
ミリタリーシャツは程良く品良く。今っぽく着られるおすすめ15枚とコーデ術
ここにきて男っぽさ薫るミリタリーシャツの注目度がふたたび高まっています。今ならどんな一枚を選び、どうコーデに組み込めばいいのでしょうか。最新事情をご紹介します。
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男らしくて品もあるミリタリーシャツを大人コーデの味方に
ミリタリーシャツはその名の通り、軍隊用に開発されたシャツのことを指します。フラップつきのパッチポケット、ワッペン、肩章(エポーレット)といった仕様が特徴的ですが、もともとバリエーションが多いうえにファッションアイテムとしてアレンジも加わっていますので、ディテールは多種多様。ただし、共通してミリタリーテイスト独特の男っぽさとシャツならではの適度な品格を備えているのが魅力です。
最旬スタイルに導く、ミリタリーシャツの選び方
今シーズン選ぶべきミリタリーシャツを4つの視点でご提案。どれかひとつでも押さえておけば十分ですが、複数のポイントを備えたタイプなら鮮度が一層高まります。すぐにでも旬なコーディネートを築くことができるので、自分らしくて今季らしいミリタリーシャツ選びの参考にしてみてください。
ポイント1
シンプルに削ぎ落とした大人顔のデザイン
エポーレットやワッペンといった要素を省略し、シンプルな面持ちにアレンジされたミリタリーシャツが狙い目。大人なムードを演出しやすい一方で、ドレスシャツよりは武骨でワイルドという絶妙なバランスが、今の気分にマッチします。
ポイント2
トレンドの迷彩柄でミリタリー感を強調
ベースのデザインがシンプルなミリタリーシャツなら、迷彩柄を選んでも大人っぽく着こなせます。本来のミリタリーテイストが強調できるうえにトレンドの柄でもあるので、スタイリングに独特なスパイスを効かせることが可能です。
ポイント3
人気が続くオープンカラーで鮮度アップ!
旬なリラックス感と男らしいニュアンスを兼備するオープンカラーの人気が続いています。ということで、トレンド感を強調するならオープンカラーのミリタリーシャツが最強。実は定番形のひとつで、着こなしやすいデザインでもあります。
ポイント4
バンドカラーでとことん都会的に着こなす
襟羽根のないバンドカラー仕様のミリタリーシャツならば、グッとファッショナブルな印象。都会的なミリタリースタイルを狙うのであれば、こちらもおすすめのタイプといえるでしょう。通常のシャツと比べて、襟のボリュームがない分、すっきりと着こなせるのもメリット。
コーデ実例に学ぶ。ミリタリーシャツを今どきで大人っぽく着こなす7つのコツ
ミリタリーシャツを使って旬なコーディネートを築く際のポイントをご紹介。どんなアイテムと合わせるか、トップスとボトムスの配色はどうするかなど、複数のヒントとその実例を、ぜひ参考にしてください。
着こなしのコツ1
スラックスを合わせて上品な着こなしに
パンツの中でもっとも上品なスラックスを合わせれば、ミリタリーもの特有の骨太感が緩和されて必然的に大人っぽく仕上がります。堅苦しいのが苦手な人は、着心地が快適なスラックス顔のイージーパンツを選ぶのもアリです。
迷彩柄が全面に配された存在感強めなミリタリーシャツを主役にしつつも、スラックスを合わせることで大人っぽさも忘れずに担保。骨太過ぎないバランスの良い着こなしへと導いています。足元に持ってきたレザーローファーも、ミリタリーシャツをアク抜きする絶妙な一手に!
着こなしのコツ2
ホワイトを効かせてクリーンなミリタリースタイルに
大人らしいミリタリースタイルを築くためには、清潔感をMIXするのも常套手段。その代表的なテクニックのひとつが、クリーンなホワイトを挿す方法です。インナーやパンツで白を取り入れるのが手軽な正攻法です。
白いパンツを使用し、クリーンさを演出した好例。カーキのミリタリーシャツとまっさらなホワイトが軽やかなイメージを生み出しています。インナーにボーダーTシャツを合わせてマリンな印象も追加しています。
着こなしのコツ3
ブラックで引き締めてクールなコーディネートをメイク
コーディネートを黒でキリッと引き締めるのも定番テクニック。ミリタリーシャツをスマートに着こなせるので、活用しない手はありません。その際は、ジャスト~スリムなブラックボトムスを選ぶのがおすすめ。フォーマルかつシックな印象が簡単に手に入ります。
カーキのミリタリーシャツに対してブラックのボトムスをチョイスし、カラーコントラストの効いた着こなしを形成。同時に、黒効果でスタイリングが適度に引き締まっています。軽快な雰囲気のランニングシューズを持ってきたり、クリーンな白Tを挿したりと、重たく見えないように小物で調整しているのも◎。
着こなしのコツ4
ジーンズを合わせた王道のアメカジスタイルで
ミリタリーシャツはアメカジの王道アイテムでもあります。ヴィンテージ、レトロ、クラシックといったニュアンスが注目されている今だからこそ、ジーンズを合わせてヴィンテージライクなアメカジスタイルを築くのも一興。濃色デニムなら適度に落ち着いた印象になり、反対に淡色デニムなら抜け感が強まります。
デニム×ミリタリーシャツによるクラシックなアメカジスタイル。ただし、上下ともゆるっとしたサイズ感で統一することによって、モダンなニュアンスも見事に落とし込みました。シャツ、デニムともに余計な装飾性のないシンプルなデザインを選んでいるため、そのルーズなシルエットが一段と際立っています。
着こなしのコツ5
ワントーンでまとめて、洗練された雰囲気を呼び込む
ミリタリーシャツ特有の武骨さを緩和させたいなら、ワントーンで上下をまとめるのも好手。着こなしに使用する色数を最小限に抑えることによって、スマートな印象を呼び込むことができます。その際は、上下どちらもシンプルなアイテムを選ぶのがセオリー。
上下ともネイビー系カラーでリンクさせ、洒脱なコーディネートをメイク。あえて“メリハリを付けない”ことで、ラギッド過ぎない落ち着いた雰囲気を創出しています。重々しく映らないよう、ややゆるめのサイズ感でほんのりと脱力させているのもカギ。
着こなしのコツ6
トレンド感を加速するワイドパンツとのマッチアップ
流行ド真ん中なワイドパンツとのマッチングであれば、即座に旬顔な装いに帰結。ミリタリーシャツの土っぽさをいなす意味でも非常に効果的なスタイリングです。より品良さを意識するならば、ウールなどの風合い良い素材のワイドパンツを選ぶのが良いでしょう。
ルーズなサイズバランスによって、ミリタリースタイルに今っぽさを注入。また、ボトムスがウール使いの上品顔なので、大人感もきちんと担保できています。インナーのタックインだったり、足元の肌見せだったりと、着こなしにリズムを生み出すテクニックにもぜひ注目を。
着こなしのコツ7
スウェットパンツで脱力してもるのも得策
ミリタリーシャツはハードな印象なので、それを緩和するように着こなすとバランスが整います。見た目も着心地もソフトなスウェットパンツは最適。ラフな印象になり過ぎないよう、シンプルなシャツとパンツを選べば意外とすんなりまとまります。
適度にゆったりしたスウェットパンツを着用。裾がリブになっていないタイプを選ぶことで、ラフに見え過ぎるのを防いでいます。また、ミリタリーシャツの中に白のタートルネックを合わせることで、クリーンな品格を加味。余裕があるけどルーズ過ぎないシルエットも絶妙です!
旬のミリタリーシャツ、推しの15アイテムをピックアップ
前述した選び方のポイントを踏まえつつ、今すぐ買えるおすすめの15枚を一挙にご紹介。どのモデルも人気ブランドが手掛けているだけあって、大人好みのあか抜けたデザインに仕上がっています。間違いなく、ワンランク上のミリタリースタイルへと導いてくれるはず!
アイテム1
『レミ レリーフ』ミリタリーシャツ(ノーマル)
究極のアメリカンベーシックを追求する『レミ レリーフ』の定番ミリタリーシャツ。アレンジ版や別注品も多い人気アイテムです。両胸のフラップ付きポケットがミリタリー調を醸成。スクエアカットの裾と短めの着丈は、裾をタックアウトしての着用を想定しています。1960年代の主流だった硫化染めを行い、エイジングが楽しめるように計算。
アイテム2
『サルベージパブリック』×『ジャーナル スタンダード』別注 デジタル ロゴ カモ シャツ
ハワイ発のサーフブランドと『ジャーナル スタンダード』による共作。『サルベージパブリック』のアイコンマークであるダイヤモンドヘッドロゴをアレンジした、オリジナルのデジタルカモフラージュ柄が全面に配されています。ボディはストレッチ性のあるポリエステル素材で、フロントは開放的なオープンカラー仕様。
アイテム3
『アーバンリサーチ』撥水/速乾 URテック POLIsh POLI マルチミリタリーシャツ
吸水速乾、ストレッチ、撥水、ウォッシャブルなどさまざまな機能性を併せ持つオリジナル素材“POLIsh POLI”を活用したモデル。あらゆるシーンにおいて快適に着られる一着に仕上がっています。シルエットはトレンド感あるルーズフィットとなっており、さまざまなインナーとレイヤード可能。合わせやすさを考慮し、デザインはベーシックに仕上げられています。
アイテム4
『ナノ・ユニバース』リップストップワイドノーカラーシャツ
ミリタリーシャツをモチーフとしながら、ノーカラー×ワイドシルエットでリラックスした雰囲気も注入。さらりとカットソーに羽織るだけでも、こなれた着こなしへと導けます。素材には軽量・耐久性をフォローしたナイロンリップストップ生地をピックアップしていて、ヘビロテだってお手のもの。全5色という豊富なカラーバリエーションも魅力です。
アイテム5
『ループ トウキョウ』CTTN RS BDU シャツ US メイド ミリタリーシャツ
“BDU”とはいわゆる戦闘服のことで、Battle Dress Uniform(バトル・ドレス・ユニフォーム)の略。1981年~2012年まで米軍で採用され、収納力の高い4つのフロントポケットやボタンの隠れる比翼仕立てを特徴としています。今作ではウッドランド迷彩柄が採用され、よりミリタリー感濃厚な面持ちに。フォルムはややオーバーサイズで、ウエスト部分と両袖口はボタンでサイズ調整ができます。
アイテム6
『ワークノットワーク』ショートスリーブバンドカラーユーティリティシャツ
シンプルなデザイン、バンドカラー、半袖仕様などによってミリタリーシャツを軽快にモディファイ。動きやすさも意識してピボットスリーブを採用しています。大きなフラップポケットが低めに位置にレイアウトされ、ミリタリー感も十分。カラーはオフホワイトとネイビーの2色で、どちらも爽やかさを感じさせます。
アイテム7
『マージン』ツイル ユーティリティシャツ
ユーティリティシャツがモチーフの本アイテムは、ポリエステル×レーヨンの混紡素材を採用。モダンかつ上品なニュアンスに仕上げられています。ストレッチが効いているので、着心地はストレスフリー。シルエットはやや大きめ程度で、コート類のインナーとしても重宝します。
アイテム8
『ロスコ』ヘビーウェイト フランネルシャツ
テネシー州を拠点とする老舗ミリタリーブランドによる逸品。肉厚で保温性に優れたヘビーフランネル生地が駆使された一枚ゆえに、ライトアウターに近い感覚で袖を通せます。本格派ブランドだけあって作りも極めて頑丈で、ガシガシ着て・洗ってもヘタれることはありません。
アイテム9
『アーミーツイル』×『ジャーナル スタンダード レリューム』別注 コットンスラブシャツ
ミリタリー服をファッションアイテムとして世に広めた先駆『アーミーツイル』に別注。米国の1990’sミリタリーシャツを彷彿とさせるデザインが男心をくすぐります。また、ヴィンテージライクなコットンスラブ生地を取り入れているのもGOOD。クリーンなホワイトカラーですので、きれいめのボトムスとも難なくハマります。
アイテム10
『オールセインツ』スポッター
オールドスクールなミリタリーシャツを彷彿とさせるデザイン。ボディのコットンはヘビーウォッシュ加工で仕上げられており、最初からヴィンテージさながらの風合いを堪能できます。男らしさを存分に宿した一枚ですが、すらっとしたフィット感のためきれいめのコーディネートとも親和性良好!
アイテム11
『デザインワークス』SD F.L オープンカラー 半袖シャツ
こちらの開襟ミリタリーシャツでは、表情の良いダンガリー素材を起用。着れば着るほど味が深まるという美点もあるので、じっくりと経年変化を楽しみたい人にはうってつけです。薄手の生地のため秋冬シーズンではインナーとしても躍動。両後脇にはシャーリングが入り、ちょっとしたアクセントとなっています。バリエではベージュツイルのモデルもスタンバイ。
アイテム12
『ワークウェアスーツ』×『417 エディフィス』別注 アルティメックス CPOシャツ
“スーツ型作業着”でお馴染みの『ワークウェアスーツ』とコラボした一着は、米国海軍の下士官に支給されていたCPOシャツがイメージソース。同ブランド独自の機能素材“アルティメックス”を使い、撥水・速乾・ストレッチ・防シワといった機能性を持たせています。その上肌触りが心地良いので、毎日でも着たくなること請け合い。イージーケアなので旅行のお供にもぴったりです。
アイテム13
『ギローバー』×『ビームス』別注ミリタリーシャツ
高品位なドレスシャツのファクトリーとして名高い『ギローバー』が仕立てたミリタリーシャツ。どこかエレガントな雰囲気ですが、そんな中でアシンメトリーな胸ポケットが個性を主張しています。『ビームス』の別注によりシルエットに余裕を与え、裾をスクエアカットにアレンジ。
アイテム14
『アヴィレックス』ミリタリー ガーメンツ ユーティリティ ロングスリーブ シャツ
いくつものフライトジャケットをアメリカ軍に納入してきたという歴史を持つ『アヴィレックス』。本格派のブランドが作るミリタリーシャツはともすれば男くさくなりがちですが、こちらはゆったりとしたシルエットで今っぽく仕上げています。また、薄めのツイル素材を使用しているため、ロングシーズン楽しるところもポイント。
アイテム15
『シップスミー』ポプリン7分袖BDUシャツ
『シップス』のオンライン限定レーベルより到着。高密度に織り上げたコットンポプリン生地を使っており、BDUシャツながらもどこか柔らかな雰囲気です。洗うほどにパッカリング(縦縮み)が出て、コク深く育っていくのもたまりません! シルエットは今っぽいリラックスフィットですが、無駄なもたつきはなくちゃんと大人顔。腕周りの小物使いを楽しみやすい7分袖仕様も見どころです。
この記事の掲載アイテム一覧(全15商品)
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『レミ レリーフ』 ミリタリーシャツ(ノーマル)
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『サルベージパブリック』×『ジャーナル スタンダード』 別注 デジタル ロゴ カモ シャツ
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『アーバンリサーチ』 撥水/速乾 URテック POLIsh POLI マルチミリタリーシャツ
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『ナノ・ユニバース』 リップストップワイドノーカラーシャツ
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『ループ トウキョウ』 CTTN RS BDU シャツ US メイド ミリタリーシャツ
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『ワークノットワーク』 ショートスリーブバンドカラーユーティリティシャツ
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『マージン』 ツイル ユーティリティシャツ
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『ロスコ』 ヘビーウェイト フランネルシャツ
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『アーミーツイル』×『ジャーナル スタンダード レリューム』 別注 コットンスラブシャツ
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『オールセインツ』 スポッター
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『デザインワークス』 SD F.L オープンカラー 半袖シャツ
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『ワークウェアスーツ』×『417 エディフィス』 別注 アルティメックス CPOシャツ
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『ギローバー』×『ビームス』 別注ミリタリーシャツ
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『アヴィレックス』 ミリタリー ガーメンツ ユーティリティ ロングスリーブ シャツ
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『シップスミー』 ポプリン7分袖BDUシャツ
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