カーディガン代わりに使える、ニットジャケットに注目

ドレスコードの緩和が進む昨今、ジャケットも選択肢の幅が広がった。そして、アンコン仕立てのように堅苦しさがなく、保温性も備えたニットジャケットが注目を集めている。

カーディガン代わりに使える、ニットジャケットに注目

テーラードジャケットの体裁を保ちつつ洒脱さものぞくニットジャケ

休日はリラックスしたいのが本音だが、大人としての品格も保ちたいところ。そこで活躍するのがカジュアルに着用できるジャケット。秋冬の定番として、ウールやツイードを使ったクラシカルな装いも捨てがたいが、ニット編みのそれなら、より気軽に身に着けることができる。

ニットジャケットの魅力とは

大人の品格とともに程よいリラックス感を与えるニットジャケット。このアイテムが大人にちょうどよくハマる魅力は次のとおり。

魅力1

容姿端麗な趣で、隙のない男を演出する

表情は容姿端麗なテーラードジャケットそのものなので、ビジネスシーンでも存在感を発揮。アメトラ風に着こなしてもハマるため、着回し力も見逃せない。この隙のなさはニットジャケットならではといえるだろう。

写真の一着は、長きにわたりメゾンブランドのアイテムを作り続けてきた、『ラルディーニ』お得意のネイビーニットブレザー。さすがと思わせる美しい仕立てに加え、インナーにハイゲージのタートルや中肉ニットを受け止める懐の深さを披露する。

魅力2

しっかりさせつつ気も抜けるオールマイティに活躍

正統派のジャケットやブレザーは、大人としての威厳を保てるものの、休日着としてはややお堅い。できることならカーディガンのように温もりを感じながらリラックスして着たいもの。それを叶えるのが、ニットジャケットだ。

写真の1着は上と同じく、『ラルディーニ』のニットジャケットシリーズ。上品さを残しながら力まずに着られるのが特徴で、インナーに合わせるアイテムを自由に選べるのもうれしい。

ニットジャケットの着こなし方は

アウターのベースがウールのニット編みだけに、クリーンな白シャツはもちろん、男らしいデニムシャツやタートルネックのニットなど、インナー選びには事欠かない。自由に合わせられる利点もあるが、ハメをハズし過ぎないようある程度コントロールしたい。以下の好例の着こなしとともに解説しよう。

スリーピースの合わせで紳士的な雰囲気を後押し

ニットジャケットにデニムシャツ、グレーのスラックスに短靴といった大人の着こなし。これでも十分にファッション性も大人としての威厳も保てているが、ワンランク上を目指すならニットジレを追加したい。スリーピース風に着こなして、より大人としての品格をアピールしつつ、容姿端麗なコーデへと昇華して。

大人の品格と威厳を引き立てる、ニットジャケットといえばのブランド御三家

上質なニットジャケットを展開すると定評高いブランドの3着を厳選。値は張るものの、すべてにおいて一級品と断言できる質の高さと美しいシルエットは、身にまとえばスグに納得のデキ。この機会にぜひ、ウィッシュリストへの追加を検討していただきたい。

『ドルモア』のローゲージニットジャケット

『ドルモア』は、スコットランドのダムフリースにて1770年より続くニットブランドの名門。その確かな技術や品質を生かし、端正な顔立ちに仕上げたアイテムがこちら。一見ベーシックなテーラードジャケットのように見えて、実は粗く編み上げた肉厚な生地仕立て。その包容力と温もりに溢れたアイテムは、秋冬のパートナーとして手放せなくなるハズ。

『アルテア』のメランジニットジャケット

1892年、ミラノに開店したタイ&シャツの専門店を原点にもつイタリア屈指の老舗。彼らの特徴であるエレガントさ、上質感を落とし込んだ一着は、ニット地らしからぬ優美な雰囲気を漂わせる。しかも、アクリルとウールを絶妙な混合率でミックスした生地は程よい温かさを備え、タッチも柔らかく、思わずクセになる着心地。

『ラルディーニ』のニットジャケット

『ラルディーニ』が展開する有能なジャケットコレクションに、最近仲間入りを果たしたのがニットジャケットシリーズ。こちらもそのひとつで、形は定番のノッチドラペルジャケットだが袖口のボタンは取り除き、ふたつのフロントポケットもパッチポケットを採用するなどカジュアルなディテールワークが楽しい逸品に仕上がっている。

日本のおしゃれを発信するセレクトショップのアイテムにも注目

ファッションの最先端を発信するセレクトショップでも、今季はこぞってニットジャケットをリリース。肩ひじ張らないドレスコードの提案が早くも主流になりつつある。そこで、各店が満を持して発表する新作を厳選してお届け。フィット感、色味、素材感など、おのおのの“カラー”が出た逸品を今季のワードローブへ、ぜひ。

『エディフィス』のメランジニットジャケット

メランジ特有の素朴かつシックな素材感が独特な『エディフィス』のジャケット。縫い代を排除することにより軽やかな着心地を実現し、まるでカーディガンのようにどこでも自由に羽織れるアイテムに仕上がっている。しかも、裏地を使用していないためシワになりにくく、カバンへラフに入れても問題なし。そんな気軽さもうれしい。

『エストネーション』のニットジャケット

こちらで使用しているのは、イタリアのフォルテックス社にラインアップされる生地。そのクオリティは、袖を通してからスグにでも実感してもらえるだろう。その上質な素材使いに加え、立体感を生み出す変則編みによって仕上げられている点も見逃せない。しかも、白糸を組み込みながら編まれているため見た目にも明るい印象に。

『シップス』の7ゲージ ウール ピケ ジャケット

リラックスした着心地と、ニット特有の表情が表れたタックピケ編みが好印象。そのテクスチャー感やウォーム感はこれからの季節に心強い。裏地に施したボーダー柄により、着脱時や手持ちで歩く際に、コーディネートの巧妙なアクセントになる点も◎。

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