
コインローファーはスタイル不問。カジュアルもきれいめも使えるメンズおすすめ15ブランド
1960年代からメンズシーンの定番シューズとして愛されているコインローファー。歴史や使い勝手の良さやからその理由を探りつつ、おすすめブランドをご紹介していきます。
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ローファーの中でも代表的存在のコインローファー
ローファーの始まりには諸説ありますが、コインローファーにおいては1936年にジーエイチバス(G.H.BASS)社が発売した「ウィージャンズ」が原型とされています。サドル部分にダイヤモンド型の切れ込みが入っているのが特徴で、そこに1セント硬貨を差し込んだことでコインローファー(またの名をペニーローファー)と呼ばれています。
また、コインローファーには種類があり、それはサドルの縫い付け方で区別されています。両端が平面的に裁断されたモノを「フラットストラップ」、こちらのような両端をタコ糸でグルグル巻きに仕上げているモノを「ビーフロール」。前者はどこか知的で上品、後者はワイルドでカジュアルな印象を与えます。
コインローファーは、メンズファッションのカジュアルからきれいめまで汎用性が抜群!
コインローファーはレザーシューズの中でもカジュアルな位置づけですが、汎用性においては優れています。きれいめからカジュアル、さらにはビジカジやジャケパンならビジネスにも対応。また、シンプルなデザインゆえ、ソックスとのスタイリングを楽しめるという利点も。なので、1足持っていると確実に重宝するのです。
コインローファーの汎用性を証明するべく、カジュアルときれいめのイチ押しコーデを紹介。スタイリングの参考にしてみては?
カジュアル:今どきに進化させたアイビースタイルの足元に
1960年代に流行したアイビールックの足元に欠かせない存在だっただけに、コインローファーはチノパンとの相性が抜群。それを今っぽくアレンジするなら、こちらのコーデのようにやや太めのチノをセレクトするのがおすすめです。白ソックスとのスタイリングもお見事。
きれいめ:あえての素足履きでコーデに抜けとこなれを演出
レザーシューズの中ではカジュアルな位置づけですが、ローファーはビジカジやジャケパンスタイルとも好相性。ドレスコードが許すなら、彼のように素足履きして着こなしに抜けをプラスしてもいいですね。紐靴に比べて、すっきりかつスマートに仕上がるのも利点。
男性におすすめの15ブランドを厳選。コインローファーを探すなら、ここからどうぞ!
ローファーにおける定番デザインだけに、コインローファーは多くのブランドから豊富に展開されています。ここでは信頼の置けるシューズブランドを中心に、おすすめの15足をピックアップ。
ブランド1
『ジーエイチバス』
ローファーで有名な『ジーエイチバス』は、1876年にアメリカで創業した老舗。コインローファーの生みの親でもあります。ガラスレザーならではの艶のある風合いが特徴の「ローガン」も代表モデルの一つ。時を経ても色褪せない普遍的なデザインが魅力です。
ブランド2
『バーウィック』
靴作りで栄えるスペイン南東部の街アルマンサで1991年に誕生した『バーウィック』。グッドイヤーウェルテッド製法をメインにさまざまな製法駆使したシューズの数々は、ヨーロッパをはじめ世界中で高い評価を受けています。こちらは水や汚れの侵入を防いでくれるノルウィージャンウェルト製法を採用。雨や雪などの悪路でも気にせず履くことができます。
ブランド3
『パラブーツ』
独自のゴム合成法を開発して特許を取得し、自社でラバーソールを製造する世界で唯一の靴ブランドでもある『パラブーツ』。ほかとは一線を画すボリューム感が印象的な「ランス」にもオリジナルソールが使われています。油分を多く含み、雨に強いリスレザーをアッパーに採用。
ブランド4
『リーガル』
そもそもアメリカブランドの『リーガル』と日本製靴が技術面の提携をおこなったのが歴史の始まり。「2177」は1971年に誕生し、今もなお愛されている『リーガル』の定番。グッドイヤーウェルト製法で作られているため、履き込むほどに足に馴染むという育てる楽しみも味わえます。
ブランド5
『チャーチ』
英国高級靴の聖地である英国・ノーサンプトンで1873年に創業。正統派の英国靴として不動の地位を確立し、セレブやファッショニスタから愛されています。素材は独特のシボ感が高級感溢れる上質なカーフを採用しており、ラストはややロングノーズの「126」。
ブランド6
『サンダース』
『サンダース』もノーサンプトン発のシューメーカー。素材や製法にとことんこだわっていながらコスパにも優れています。アッパーのスエードが上品なコインローファーは、同色のラバーソールを採用しているのが特徴。クッション性に優れ、長時間の歩行でも疲れにくいのも優秀です。
ブランド7
『ジャラン スリウァヤ』
2003年にデビューした『ジャラン スリウァヤ』は、ハンドウェルテッド・グッドイヤー製法で作られています。定番のローファーは長らく人気を集めてきましたが、最近アップデート。サドル部分のステッチワークがより緻密になり、洗練された表情になっています。さらに、かかと部分のフィッティングが向上。完成度が一層高まっています。
ブランド8
『クロケット&ジョーンズ』
1879年に英国・ノーサンプトンで創業した『クロケット&ジョーンズ』。こちらは、長く愛されてきた定番モデルの「ボストン」をアップデートした「ボストン2」です。ラストが変更されているのがポイント。従来のラストを日本人の足型に合わせて修正した新ラスト「376」を採用しています。足のウエスト部分が細くなり、ヒールカップも小ぶりに。着脱しやすいローファーなのにフィット感が抜群です。
ブランド9
『ハルタ』
1917年に東京で誕生した日本の先駆的靴メーカーで、コインローファーは『ハルタ』の代表的なデザインです。マットなレザーを使用することで学生靴とは一線を画す、落ち着いた足元を演出。非常に柔らかな質感なので、履き込むほどにレザーの魅力を引き出せます。
ブランド10
『カルミナ』
1998年にデビューしたスペイン発の『カルミナ』からピックしたのは、足当たりが良く、軽い履き心地が楽しめるコインローファー。スエードレザーの上質な風合いとマッケイ製法特有のコバの張り出しによって、エレガントでドレッシーな足元を構築します。長すぎないノーズも上品な印象。
ブランド11
『アルフレッドバニスター』
モード感のあるデザイン性と日本人に合う機能性の両面を追求するシューズブランド『アルフレッドバニスター』。定番モデルのローファーは、何度も追加生産を繰り返すほどの人気を誇っています。オーセンティックな仕様ですが、スリムなフォルムがどこかモード調。ソールのカラーが軽快にアクセントになり、足元が重たい印象に映らないのも人気の理由です。
ブランド12
『レイバラーシューズ』
2010年にスタートした『レイバラーシューズ』は、ブランド名の通り労働者(=レイバラー)が履いていた靴がモチーフ。古き良きアメリカをイメージしたプロダクトをリーズナブルな価格で展開しています。このローファーはスエードならではの柔らかい触感を生かし、ソフトな足当たりの履き心地を実現。
ブランド13
『ヒロシツボウチ』
2008年に坪内 浩氏が立ち上げたブランドは、トラッドなシューズをベースにしつつモダンな要素や遊び心を融合したデザインが魅力。日本国内での生産にこだわり、上質なシューズを提案しています。バックスキン製のローファーが定番ですが、セレクトショップ『エディフィス』の別注品では表革へとカスタム。上品な光沢が高級感を放っています。
ブランド14
『ビカーシ』
2011年にスタートした東京ブランド『ビカーシ』。デザインは東京で行い、バングラデシュの自社工場で熟練した職人がハンドメイドで作り上げるアイテムの数々は、本格派の人も唸る出来栄えとして話題です。こちらはアッパーには光沢のある牛革を使用し、無駄な装飾を省くことでシルエットの美しさを際立たせた、まさに逸足。
ブランド15
『アシックス』
高機能なドレスシューズの人気が高まっている『アシックス』の「ラインウォーク」シリーズと、セレクトショップ『ユナイテッドアローズ』とのコラボ企画で誕生した1足です。“GEL”をソールに起用することで、衝撃緩衝性・柔軟性・軽量性・適度な反発性を確保。ライナーにゴアテックス ファブリクスを採用し、防水性と透湿性も兼備しています。
この記事の掲載アイテム一覧(全14商品)
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『ジーエイチバス』 LOGAN LOAFER
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『バーウィック』 コインローファー
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『パラブーツ』 ランス REIMS
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『リーガル』 2177N
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『チャーチ』 ペンブリー ペニーローファー
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『サンダース』 スエード ローファー
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『ジャラン スリウァヤ』 98998
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『クロケット&ジョーンズ』 ボストン2 ローファー
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『ハルタ』 エクストラライトソール 706X
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『アルフレッドバニスター』 コインローファー
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『レイバラーシューズ』 ローファー スウェード
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『ヒロシツボウチ』 『エディフィス』別注 コインローファー
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『ビカーシ』 コインローファー
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『アシックス』 RUNWALK G-TX ローファー
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