メンズのモッズコート|おすすめブランドとコーデ紹介

春先や秋冬に大活躍する人気アイテム、モッズコート。カジュアルにはもちろん、意外ときれいめコーデとも相性抜群。30代男性らしい大人な着こなしとは?

メンズのモッズコート|おすすめブランドとコーデ紹介

そもそもモッズコートとは?

モッズコートとは、1950年代に採用されたアメリカ軍の極寒防寒衣料の51年型モデルをさしています。見た目としては、一般的にカーキ色や紺色で、ゆったりとしたサイズで着丈が長い、フードつきのコートのこと。男性女性問わずに人気のカジュアルアイテムです。

昨今ではカラーバリエーションも豊富で春先にさらっと羽織れる薄手のものから、裏地にボアがついていたり、フードにファーがついていたりする冬用の保温に優れたものまで存在し、季節を通してさまざまなタイプがラインアップしています。

モッズコートといえば、その絶妙なサイズ感が魅力

モッズコートは、インナーにセーターなどの厚手のモノが着用できるように、若干大きめのシルエットになっています。その一方で、腕まわりなどはある程度細身で、肩幅は広すぎず、だらしない印象を与えないのも特徴です。

”ホンモノ”志向の男性に刺さる、素材感も特徴

モッズコートは、水をあまり吸収しにくいツルツルとした素材でできていることがほとんどです。メルトンやジャージーなどを使用することもありますが、モッズコートにもっともよく使われている素材はコットンナイロン(木綿とナイロンを合わせた生地)で、強度が強いうえにシワになりにくくなっているのが特徴です。

モッズコートといえばコレ。背面の“フィッシュテール”をご存じ?

今でこそさまざまな変形タイプのモッズコートが存在していますが、元々のモッズコートには「フィッシュテール」と呼ばれる部分が裾のうしろについていました。この部分は中央で割れており、魚のしっぽのように見えることからこのような名前で呼ばれていたそうです。

モッズコートの歴史

モッズコートは1951年に米軍が野戦用に採用したミリタリーアウター、「M-51」が起源です。フィールドジャケットの上から羽織れるよう少し大きめで、寒冷地方の気候に対応するためにさまざまな保温の工夫が施されています。また、両脇には大型のハンドポケットが、肩にショルダーループがついています。

「M-51」がファッションアイテムになったのは60年代。ロンドンで流行だったモッズカルチャーをけん引していた若者たちが、せっかく仕立てたスーツを汚さないように、米軍の払い下げコートを着用しはじめたのがきっかけでした。ボリュームのあるブーツやシューズを合わせていたそうです。

日本にモッズコートが入ってきたのは1980年以降でした。現在でもロンドンのモッズの流れをくみ、モッズコートに細身のボトムとボリュームのあるレザーシューズ、ブーツ等を合わせるのがひとつの定番スタイルとなっています。

モッズコートの着こなし方 3つのヒント

羽織るだけで様になるモッズコートですが、大きめなサイズ感なので着こなし次第でアンバランスに見える可能性も……。ここではうまく着こなすヒントを教えます。

ヒント1

細身のボトムと合わせてメリハリを

モッズコートのサイズ感は大きめなので、着ると自然と上半身にボリュームが出ます。そこでボトムスにボリュームがあるものを持ってきてしまうと、体全体に締まりがなく、清潔感のない印象になってしまいます。

そこで、注視すべきはボトムのシルエット。望ましいのは細身のものを選び、メリハリを出すことです。色みに関しても、ダークトーンを選んだほうがよりすっきりと見せることができます。

ボリューミーなモッズコートに対してスリムシルエットのジーンズをチョイス。サイズ感にメリハリを出すことで、バランスの良い着こなしに仕上がります。

ひざ上丈のモッズコートにスウェットパンツを合わせた、今年らしいリラックス感のある着こなし。パンツを細身にすることでだらしなさを払拭し、大人の着こなしにまとめました。

『アヴィレックス』の本格的なモッズコートには、スリムシルエットのジーンズでメリハリある着こなしに。足元はドレスシューズカチッとまとめつつ、ハットでモッズらしいスタイリングに昇華して。

『ザラ』のモッズコートに『ユニクロ』のスリムジーンズ、『ジーユー』のシャツとファストファッションで構築したスタイリングは、ボリューミーなトップスに対してパンツを細めにすることで安っぽさもなく、今どきに仕上げた好例。

ヒント2

インナーで”きれいめ”を演出しよう

モッズコートは、その出自からミリタリー色が強いアイテムです。そのため、コーデの方向性がカジュアルによってしまうこともありえます。

カジュアルな印象を控えめにしたいのであれば、インナーは白シャツを選ぶのが正解です。もちろん、ほかにもきれいめな印象を与えるアイテムはあるのですが、クリーンな方向に持って行くのであれば白シャツを合わせるのがベストですよ。

男くさいイメージのあるモッズコートは、白シャツと合わせることで清潔感あるスタイリングにまとめることが可能。小物にハットを取り入れれば、より色濃く大人っぽさを演出することができます。

モッズコートにジーンズ、スニーカーとカジュアルなアイテムをメインとした着こなしに白シャツを投入。これによりグッと着こなしが引き締まり、大人の装いにまとまります。ニット帽はアクセントとなるよう、発色の良い赤をチョイス。シンプルになりすぎないよう調整しました。

オーバーサイズで取り入れたモッズコートは、ソリッド感のあるレザーパンツでバランス調整。ラギッド感の強い組み合わせなので、白シャツでクリーンなイメージを追加することで、洗練された大人の着こなしに昇華しました。

モッズコートとダメージジーンズの男気あふれるスタイリングは、白シャツで清潔感を追加。ニット帽は『シュプリーム』の定番ものをチョイスし、遊び心をのぞかせたのがポイントです。

ヒント3

アウターを”主役”としてコーデを考えよう

いわずもがな、モッズコートはそれ単体でおしゃれな印象を演出することができる優秀着のひとつです。だからこそ、インナーやパンツ、シューズなどのほかのアイテムとのコーデには、ちょっとした注意点が……。

それはコーディネートの注意点といっても、至極単純なこと。それは、”主役を引き立てるために、脇役はでしゃばらない”ということです。インナーやパンツなどはシンプルなものを選ぶことで、主役アウターであるモッズコートを強調しましょう。

白の無地カットソーに薄色ジーンズ。ノームコアを代表するシンプルな組み合わせは、モッズコートの存在感を際立たせるのに最適なコンビです。

タートルネックの白ニットでクリーンかつシンプルなスタイリングに。着こなしのアクセントとしても活躍するニット帽はパンツと色みをリンクさせて、ベーシックながら計算されたコーデです。

モッズコートに白シャツ、さらにモックネックカットソーを重ねてもごちゃごちゃして見えないのは、全て無地でシンプルなアイテムだから。足元は品のあるブーツをチョイスして、大人のスタイルにまとめています。

モッズコートを主役とした着こなしは、他アイテムをシンプルにモノトーンカラーをチョイス。トップスは白を選ぶことで、大人の着こなしに不可欠な清潔感もゲットしました。

モッズコートの選び方

モッズコートを買う際に気をつけるべきポイントをピックアップ。サイズ感、素材感、重量感をチェックして、お気に入りの一着を見つけて。

選び方1

サイズ感は肩幅と着丈の2点をチェック

モッズコートは元々ジャケットやセーターの上から羽織れるようにできているため若干ゆったりとした仕上がりです。ただし、大きすぎるものを選ばずに自分に合った適度なサイズを選択することが重要です。

購入する際には、自身の肩幅をチェックしてから選ぶのがおすすめです。モッズコートの身幅は、もともと裾広がりに近い形で構成されているのでゆったりとしたシルエットのものが多く、身幅で合わせるのは難しいもの。そこで、肩幅で合わせることで絶妙なサイズ感が得られるのです。

また、着丈のチェックも重要。とくにロング丈のモッズコートを選ぶ際は、「着丈が長すぎてだらしなく見える」なんてことがにように鏡の前で十分に確認しましょう。

選び方2

質感のある素材をチョイス

ツルツルとした表面が特徴のモッズコートは、安っぽい質感のものを選択すると子どもっぽくなってしまうことも。

変にテカテカしていない、重圧感のある厚めの素材が使われているものを選んでおくと、カジュアルかつおしゃれなアイテムとして活躍すること間違いナシ。

選び方3

モッズコートの重量は? 試着で重さを確認

ラフな見た目に反し、モッズコートは意外と重いものが多いです。とくに秋冬向けのものには、ボリュームのあるフードやファー、裏地にボアがついていたりするため、どうしても重量が出てしまいます。

重めのアウターが苦手なのであれば、購入する前に試着をして確かめておきましょう。「当たり前だ」と思いがちですが、”重量”を意識して試着するケースは多くないのでは? デザインや機能ばかりではなく、時には視点を変えて試着することも、”よいもの”に出会うための大事なステップなのです。

モッズコート おすすめ10選

今季も人気ブランドからモッズコートが続々リリースされています。そんな中から今狙いめのモッズコートを厳選してご紹介。お気に入りを見つけたら即購入すべし! 秋になってから買うのでは遅いかも?!

アイテム1

『フレッドペリー』

米軍のM-51シェルパーカーでも初期の厚手サテン生地を再現した本格的な一着。肩のダーツやエポレットを排除しつつ、細身のシルエットに仕立てることでシャープに着られるようモダナイズされています。ライナーにはボアを採用することで、真冬の寒さにも耐える防寒性を備えました。

アイテム詳細を見る

アイテム2

『アメリカンラグ シー』

毎年爆発的人気を誇る、ショップオリジナルのモッズコート。今年はライナーを単品でも着られる3way仕様にデザインされたスペシャルな一着となりました。ライナーを外せば秋や春に、取り付ければ真冬でも対応する珠玉のモッズコートは、買って間違いのない珠玉の逸品。

アイテム詳細を見る

アイテム3

『グラム』

ワイルドにキメたい人の個性派モッズコート。インナーをシンプルにすることでコートが主役になり、野性的な中にも上品さを残すバランスコーディネートが可能です。余計なものを削ぎ落としたミニマムなフォームは気取らない大人スタイルにピッタリです。

アイテム詳細を見る

アイテム4

『サニースポーツ』

首回りにボリュームがあるタイプのモッズコートなので、視線が上部に集中し、スタイルアップ効果や小顔効果を狙うことができます。スキニーパンツに合わせるとラインが強調されるので、身長を高めに見せることも可能。モッズコートが紺色の場合は適度にカジュアルながらも全体に落ち着いたクールな雰囲気が漂います。

アイテム詳細を見る

アイテム5

『シップス』

スタイリッシュなシルエットとむだな装飾がないシンプルなフェイスが特徴のモッズコート。カーキの場合はこのようにやわらかな明るいイメージに。このタイプのモッズコートなら、パリッとしたシャツやハットと合わせてモードなキメ方もアリ。

アイテム詳細を見る

アイテム6

『ラウンジリザード』

M-51をベースに『ラウンジリザード』らしいスタイリッシュなシルエットに仕立てた、ブランド定番のモッズコート。見頃と袖にはシンサレート素材を採用することで、抜群の保温性も完備。毎シーズンアウターが活躍する時期の前に売り切れる人気のアイテムなので、気になったら即チェックをおすすめします。

アイテム詳細を見る

アイテム7

『アルファ×アダム エ ロペ』

ミリタリーウェアでおなじみ『アルファ』のモッズコートをベースに、『アダム エ ロペ』らしいオーバーサイズのシルエットに。今季らしく細身パンツと合わせて、大人のサイズ感にまとめるのがおすすめです。また、見た目だけでなく裏地はキルト綿で高い保温性をキープするなど、機能面も抜かりありません。

アイテム詳細を見る

アイテム8

『ジャーナルスタンダード』

毎シーズン展開しているモッズコートを、今年は全体的にワンサイズ大きめにリサイズ。今年らしいリラックス感のある一着は、ジャケパンの上からはもちろん、ストリートMIXな着こなしにもハマる優れもの。フードの取り外しが可能なので、気分によって使い分けることも可能です。

アイテム詳細を見る

アイテム9

『アヴィレックス』

フライトジャケットを展開する代名詞的ブランド『アヴィレックス』のモッズコートは、高い機能性はそのままにサイズ感をやりすぎない程度に細身にモダナイズした一着。撥水性を考慮したコットン×ナイロンの表地の素材は、着込む程に風合いが増し、愛着感が持てます。

アイテム詳細を見る

アイテム10

『マイセルフアバハウス』

M-51をベースにすっきり細身シルエットに仕立てた、『マイセルフアバハウス』オリジナルのモッズコート。ライナーには中綿キルティングを採用し、保温性もしっかり。モッズコートといえばのファーを取り除いた、大人のシンプルコーデにハマる一着です。

アイテム詳細を見る

気になる記事を保存できる、
スクラップ機能が追加されました!

ページトップへ戻る