
迷彩柄が今また新鮮。大人が“ガチ感”なしでカモフラを着る3つの法則
昨今のミリタリーブームを追い風に受け、トレンドとして注目を浴びている迷彩柄。難易度高めな柄と思われがちですが、取り入れ方のコツを押さえておけばとっても使えます!
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今こそ、大人のシンプルコーデに迷彩柄を取り入れよう
いつも無難に合わせられる無地モノばかり頼ってしまう……という人は少なくないでしょう。確かに、安定感に関して言えば無地アイテムは随一。ですがあまりにそれ一辺倒だと、どうしても装いが単調になってしまいます。程良く緩急のあるこなれた着こなしに仕上げるなら、ときには柄モノの力をうまく借りたいところ。なかでも推奨したいのが、昨今のミリタリーブームで人気が再燃している迷彩柄(カモフラージュ柄、カモフラ柄)です。旬度を強めるうえでも、コーデに男っぽさをもたらすうえでも効果的なので、ぜひとも味方につけておきましょう。アクの強い柄だけに及び腰になってしまう人もいるかもしれませんが、後述する着こなしのコツを押さえておけば心配無用です!
まずはこの5つ。主な迷彩柄の種類についておさらい
一口に迷彩柄といっても種類は実にさまざま。着こなしの法則について解説する前に、まずは代表的なカモフラ柄をいくつかご紹介しましょう。それぞれで雰囲気がガラッと変わるのが面白いですね。
種類1
ウッドランド
数ある迷彩柄の中でも、もっともポピュラーといえるのがこのウッドランド。1981年~2006年にわたって、アメリカ全軍の標準的な迷彩パターンとして採用されていました。ハイコントラストの4色(砂色・茶色・緑色・黒色)が使われ、柄は不規則な形状の斑によって構成されます。
種類2
デザート
砂漠(=デザート)での使用を想定して開発された迷彩柄。そのため、砂に紛れるようなやや薄めの配色となっています。小石をイメージした模様が散りばめられているのも特徴的で、このことから「チョコチップ」と呼ばれることも。
種類3
タイガーストライプ
その名の通り、虎の縞模様のようなカモフラ柄。かつてのインドシナ戦争時にフランス軍が使用したリザード迷彩から発展した柄とされています。ベトナム戦争において、南ベトナム軍や一部のアメリカ軍で着用されました。
種類4
リアルツリー
こちらの迷彩柄はハンティングシーンを想定したもの。本物の樹木をモチーフとしており、各地の植生に合わせたさまざまなパターンが存在します。アウトドアブランドの間でも非常に人気の高い柄です。
種類5
デジタルカモ
アメリカ軍で近年使われるようになったカモフラージュパターンで、細かいドットを駆使して柄を構築。色のコントラストが低く、自然環境はもちろん市街地にも対応可能とされています。
“ガチ感”の出ない迷彩柄の取り入れ方。3つのルールを押さえよう
軍モノに使用される柄だけに、着こなし方によっては“ガチ”に見えてしまう懸念もある迷彩柄。しかし、以下の3つポイントを知っておけばその懸念は払拭できます。センス良く迷彩柄を使いこなしたいなら、これらのテクをぜひ取り入れてみてください。具体的にイメージしやすいよう、コーデサンプルも併せてご紹介します。
ルール1
迷彩柄は1点投入がセオリー
ウェアで使うにしても小物で使うにしても、基本的にはカモフラ柄は“1点投入”がセオリーになります。迷彩は数ある柄モノの中でもとりわけワイルド感が強いので、それ以上コーディネートに使ってしまうと野暮ったく見えてしまう危険性が大! よほど扱いに慣れている着こなし上級者でない限り、むやみに複数投入するのは避けましょう。
ステンカラーコート&カットソーともミニマルなデザインをチョイス。そのおかげで、デザート迷彩のアクセント効果が一段と際立っています。ややゆるめのサイズバランスによって、今っぽいリラクシングなムード感を落とし込んでいるのも技アリです。
ウッドランド迷彩のカバーオールとダメージジーンズのコンビネーションで、男らしさ全開な着こなしに。セーターやドレスシューズといった大人っぽいアイテムも投下することで、うまくバランスを取っているのも◎です。これぞまさに、メリハリコーデの模範解答!
ルール2
迷彩柄以外に柄モノは使わない
カモフラ柄はインパクトの強い柄ですから、着こなしに用いる場合には他の柄モノを組み合わせないようご注意を。柄×柄でまとめてしまうと“悪目立ち”な印象になるのは避けられません。また、柄モノでないにしてもあまりにビビッドな色味のアイテムはパスしたほうがベター。迷彩柄の存在感が薄まって、チグハグなスタイルになる可能性があります。
迷彩柄のトートバッグを着こなしのアイキャッチとして抜擢。ボトムスにフランス軍のM-52パンツをセレクトし、ミリタリーテイストを一層強めているのも見どころです。ただし、土くさいイメージに偏りすぎないように、トップスにはクリーンな白Tを合わせています。
下手を打つと地味に見えがちなアースカラー基調の着こなし。しかし、主張あるカモフラ柄のパンツを使えばリズミカルな装いへと帰結します。すっきり細身のサイジングや足元のブーツ使いによって、ほんのりと品良さを落とし込んでいるのもポイントの1つ。
ルール3
きれいめアイテムと組み合わせよう
迷彩柄特有の骨太感を緩和したいのならば、きれいめアイテムを使うのが手っ取り早い方法。テーラードジャケットや白シャツ、スラックス、革靴あたりがその代表格といえるでしょう。それらを迷彩アイテムと組み合わせれば、いとも簡単にスマートな着こなしへとシフトできます。武骨過ぎる着こなしは苦手……という人でも、この手法を用いれば抵抗なくトライ可能!
テーラードジャケット&ニットによるきっちりめのレイヤードスタイルを、カモフラ柄パンツでハズした着こなし巧者。端正さと抜け感が共存する、高感度なスタイルに仕上がっています。パンツだけが浮いてしまわないよう、足元は適度にラフな黒スニーカーをピックアップ。
品行方正な白シャツとのコンビにより、都会的な迷彩コーデをメイク。気負わずサラッとカットソーを合わせるのも悪くありませんが、シャツを持ってくると一段と洒脱な雰囲気が強まります。さらに、さりげなく合わせた白ソックスも清潔感をアシスト!
ウェアから小物まで。コーデをアップデートする迷彩柄のおすすめアイテム
トップス&ボトムスはもちろん、バッグや帽子といった小物類まで豊富にリリースされている迷彩柄アイテム。その中から、選りすぐりの逸品をピックアップしてご紹介します。いつものカジュアルコーデをブラッシュアップしたいなら、取り入れない手はありません!
アイテム1
『ザ・ノース・フェイス』ノベルティドットショットジャケット
高い防水透湿性を備えるうえ、ストレッチ性&軽量性にも優れる機能素材・ハイベント-Dを駆使したハードシェル。タウンからアウトドアまで、シーンをまたいで躍動してくれる1着です。表地はウッドランドカモをベースとしたブランドオリジナルの迷彩で彩られ、存在感は満点。ある程度ゆとりのあるフォルムですから、中には厚みのあるインナーも着込めます。
アイテム2
『コロンビア』アーノルドパンチリバーシブルジャケット
ストレッチフリース素材を使った表側は大胆なリアルツリーカモ、対する裏側は撥水加工ナイロン素材の無地という、費用対効果の高い2WAYデザイン。その日の気分や天候に応じてアレンジできるので重宝します。シルエットはかなりゆっために設定されていて、ストリート系のコーデとは相性良好です!
アイテム3
『アヴィレックス』ステンシル パッチド ミリタリー シャツ
タフな印象を醸すデザートカモに加えて、各所にあしらわれたパッチやステンシルプリントもミリタリーテイストを促進。また、通気性に優れるパナマクロスを用いた、コンフォータブルな着心地も高評価です。バリエーションデザインでウッドランドもスタンバイ。
アイテム4
『グリップスワニー』ギアポケットティー4.0
米国生まれの老舗ワークブランドが放つヘビーウェイトな1枚。最大の特徴は胸元に取り入れられたタイガーカモ柄のナイロンフラップポケットで、スマホなどさまざまな小物を収納できます。ユニークなルックスのポケTですから、コーデアクセントとしても効果絶大! ちなみにウッドランドカモのバージョンも展開されています。
アイテム5
『ロスコ』迷彩カーゴパンツ
米国・マンハッタン生まれの老舗ミリタリーブランドが手掛ける1本。米軍の軍規格(ミルスペック)に基づいて製作されているだけあり、そのタフネスは折り紙付きです。なお、ダメージを受けやすい膝やヒップは当て布によって補強されています。
アイテム6
『ヒューストン』ミリタリーシェルショーツ M-65タイプ
ミリタリーボトムスの大定番であるM-65ショートパンツをベースに、防水性に優れかつ通気性に富んだシェル素材が、アウトドアシーンでの活躍にも期待できます。迷彩ながらも都会的なスタイルにマッチするシティカモ柄が、アピール度満点ながら汎用性も高く、まさにいいとこ取り。無地トップスを合わせるだけで十分絵になります。収納力に関しても随一!
アイテム7
『ノーティカ』デジタルカモBDUショートパンツ”トゥービッグ”
イメージソースとなっているのは米軍のBDUショーツ。タウンユースを考慮し、裾口とウエスト裏にはスピンドルが取り付けられています。ボディのコットンリップストップ生地は米国メーカー、カーテキスタイル社のもので、優れたタフネスとはくほどに深まる味わいが持ち味。“トゥービッグ”と銘打たれている通り、フォルムはかなりのオーバーサイズです。
アイテム8
『ニューエラ』9TWENTY クロスストラップ ウォッシュドコットン ベーシック
芯のない柔らかなフロントパネルと、浅めのクラウンを特徴としている人気型「9TWENTY」。ストリート色控えめのベースボールキャップですので、大人世代でもすんなりと取り入れられます。生地にはウォッシュドコットンが使われており、最初から使い込んだような風合いを堪能可!
アイテム9
『イーストパック』パデッドパッカー
1976年から続くリュック界のマスターピース「パデッドパッカー」。無数のデザインバリエが存在しますが、迷彩柄は特にメンズから高い人気を誇っています。素材は引き裂き強度に長ける丈夫なポリエステルで、容量はデイリーユースに適した24リットル。A4ファイルがすっぽりと収まるので、使い勝手は良好です。また、背面には柔らかなクッションパッドを備え、着用感はコンフォートそのもの!
アイテム10
『ハンプティデコ』キャンプべジ バック
こちらの迷彩トートは、野菜を入れるためのベジタブルバッグをアレンジしたデザイン。ガシッとタフな20オンスのコットンキャンバスをベースに、濡れを苦にしないコーティングキャンバスを組み合わせています。8つもの大型ポケットを搭載しており、キャンプシーンでも大いに活躍! キャラ立ちしたルックスで、ベーシックコーデのスパイスとしても優秀です。
アイテム11
『ポーター』×『ヒステリックグラマー』ボンサック
軍装品のポンチョやアウトドアウェアにも用いられる、屈強なパラシュートクロスを素材にセレクト。ガシガシ使ってもへこたれることはありません。しかも、パッカブルタイプのバッグなので持ち運びも極めて便利です。カラバリでシックなモノトーン迷彩も展開されるので、好みに応じて選びましょう。
アイテム12
『ナンガ』アブストラクト カモ バンダナ
首に巻いたり、ポケットに挿したりと、コーディネートの名脇役として欠かせないバンダナ。この1枚は、デジタルカモフラージュに『ナンガ』のブランドロゴを巧妙に織り交ぜています。三辺を丁寧に3つ巻きしたヴィンテージライクな仕様に仕上げるなど、MADE IN JAPANらしく仕立てもGOOD!
この記事の掲載アイテム一覧(全12商品)
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『ザ・ノース・フェイス』 ノベルティドットショットジャケット
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『コロンビア』 アーノルドパンチリバーシブルジャケット
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『アヴィレックス』 ステンシル パッチド ミリタリー シャツ
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『グリップスワニー』 ギアポケットティー4.0
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『ロスコ』 迷彩カーゴパンツ
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『ヒューストン』 ミリタリーシェルショーツ M-65タイプ
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『ノーティカ』 デジタルカモBDUショートパンツ”トゥービッグ”
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『ニューエラ』 9TWENTY クロスストラップ ウォッシュドコットン ベーシック
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『イーストパック』 パデッドパッカー
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『ハンプティデコ』 キャンプべジ バック
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『ポーター』×『ヒステリックグラマー』 ボンサック
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『ナンガ』 アブストラクト カモ バンダナ
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