
落ち着きあるブラウンカラーは大人コーデに必須。年中使える着こなし術とは
大人っぽい印象を狙うなら、有効打となるのがブラウンカラーの採用。うまくコーデに取り入れればこなれ感が一気に高まります。効果的なブラウンコーデを徹底指南!
本コンテンツはTASCLAPが制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。
シーズン不問で使いたい。ブラウンはメンズコーデに欠かせません。
ナチュラル感や落ち着きといった要素を色濃く宿したブラウン系カラーは、大人っぽいコーディネートを狙う際にうってつけ。なお、一言でブラウンといっても色味やトーンによる種類がかなり多く、広義ではキャメルやベージュなどもブラウンに含まれます。いずれにせよ大人びたイメージは共通項となりますので、取り入れないのは損というもの! また、ブラウン系カラーは自然界に多く見られるやさしい色味のため、他色との親和性も抜群です。
定番だからこそ極めたい。ブラウンコーデをおしゃれに見せる7つの法則
不動の定番色だけあって、ブラウンの汎用性は申し分なし。ただ、どう使っても“それなり”に見えるとはいえ、ワンランク上の装いを実現したいのなら一工夫がほしいところです。ということでここからは、よりアカ抜けたスタイルを叶えるための7つのコーデテクニックをレクチャーしていきます。
▼法則1:初心者はセットアップを入り口にする
トップス&パンツが揃いになったセットアップスタイルなら、簡単にハズさないブラウンコーデを作り上げることができます。インナーにはカットソーや柄シャツといった、リラクシングなアイテムを合わせるのが今季流。シルエットに関してもゆるめのほうが基本的には◎です。
コーデ1
ヌケ感を意識した高鮮度なセットアップ
ブラウンのセットアップといえばきれいめな印象のアイテムですが、こちらのコーデではオーバーサイズで着こなすことによってヌケ感に訴求しています。インナーに合わせたカレッジスウェットも肩肘張らないムード感を促進。足元にはローファーをチョイスして、ゆるくなりすぎないよう配慮しています。
コーデ2
シンプルな着こなしにインナーで遊びをひとさじ
セットアップにVネックTシャツという王道的な着合わせがベースながら、インナーにボーダーのハイネックを持ってくることにより遊び心を纏わせています。シンプルなコーディネートだからこそ、柄モノでの味付けが一層鮮明に! これぞまさに引き算コーデの模範解答といえるでしょう。
コーデ3
柄シャツとの異テイストMIXが新鮮
インナーにピックアップしたのは、南国テイスト漂うアロハシャツ。品行方正なブラウンセットアップとのコントラストが実に新鮮です。ブラウンは汎用性の高いカラーですから、こういった意外性ある組み合わせも思い切って楽しめます。足元はフットワーク良く動ける『ヴァンズ』をセレクト。
▼法則2:白のボトムスを合わせて軽快さをプラスする
大人にふさわしい落ち着いた雰囲気がある一方で、着こなし次第ではやや重たく見える懸念もあるブラウントップス。しかし、クリーンさ満点なホワイトパンツとのマッチアップであれば、春夏らしい軽快な装いに仕上げることができます。メリハリ感たっぷりに仕上がるのも大きな利点!
コーデ4
ストリートなノリを巧妙にブレンド
大人顔なブラウンのセーターを主役としつつ、ワイドデニムやベースボールキャップといったストリートなノリのアイテムで上手に着崩し。きれいめ×ストリートのセンスフルなスタイリングを形成しています。シャツと帽子の色を合わせるなど、ちょっとした小技もニクいですね。
コーデ5
男気ライダースジャケットを清々しく料理
ハードなイメージが先行しがちなライダースジャケットを、ホワイトパンツ&ボーダーカットソーといったクリーンなアイテムで軽やかに着こなしたのがポイント。さらに、すっきりとしたサイズ感に徹して爽やかな印象を加速しています。足元にはレザーブーツを合わせ、アウターと素材感を同調!
コーデ6
緩急際立つ白×茶のツートーン
重厚感あるウールカバーオール×爽快なデニムスラックスによる、抑揚を効かせたコーディネート。カラー対比が際立つように、使用する色数を最小限に抑えているのがこだわりです。また、ちらっと覗くタートルネックが良いアクセントに!
▼法則3:色合いの異なるブラウンを組み合わせて奥行きのあるワントーンコーデに
旬度の高いワントーンコーデもぜひチャレンジしてほしいスタイル。ただし、“のっぺり見え”しやすいので、その点は注意したいところです。洒脱に仕上げたいなら、色合いの異なるブラウンを組みわせるのがおすすめ。そうすることでワントーンコーデにありがちな単調さが払拭され、奥行きのある着こなしに帰結します。
コーデ7
単調見えとは縁遠い美麗なカラーグラデーション
上から下に向かって、徐々にブラウンのトーンを濃くしていく技ありのグラデーションを披露! ワントーンでありながらも、実にリズミカルな見栄えです。加えて、中から覗かせたバッファローチェックのシャツも良い塩梅のスパイスとなっています。
コーデ8
ストライプ柄がアイキャッチとして奏功
柄モノの投入もワントーンで奥行きを構築するうえで非常に有効! 上品なストライプ柄トラウザーなら、カジュアルコーデのクラスアップ効果も期待できます。トップスにはコットンリネンのTシャツを選び、春夏らしい涼しげなニュアンスを隙なく打ち出しました。
コーデ9
トーンと素材、そのどちらでも“差”を創出
上下をトーン違いでまとめただけでなく、実は素材感でも違いをしっかりとメイク。トップスはスウェット、ボトムスはメルトンと、それぞれがガラッと雰囲気の異なる風合いとなっています。足元のホワイトスニーカーによるトーンアップもお見事!
▼法則4:ブラウンのミリタリーアイテムで、男くささを上手にアク抜き
ワイルドで男くさいイメージを持つミリタリーアイテム。しかし、ブラウンカラーの大人顔なミリタリーウェアであれば、武骨すぎない顔立ちなので大人のカジュアルスタイルにも難なくマッチしてくれます。アウターでもボトムスでも構わないので、取り入れやすいモノでトライしてみましょう。
コーデ10
茶のミリジャケなら紳士的スタイルとも調和
シャツにトラウザー、足元は革靴という紳士的な着こなしに、ミリタリーブルゾンをさらり。一歩間違えるとチグハグに見えそうなマッチングですが、落ち着きあるブラウンのミリジャケならば違和感なく溶け込んでくれます。小物類でアウターの色を拾って一体感を高めたのもカギ。
コーデ11
太めのカーゴパンツで’90s風にスタイリング
ミリタリー臭控えめな茶のカーゴパンツを着用。上下ともルーズなシルエットで統一し、’90sストリート風味な着こなしへと導いています。やんちゃなコーデになってしまわないよう、無地仕様の主張しすぎないトップスを合わせているあたりもナイステクニック!
コーデ12
ラギッド感を抑えた大人のミリタリー
ブラウンのミリタリージャケットを筆頭に、無地カットソー、黒のストレートパンツなど、キャラの強すぎないアイテムでトータルコーデ。シック感漂う、大人ならではのミリタリースタイルを築き上げています。足元はスタンダードな『コンバース』のスニーカーがベストマッチ!
▼法則5:バッグでさりげなくブラウンを挿し色に
着こなしにおけるバイプレイヤーであるバッグで、ブラウンを駆使してみるのもひとつのやり方。アクセントカラーとしてブラウンを取り入れることで、コーディネートを程良く引き締めることができます。着こなしのテイスト問わず挑戦しやすい手法ですので、ぜひお試しあれ。
コーデ13
スポーティなカジュアルにレザークラッチで品を加味
フルジップパーカー×リブパンツから成るスポーティテイストな着こなし。そこに品良いレザークラッチをプラスすれば、それだけで大人っぽさがグンとアップします。そして、シューズ&キャップもバッグと同系色でまとめれば、こなれ感は一段と向上!
コーデ14
品良さの中にラフさを忍ばせたコーディネート
テーラードジャケットにローファーなど、品行方正なアイテムを多用した装い。一方で、巾着バッグやカラーTシャツといったラフなアイテムもうまくコンビネーション。上品でありながらも気負わない、上級者らしいいいとこ取りな装いへとまとめ上げています。
コーデ15
セットアップスタイルを革トートで味出し!
ミニマルなセットアップスタイルだからこそ、表情豊かなレザートートが着こなしのポイントとして作用。バッグと同系色の革靴も、同じく良い感じのコーデアクセントとなっています。ウェアではなく小物類を主役として躍動させた好例!
▼法則6:スニーカーも革靴もブラウンで洒落感を増幅
さりげないブラウンの足元使いも、着こなしの格上げに効果的! 革靴はもちろんのこと、最近はブラウンのスニーカーも人気なので積極活用してみましょう。ウェアの色を足元で拾ってもOKですし、挿し色的に一点使いしてみてもGOOD。自分なりのスタイルで導入してみてください。
コーデ16
とことんアーシーにまとめてやさしげなコーデを構成
バンドカラーシャツもチノパンもアースカラーを選択。そこから生まれるやさしげな雰囲気をアシストすべく、足元のレザーシューズもブラウンをピックアップしています。パンツの裾を軽くロールアップして、春夏らしい軽やかさも忘れずに注入。
コーデ17
“茶スニ”ならトラッドなコートにもハマる
トラディショナルなトレンチコートは、足元に革靴を持ってくるのがお決まり。しかし、レザー素材の大人顔なスニーカーなら驚くほどすんなりとフィット。革靴ほど生真面目には見えないので、肩の力の抜けたトラッドスタイルを描き出せます。
コーデ18
スニーカーでハズした小粋なセットアップ
行儀良いセットアップスタイルを、ブラウンの『ジャーマントレーナー』で巧みにドレスダウン。インナーもカチッとしたシャツではなく楽ちんなカットソーを選ぶことで、気負わないビジカジスタイルへと昇華しています。
▼法則7:ブラウン×青系カラーの組み合わせがビジネスコーデに効く
ブルーとブラウンによる組み合わせはイタリアでは“アズーロ(青)・エ・マローネ(茶)”と呼ばれ、洒落男たちの間で定番のスタイルとなっています。青が爽やかなイメージ、茶が上品なイメージを振り撒くことから、特にビジネスコーデと親和性良好。簡単に好印象なスタイリングを作り上げることが可能です。
コーデ19
タイまで一貫して“アズーロ・エ・マローネ”
ブルー系のシャツ&ジャケットに、茶系のスラックス&シューズというバランスの取れた青茶コーデ。おまけに、ネクタイでちゃんとそれぞれのカラーを拾うという徹底ぶりです。足元からほんの少しだけ見えるブルーソックスも小粋!
コーデ20
今季らしいカジュアル寄りのジャケパンスタイル
ドレスコードの緩和が加速度的に進む昨今は、デニムを取り入れたこんなカジュアル寄りのビジネスコーデも人気。足元もモカシンシューズの素足履きとかなりラフですが、きちっとタイドアップすることでビジネススタイルに必要な精悍さもキープしています。
コーデ21
印象をマイルドにしてくれるブラウンの小物使い
チョークストライプを纏った華やかなスーツで勝負。ピッチ違いのクレリックストライプシャツも、着こなしの存在感を高める一因となっています。対してタイや革靴といった小物類はシックなブラウンを選び、テンションを上手にコントロール。その結果、華やかさと落ち着きが共存するバランスの良いコーデにまとまりました。
KEYWORD関連キーワード
PICK UP
編集部の注目
おしゃれで快適、が新基準。リピーター続出の“スニーカーライク”な進化系革靴を履こう
革靴は重くて硬い……そんな常識は『テクシーリュクス』には当てはまりません。正統派の顔付きながら、軽くてしなやかな履き心地。進化系革靴が多大な恩恵をもたらします。
SPONSORED by アシックス商事
続きを読む
1着で4通り以上の使い方!? 平日から週末まで、“変幻自在アウター”をとことん着回そう
オンとオフの境界線がなくなりつつある今、必要なのはどちらにも対応するアウター。そこで出番となるのが『ブラックレーベル・クレストブリッジ』が誇る二大アウターです。
SPONSORED by ブラックレーベル・クレストブリッジ
続きを読む
今ビジネスマンが指名買い。あの“売れ筋メガネ”の限定モデルがお仕事コーデを格上げする
見た目の印象は信頼につながる大事な要素。なかでも顔周りは特に気を使っておきたいポイントです。今こそ『ポリス』のメガネを有効活用して、デキる男を演出しませんか?
SPONSORED by ポリス
続きを読む
袖ありかベストか、それが問題だ。タイオンに学ぶ“使える”インナーダウンの選び方
冬に欠かせないインナーダウンですが、なかでも抜群の品質を誇る『タイオン』は鉄板の選択肢。ジャケット&ベストの両型が揃うので、各々の特性を把握しつつ選びましょう。
SPONSORED by タイオン
続きを読む
STAFF STYLING
スタッフスタイリング
VIDEO
注目動画
ACCESS RANKING
アクセスランキング
ITEM RANKING
アイテムランキング