ボアジャケット流行中! 味方につけたい人気ブランド&コーデ

ボアジャケット流行中! 味方につけたい人気ブランド&コーデ

毎年秋冬になるとボアジャケットの注目度が上がりますが、今季はこれまで以上に脚光を浴びています。うまく味方につけて、着こなしの旬度アップを狙いましょう。

山崎 サトシ

2019.10.24

アウター
ジャケット
冬の着こなし・コーデ
秋の着こなし・コーデ

防寒性もトレンド感も◎。ボアジャケットを使わないなんて損!

ボアジャケットは、これまでも秋冬の定番として毎年一定の人気がありましたが、今は起毛系アイテムがメンズトレンドということもあり、とりわけ高い注目度を誇っています。旬度だけでなく、非常に高い防寒性もボアジャケットが持つ強みの1つで、インナーのチョイス次第で真冬でも活用可能。今押さえておけば長く着られるので、優先してチェックしておくべきでしょう。ただ、ひと口にボアジャケットといってもその種類は実にさまざまなので、3タイプに分けておすすめのアイテム&コーデ術をご紹介していきます。

タイプ1:見た目にも暖かさ満点な総ボアジャケット

まず見ていくのは、表地の全体もしくは大半にボアが使われた総ボアタイプ。最も王道的なボアジャケットといえばコレです。モコモコとした風合いで見た目にも温かく、さらに存在感も十分。大人カジュアルとの親和性を考慮するとデザインは過度に主張しないシンプル系をチョイスするのがいいでしょう。

ブランド1『アルファ』ボア ライナー ブルゾン

昨今人気が高まりつつあるミリタリーアウターのライナーをイメージしてデザインされたノーカラージャケット。デタッチャブル式のキルティング製フードが付属していて、2通りの着こなしが楽しめます。ドロップしたショルダー、太めに設定された袖幅で今っぽく着られます。

ブランド2『ロスコ』フリース ボアジャケット

アメリカ東海岸のマンハッタンで1953年に設立されたミリタリーブランドが放つ1着は、男っぽさを漂わせるカーキボア。ショルダーや袖を布地で切り替えて、ワントーンながらリズムの良いデザインを構築しています。両サイドをメッシュ仕様にすることで、通気性も隙なく確保。

ブランド3『ラッセルアスレティック』×『シップス』ビッグシルエット ボアフリース フード ブルゾン

毛足が長く、やわらかな素材感に加えてゆったりとしたサイジングが今季的なアイテム。これ1着でアウターにするのはもちろん、コートのインナーとしても活用可能です。アンダー1万円という価格帯もうれしいポイント。

総ボアジャケットを使った着こなしサンプル

総ボアジャケットはシンプルなデザインでも主張が強いので、着こなしは無駄にゴチャつかせずボアが際立つようにまとめるのが正解です。ハイセンスな大人たちは、そのことをよく理解している様子!

レザーパンツで大人の風格を描き出しながらも、ルーズなフィット感のボアジャケットをオンして巧妙に着くずし。スニーカー&キャップのスポーティな小物使いもカジュアル感アップの一助に。“締め”と“抜き”のバランスが取れた着こなしです。

グレーパーカー&リジッドジーンズの王道アメカジスタイルにフリースジャケットを投入。クールな黒のフリースならば、着こなしに温かみを与えつつも男っぽさを保持できます。トーンが重めなので、足元はロールアップして軽さをプラス。

無地白Tシャツ×ワークパンツと、ベースとなる着こなしはいたってプレーンです。そこに投入したのは、ボリューミーなボア素材のボンバージャケット。余計に着飾らずコーデをミニマルにまとめたからこそ、ボアジャケットの主張が引き立っています。

オーバーサイズなボアジャケットを潔く着こなしている彼。薄色ジーンズ×ボアジャケットの組み合わせは80年代テイストですが、細身のジーンズを選択してシルエットに緩急をつけることで今っぽさも巧みに注入しています。

フリースジャケットを軸に、全身をゆるめシルエットでまとめて今どきムードでコーディネート。ジャケットは黒ですが、襟元&裾からのぞくパーカーのグレー、デニムパンツのウォッシュドブルーが利いているので、不思議と重たい印象はありません。

タイプ2:アメカジテイストの色濃いデニムボアジャケット

表地にデニム、裏地や襟にボアを使ったボアデニムジャケットは、アメカジムード漂うルックスが最大の持ち味。サラッと着るだけで男っぽいイメージを創出できるアイテムです。なお、リジッド仕様よりもラフに色落ちしたタイプに今季は人気が傾倒しています。

ブランド1『リーバイス』TYPE III ボアデニムジャケット

『リーバイス』を象徴する定番デニムジャケットをカスタマイズ。往年のデザインよりもややゆったりしたシルエット設定で旬な感性をプラスしています。

ブランド2『マージン』デニム ボア キルティングコート

シェービング加工でフィニッシュした表情豊かな9オンスデニムを表地使いしたボアジャケット。中綿入りの1着なので寒い日もばっちりしのげます。カットソーと合わせてラフに着ても、品の良いシャツを着てもハマるアイテムのため、1着あると着こなしの幅が広がります。

ブランド3『レミレリーフ』ボアデニム3rdジャケット

名作Gジャンであるサードタイプをイメージソースとしつつ、フォルムはモダンにブラッシュアップしたモデル。控えめなビンテージ加工につき、きれいめにもカジュアルにも振れます。そのうえ、身頃裏が全面ボア仕様となっているだけに、保温効果もかなりのもの。

デニムボアジャケットを使った着こなしサンプル

直球なアメカジコーデはもちろん、品良いニットと合わせたり、スポーツMIXで攻めたりと、とにかく対応力が高いデニムボアジャケット。ファッショニスタたちも、自由な着こなしを楽しんでいます。

品行方正なタートルネックニットをインナーに使い、ウォッシュドのデニムボアジャケットを大人っぽく着こなしました。ボトムスはリラクシングなスウェットパンツですが、ナローな美フォルムのため着こなしの街っぽさを損ないません。

色褪せ感の強いデニムボアジャケットで味を出したり、ノルディックニットをアクセントにしたりと、単調に見せないように配慮したモノトーンスタイル。ボトムスにスポーティなリブパンを選んで軽快感を出しているのも計算尽く!

今季も人気のデニム・オン・デニムコーデ。ジャケットは淡色、対するボトムスは濃色と、デニム同士ながら上下で色のトーンに差を出してリズミカルに装っています。タートルネックをインナーに挿したレイヤードで立体感を出しているのもお見事。

フェード感のあるデニム地のボアジャケットに、リラックス感のあるテーパードパンツ、『バンズ』のオールドスクールを合わせてストリート感の薫る着こなしに昇華。ホワイトのボアに合わせ、Tシャツ、ソックスも白で揃えて統一感のあるコーデを構築している点も見習いたいポイントです。

ボアジャケット、ジーンズともにビンテージ感のある見栄え。ともするとハードに仕上がりがちな薄青同士のデニム・オン・デニムですが、落ち着きあるグレーのインナー&赤茶系のレザーシューズでシックなイメージをブレンドして、バランス良く帰結させています。

タイプ3:こなれ感漂うコーデュロイボアジャケット

ナチュラルな起毛感を備えるコーデュロイ素材を表地に使ったモデルは、スタイリングにこなれた印象をもたらしてくれるアイテム。しかも、主張控えめなアースカラーのモデルが多く、ボアジャケットビギナーでも挑戦しやすいんです。今年は数あるボアジャケットの中でもとりわけリリースが多く、秀作がよりどりみどり!

ブランド1『ビームス』コーデュロイ ボア コーチジャケット

トレンドであるストリート感と、秋冬らしい温かなムードを高次元で融合させたコーチジャケット型の1着。ストレッチ性のあるコーデュロイを使用しているので着用感はストレスフリーです。袖の裏にはボアではなく中綿を採用していて、着脱がスムーズなのもうれしいポイント。

ブランド2『カンビオ』コーデュロイボアジャケット

通常、ボアのカラーはベージュやホワイトが多いのですが、このモデルはボディと同じくブラックのボアを使っています。そのため、シャープで都会的な風貌。すらりとした細身のフォルムも高ポイントです。洗練された1着だから、スラックスなど上品なボトムスとも好相性!

ブランド3『パブリックトウキョウ』ボア裏コーデュロイブルゾン

ワイドな身幅、ドロップした肩周りと、旬なビッグシルエットで仕上げられたボアブルゾン。ライダースジャケットをモチーフにしたディテールワークが光る、ハイブリッド感が楽しい1着です。ウエストのドローコードを絞ればシルエットのアレンジが利くのもうれしいポイント。

コーデュロイボアジャケットを使った着こなしサンプル

ボアとコーデュロイ、2つのトレンド素材を競演させたアイテムだけに、高感度な大人たちもこぞって愛用。デニムやワークパンツといった、普段のワードローブとも組み合わせやすいのもこのアイテムの大きな強みです。

ありそうでないコーデュロイで上下を揃えたセットアップコーデ。上はコンパクト、下はルーズというAラインシルエットを構築することでスマートさの漂う着こなしに。シックな色みのアイテムが多いなかで、チラリと顔を見せるボアのホワイトが軽妙なアクセントとして利いています。

下手を打つとやんちゃに見えがちなストリート系の着こなしですが、彼はボアジャケットを筆頭に落ち着いたカラーリングでまとめることにより大人っぽく昇華。あまりにもベーシック過ぎるとやや退屈に見えてしまうので、インナーで柄を効かせました。

カットオフジーンズ×ボアジャケットのコンビネーションで70年代風のスタイルに。“コテコテ”なクラシックカジュアルになってしまわないよう、端正なタートルニットを合わせてきれいめ感もフォローしました。

ボトムスにウールパンツをピックアップして、コーデュロイボアジャケットの起毛感と呼応させました。これにより季節感は増しましたが、やや重厚に映るので無地スウェット&スニーカーでほのかにアクティブ感も注入。

カジュアルな印象が強いコーデュロイボアジャケットですが、着丈が長めなので大人っぽい印象にまとまります。渋めのカーキカラーが今季らしさと男らしさを演出するのをアシスト!

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アフロ歴15年のファッションライターで、趣味はヴィンテージモノの収集とソーシャルゲーム。メンズファッション誌を中心として、WEBマガジンやブランドカタログでも執筆する。得意ジャンルはアメカジで、特にデニム・スタジャン・インディアンジュエリーが大好物!
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