スペック命。アウトドアウォッチに必要な要素とおすすめブランドを網羅

スペック命。アウトドアウォッチに必要な要素とおすすめブランドを網羅

アウトドアが楽しくなる季節。機能性重視のアウトドアウォッチが1本あればもっと充実するはずです。その選び方の基準とおすすめブランドをまとめました。

髙須賀 哲

2020.02.28

腕時計
アウトドアファッション

街使いの腕時計とは、前提から異なるアウトドアウォッチ

腕時計は男性にとっての数少ないアクセサリーだといわれます。そのため、普段使いの時計には、ファッション性やステータス性などが求められるものです。一方、アウトドアウォッチは過酷な自然の中で使うギア。求められるのは、衝撃や水濡れなどに耐えうるタフネスです。そしてそんなアウトドアウォッチは、実用的に使えるのはもちろん、機能的で武骨なデザインがカジュアルな着こなしのアクセントにもなってくれます。1本持っていればさまざまなシーンで活躍してくれるでしょう。

最低限、まずはこれだけ。アウトドアウォッチに求めるべき2つの基準

アウトドアウォッチを選ぶ際に重要なポイントの1つが防水性能です。普段使いで時計が水に濡れる場面といえば、手を洗ったり、料理をしたり、雨に降られたり、といったくらい。それであれば2~3気圧防水程度の日常生活用防水時計でこと足りるでしょう。しかし、アウトドアでは釣りをしたり、川にジャブジャブ入ったりとハードな水濡れが予想されます。その場合、日常生活用防水では水が浸入してしまう可能性大。やはり、最低5気圧防水以上の日常生活用強化防水時計にカテゴライズされるモデルを選ぶべきです。

アウトドアウォッチ選びでもう1つ押さえておきたいポイントが堅牢性です。トレッキングなどをする際には腕時計を岩にぶつけたりすることもあるので、多少の衝撃では壊れないタフネスが求められます。そのため、頑丈なステンレススチールをボディに使用したり、衝撃を吸収するラバーや樹脂で外装を覆ったり、『Gショック』のようにモジュールを宙に浮かせて衝撃を和らげたりと、各メーカーが堅牢性を高めるための工夫を凝らしています。機能性が優れていても、衝撃で壊れてしまっては元も子もありません。手に入れる前に素材や構造をしっかり調べておきましょう。

ライトなレジャーなら十分。基本性能を備えたアウトドアウォッチ5本

ここからはおすすめのアウトドアウォッチをご紹介していきましょう。まずは、ハイキングやバーベキューなど気軽にアウトドアを楽しむ人向け。防水性能と堅牢性という2つの基準を押さえつつ、ファッション性にも優れたモデルをセレクトしています。

1本目『G-SHOCK』GW-M5610-1JF

初代『Gショック』のデザインを受け継いだクラシックなモデルですが、独自の耐衝撃構造と20気圧防水という高い機能性はリアルなアウトドアシーンでも実力を発揮。また、電波受信機能も備えているため、常に正確な時刻を確認できます。ファッション性の高さは言わずもがな。カジュアルから本格派まで幅広いアウトドアスタイルに馴染んでくれます。

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平 格彦

2本目『ビクトリノックス』イノックス

ナイフで有名なスイスのメーカー『ビクトリノックス』が手掛ける高性能なアウトドアウォッチ。耐荷重テストや耐寒熱テスト、落下衝撃テスト、さらには化学薬品に対する耐腐食テストなど、130におよぶ耐久テストをクリアした圧倒的なタフネスを誇ります。その秘密が、ナイフ製造で培った鍛造加工による丈夫な金属ボディ。その他一段下がった風防や厚めのリューズガードなど、素材やディテールに対するこだわりが散見されます。ミルスペックのパラコードブレスレットも、アウトドアな雰囲気を盛り上げる一因に。

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増山 直樹

3本目『セイコー プロスペックス』 フィールドマスター

独自の外胴プロテクター構造によってムーブメントをガードすることで、優れたタフネスを実現。20気圧防水なので多少の水濡れなら怖くありません。また、4時位置に配された特徴的なリューズは手首の動きを妨げないためアクティブに活動できます。ちなみにこちらは『ロウワーケース』のクリエイティブディレクター、梶原由景氏がプロデュースしたモデルで、コブラ針に代表されるクラシカルなデザインが魅力となっています。

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『セイコー』を象徴するスタイルのひとつに、“ツナ缶”がある。1975年誕生の傑作ダイバーズが採用したこの特異なデザインは、時代を経ても色褪せず、新鮮味に満ちている。

ワダ ソウシ

4本目『ニクソン』レグルス

アウトドアスポーツ用のファッショナブルな腕時計を作り続けている『ニクソン』。その歴史の中でも最もタフなモデルとされているのがこちらの「レグルス」です。元米軍特殊部隊の隊員の意見をフィードバックして開発されており、モジュールと背面ケースの間に衝撃吸収性に優れるポロンXRD素材を挟み込んだり、水中での視認性を高めるために大画面の液晶を採用したりするなどの工夫がなされています。10気圧防水と防水性能も申し分ありません。

5本目『ルミノックス』シータートル

ウルトラライトカーボンをケースに使用し、軽量かつ薄型で快適な装着性を実現。10気圧と十分な防水性能も備えています。特筆すべきはベゼルからダイヤル、インデックス、ブレスレットまですべてマットブラックで仕上げたクールなデザイン。アウトドアスタイルの腕元で抜群の存在感を放ってくれますし、25年間光り続けるという自己発光システム「LLT」の光も際立ちます。

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夏目 文寛

トレッキングから登山まで。本格派のアウトドアウォッチはこちらから

トレッキングや登山など、本格的にアウトドアを楽しむなら、堅牢性・防水性にプラスαの機能性を備えたモデルを選ぶと良いでしょう。天候の変化や現在地を把握できれば、危険を回避できる可能性が高まります。そのため、高度・気圧・気温計やGPS機能の付いたモデルがおすすめです。GPS機能で自分の移動ルートをトラッキングできるモデルもあるので、これまでにない楽しみ方も可能になります。

1本目『プロトレック』マナスル

カシオの『プロトレック』シリーズの中でも最高峰の機能性を誇るのがこちらの「マナスル」。日本人で初めて8000m峰14座完全登頂に成功した登山家、竹内洋岳氏のフィードバックのもとに開発されたモデルです。樹脂製のインナーケースをチタン製のアウターベゼルと裏蓋で挟み込むコンポジット構造により、堅牢製と軽量化を実現。高度計、気圧・温度計、方位計のトリプルセンサーに加え、ソーラー発電、電波受信機能まで完備した最強クラスの1本です。

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八木 悠太

2本目『スント』トラバース

高機能な腕時計をリリースしてきた『スント』が手掛けるスマートウォッチ。アメリカ国防総省が定める耐久性の規格をクリアした唯一のGPSウォッチでもあります。衛星ナビゲーションシステムを利用して、移動速度や位置情報はもちろんのこと、高度、垂直速度、合計上昇時間まで測定可能。最大100時間持続するバッテリーを搭載しているのも安心です。アプリと連携させれば、アウトドアでのアクティビティを記録することもできます。

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Hiroshi Watanabe

3本目『プロマスター』CC3067-88E

1989年に誕生したシチズンのスポーツウォッチシリーズ『プロマスター』。最新モデルの「CC3067-88E」では、GPSによる位置情報取得機能、常に正確な時間を知ることができる衛星電波受信機能に加えて20気圧防水機能を完備。さらにシチズン独自の光発電技術、エコドライブを搭載しており、電池交換の必要がありません。機能性に特化した武骨なデザインも魅力です。

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横山 博之

4本目『セイコー プロスペックス』アルピニスト

安全に山を楽しむために開発された登山用のソーラーデジタルウォッチがこちらの「アルピニスト」。Bluetoothでスマートフォンアプリと連携することにより登山計画を作成したり、過去の登山記録を管理したりすることができます。また高度、気圧、温度、方位を計測できるうえ、1時間あたりに移動した高度差を表示できるので目的地までの所要時間を見積もることも可能。シリコン素材のベルトで装着感にも優れています。

5本目『ガーミン』フェニックス 6x プロデュアルパワー

GPS機器メーカーとして知られる『ガーミン』が生み出したハイエンドなGPSウォッチ。ソーラー充電機能を備えているのでアウトドアでも安心して使えます。GPSを利用して位置情報を取得できるだけでなく、電子コンパス、ジャイロスコープ、気圧高度計を内蔵することで多彩な機能を実現。アウトドアはもちろん、タウンユースでも役立つ高い機能性を発揮してくれます。

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夏目 文寛

男性ライフスタイル誌「Free&Easy」の編集に8年間携わり、2013年にフリーランスの編集・ライターとして独立。紙媒体・WEB媒体を問わず、メンズファッション、ライフスタイルに関する記事を執筆しているほか、アパレルブランドのカタログやWEBビジュアルのディレクションも手がける。
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