!

だからサムソナイトのスーツケースは支持される。その理由とおすすめ10型

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類まれな機能性の高さとデザイン性を両立させ、世界シェアNo.1といわれる『サムソナイト』のスーツケース。支持されている理由や狙うべきモデルを一挙お届けします。

近間 恭子

アイテム1コスモライト

『サムソナイト』史上、最強で最軽量といわれているベストセラーモデル「コスモライト」。スーツケース業界では『サムソナイト』が独占使用している素材”カーヴ”を採用することで、驚きの衝撃耐性と軽さを実現しているんです。また、貝殻の強さにインスピレーションを得た独特なシェルデザインも印象的。

■サイズ:高さ75×幅51×マチ31cm
■重量:2.6kg
■容量:94L

アイテム2ライトボックス

「コスモライト」同様、“カーヴ”を使用した「ライトボックス」は、最高の素材と現代的なデザインを融合させたモデルです。サテン仕上げと洗練された織りの高級感ある面持ちは、大人が持つにふさわしい雰囲気を演出します。コーナーのプロテクションは耐久性を向上させるだけでなく、デザイン上のアクセントにも。

■サイズ:高さ55×幅40×マチ20cm
■重量:2.2kg
■容量:38L

アイテム3オプティマム

余裕のある容量と軽い使い心地が魅力のモデル「オプティマム」。ソフトケースながらも4輪キャリーなので小回りが利き、移動中にストレスを感じることなくスムーズです。雨や汚れから守るラゲッジカバーやフロントに設けられたタブレットPCポケット、TSAロックなどの使い勝手を向上させる機能も満載。

■サイズ:高さ64×幅46×マチ30cm
■重量:3.2kg
■容量:77L

▼ブランド3:『トゥミ』

1975年に創業した『トゥミ』は、デザインと機能性を兼ね備えたさまざまなアイテムを展開。高い耐摩擦性を誇るFXTバリスティックナイロンをはじめ、ディテールやパーツの多くを独自に開発・設計しているのも『トゥミ』の強みです。ビジネスバッグ同様、スーツケースにもかなり力を入れており、その品質の高さもお墨付き。

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日本のみならず、世界中のビジネスマンから愛されている『トゥミ』。バッグの魅力や特徴、人気シリーズを通じて、愛される理由を読み解いていきます。

近間 恭子

アイテム1アルファ3

『トゥミ』を象徴するFXTバリスティックナイロンを採用した「アルファ3」のスーツケース。このモデルはマチ幅を最大28cmまで拡張できるエキスパンダブル機能を備えているので、旅先で荷物が増えても安心です。本体に独自のトレイサー・プログラムを搭載しているので、万が一紛失しても追跡できるというのも特筆すべきポイント。

■サイズ:高さ51×幅35.5×マチ23cm
■重量:4.4kg
■容量:35L

アイテム219 ディグリー アルミニウム

軽量なアルミニウムにランダムにあしらわれた立体的デザインが特徴的。角度や動きによって光を反射するメタリックな質感が、クールかつモダンな雰囲気を醸し出します。ハンドルはグリップ部分にレザーをあしらい、軽量で航空機規格のアルミニウムを用いた伸縮式のX-Brace45ハンドル・システムを採用。ファスナー付きメッシュポケットやストラップなどの機能も充実しています。

■サイズ:高さ66×幅44.5×マチ25.5cm
■重量:6.2kg
■容量:55L

アイテム3トゥミV3

「トゥミV3」は『トゥミ』史上、もっとも軽量なハードケースのコレクション。何層にも重ねられた特別なポリカーボネートの混合素材を用いているので、軽い持ち味ながらも耐久性にも優れています。360度の全方向へスムーズな歩行を可能にする埋め込み式の4輪デュアル・スピニング・ホイール、マチ幅を最大33cmまで拡張できるエキスパンダブルを搭載するなど、高い機能性も装備。

■サイズ:高さ77.5×幅51×マチ28cm
■重量:5kg
■容量:91L

▼ブランド4:『ゼロハリバートン』

1938年に創業した『ゼロハリバートン』は、アメリカ発のスーツケース・ラゲッジ専門ブランド。1969年にアポロ11号が月面着陸に成功した際、月の石を入れて持ち帰った“月面採取標本格納器”が『ゼロハリバートン』だったことから、その名が世界中に知れ渡りました。アルミニウム製のハードケースがお馴染みですが、近年ではコーデュラ・バリスティックナイロン製などのソフトケースも展開。

アイテム1ジオ アルミニウム 3.0

幾何学柄を意味する「ジオ アルミニウム 3.0」は、ダブルリブと美しいフォルムが魅力です。アルミニウムのボディは強度が優れているだけでなく、使うほどに味わいが増すという経年変化が楽しめます。ストッパー付きの4輪キャスターなど、使い心地も考えられた優れた機能が満載。

■サイズ:高さ56×幅37×マチ23cm
■重量:5.4kg
■容量:34L

アイテム2ZRL

『ゼロハリバートン』史上もっとも軽量なのが「ZRL」のスーツケース。ボディにはポリカーボネートが使われており、伝統のダブルリブを継承した美しいフォルムも印象的です。置き忘れや盗難などにあったスーツケースを所有者に戻す「ZEROグローバルトラッキングプログラム」など、使い手のことが考えられたサービスもうれしい限り。

■サイズ:高さ63×幅40×マチ25cm
■重量:3.8kg
■容量:55L

アイテム3PRF3.0

「PRF3.0」は『セロハリバートン』のナイロンソフトラゲージの最上位に位置するコレクション。ボディには耐久性に優れた高密度ナイロンを採用しています。三つ折りのスーツカバーが付属するなど、出張に活躍するのも特筆すべき点。前面のポケットはB5ノートが入る大きさで、スマホやパスケースなどの取り出し頻度の高い荷物を入れるのに重宝します。

■サイズ:高さ47×幅34×マチ25cm
■重量:3.7kg
■容量:

▼ブランド5:『プロテカ』

日本発のバッグメーカー『エース』から、ラゲージブランドとして2004年に誕生。頑なに日本製にこだわり、高感度なデザインと品質の高さを融合したスーツケースを発信しています。デュアルオープンシステムやサイレントキャスター(R)などの画期的な機能は日本人ならではの発想であり、日本製だから実現できたといっても過言ではありません。

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近間 恭子

アイテム1360T

通常、ハードケースは一方開きですが、『プロテカ』の「360T」はあらゆる角度から荷物の出し入れが可能という革新的なスーツケース。空港や移動中にちょっとした荷物を取り出したいときなど、さまざまなシーンで圧倒的な使いやすさを発揮します。サイレントキャスター(R)やベアロンホイール(R)により、静かで軽やかな走りを可能にしています。

■サイズ:高さ49×幅34×マチ25cm
■重量:3.0kg
■容量:33L

アイテム2360フレーム

360度オープンスタイルの「360T」に対し、「360フレーム」は左右どちらからも開けられるデュアルオープンシステム(特許出願中)を搭載。さらに軽量・硬質のマグネシウム合金フレームを採用することで、高い剛性と機密性も実現しています。ポケット付きの仕切りを両面にあしらった使い勝手のいい内装も魅力。

■サイズ:高さ60×幅44×マチ27cm
■重量:5.1kg
■容量:65L

アイテム3ソリエ3

丁寧に縫い込まれたボディやレザーの装飾が、気品すら感じさせる「ソリエ3」。手元でキャスターを制止できるストッパーを搭載しているので操作が簡単で、揺れる電車の中や傾斜のある場所でもしっかり固定できます。さらにサイレントキャスター(R)とベアロンホイール(R)により、走行音が静かで走り出しもスムーズ。

■サイズ:高さ45×幅35×マチ22cm
■重量:2.6kg
■容量:31L

▼ブランド6:『グローブ・トロッター』

1897年に創業した英国発の『グローブ・トロッター』は、英国王室をはじめとするセレブに愛用されているブランド。スーツケースの最大の特徴は、ヴァルカン・ファイバーという特殊紙を何層にも重ねて樹脂コーティングした素材にあります。この堅牢かつ軽量な素材を使い、今もなお創業当時と変わらない熟練職人によって丁寧に製作。クラシックでエレガントな佇まいは、他とは一線を画す存在感を放ちます。

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アイテム1オリジナル

創業当時から変わることのない「オリジナル」は、今でもコーナーにボディと同じヴァルカンファイバーを使い、ミニマムなスタイルを追求しています。片面開きで四隅が湾曲していない箱になっているため、荷物を隙間なく詰め込むことができるのも◎。軽くて丈夫、さらに発色が美しいヴァルカンファイバーは、使うほどに味わいが増してエイジングが楽しめます。

■サイズ:高さ49×幅35×マチ17cm
■重量:3kg
■容量:30L

アイテム2サファリ

1920年代後半に製作され、人気を博したモデルのリバイバルである「サファリ」。全く色をつけていないナチュラルレザーをハンドルやストラップなどに使用しており、使い込むほどに味わい深いアメ色へと変化していきます。ゴールドカラーの真鍮製金具とのコントラストはラグジュアリーな雰囲気を高める効果も。

■サイズ:高さ81×幅48×マチ26cm
■重量:5.2kg
■容量:78L

アイテム3センテナリー

『グローブ・トロッター』の誕生100周年を記念して発表された定番コレクション。軽量で頑強さという実用性はそのままに、コーナーやストラップなどにレザーを採用することでクラシックなデザインにファッション性をプラスしています。職人の卓越した職人技で丁寧に施された真鍮のパーツが絶妙なアクセントに。

■サイズ:高さ55×幅40×マチ20cm
■重量:4.2kg
■容量:3.2L

▼ブランド7:『ブリーフィング』

見た目はアメリカブランドのようですが、『ブリーフィング』は日本で企画・デザインされる日本ブランド。ただし、1998年の創業当時から、生産はアメリカの軍需工場で行われています。耐摩擦性の強いバリスティックナイロンやナイロンの7倍の耐久性を持つといわれるデュポン社のコーデュラナイロンなどを使用し、さらに強靭なパーツや最高峰の技術で本格的なミル・スペックを追求しているのも特筆すべき特徴です。

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アイテム1H-37

『ブリーフィング』初のハードケースがこちら。ボディには耐衝撃性・耐熱性などに優れ、航空機や医療機材にも使われているポリカーボネートを採用。マットな質感がなんともクールで、男心をくすぐる仕上がりです。クラシカルなアメリカンプロダクトを彷彿とさせるパネルデザインのリブは、強度を高める効果もあります。

■サイズ:高さ54×幅36×マチ24cm
■重量:2.8kg
■容量:37L

アイテム2H-52

初となる総柄のハードケースは、亜熱帯・熱帯地方での戦闘作戦をイメージしたグリーンのボディにオリジナルのカモフラ柄をデザイン。ポケットを備えた着脱可能な仕切りはハンガー仕様になっているため、宿泊先ではウォールポケットとしても使用できます。耐久性が高く、小回りの利く4輪ホイールは、サイドのレバーを下げると前面の2輪にロックをかけることが可能。

■サイズ:高さ64×幅46×マチ26cm
■重量:3.7kg
■容量:52L

アイテム3クラウドT-4

過去のアーカイブをベースに再構築した「クラウドT-4」。ボディには1050デニールのバリスティックナイロンが使われています。フロントにはA4サイズの書類や小物など、さまざまなアイテムを収納できるポケットを3つ配置するなど、機内持ち込み可能なサイズ設計ながらも機能性に富んだソフトキャリーバッグです。

■サイズ:高さ51×幅34×マチ18cm
■重量:3.2kg
■容量:31L

▼ブランド8:『リカルド』

2018年に日本初上陸を果たした、1978年創業のアメリカ・ビバリーヒルズ発の『リカルド』。多種多様な文化が混在するカリフォルニアから受けたインスピレーションにトレンドを融合させ、機能性・デザイン性ともに優れた高品質なラゲッジコレクションを発信しています。ガーメントバッグやオーガナイザーなどのアクセサリーも展開。

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アイテム1エルロン

洗練されたスタイルとプレミアムな機能を併せ持つ、『リカルド』を象徴するコレクションである「エルロン」。アルミニウムのクールな光沢感とスマートなデザインが、どこかラグジュアリーな印象を与えます。360度回転する静音ダブルホイールや2つのTSAコンビネーションロックを備えた開閉システムなど、使いやすさが考えられたこだわりの機能にも注目を。

■サイズ:高さ66×幅46.9×マチ30.4cm
■重量:6kg
■容量:58L

アイテム2アリス

流線形のエレガントなスーツケースが特徴的な「アリス」は、最新技術と職人の熟練技のコラボによって生み出されたコレクション。本物と見間違えるほど風合いまでリアルに再現されたエコレザーが、スタイリッシュさに加えて高級感ある雰囲気を演出します。マチ幅を最大29.1cmまで拡張できるエキスパンダブルなど、機能性に優れているのも優秀。

■サイズ:高さ54.6×幅40.6×マチ24.1cm
■重量:2.9kg
■容量:39L

アイテム3オーシャンドライブ

洗練されたデザインが目を引く「オーシャンドライブ」は、軽量ながらも耐久性に優れたポリカーボネート製。フロントにはPCポケットやオーガナイザーがセットされ、旅行だけでなく、出張にも活躍する仕様になっています。衝撃から荷物を守るコーナーガードやデタッチャブル式のビニールポケットなど、使い勝手を向上させる機能も充実。

■サイズ:高さ55.8×幅39.3×マチ25.4cm
■重量:3.1kg
■容量:39L

▼ブランド9:『イノベーター』

スウェーデンのライフブランドである『イノベーター』のスーツケースは、北欧らしさを強く感じさせるシンプルなデザイン。なかでも凹凸で表現されたボディのスウェーデンフラッグが特徴的です。キャスターの性能と軽量さにも定評があり、キャスターは日本の企業と共同開発されたものを採用。それでいてコスパに優れているのも見逃せません。

アイテム1INV55

『イノベーター』の象徴であるスウェーデンの国旗のデザインが印象的。同じポリカーボネート混合樹脂でも色によって質感が異なり、バニラはクールなマット加工に仕上げられています。内部にはファスナー開閉による仕切りを設けた収納部とクロスベルとを設けた収納部を完備。荷崩れしにくい作りなのもうれしいポイントです。

■サイズ:高さ55×幅38×マチ25cm
■重量:3kg
■容量:50L

アイテム2INV675

こちらはスウェーデン国旗にリブデザインが加わったアニバーサリーモデル。上記のモデル同様、色によって質感が異なり、この色はエンボス加工が施されています。内部はクロスベルトと仕切りが設けられた荷崩れしにくい作りになっており、スーツやジャケットの持ち運びに便利なハンガーが付属するのも特徴。

■サイズ:高さ69×幅46×マチ30cm
■重量:5.7kg
■容量:90L

アイテム3INV2W

フロントに1680デニールのナイロン、背面にウレタン樹脂という、ソフトケースの収納のしやすさとハードケースの丈夫さを持ち合わせたハイブリッドタイプ。スウェーデン国旗のデザインも健在で、赤のステッチによってその存在感が強調されています。前面に多彩なポケットを装備しているのも便利。

■サイズ:高さ53×幅32×マチ25cm
■重量:3.2kg
■容量:39L

▼ブランド10:『アントラー』

英国生まれの『アントラー』の歴史が始まったのは1914年。英国のスーツケースというとクラシックなデザインをイメージしますが、同ブランドは実用的でスタイリッシュ、かつ個性的なデザインが主流になっています。軽さと強さを追求した現代的なスーツケースは、世界中のジェットセッターに支持されています。

アイテム1プリズム

ドイツの化学メーカー、バイエルン社の高品質ポリカーボネート”マクロロン”を採用。ユニークなリブデザインに加え、表面がエンボスになっているので傷が目立ちにくいのも魅力です。50mmの大径4輪キャスターはホイールを中空にすることで、見た目のスマートさと軽量化を両立させているのも◎。

■サイズ:高さ60×幅44×マチ26cm
■重量:3.1kg
■容量:57L

アイテム2キャリントン

「キャリントン」に用いているポリカーボネートも、バイエルン社の”マクロロン”。マットなブラックとシルバーカラーのフレームが相まって、クールかつスタイリッシュな印象を与えます。内部はポケット付きのメッシュの仕切りとクロスベルトの仕様になっているので、荷物に合わせて快適にパッキングできます。

■サイズ:高さ48×幅33×マチ23cm
■重量:3kg
■容量:32L

アイテム3タイタス

ナイロンのボディをベースに、天面とキャリー部分にポリプロピレンを使用することで、軽さとタフさを実現した「タイタス」。フロントにはパスポートなどの取り出し頻度の高いアイテムを収納するのに便利なポケットが備えられ、内部はシンプルな作りで荷物が詰め込みやすくなっています。

■サイズ:高さ63×幅43×マチ27cm
■重量:2.5kg
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