バンズ祝50周年。愛され続けるオールドスクールの魅力

2016年に50周年を迎えた『バンズ』。オールドスクールの限定モデルは販売初日からほぼ完売と人気を博しました。そこで、今なお愛され続けるその魅力に迫りたいと思います!

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バンズ祝50周年。愛され続けるオールドスクールの魅力

生誕50周年の『バンズ』とオールドスクールの軌跡

スケート・ストリートカルチャーをリードするアメリカの人気ブランド『バンズ』。誰もが知っている有名ブランドながら意外と知られていない『バンズ』の歴史や、50周年を記念した限定モデルで人気を再確認したオールドスクールにフォーカスを当ててみます。

『バンズ』の歴史は1966年、ポール・ヴァン・ドーレン氏が友人とともに立ち上げたカリフォルニアの小さなスニーカーショップから始まりました。店名の「vans」は“ヴァンとその仲間たち”の意。このショップがユニークだったのは、スニーカーの販売だけでなく来店客からオーダーを受けて製作する自社生産式だった点。小さなショップながら、オープン初日から12名ものオーダーが入り盛況を博しました。オープンからまもなく、その頑丈なアッパーとグリップ力の強いソールが注目を集め、スケーターやBMXライダーが火付け役となり、西海岸カルチャーに多大な影響を与えることとなります。

『バンズ』のなかでも、オールドスクールは耐久性を上げるために初めてレザーをアッパーに組み込んだ新しいローカットシューズでした。その誕生は1977年。「Style #36」と名付けられたモデルに、『バンズ』の象徴ともいえる「サーフライン」のアイコンが初めて搭載されたというのは、ご存じの方も多いのではないでしょうか。 別名「ジャズストライプ」とも呼ばれる波のようなあの美しい曲線が、実はポール氏の落書きがきっかけで生まれたというのには驚きですが、そんな遊び心が当時のスケーターたちを引きつけた魅力のひとつなのかもしれないですね!

ファンを魅了し続けるオールドスクール。その理由とは?

オールドスクール発売当初のデザインは、トゥ、アッパー、シューレース部分など現在のそれとは大きく異なります。多くのスケーターたちの支持を受け、スケートボードのデッキテープで磨耗しやすいトゥパーツに補強を入れたり、撥水素材へとアップデートしたりと、モデルチェンジを重ねて現在の型を形成してきたのです。
ファンの要望に応える形でデザイン面でも機能面でも精度をアップデートしつづけてきたオールドスクール。その姿勢を貫くことで、スケーターたちにとどまらず他分野でも多くのファンを着実につけてきました。

筆者の周りにも、オールドスクールが好きで長年履き続けているという熱狂的なファンが多く、そのほとんどがスケートシーンからオールドスクールを履きはじめ、以来その魅力にハマったといいます。一見野暮ったくも見えるデザイン(これは筆者の一個人的な意見)ですが、多くの愛好家たちはデザインもさることながらフィット感のある履き心地や動きやすさ、実用性や耐久性、歴史に裏付けられた機能美のとりことなってしまうのかもしれません。一度履いたら病みつきになる……そんな中毒性を秘めた魅力こそ、オールドスクールが長く愛され続ける理由なのですね。

忠実に再現された復刻版! オールドスクール50周年限定モデル

忠実に再現された復刻版! オールドスクール50周年限定モデル

50周年を記念してリリースされたオールドスクールOGは、1990年以前のアメリカの工場で生産されていたときのディテールを完全復刻。細身のシルエットや短いノーズ、赤地に白抜きのヒールパッチ、インソールには白いパッチを貼り付けたり、サーフラインは約2ミリほど太くなったりと、細部にいたるまで忠実に再現されたファン待望のヴィンテージデザインです。記念すべき世界同時発売日となった2016年9月10日は、朝からファンがショップに並び、サイズ欠けのため取扱店をはしごして回る人もいたほど。メンズサイズは発売初日から“ほぼ完売”という人気の高さを見せつけました。

ファンが愛してやまぬオールドスクール10選

これまで数多くのモデルを輩出しているオールドスクール。50周年モデルは残念ながら入手困難なので、同時リリースされた2016年FALLモデルや、リリースすると即完売してしまうほど人気のコラボレーションアイテムなどを厳選してご紹介します。

50周年モデルと同時にリリースされたオールドスクールDXは、アッパーにタフスエード、インソールに軽量かつ衝撃吸収力に富んだ“ウルトラクッシュ”のテクノロジーを採用し、耐久性と履き心地をアップデート。サイドストライプにはフリクションテープが施され、当時の製法がしっかりと再現されています。カラーは、ブラック、ブルー、レッドの3色。

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50周年を記念すべく『ジャーナルスタンダード レリューム』からリリースされたエクスクルーシブモデル。ブルーグレーの淡い色みが絶妙で、さまざまなカジュアルシーンになじむユーティリティーな一足です。

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こちらは『バンズ』を象徴する過去のデザインから復刻されたアニバーサリーモデル。モノトーンのカラーリングをベースにしながら、グレーのスエード素材をアッパーに組み込んだデザインは、カジュアルななかにも洗練された印象を与えてくれます。

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自称『バンズ』コレクターという中野シロウ氏のプライベートブランド『ローリッキング』とのコラボレーションモデル。オールブラックのアッパーに、インソールには『バンズ』のためにデザインされたスケートボードに乗ったキャラクターがプリントされており、シンプルながらも中野氏のバンズ愛が感じられる一足に仕上がっています。

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京都を拠点に、アパレルやインテリアなど幅広いジャンルのテキスタイルデザインを手がける『ガレージランド』とのコラボレーションモデル。2014年からコラボレートをスタートして以来、数々のオリジナルアートを毎シーズン書き下ろしています。日本の伝統的な文様である「かご目」をあしらった和柄のデザインとサイドストライプの相性は抜群で、遊び心のある大人カジュアルなスニーカーへと昇華されています。

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アメリカはカリフォルニアを代表する生地メーカー『ホフマン・カリフォルニア・ファブリックス』のテキスタイルを使用したモデル。独特の高品質なデザインや手染めやプリントが魅力で、コーディネートのアクセントにぴったりです。

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ガムソールがどことなくレトロな雰囲気を与えるデザイン。近年のヴィンテージスニーカーブームから、ガムソールのスニーカーは今まさにトレンドの兆しで大注目のアイテムです! 柔らかさと粘りのあるガムソールはグリップ力が抜群なので、スケートをはじめとするアクティブなシーンにおいても重宝しますよ。

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こちらもスケートボード仕様にアップデートされたガムソールの一足。アッパーはオールスエードのデザインで、カジュアルなデザインながらシックな印象が漂います。シンプルなだけに赤のヒールパッチが利いているので、コーディネートのアクセントとして活躍してくれるはず!

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オールドスクール定番のスエード×キャンバスのちょっぴりカジュアルなコンビ素材ですが、深みのあるカーキならシックで大人な表情に。落ち着きのあるトーンに加えてスエードならではのしっとり感があいまって、カジュアルからきれいめな着こなしまですんなりはまる優れものです。

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『バンズ』の象徴的なデザインのひとつでもあるチェッカー柄を、サイドパネルにあしらったオールドアメリカンな雰囲気が漂う一足。チェッカー柄はシンプルな着こなしのはずしとして重宝するので、オールドスクール好きなら1足は持っているマストハブアイテムです!

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オールドスクールファンに学ぶ厳選コーディネート10

シンプルながらもボリューム感のあるデザインで根強いファンを持つオールドスクール。洗練されたデザインや履き心地も魅力ですが、カジュアルからきれいめなスタイルまでフィットする守備範囲の広さもまた愛される理由です。その魅力を存分に生かしたオールドスクールファンのコーディネートを一挙公開しちゃいます。

ネイビー×カーキはいわずもがな相性抜群の組み合わせ。濃い色同士のトップスに、インナーにボーダー柄を取り入れることでうまく抜け感を出しています。太めにロールアップした程よい色落ち感のジーンズと黒のオールドスクールの相性は間違いなし◎。

オールドスクールの定番色のひとつであるブルーはストリートスタイルをはじめ、アメカジ、ミリタリーなどカジュアルなスタイリングには欠かせないマストハブアイテム。ブルーで上下をまとめてミリタリージャケットをさらっと羽織ったシンプルながらもお手本となる着こなしです。

『バンズ』といえば、やはりこのチェッカー柄ははずせません。チェッカー部分がサイドに入るデザインのオールドスクールは、さりげないアクセントとして合わせやすいのが魅力です。ブルー×ブラックのコーデに程よいスパイスとなってよりクールな印象に仕上げています。

ゆったりめのシャツに細身のパンツを合わせたバランスの良いコーディネート。足元に真っ白のオールドスクールを差すことで、全体の印象がより爽やかにブラッシュアップされています。コーディネートのじゃまをしないで存在感を発揮できるところが、オールドスクールの最大の魅力。

全体をアースカラーでまとめたスタイリングには、グレーのオールドスクールがぴったり。グレーはどんなコーディネートにも自然となじむので、汎用性の高さは抜群です。カモフラ柄のマウンテンパーカーがシンプルな着こなしの好アクセントとして活躍しています。

シンプルな着こなしのときは、足元にちょっと色を足したい気分になりますよね。そんなときはオールドスクールのネイビーがおすすめ。オールドスクールならコーディネートの良さを崩すことなくポイントに。ネイビーカラーで、男らしいさの中にも、かわいらしさをプラスできます。

カレッジプリントのスウェットとチノパンのアメカジスタイルには、オールドスクールがもってこい。シンプルなスタイルなのでスニーカーは色で遊びつつ、Tシャツをレイヤードするくらいにとどめることで、さりげなくこなれた感じに仕上がります。

重くなりがちなダーク系のトーナルコーディネートでは、素材感がポイント! 流行りのヘリボーン柄にウール素材のオールドスクールをプラスすれば、程よい抜け感が演出でき、コーディネートの質もワンランクアップします。

ネルシャツ×コーデュロイパンツと冬定番の素材をふんだんに取り入れた、あったかコーディネート。サイドストライプに配された起毛素材のチェック柄がユニークなオールドスクールは、足元にまで抜け目なく暖かさをプラスしてくれます。

こちらはモノトーンのコーディネートに、プリント柄のオールドスクールでアクセントを加えたスタイリング。プリント柄のスニーカーは一見取り入れるのが難しいイメージですが、シンプルになりすぎない着こなしに昇華してくれる優秀アイテムです!

広く親しまれる永遠のスニーカー、オールドスクール

50年の時を経て『バンズ』のオールドスクールは、今や子供から大人まで広く愛されるアイテムとなりました。
もしまだお持ちでなかったら、皆さんもこれを機にオールドスクールを手に取ってみてはいかがですか?

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