冬の本命。ダウンジャケットは日本発のブランドが最強
水沢ダウンやナンガ、東京西川といった国産ブランドのダウンジャケットが、上質を求める大人から注目されています。今回は国産ならではの魅力と各ブランドの詳細をお届け!
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国産ブランドならではの魅力
『モンクレール』や『デュベティカ』、『カナダグース』といった外国ブランドがひしめくダウン業界ですが、日本にもハイクオリティなダウンジャケットを送り出すブランドが存在します。むしろ国産ならではの信頼感が、質や安心を求める大人から注目を集めており、年々人気が高まっています。まずは彼らが注目している国産ブランドならではの魅力に迫ってみましょう。
魅力1
丁寧な縫製と仕上げの美しさ
きめ細かな作業が得意といわれる日本人の高度な縫製技術は、ダウンジャケットでも味わうことができます。目には見えない細かな作り込みも丁寧で、見た目に美しい仕上がりはもちろん、耐久性も優れています。
魅力2
日本人の体型にマッチしたサイズ感
アメリカブランドはアメリカ人、イタリアブランドはイタリア人の体型にフィットする洋服を主に作成しており、日本人が着こなすにはやや難しいのも事実。その点、日本ブランドは日本人を対象に作ったものがほとんどなので、普段のサイズ感を選ぶだけで美しいシルエットを楽しむことができます。
魅力3
日本ならではのトレンドや色味を意識したデザイン
トレンドのアイテムやカラーはほぼ世界共通ですが、細かな部分で各国ごとに異なります。たとえばブルーカラーがトレンドだとすると、A国ではネイビーブルー、B国はスカイブルーといった具合で異なるケースもあります。つまり日本ブランドは国内のトレンドや色味を意識して作ることが多いので、普段の着こなしにも取り入れやすい魅力があります。
魅力4
質とデザインと価格のバランスが取れている
前述のように日本人にはうれしいことだらけの国産ブランドですが、価格は同レベルの海外ブランドと比べると控えめなのも高ポイントです。これは国内での流通に関税などのコストがかからないことと、ブランドの経営努力によるもの。なお、海外で日本ブランドの一着を購入するともちろん関税などがかかり、高額になるためご注意を。
魅力5
圧倒的な信頼感
魅力1から4までを総合してひと言で表すなら、「国産ブランド=安心」という絶対的な信頼感があるから。勤勉で丁寧な国民性は、日本だけでなく、海外からも「メイド イン ジャパン」の信頼感を集めています。
国産ダウンジャケット、今選ぶならこの3ブランドに注目
高品質で高性能、高デザインの3拍子が揃う国産ダウンジャケットを今選ぶなら、『デサント オルテライン(水沢ダウン)』、『ナンガ』、『東京西川』の3ブランドに注目が集まっています。ここからはブランドごとに特徴や今選びたいアイテムをご紹介。着こなしの参考にしたいスナップも合わせてどうぞ!
ブランド1:デサント オルテライン(水沢ダウン)
スポーツウェアブランドでお馴染みの『デサント』が岩手県水沢工場で生産するプロダクト『水沢ダウン』。奥州市(旧水沢市)の職人の手によって生まれる『水沢ダウン』の特徴は、職人の手によって細部まで妥協なく作り込む、極めてハイレベルな作り。
特にダウンウェアの弱点である耐水性を極限まで向上させており、ステッチをなくすことで水を通さず、雨や雪の日にも着用できる画期的なダウンジャケットを開発。ステッチ部分には熱接着加工を施し、縫製が必要な箇所にはシームテープ加工を採用することで、これまでにない耐水性を可能にしました。
今手に入れたいモデル1
アンカー
熱接着ノンキルト加工やシームテープ加工という『水沢ダウン』ならではの機能はそのままに、より快適に着られるストレッチ素材を採用したハイスペックモデル。無駄な装飾を省いたルックスも大人らしく、どんなコーディネートにも合わせられる汎用性の高さも魅力です。
今手に入れたいモデル2
マウンテニア
『デサント オルテライン(水沢ダウン)』のなかでもさらなる快適性と機能性を追求したハイスペックモデルがこちら。ノンキルト加工&シームレステープ加工により、高い耐水性を実現しました。軟派なダウンに辟易した服好きに来ていただきたい一着です。
今手に入れたいモデル3
エレメント
『水沢ダウン』のダウンジャケットのラインアップのなかでも、着丈が長めに作られているのがこちらのエレメント。同ブランドならではの耐水性や温かさはもちろん、スーツ姿にもマッチするデザインが◎。
着こなしグッドサンプル1
着回しやすい『デサント オルテライン(水沢ダウン)』ストームのブラックカラーを主役に、パンツはグレーをセレクトしたシンプルな着こなし。足元はスニーカーを取り入れて軽量にまとめるのが今年らしくまとめるのがポイントです。
着こなしグッドサンプル2
ブラックカラーと並び着回し力の高いグレーカラー。インナーにボーダーを採用してシンプル過ぎず派手過ぎない塩梅にまとめつつ、パンツはジーンズでなく黒パンツを選ぶことで今日的な雰囲気に仕上げました。
着こなしグッドサンプル3
先ほど紹介したストームと同じく今季からの新モデルであるフュージョンを着用した着こなしは、ニット帽で季節感のあるスタイリングに。パンツはダウンジャケットの色味と相性のよいベージュで温かみのある着こなしにまとめています。
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ブランド2:ナンガ
滋賀県米原市で創業した羽毛商品メーカー『ナンガ』は、シュラフ(寝袋)やジャケット、パンツなどの登山アパレルを国内で生産。商品はすべて国内での製造にこだわり、商品を製造しています。
特に羽毛は高品質であるポーランド産のダウンを輸入し、国内で洗浄する徹底ぶり。羽毛という素材が持つ能力を最大限に生かす精製技術は折り紙付きで、他ブランドの追随を許しません。これを封入する際の縫製も独自の技術を採用し、「暖かく、そして軽い」を実現。
さらに注目は、このブランド独自サービスの“永久保証”。「破れた」「穴が開いた」「ファスナーが壊れた」といった場合にも柔軟かつスピーディーに対応してくれます。
今手に入れたいモデル1
『アーバンリサーチ ドアーズ』別注 オーロラ
人気セレクトショップの『アーバンリサーチ ドアーズ』がパターンから別注した渾身のモデル。デザインと機能性を両立したオーロラは、『ナンガ』の機能性をそのままにタウンユースにもしっかり馴染むよう調整されているのが特徴です。
今手に入れたいモデル2
『ケレン』別注 ダウンジャケット
大阪発祥の『ケレン』とのコラボは、日本人のニーズを考慮したディテールがウリ。機能性を重視する大人向けの止水ファスナーはもちろん、スマホやICケースなどの小物を収納できる、アクセスしやすいスペースなど、ベーシックなダウンに隠されたプラスアルファが魅力です。
今手に入れたいモデル3
『アーバンリサーチ ドアーズ』別注ダウンコート
シンプルなステンカラーコートですが、『ナンガ』のダウンを使用した技アリの一着。保温性はもちろん、都会的かつクリーンなムードは、大人らしさも抜群です。きれいめに着こなすも良し、カジュアルなアイテムと合わせるも良しの万能着は買い逃すと損ですよ。
着こなしグッドサンプル1
男らしさ全開のブラックコーデは、もっさりとしがちなダウンジャケットを取り入れた着こなしをシャープに見せる効果が期待できるスタイリング。重たくなりがちな組み合わせなので、足元はスニーカーで程良くヌケ感を出すのが正解です。
着こなしグッドサンプル2
春夏に多いブルー×ホワイトの清涼感ある組み合わせは、冬に挑戦する際は取り入れるアイテムや素材感を気にしたい。その点、ダウンジャケットのように冬を代表するアイテムであれば簡単にクリア可能。爽やかで寒々しくない冬コーデにまとめています。
着こなしグッドサンプル3
ダウンジャケット×ブルーデニムの組み合わせはモロに90年代のスタイルとなり、今組み合わせるのは高難度。しかしこちらの着こなしはスニーカーやハットなどで色をリンクさせることでそのイメージを見事払拭。レトロ感がありながら今っぽさもある着こなしに仕上げました。
トピック
世界最強のダウンジャケットを展開する、『ナンガ ホワイトレーベル』にも注目
北海道旭川市にあるセレクトショップ『ムーンロイド』と手を組んで誕生した『ナンガ ホワイトレーベル』。極寒の地ならではの必要なスペックが詰め込まれたこのブランドは、最強の保温性と普段着として愛用できるデザイン、そして手の届く価格帯のすべてを兼ね備えているのが特徴。
『ナンガ』のダウンのなかでもっともグレードの高い860FPを誇るホワイトグースを使用し、防水・透湿素材の硬くてゴワゴワする常識を打ち破る新素材を採用。また、街着として最強の保温力があるからこそ暑くなった時に対応できる腋下のジップで調整できたりと、至れり尽くせり。デザインの秀逸さは次の3点を見ていただければわかるハズです!
アイテム1
最強ダウンジャケット タイプ1
860FPのポーランド産ホワイトマザーグースダウンを充填できる限界量の220gを搭載し、高い防寒性を誇る上質ダウン。軍でも採用されるタクティクルカラーのコヨーテカラーを採用する一着は、最高のパフォーマンスを見せれくれる街着アウターです。
アイテム2
最強ダウンジャケット タイプ2
最強の一着として名高いタイプ1のフロント部分を比翼仕立てに変更し、胸ポケットを追加したタイプ2。さらに後着丈をやや長めに設定することで、前傾姿勢になっても高い保温力を約束する設計となっており、バイク乗りにもうれしいデザイン。
アイテム3
ダウンパーカー
紹介した2モデルよりもサラッと気軽に羽織れてながらも、街着として必要なスペックを詰め込んだのがこのダウンパーカー。無駄なデザインを一切削ぎ落としたシンプルなデザインは、合わせるアイテムを選ばずヘビーローテーション間違いなしのアイテムです。
ブランド3:東京西川 × ナノ・ユニバース
1566年(永禄9年)に創業した西川産業。この羽毛布団で有名なブランド『東京西川』の技術と、東京カジュアルをベースにヨーロピアントラディショナルを織り交ぜた洗練された装いを提案する『ナノ・ユニバース』のトレンドキャッチ力を融合させたのが、このコラボレーションです。
特徴はいうまでもなく、非常に高いレベルで実現した機能性とデザイン性の融合。餅は餅屋というように、それぞれの得意とするジャンルを組み合わせたコラボレーションはまさに鬼に金棒といえる組み合わせ。評判も上々で、今年展開のダウンジャケットも在庫不足が一部出ており、早めの購入をおすすめします。
今手に入れたいモデル1
G2ジャケット
今シーズンらしいミリタリースタイルをモードテイストに落とし込んだ今作。野暮ったさを感じさせない快適なルックスはもちろん、保温性を提供するハイスペックな機能にも注目です。
今手に入れたいモデル2
シングルダウンコート
カジュアルなファッションはもちろん、きれいめの装いにも活用できるシングルダウンコート。スーツの上から羽織っても、すそが隠れる程度の着丈が特徴です。存在感のあるボタンも、ほかのブランドと差が付くディテールのひとつ。
今手に入れたいモデル3
ダウンリバーシブルベスト
表はシンプルな表情ですが、こちらのダウンベストは裏地がクレイジーパターンというリバーシブル仕様。寒い一日には、メインアウターの下にひそませて保温性を確保するのが正解です。
着こなしグッドサンプル1
極めてベーシックなダウンジャケットスタイルですが、アウターはもちろん、全体的にやや細めのサイズ感を選ぶことで洗練された大人の雰囲気に。シューズとアウターの色味を揃えたのも高ポイントです。
着こなしグッドサンプル2
MA-1ダウンジャケットを主役に、スウェットやスニーカー、キャップでストリート風に仕上げたスタイル。パンツにピンストライプデザインのスラックスを選ぶことで、ラフ過ぎない着こなしに昇華しました。
着こなしグッドサンプル3
ベーシックなアイテムを組み合わせたコーディネートに、クレイジーパターンのベストをプラス。ベージュのハットと合わせて、色みの濃淡バランスを整えることで、センスアップに成功しています。
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