
ストレートチップのおすすめブランド15選。大人の足元にハマる1足とは?
容姿端麗な顔ぶれが並ぶ革靴において、最もフォーマルとされるのがストレートチップ。大人のワードローブとしてのマストハブだけに、選ぶなら実力派ブランドが好ましい。
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男性必携のシューズ。ストレートチップとは?
ストレートチップとは、横一直線に切り替えたつま先部分のデザインのこと。もしくはそのデザインをあしらった靴そのもの。とくに内羽根式は、ビジネス用としてはもちろん礼装用としても不可欠とされ、厳密にはモーニングなど昼間の式典用の礼装に合わせるシューズとして認知されている。
プレーントゥを美しく仕上げる技術が未発達だった時代、よりエレガントとされ、職人の腕前が顕著に表れるのがストレートチップだったとか。それもあり、内羽根式のストレートチップの鼻筋からシャープな線を描く趣はやはり気品にあふれ、美しい印象を与える。
フォーマル靴として使用するなら、やはり色は黒。しかも余計な装飾を省いたシンプルな内羽根式がベーシックだろう。とはいえ、今ではバリエーションも増え、セミフォーマルユースに使うこともできる。ならば、ブローギングが施されたモノや茶系の1足もありだ。
ストレートチップを購入する前にチェックすべき、おすすめの15ブランド
冠婚葬祭を含め有事に備える必要のある大人たちにとって、ストレートチップは靴箱に用意しておくべき1足。選ぶなら、長年親しまれている老舗や多くの信頼を集める有力ブランドの底力に頼りたい。
ブランド1
『エドワード・グリーン』
英国を代表する靴ブランドであり、グッドイヤーウェルト製法靴の最高峰としても名高い名門。その代表作が「チェルシー」。最高級のカーフスキンをぜいたくに使い、さらにオールレザーソールが高級感をあおる。こちらでは、やや丸みのある202ラストを採用。
ブランド2
『ジョンロブ』
言わずと知れた、革靴の世界最高峰のファクトリー。「シティ2」はビスポークシューズ専門店時からの名作に数えられており、それをレディメイドとしても製作している。木型は、ジョンロブパリで中心を担う7000を採用。クラシックながらも洗練された佇まいに同社の底力が見える。
ブランド3
『ステファノ・ブランキーニ』
ノルベジェーゼ製法や、スクエアトゥをドレスシューズに採用するなど、今なおシーンへの影響力は絶大な革靴のリーディングカンパニー。イタリア随一の職人技術は、この「ロンドンモデル」にも大いに生かされている。イタリア靴に珍しいクラシカルなフォルムも、汎用性の高さに一役買っている。
ブランド4
『クロケット&ジョーンズ』
この英国の老舗が作る5アイレットモデルの代表に、「オードリー」を挙げる人は少なくない。しかしその一方で、写真の「ハラム」もまた同国らしい格式の高さがうかがえる名作として知られている。ロングノーズに細めのチゼルトゥを組み合わせ、パリの主力ラストである348を使用している。
ブランド5
『サンダース』
靴の聖地、イギリスのノーサンプトンで100年以上も歴史を紡いできた老舗。ミリタリーダービーシューズが人気だが、よりフォーマルなオックスフォードのストレートチップも展開している。さらにこの1足は、ショップの別注によって誕生した優れモノ。日本ではあまり知られていないラストを用い、イタリアンスムースレザーでエレガントに仕上げられている。靴底には、耐久性・耐水性・防滑性に優れるコマンドソールを起用。雨の日でも安心して履ける。
ブランド6
『カルミナ』
革靴といえば英国やイタリアが有名だが、スペインも実力派ブランドは多い。その上位に君臨するのが1866年創業のカルミナ。上質なカーフを使いながら、縫製で遊び心をプラスしている。縫い代を表に出さないレベルソ仕上げにより、スタイリッシュな趣に仕上げている「80424」はぜひチェックしておきたい。
ブランド7
『リーガル』
ストレートチップのシンプルなデザインは革の質感が表へ表れやすい。「810R」の革はフランスのアノネイ社のモノを使用。繊細かつシャープな見栄えを誘発するヤハズコバの仕上げや、かかとのホールド力を高めるために内と外で高さを調整した履き口など、細やかなディテールが光る。
ブランド8
『ジャラン スリウァヤ』
高級レディメイドシューズにも引けを取らない、プライス以上のクオリティを伴った1足。ビスポーク靴とほぼ同様の工程で作られ、中もののコルクはつま先からかかとまでしっかり詰められている。しかも、中敷きの裏面にラテックススポンジを入れているため履き心地は抜群。
ブランド9
『チャーチ』
チャーチのアイコンとも呼べるモデルがこの「コンサル」。イギリス人大使や政治家がよく履いていた形からその名が付けられたとか。つま先に施した繊細なダブルステッチは気品たっぷりで、クォーターライニングによるすっきりとしたデザインも見事だ。
ブランド10
『ガジアーノ&ガーリング』
デザイナーがビスポークで培った英国の靴作りの伝統をオマージュしながら、そこへ先進性を加えたモノ作りで世界的にも賞賛を得る2006年設立の気鋭ブランド。シンプルなデザインゆえによくわかる、優美なフォルムやレザーのクオリティ、そして作りの素晴らしさは多くの識者からも高い評価を得ている。
ブランド11
『ジョセフチーニー』
1886年に創業した『ジョセフチーニー』も、グッドイヤーウエルト製法による革靴の名産地、英国のノーサンプトン州が拠点だ。定番のストレートチップシューズ「アルフレッド」は、2011年のブランド125周年を機に生み出されたラスト“125”を使用。細身のシェイプが現代的な日本人にマッチする。丸みのあるトゥがトラッドなムードを醸し出すのもポイント。
ブランド12
『三陽山長』
日本発の高級紳士靴ブランドとして2001年にデビューし、品質本位を貫いているのが『三陽山長』。そのフィルターを通し、個性やアイデンティティをプラスしてネクストスタンダードを提案しているのが「ヤマチョーメイド」だ。そんなレーベル発のストレートチップは、ビブラム社と共同開発したソール“スーパースタッド”を採用しているのがポイント。都市環境や路面状況を想定し、高いグリップ性能を追求している。アッパーのデザインは正統派。全体的にスリムな形状で、シャープな印象を振りまく。
ブランド13
『バーウィック』
スペイン南東部のアルマンサで1991年に創業した『バーウィック』。世界でも有数の革と優秀な職人技を駆使して高品質な靴を生み出している。また、英国のクラシックなテイストと、イタリアやフランスの色気を融合させたデザインも特徴的。この1足は正統派の面持ちだが、フランスを代表するタンナー「デュプイ」社のボックスカーフから艶っぽいムードが漂っている。
ブランド14
『ロンドンシューメイク』
こちらもフランス最大のタンナー「デュプイ」社のボックスカーフを使用。キメが細かく滑らかな表情が気品を放っている。フォーマルな作りだが、ダイナイトソールを使用しているのでグリップ性・クッション性・耐久性が抜群だ。このストレートチップに象徴されるように、『ロンドンシューメイク』は伝統的な英国スタイルがベース。ハイブランドに引けを取らない仕立てを実現しつつ、コストパフォーマンスを追求している。
ブランド15
『トレーディングポスト』
1984年にオープンした革靴専門のセレクトショップが『トレーディングポスト』。自社で手がけるオリジナルアイテムにも定評があり、創業当時に販売していたショートノーズのクラシックスタイルを踏襲した「ヘリテージコレクション」が支持を集めている。ストレートチップ仕様のこちらのモデル「ビリー」もクラシックなデザイン。ボリュームのあるラウンドトゥがややカジュアルな印象で、ドレスからカジュアルまで幅広いコーディネートに馴染む。
この記事の掲載アイテム一覧(全13商品)
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『エドワード・グリーン』 チェルシー
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『ジョンロブ』 シティ2
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『ステファノ・ブランキーニ』 ロンドンモデル
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『クロケット&ジョーンズ』 ハラム
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『サンダース』 1846B キャップトゥ オックスフォード
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『カルミナ』 80424
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『リーガル』 810R
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『ジャラン スリウァヤ』 ストレートチップ
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『チャーチ』 コンサル
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『ガジアーノ&ガーリング』 オックスフォード
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『ジョセフチーニー』 アルフレッド
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『バーウィック』 ストレートチップ 3010
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『ロンドンシューメイク』 ストレートチップ ドレスシューズ 301
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