革靴でよく聞く、ホーウィン社のクロムエクセルとは?

革靴でよく聞く、ホーウィン社のクロムエクセルとは?

オールデン、ホワイツ、ヴァイバーグなど、世界に名だたるブーツメーカーの名作に使用されるホーウィン社のクロムエクセルレザー。その魅力と起用モデルを紹介します。

大中 志摩

2015.10.07

レザーシューズ

クロムエクセルレザーを提供する、ホーウィン社とは

ホーウィン社は、1905年にアメリカ・シカゴで創業したタンナーで、最高級の皮革を作ることで世界的に知られる名門。特に、同社の作るシェルコードバンは、『 オールデン 』などの高級紳士靴に採用されていることで有名だ。

そんな同社が、堅牢さが求められるワークブーツに提供しているのがクロムエクセルレザーである。

クロムエクセルレザーの特徴

約100年前に開発された手法を用いて、加工が施されていない状態の原皮をていねいになめし、特性オイルを浸透させた牛革がクロムエクセルレザーだ。

油分が多く、重量感のある風合いが特徴。耐久性に優れており、堅牢さが求められるワークブーツの他に、ラグビーボールや野球グローブなどにも使用されているよう。

クロムエクセルレザーの魅力

耐久性、堅牢性に優れたクロムエクセルレザーは、シワになりやすく、傷もつきやすい革質。

一見するとデメリットのように感じられるが、だからこそ個性豊かな表情に育ち、なおかつ短期間で経年変化を堪能することが可能。柔軟性のある革質が作り出す履きジワ、少し磨くだけで出てくる光沢感など、独特の味わい深い靴に仕上げるのだ。

長く履く靴だからこそ、自分らしさを出して行きたい。そんな要望に応えてくれるのがクロムエクセルレザーの魅力だ。

一流ブランドで見つけた、クロムエクセルレザーを用いたブーツ

Item1『ホワイツ』のスモークジャンパー

キング・オブ・ブーツと称される、ワークブーツ界の巨頭『ホワイツ』を代表するモデル、スモークジャンパーにもクロムエクセルが使用されている。履き始めは革の固さが少し気になるが、履けば履くほど足型になじむ。ソールを交換しながら一生かけて育てるブーツだ。

Item2『ハソーン』のレーニア オックスフォード

ホワイツブーツの姉妹ブランド『ハソーン』のオックスフォードシューズ。短靴よりも若干ハイトの高い形状は、短靴のような軽快さとブーツのようなフィット感が体感できるおすすめのデザインだ。本モデルは、ブラウンのクロムエクセルを使用。オイルの染み込んだ具合により演出される独特のムラ感も魅力だ。

Item3『ラッセルモカシン』のクレイ チャッカ

『ラッセルモカシン』は、1898年にアメリカ・ウィスコンシン州に創業した老舗ブーツメーカー。森林伐採に従事する"きこり"のためのブーツを作ることからスタートしたと言われている。このクレイ チャッカは、同社の中でも定番中の定番モデル。流行り廃りのないデザインと堅牢なクロムエクセルで長く愛用できる。

Item4『ヴァイバーグ』のトレンチブーツ

1931年に創業したカナダのブーツメーカー。少数精鋭の熟練職人がハンドメイドで製作するため、限られた数しか世に出回らない貴重なワークブーツだ。アッパーには、ブラウンのクロムエクセルを採用している。アウトソールはレザー仕様となっており、ドレッシーな雰囲気も薫る。

Item5『オールデン』のプレーントゥブーツ

1884年創業のオールデン社の定番モデル、プレーントゥブーツに珍しい色合いのクロムエクセルを採用したショップ別注モデル。定番のモデルには、ブラウンのクロムエクセル、クッションソールが採用されているが、本モデルにはライトブラウンのクロムエクセルとコルクソールが採用されている。

Item6『スローウェアライオン』のOB-8593H

日本国内のブーツメーカー『スローウェアライオン』のレースアップブーツ。ひんぱんに靴の脱ぎ履きをする日本人の生活様式に合わせて、シャフトのサイドにジッパーを配した、脱ぎ履きがスムーズに行えるブーツ。ワークブーツの堅牢さを持ちながら、ストレスなく履くことができる。ブーツ初心者におすすめの逸品。

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