フライトジャケットが欲しい。種類豊富なミリタリーウェアをどう選ぶ?

フライトジャケットが欲しい。種類豊富なミリタリーウェアをどう選ぶ?

昨今のミリタリートレンドを背景に人気が再燃しているフライトジャケット。その代表モデルを解説するとともに、注目の新作やコーデサンプルも一挙にナビゲートします。

2022.11.30
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山崎 サトシ

執筆者

TASCLAPでの執筆本数NO.1ライター

山崎 サトシ
アフロ歴15年のファッションライターで、趣味はヴィンテージモノの収集とソーシャルゲーム。メンズファッション誌を中心として、WEBマガジンやブランドカタログでも執筆する。得意ジャンルはアメカジで、特にデニム・スタジャン・インディアンジュエリーが大好物! 記事一覧を見る
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ミリタリートレンドをけん引するフライトジャケット。まずはその概要を知る

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Rakuten Fashion

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このところストリートで人気が盛り上がっているミリタリースタイル。そしてその中核たる存在が、本記事でレコメンドするフライトジャケットです。戦闘機や爆撃機などに搭乗するパイロットのために作られたアイテムだけあって、機能性・タフネスに関しては折り紙付き! 1920年代から本格的にアメリカ軍で採用されはじめ、現在に至るまで実にさまざまなバリエーションが誕生しています。どれを選ぶにせよ、ダイレクトに旬なミリタリーテイストを主張できるというのは共通項。現在のトレンドを踏まえるなら、1着は押さえておくのが正解といえるでしょう。

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フライトジャケットを選ぶときに知っておきたい3つのポイント

いくら“旬モノ”とはいっても闇雲に選ぶのはいただけません。まずは、最低でも以下の3つのポイントは押さえておきましょう。これらを頭に入れておくことで、自分に合った1着に出会える確率がグッと上がるはずです。

▼ポイント1:フライトジャケットの種類。ハズさない人気モデルをチェック

フライトジャケットは時代とともにアップデートを遂げており、ラインアップはかなり膨大なものとなっています。その中でも定番として名高い6つのモデルをピックアップしてご紹介。それぞれに違った魅力や特性があり、それもまたフライトジャケットが男たちに支持される大きな理由となっています。

モデル1

MA-1

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Amazon.co.jp

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もっともファッションシーンで有名なフライトジャケットといえばこのMA-1。1950年代からアメリカ空軍で採用されたモデルで、狭い軍用機内で機材にひっかかるのを防ぐため装飾を最低限に抑えた作りとなっています。また、生地表面に付着した水分が氷結しないようにとの配慮から、素材にはナイロンを使用。裏地のエマージェンシーカラー(オレンジ)は、不時着した際に裏返して着用することで救出部隊による発見率を上げる役割を果たします。

MA-1のすべて。今買いのブランドと真似したい着こなし術

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モデル2

A-2

A-2

WISE MAN’S STORE 楽天市場店

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フライトジャケットの元祖であるA-1の後継モデルとして、1931年から44年まで製造されたレザージャケット。1963年の映画『大脱走』でスティーブ・マックィーンが着用したモデルとしても有名です。これまでのフライトジャケットはフロントがボタン式でしたが、A-2では開閉容易なファスナーが新採用され、この意匠はのちのスタンダードに。ちなみに1988年に復活を遂げ、再びアメリカ空軍にて採用されています。

モデル3

L-2(L-2A/L-2B)

L-2(L-2A/L-2B)

WAIPER楽天市場店

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A-2の後継型として1945年に誕生し、朝鮮戦争にて実戦投入されたL-2。A-2まではフライトジャケットにレザーが用いられていましたが、入手・生産のコストが高いことから今作から生地を変更。当時の最新素材であったナイロンが代わりに使用されています。このL-2はシリーズ化を果たし、1952年にはエアフォースブルーを纏ったL-2A、その後セージグリーンカラーのL-2Bも登場。このL-2Bは1978年まで正式採用されることになります。

モデル4

G-1

G-1

MAVAZI(インポートクロージング)

MAVAZI(インポートクロージング)

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海軍航空隊によって開発されたレザージャケットで、映画『トップガン』においてトム・クルーズが着用していたのがこのタイプ。水滴に強いとされるゴートスキンが素材に使われ、襟には暖かなムートンが使用されています。G-1という名前が付いたのは1940年代後半のことですが、実際にはほぼ同様のデザインが1930年代から運用されていました。ヴィンテージ市場でも非常に人気の高いモデルです。

モデル5

B-3

B-3

SOYOUS(ソユーズ)

SOYOUS(ソユーズ)

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こちらは米陸軍航空隊の爆撃機搭乗員が着用したフライトジャケットで、1934年に登場しています。寒冷地気候用のアウターのため、素材には保温性に長けるムートンを採用。高度1万メートルでの極寒にも耐える圧巻の防寒性を備えています。加えて、裾から侵入する冷気をシャットダウンするためのサイドアジャスターもポイントに。1990年ごろに日本で巻き起こったミリタリーブームでは、若者たちがこぞってこのB-3を着用していました。

モデル6

N-2B

N-2B

ミリタリーショップWAIPER

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寒冷地用フライトジャケットとして1945年に開発されたN-2。その後継にあたるのがN-2Bです。ヘルメットを被ったまま着用できる大型フードや暖かなコヨーテファー、肉厚なナイロン生地などが特徴で、短丈ながらもそのルックスは非常にボリューミー! ちなみによくN-3Bと混同されますが、あちらは地上用のミリタリージャケットなのでかなり丈が長く、かつリブは排除されています。

タフな男のスタイリッシュなアウター! N-2Bを持っているか?

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▼ポイント2:適応温度があることを知っておく

▼ポイント2:適応温度があることを知っておく

当然ながら、飛行するエリアや高度、季節によって外気温は大きく変化。パイロットはそれを踏まえたうえでフライトジャケットを着用する必要がありました。その基準となるのが“適応温度”と呼ばれるもので、主に下記5段階のレベルに分かれています。上でご紹介したモデルがどのゾーンに当てはまるかも併せて確認しておきましょう。適応温度はあくまでミリタリー基準なので日常生活に当てはまるわけではありませんが、購入時の参考になるはずです。

30~50度 :ベリーライトゾーン
10~30度 :ライトゾーン(対応モデル:A-2、L-2)
-10~10度 :インターミディエイトゾーン(対応モデル:MA-1、G-1)
-30~-10度:ヘビーゾーン(対応モデル:B-3、N-2B)
-50~-30度:ベリーヘビーゾーン

▼ポイント3:好みに応じた素材をチョイスするのも選び方のひとつ

MA-1ならナイロン、A-2ならレザーなど、リアルな軍モノは素材が厳格に定められていますが、現在のファッションシーンにおいてはもちろんその限りではありません。さまざまな素材でいろいろなフライトジャケットがリリースされているので、好みに応じて選んでもOK! 特に多く見られる素材は以下の3つです。

素材1

ナイロン

ナイロン

ZOZOTOWN

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フライトジャケットにおいてもっとも定番的な素材であるナイロン。ミリタリー然とした雰囲気を色濃くアピールできるのが大きなメリットといえるでしょう。それだけでなく、丈夫で水や汚れにも強いなど、化繊素材ならではの機能性の高さも持ち味。王道的なミリタリー素材ですから、デザインバリエーションもかなり多彩です。

素材2

レザー

レザー

ZOZOTOWN

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クラシックなフライトジャケットに取り入れられてきたレザー。高級感だったり味だったりと、大人っぽい要素を多分に内包しているのが同素材の魅力です。着込むほどにコクが深まるという“育てる楽しさ”もレザーならではのストロングポイント。他の素材と比べると当然値段は張りますが、長年付き合っていけるのは間違いないでしょう。

素材3

コットン

コットン

実際の軍モノではかなり数が少ないコットン製フライトジャケットですが、現代のファッションブランドからは数多くお目見え。上記2素材と比べてミリタリー感抑えめなルックスなので、男臭い着こなしが苦手な人でも気軽にチャレンジできます。そして、コットン特有のナチュラルな風合いも大きな美点。軽快な素材ですので3シーズンの着回しにも対応します。

これぞ即戦力。フライトジャケットのおすすめ15選

由緒正しいミリタリーブランドから人気ファッションブランドまで、幅広くリリースされているフライトジャケット。その中でも選りすぐりの15着をお披露目していきます。どれも完成度が高く、冬スタイルの主戦力となってくれるのは確実! 早めに“戦闘準備”を整えておきましょう。

アイテム1

『アルファ インダストリーズ』MA-1 コアスペック

『アルファ インダストリーズ』MA-1 コアスペック

REX ONE レックスワン

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米軍のコンストラクターとして60年以上のキャリアを持つ『アルファ インダストリーズ』は、“キング オブ ミリタリー”とも呼ばれる鉄板ブランド。こちらの「MA-1 コアスペック」はサイズがUS企画となっており、ゆとりある身幅と短めの丈感が特徴となっています。素材には頑強なヘビーナイロンを使用しており、タフな雰囲気を存分に堪能可。

アイテム2

『ワイルドライフテーラー』オーバーサイズド フライトジャケット

『ワイルドライフテーラー』オーバーサイズド フライトジャケット

アダム エ ロペ オフィシャルサイト

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軍モノで使用されていた頑強なナイロン66ツイルを忠実に再現したMA-1ジャケット。通常は廃棄されてしまうナイロンを素材として有効活用するなど、サステナブルな一面も併せ持っています。表面にはフッ素フリーの環境にやさしい撥水加工が施されていますから、雨の日もへっちゃら。そのモデル名通りの、今季らしいゆったりしたシルエットも魅力的です。

アイテム3

『ザ・ノース・フェイス』インサレーションボンバージャケット

『ザ・ノース・フェイス』インサレーションボンバージャケット

SNB-SHOP

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こちらのMA-1は中綿にプリマロフト素材を採用。保温性はもちろん、軽量性&速乾性にも優れた機能的な中綿ですから、アウトドアシーンにも難なく適応できます。また、そのクリーンなカラーリングも見どころのひとつで、男らしい着こなしだけでなくきれいめのスタイリングとも相性良好。着こなしの振り幅を広げてくれること確実です。

アイテム4

『バズリクソンズ』タイプ L-2B フライトジャケット

『バズリクソンズ』タイプ  L-2B フライトジャケット

アメリカンバース

アメリカンバース

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ヴィンテージのフライトジャケットを現代に蘇らせる日本ブランドが『バズリクソンズ』。この1着も地厚なヘビーナイロンツイルにレーヨン×ウールの裏地など、古き良きMA-1の仕様を徹底的に再現しています。そのうえ、スナップボタンまでミルスペックを満たすという徹底ぶり! まさしく大人の相棒としてふさわしい1品です。

アイテム5

『ワイパー』L-2Aフライトジャケット

『ワイパー』L-2Aフライトジャケット

ミリタリーショップWAIPER

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美麗なエアフォースブルーで彩られた今作。ウエストタブや両肩のスナップ付きエポレットなど、L-2Aのリアルなディテールを受け継いでいるのも大きなポイントといえるでしょう。一方でシルエットは現代的にアップデートされており、今どきなカジュアルスタイルとも違和感なくマッチ。使い勝手が良いので、主役級の活躍が期待できそうです。

アイテム6

『ホーンワークス』本革 A-2フライトジャケット

『ホーンワークス』本革 A-2フライトジャケット

レザージャケットのリューグー

レザージャケットのリューグー

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高品質&バリュープライスなレザーアパレルを展開する『ホーンワークス』より。初期のA-2を忠実に再現しており、正統派ミリタリースタイルを楽しみたい人にはもってこいの1着です。シルエットは今っぽいスリム仕様にアップデートされていますから、洒脱な印象も兼備。表地のカウハイドは樹脂によって加工されており、多少の水や汚れであれば弾いてくれます。

アイテム7

『クライミー』×『ディッキーズ』A-2タイプ ワークジャケット

『クライミー』×『ディッキーズ』A-2タイプ ワークジャケット

GARDEN TOKYO

GARDEN TOKYO

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『ディッキーズ』の質実剛健なコットンポリエステルクロスでアップデートされたA-2ジャケット。高耐久なだけでなくストレッチも十分に効いていて、レザーのA-2よりもかなり軽やかな着心地です。アームホールをレオパード柄で切り替えた、スタイリッシュなデザインアプローチも印象的。

アイテム8

『ヒューストン』G-1レザージャケット

『ヒューストン』G-1レザージャケット

SANKO BAZAAR

SANKO BAZAAR

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日本生まれのミリタリーブランド『ヒューストン』が放つ逸品。美しい光沢感と柔軟性、さらにはタフさもを兼ね備えた高品質シープレザーをボディに用い、襟にはリアルムートンをあしらっています。チンストラップや裏前立て、袖の段リブ、アクションプリーツの仕様など、細部のディテールもこだわり満載! 本格的なフライトジャケットを求めている人にぴったりです。

アイテム9

『アヴィレックス』G-1 MIL-J-7823D

『アヴィレックス』G-1 MIL-J-7823D

ZOZOTOWN

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『アヴィレックス』といえば、いくつものフライトジャケットを米軍に納入してきたリーディングカンパニー。このG-1は「MIL-J-7823D」という1966年に採用されたモデルをリバイバルしています。ボディはオリジナル同様にゴートスキンを使用し、リアリティを追求。フィット感はややタイトめながら、着込むほどに体に馴染んでいきます。

MA-1が代名詞。米国空軍も認めたアヴィレックスの魅力とおすすめ17選

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アイテム10

『リューグーレザーズ』B-3フライトジャケット

『リューグーレザーズ』B-3フライトジャケット

レザージャケットのリューグー

レザージャケットのリューグー

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リアルムートンを惜しみなく使った1着ですから、防寒性は言わずもがな! 真冬の心強いメインアウターとなってくれます。シルエットはややゆとりを持たせているので、レイヤードスタイルだってお手のものです。縫い目部分をテープでカバーすることで耐久性をより高めるなど、手の込んだディテールワークも大人に刺さります。色違いでシックなブラックワントーンを用意。

アイテム11

『ニューコン』B-3フェイクムートンブルゾン

『ニューコン』B-3フェイクムートンブルゾン

ZOZOTOWN

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数あるフライトジャケットの中でも、ムートンを使ったB-3はかなり高価。しかし本作はフェイクムートン素材ですから、お手軽なプライスで入手できます。ただし、その質感はかなり本格的! リッチな風合いと適度なボリュームを兼ね備え、着こなしに存在感を演出してくれます。シルエットはトレンドを意識したオーバーサイズ。

アイテム12

『ダヴルジェイケイ』N-3B V2

『ダヴルジェイケイ』N-3B V2

ZOZOTOWN

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ヴィンテージのN-2Bにリスペクトを払いながら、『ダヴルジェイケイ』らしいモダンなシルエットに仕上げられた1品。すらりと美麗なフォルムで、都会的なシーンとも違和感なく順応してくれます。素材には優れた強度と洗練された光沢感を併せ持つナイロン66を抜擢。コヨーテファーや本水牛ボタンといった、贅沢なディテールワークもさすがです。

ダウンの次はN-3B! 機能性とデザインに優れた名作ウェアに迫る

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アイテム13

『タトラス』コリド

『タトラス』コリド

TATRAS CONCEPT STORE

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ヴィンテージライクなコク深いナイロン×ポリエステルを表地に採用した、MA-1型の「コリド」。ラグランスリーブを取り入れることで、ほんのりとスポーティなムードを描き出しているのもカギです。加えて、『タトラス』らしいスマートなシルエットも印象的。フロントはダブルジップになっているので、自分好みのニュアンスで着こなしましょう。

アイテム14

『エディフィス』ミリタリー N2-B ジャケット

『エディフィス』ミリタリー N2-B ジャケット

Rakuten Fashion

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ラギッドなイメージの色濃いフライトジャケットですが、このモデルはクリーンなアイボリーカラーなので都会的な着こなしともベストマッチ。ほんのりとした表地の光沢も、大人っぽさをアシストします。形は適度にゆとりがあって、厚みのあるインナーとの重ね着も余裕。他色ではブラウンとネイビーをリリースします。

アイテム15

『ロエフ』ラムレザー フライトジャケット

『ロエフ』ラムレザー フライトジャケット

Rakuten Fashion

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『ユナイテッドアローズ』のオリジナルレーベルである『ロエフ』は、ミニマルで洗練されたデザインが真骨頂。写真のA-2ジャケットは素材に極上のラムレザーが用いられており、ミリジャケでありながらどこか品行方正さも感じさせます。ライニングには肌触りの良いキュプラを使うなど、見えない箇所に関しても妥協ありません。

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フライトジャケットをどう着る? おしゃれなコーデサンプル

今季のトレンドアイテムだけに、街の洒落者たちもフライトジャケットを偏愛。その着こなしには、あか抜けたミリタリースタイルを体現するためのコツが濃縮されています。ぜひとも彼らのテクニックを取り入れ、ワンランク上行くスタイルを作り上げましょう。

着こなし1

MA-1の短丈を生かしたメリハリレイヤード

MA-1の短丈を生かしたメリハリレイヤード

WEAR

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コンパクトなショート丈を特性としているMA-1。丈長めなビッグTシャツとレイヤリングすれば、それだけでリズミカルな重ね着スタイルが完成します。ストリート系コーデ×ミリタリーアウターによるテイストMIXも絶妙で、まさに“ウマみ”の詰まった着こなしといえます。

着こなし2

モノトーンで呼応させたアーバンミリタリー

モノトーンで呼応させたアーバンミリタリー

WEAR

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アウターはL-2Bで、ボトムスはエリート軍人たちがはいていたオフィサーパンツ。上下ともミリタリーアイテムでまとめることが奏功し、男らしさ溢れるコーディネートに仕上がっています。全体をモノトーンでシンクロさせ、アーバンな雰囲気も同時にカバー!

着こなし3

レザーのミリジャケならきれいめにも振れる

レザーのミリジャケならきれいめにも振れる

WEAR

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ミリタリーテイストなフライトジャケットですが、リッチ感あるレザー素材であればきれいめカジュアルにもハマります。例えばこのコーデでは、A-2ジャケットをニット&シャツの上品スタイルにオン。それにより、味わい深い表情を巧妙にプラスしています。足元にもレザーを持ってきて、全体の統一感を高めるテクニックも真似したいところ!

着こなし4

インナーのチェック使いで巧みにアク抜き

インナーのチェック使いで巧みにアク抜き

WEAR

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G-1ジャケットにカーゴパンツ、足元にはミリタリーダービーブーツを持ってきた男前なスタイリング。それだけでは下手すると“ガチ”に映ってしまいますが、インナーにポップなブロックチェックシャツを配してうまくアク抜きしています。この計算力の高さには脱帽!

着こなし5

デニムコーデのワイルドさをアウターで効果的にブースト

デニムコーデのワイルドさをアウターで効果的にブースト

WEAR

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Gジャン×ストレートジーンズから成るデニム・オン・デニム。それだけで十分に男っぽい出で立ちですが、ボリューミーなB-3を羽織れば一段とその魅力が増幅します。足元にはあえてスポーティなスニーカーを持ってきて、ひとさじの軽快感も注入!

着こなし6

シルエットのリズムで個性を描出!

シルエットのリズムで個性を描出!

WEAR

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ショート丈な形状が特徴のN-2Bジャケットに対して、ボトムスはたっぷりとしたシルエットのワイドパンツをピックアップ。両者のシルエット差によって、緩急の効いたスタイリングを描き出しています。さらに、アウターの下からチラリと覗くニットが小気味良いアクセントに! 使用したアイテム数こそ少ないものの、抑揚感十分な着こなしです。

着こなし7

レザーの風合いを際立たせたスタイリング

レザーの風合いを際立たせたスタイリング

WEAR

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ヘンリーネックT×ジーンズという潔いスタイルだからこそ、A-2ジャケットの風合いがより鮮明なものになっています。足元にも同じくレザー素材のシューズをチョイスして、着こなしに一体感を出しているのもニクい要素。さりげないアクセでの味付けも、センスアップに貢献します。

着こなし8

ミニマルなコーデにMA-1でキャラ出し!

ミニマルなコーデにMA-1でキャラ出し!

WEAR

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パーカー&カーゴパンツともに無彩色で連動させた大人カジュアルが基盤。落ち着きある着こなしをベースとしている分、MA-1ジャケットの存在感がマシマシに! ミリタリー服はその主張の強さが懸念材料となることもありますが、シックな着こなしへの一点投入であればバランス良く帰結します。

着こなし9

重厚なG-2を洒脱に料理した好例

重厚なG-2を洒脱に料理した好例

WEAR

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肉厚レザー×ムートン襟のG-2ジャケットは、ミリタリーウェアの中でも特に重厚感が強め。この着こなしでは、インナーにスウェットを持ってくることでそのヘビーさを上手く緩和しています。また、ゆるっとしたワイドパンツも重厚さを和らげる重要なピースに。ダークトーンで着こなしを仕上げ、大人感を担保しているのもさすがです。

着こなし10

アースカラーで着こなしの暖かみをブースト

アースカラーで着こなしの暖かみをブースト

WEAR

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見た目も着心地も暖かなリアルムートン使いのB-3ジャケットは『アヴィレックス』。防寒性抜群な1枚ですので、ゴチャゴチャと重ね着はせず薄手のインナーと合わせてシンプルに装っています。さらに、アウターだけでなくボトムスにもブラウンを持ってきて、アースカラーの面積を増やしている点にも注目を。そのおかげで装いの温もり感が一層強まっています。

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