“今”の働き方にマッチする、ニットジャケットの魅力を再確認

“今”の働き方にマッチする、ニットジャケットの魅力を再確認

ドレスコードの緩和が進み、ジャケットも選択肢の幅が広がった現在。アンコン仕立てのように堅苦しさがなく、着こなしの幅も広いニットジャケットに注目しておきたい。

菊地 亮

菊地 亮

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2021.04.15

かっちり感とリラックス感を兼備する春夏の秘密兵器、ニットジャケット

かっちり感とリラックス感を兼備する春夏の秘密兵器、ニットジャケット

ZOZOTOWN

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息の詰まるスーツに身を包んでいた日常から一転、昨今では平日のビジネスシーンにおいてもリラックスした装いが定着しつつある。職種によってはTシャツ1枚とまではいかずともカーディガンを羽織っていれば問題ないという職場も出始め、いよいよビズスタイルとは何か……、と根本的な問いかけが必要になってきそうだ。

しかし、いい年をした大人が、急にカジュアルに舵を切るのも抵抗がある。スーツほどフォーマルでなくとも、せめてラペルがあり、だらしなく見えないフォルムは確保しておきたい。そんな二律背反の願いを叶えてくれるのが、文字通りニット素材で仕立てたニットジャケットだ。春夏の定番としてシアサッカーやリネンを使ったシックな装いも捨てがたいが、ニット編みのそれなら、カーディガン感覚でより気軽に身に着けることができる。

いわゆる、なジャケットと何が違う? ニットジャケットならではの魅力とは

ジャケット本来の上品さはそのままに、程良いリラックス感を与えるニットジャケット。このアイテムが大人にハマる魅力を知ることで、春夏のビズスタイルがより良いものになるはずだ。

魅力1

リラックス感と相反する容姿端麗な趣で、隙のない男を演出

リラックス感と相反する容姿端麗な趣で、隙のない男を演出

VIAJERO 本店

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ニット素材とはいえ表情は容姿端麗なテーラードジャケットそのものなので、ビジネスカジュアルやオフィスカジュアルでも存在感を発揮。アメトラ風に着こなしてもハマるため、オフでのクリーンな着回しでも大車輪の活躍を見せる。この隙のなさはニットジャケットならではといえるだろう。

写真の1着は、長きにわたりメゾンブランドのアイテムを作り続けてきた『ラルディーニ』お得意のネイビーニットブレザー。さすがと思わせる美しい仕立てに加えて型崩れもしにくいので、インナーにハイゲージのカットソーやサマーニットなどのカジュアルなアイテムを挿してもカジュアルに振れすぎることはない。

上質を知る大人の服。ラルディーニを着て襟を正す

ウェア・コーデ

上質を知る大人の服。ラルディーニを着て襟を正す

アンコン仕立てのジャケットブランドとして、日本はもちろん本国イタリアでも評価の高い『ラルディーニ』。あらためてブランドの魅力についてご紹介しましょう。

池田 やすゆき

2019.03.24

魅力2

しっかりさせつつ抜け感も作れる、オールマイティさに脱帽

しっかりさせつつ抜け感も作れる、オールマイティさに脱帽

VIAJERO 本店

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正統派のジャケットやブレザーは、大人としての威厳を保てるものの、休日着としてはややお堅い。できることならカーディガンのような気軽さを感じながらリラックスして着たいもの。

写真の1着は上と同じく、『ラルディーニ』のニットジャケットシリーズ。シルエットはタイトに、上品に絞られているが、やわらかに伸びるコットンニットのおかげでストレスはない。ダブルブレスト仕様に加えて編み目も細かいため、見た目にも品格が漂う。

ニットになったら、何が違う? ニットジャケットの着こなし方は

アウターのベースがウールのニット編みだけに、クリーンな白シャツはもちろん、男らしいデニムシャツやタートルネックのニットなど選ぶインナーの幅が広いのも魅力だ。だが、自由に合わせられる利点もある一方で、素材にリラックス感がある分ハメをハズし過ぎないよう品の良さはある程度コントロールしたい。以下の着こなしが、まさにその好例といえるだろう。

着こなし例1

単純な置き換えでは、サイズ感にご注意を

単純な置き換えでは、サイズ感にご注意を

WEAR

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もちろん、通常のスーツジャケットを差し替えるだけでも十分効果的。こちらはメタルボタンのダブルブレストブレザーだが、リラックス感とクリーン差のバランスは見ての通りだ。しかし、素材感がゆるい分、シルエットまで崩れてしまってはただだらしなくカーディガンを羽織るのと何も変わらない。サイジングはあくまでジャストに。そうすることで、ベルトレスのグルカパンツと、足首見せがより効いてくる。

着こなし例2

スリーピースの合わせで紳士的な雰囲気を後押し

スリーピースの合わせで紳士的な雰囲気を後押し

WEAR

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ニットジャケットにデニムシャツ、ベージュのチノに短靴といった大人の着こなし。ジャケットの素材感に、チノ素材のラフさがちょうど良い。これでも十分にファッション性も大人としての威厳も保てているが、ワンランク上を目指すなら写真のようにニットジレを追加したい。スリーピース風に着こなして、より品格をアピールしつつ、容姿端麗なコーデへと昇華してみよう。

着こなし例3

カジュアルスタイルの格上げにも、ニットジャケットは有効打に

カジュアルスタイルの格上げにも、ニットジャケットは有効打に

WEAR

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かといって、ニットジャケットはオン専用のモノではない。カーディガン感覚で羽織れるアイテムだからこそ、休日においても積極的に取り入れていきたい。気軽にオン・オフで使い回すなら、こちらの『ユニクロU』のミラノリブジャケットは好適。ニットポロをゆるく合わせたスタイリングにおいて、やわらかなラペルが品の良さを主張する。これがソリッドな質感のジャケットでは、こうはいかない。

大人の品格と威厳を引き立てる、ニットジャケットブランド御三家

上質なニットジャケットに定評のあるブランドの3着を厳選。値は張るものの、すべてにおいて一級品と断言できる質の高さと美しいシルエットは、身に纏えばすぐに納得出来るクオリティを有している。この機会にぜひ、ウィッシュリストへの追加を検討していただきたい。

1着目

『ドルモア』ミラノリブニットジャケット

『ドルモア』ミラノリブニットジャケット

ginlet(ジンレット)

ginlet(ジンレット)

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『ドルモア』は、スコットランドのダムフリースにて1770年より続くニットブランドの名門。その確かな技術や品質を生かし、端正な顔立ちに仕上げたアイテムがこちら。一見ベーシックなテーラードジャケットのように見えて、伸縮性の高い目の詰まったミラノリブ生地仕立て。その包容力と清潔感に溢れたアイテムは、春夏のパートナーとして手放せなくなるはず。

2着目

『アルテア』サマーツイード ニットジャケット

『アルテア』サマーツイード ニットジャケット

ring

ring

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1892年、ミラノに開店したタイ&シャツの専門店を原点にもつイタリア屈指の老舗。彼らの特徴であるエレガントさ、上質感を落とし込んだ1着は、ニット地らしからぬ優美な雰囲気を漂わせる。しかも、コットンと化繊を絶妙な混合率でMIXした生地はドライタッチで風通しも良く、思わずクセになる着心地。

3着目

『ラルディーニ』ミラノリブニットジャケット

『ラルディーニ』ミラノリブニットジャケット

ginlet(ジンレット)

ginlet(ジンレット)

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『ラルディーニ』が展開する有能なジャケットコレクションに、最近仲間入りを果たしたのがニットジャケットシリーズ。こちらもその1つで、形は定番のノッチドラペルジャケットだが袖口のボタンは取り除き、ふたつのフロントポケットもパッチポケットを採用するなどカジュアルなディテールワークが楽しい逸品に仕上がっている。ジャケットというよりは、ブレザーに近い使い方もできそうだ。

日本のおしゃれを発信するセレクトショップのアイテムにも注目

ファッションの最先端を発信するセレクトショップでも、今季はこぞってニットジャケットをリリース。肩ひじ張らないドレスコードの提案が早くも主流になりつつある中で、各店が満を持して発表する新作を厳選してお届け。フィット感、色味、素材感など、おのおののカラーが出た逸品を今季のワードローブへ、ぜひ。

1着目

『ワークトリップ アウトフィッツ グリーンレーベル リラクシング』ニット ピンヘッド スリム ジャケット

『ワークトリップ アウトフィッツ グリーンレーベル リラクシング』ニット ピンヘッド スリム ジャケット

ZOZOTOWN

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ピンヘッド柄がスタイリッシュなかつ上品な印象のニットジャケット。袖口のボタンを省くことで軽やかな着心地を実現し、まるでカーディガンのように気軽に羽織ることができる。一方でセンターベントを採用しているので可動域も問題ない。グレーは汎用性が高く合わせるモノを選ばないため、基本の1着として持っておきたい。なお、ウエストのシャーリングゴムがリラックス感ある共地のパンツも用意。

2着目

『ナノ・ユニバース』畔編みソフトニット ジャケット

『ナノ・ユニバース』畔編みソフトニット ジャケット

ZOZOTOWN

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ポリエステル素材をメインに使用したスタンダードなシルエットの1着。畦編みによる凹凸模様が美しく、シンプルなデザインの中にさりげない立体感を生み出している。化繊ならではのドライタッチも、これからの時期ぴったりだ。写真のグレーのほか、ブラックもラインアップ。

3着目

『シップス』フレンチリネン 鹿の子 ニット ジャケット

『シップス』フレンチリネン 鹿の子 ニット ジャケット

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ニットはニットながら、上質なフレンチリネンを使用したドライな肌触りが特徴的なリネン素材の鹿の子ニット。リネンだと透けてしまうのでは……? という懸念もあるが、最大限度詰めしているためその心配も無用。光沢感も備えているため、見た目にも上品だ。

注目編集者
菊地 亮

無類のスポーツ好き。得意ジャンルは革靴

菊地 亮
地方の出版社にて編集を経験した後、独立。フリーのエディター・ライターとしてメンズファッションを中心に、スポーツ、グルメ、音楽など幅広い分野で活動。現在は、生まれ故郷である岩手県、そして東北の魅力を発信すべく東奔西走中。
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