ワークウェアの枠を超えて、きれいめ、モードと縦横無尽に変化させ、皆の日常に溶け込むジーンズ。何をはくのが正解なのか。その答えは十人十色ですが、ひとつ言えるのは、30代を超えたら年齢に見合った質の高い一本を選ぶということ。その答えをギュッと詰めこみました。
Part.1
抜群の安定感。老舗ブランドのジーンズなら間違いない
星の数ほどあるファッションブランドのほとんどが展開するジーンズ。その中でも流行に左右されず、酸いも甘いも噛み分けた大人が今再びはきたい老舗ブランドをピックアップ。
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王者リーバイスの501は、ワンランク上のLVCを狙え!
『リーバイス』の中でも揺るがないド定番モデル501。こだわりのある大人が選ぶなら、各時代の一本を忠実に再現する『リーバイス・ヴィンテージ・クロージング』から選んでみては。
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都会派向け!リーバイス501CTならモダンにはける
こだわりある大人を演出するなら『リーバイス・ヴィンテージ・クロージング』が最適ですが、今っぽくはけるけど安心感のある老舗で選びたい……。そんな人は501CTがおすすめ!
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虎派におすすめ!銀幕スターが愛したリーのジーンズ
『リーバイス』と並んで人気の高い『リー』。ブランドやショップとのコラボも多く、老舗ならではの上質さと今のトレンド感を兼ね備えた一本を探すなら、ここで決まりです!
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初のデザイナージーンズ。ラングラーを見逃すな
世界三大ジーンズブランドのひとつである『ラングラー』。ハリウッドの衣装デザイナーがデザインする世界初のデザイナージーンズの定番モデルは今の空気にもマッチします。
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国内ジーンズの最大手。本物が楽しめるエドウィン
日本生まれのジーンズ代表ブランドといえば『エドウィン』。国産ブランドならではの日本人にフィットするシルエット作り、確かな縫製・加工技術は高い評価を得ています。
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国産ジーンズの先駆け。ビッグジョンの今選びたい一本
岡山を代表する国産ジーンズブランド『ビッグジョン』。品質の高さを優先する本ブランドの一本は、近年ではデザイン性の高いジーンズも多く展開。今選びたい一本を紹介します。
Part.2
「高品質の日本勢」「美脚ラインの海外勢」どっち買う?
老舗ブランドの一本もいいけれど、たまには王道をハズしながらも定評のあるブランドを選んでみては。品質や縫製にこだわりある日本製か、世界的人気を誇る海外製か。
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【日本勢1】リゾルト、4型のみにこだわるワケとは
20年以上デニム業界に携わってきた元『ドゥニーム』のデザイナー林芳亨氏が立ち上げた『リゾルト』。2010年の設立から4型のみ展開し続ける、そのワケに迫ります。
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【日本勢2】レッドカード、熱視線の先にある一本
世界中のデニムブランドをプロデュースしてきたデザイナーが2009年に立ち上げた『レッドカード』。リアルな加工と高い質、そしてシンプルで美しいシルエットの秘密とは。
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【日本勢3】クロ、世界が認める高品質ジーンズ
日本語の“黒”に由来する『クロ』は、世界各国のファッションバイヤーから高い評価を集める注目のブランド。クラフトマンシップが息づく一本の魅力を解説します。
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【日本勢4】シュガーケーン、はき込みたいデニム
デニム専業ブランドではありませんが、アメリカのオリジンに勝るとも劣らないジーンズを展開する『シュガーケーン』も見逃せません。「はき込みたい!」と意気込む方は要チェック!
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【海外勢1】A.P.C.、定番モデルの選びから色落ちまで
海外ブランドからジーンズを選ぶ際に、まずチェックしたいのが『A.P.C.』。定番的に展開されるファッショニスタ御用達モデルそれぞれの特徴から選び方までまるっとお届け!
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【海外勢2】ヌーディージーンズ、大人の美脚がかなう
ダボッとしたジーンズはだらしないけど、極端なスキニーだと大人がはくには痛々しい。北欧のデニムブランド『ヌーディージーンズ』なら自然な美しいシルエットが楽しめます。
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【海外勢3】デンハム、テーラーの匠が生きる一本
テーラリング技術による美しいシルエット、独創的なデザインやディテール作り。やりすぎない個性ある一本が楽しめる『デンハム』のジーンズは、大人にこそ似合います。
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【海外勢4】ラグ&ボーン、毎日はきたいジーンズ
ニューヨークコレクションでも絶大な人気を誇る『ラグ&ボーン』。なかでもジーンズへのこだわりが強く、多くのハリウッドスターにも愛されているその秘密とは。
Part.3
狙い目はこの2種類。ジーンズは細身orワイドで!
定番のストレートもありですが、今ジーンズを選ぶなら大人の着こなしにハマるスリムテーパードか、最旬のワイドシルエットの2択推し。さぁ、本当にほしい一本はどっち!?
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大人の新定番。ジーンズはスリムシルエットが狙い目
普遍的なアイテムとはいえ、時代とともにアップデートされているジーンズ。その中でも腰回りにゆとりがあり、ひざ下を絞ったスリムフィットはきれいめよりにはける大人の一本。
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今年の旬顔!ワイドシルエットなら今っぽくはける
ここ数年は細身シルエットが主流でした。今も大人っぽくはけるシルエットとしてマストなアイテムですが、旬を意識するならワイドシルエット! 最旬のはき方を教えます。
Part.4
生デニムからダメージまで。色落ちの状態別コーデ術
真紺をはき込み、色が落ち、すり切れる。経年変化が楽しいジーンズですが、今は購入時から好みの状態を選ぶことができます。それぞれ大人流の選び方とはき方を、濃い→薄いの順にお届け。
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【色落ち1】濃紺が好き。だから知りたい着こなし方
純真無垢なリジッドジーンズは、色落ちタイプにはないクリーンな表情が特徴。とはいえ、何を選んでもよいかというとそれは間違え。今買うべき一本と着こなし方を教えます。
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【色落ち2】不潔に見せない。色落ちジーンズ攻略術
ヴィンテージ感のある色落ちジーンズは、どうしても男くさく見えて不潔に見える恐れも。大人の着こなしに欠かせない“清潔感”を意識した着こなしの作り方をご紹介!
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【色落ち3】旬だから差をつけよう。薄色デニムパンツの着こなし方
メリハリある色落ちジーンズをさらにはきこみ、薄色まで経年変化をした一本は春夏から続く人気のタイプ。即戦力として役に立つ、薄色ジーンズの着こなし方を指南。
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【色落ち4】“ちょいクラッシュ”なら大人もはける!
着こなしにこなれ感を与えるダメージジーンズですが、ハードすぎると大人コーデには不向き。ちょっとクラッシュ加工が施されたライトなタイプなら、着こなし次第ではけちゃいます!
Part.5
ブルーが気分じゃないときもあるよね。カラーデニム攻略
ジーンズといえばインディゴブルーをイメージする人がほとんどですが、それ以外の色もかなり便利! 特にホワイト、ブラック、グレーのモノトーンはかなり頼れます。
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ブラックデニムはオールシーズン使える! 季節別のコーデ法と選び方
ジーンズといえばブルーの一本をイメージする人も多いのでは? しかし、忘れてはいけないのがブラックデニム。インディゴブルーにはないたくさんの魅力をお伝えします。
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意外と簡単。ホワイトデニムの着こなし攻略ガイド
そこらの若造と一線を画すのであれば、ホワイトデニムがおすすめ。スマートにはきこなすことで洒脱な印象を狙い、大人ならではの余裕あるスタイリングを作ってみては。
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シュッとしながらラフにもはける。グレージーンズがいい
ホワイトデニムほど力まず、色落ち感がブラックデニムよりもこなれ感があるグレーデニム。スタイリッシュさとともに程よいヌケ感を楽しめるグレージーンズに挑戦してみては。
Part.6
今よりもっと好きになる。ジーンズが楽しくなる豆知識
最後にお届けするのは、ジーンズのアーカイブや国産のデニム生地がなぜ世界から認められているのか。そして大切な一本を正しく洗濯する方法までぎゅっとまとめてご紹介!
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一目で分かる!ジーンズの歴史・起源をひも解いてみた
誰もが1度は足を通したことのあるジーンズ。いつ登場し、どのようにしてワークウェアからコレクションブランドも展開する一本へ発展したのか。ジーンズの歴史をひも解きます。
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こんなに面白い服ってない!ジーンズがよく分かるQ&A
普段何気なくはいているジーンズ。しかし、なぜお世辞にも合わせやすいとはいえないブルーが基本なのか、色落ちをするのかなど謎がいっぱい。これらの“?”にお答えします。
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岡山県産デニムがすごい!世界に認められる品質の理由
国内外から熱い視線が注がれる“岡山県”のデニム生地。ジーンズ好きならデニムの一大産地として知っている人も多いですが、なぜ高い支持を集めるのか。その秘密を解説します。
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大切な一本だから。正しいジーンズの洗濯方法
日常的にはく人も多いジーンズ。もしかしたら洗わずに根性はきする人もいるかもしれませんが、それはNG! 正しい洗濯方法をマスターして、楽しいジーンズライフを過ごして。