濃紺がイイね。今欲しい生デニムと大人コーデの作り方

黒やダメージデニムも気分だが、生デニムを育てる楽しみはやはり何物にも代えがたい。そんな大人におすすめしたい生デニムや、その活用方法について解説する。

濃紺がイイね。今欲しい生デニムと大人コーデの作り方

流されない男は、やっぱり生デニムが好き

デニムの色みは幅広く存在するが、生デニムをはきたくなるのが男の性ではないだろうか? 質実剛健なその見た目を身にまとうことで、外見だけではなく、内面からも男らしさを表現できることや“育てていく過程を楽しむ”ことも魅力。もちろん、黒デニムや色あせた一本を選ぶのも間違いではないが、2017年は生デニムを自分の色みに育ててはいかがだろう。

参考記事:色落ちを楽しもう。長くはき込みたい生デニムのすすめ

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唯一無二の表情へ。男が生デニムに夢中な理由

なぜ、生デニムは多くの男性の心をわしづかみにするのだろうか。どのような点に、男性は引かれているのだろうか。ここでは、男が生デニムを愛する理由を解説する。

理由1

はき込むほどに経年変化を楽しめる

濃紺で硬い質感が生デニムの特徴だ。しかし、はき込むほどに色落ちしたり、はく頻度が増すごとに引き立つシワの数々こそ、デニムの魅力。着用者のすべてを受け止め、表情としてにじみ出る経年変化は、生デニムでなければ楽しめないはずだ。

理由2

武骨さが香るブーツと息ぴったり

革製品のブーツと生デニムは、ともに“育てる過程”が見てとれるアイテム。自分が着用した軌跡が残ることで、唯一無二の相棒へと昇華できる。また、ブーツと生デニムはスタイリングの相性も抜群。レザージャケットをはじめ数多くのアウターを、より“男前”に見せてくれる点も見逃せない。

理由3

スリムな生デニムならきれいめスタイルにハマる

男らしいスタイリングだけではなく、きれいめなルックスのアシスト役としても生デニムは活用可能。スリムなシルエットを選ぶことで、テーラードジャケットやシャツなど、クリーンな着こなしをカジュアルに落とし込んでくれる。色みが重々しくなりがちな点は、シューズのセレクトで解消しよう。

ルールは3つ! 生デニムの選び方

ひと言で生デニムといっても、その種類は多種多様。今のトレンドを意識した生デニムを選びたいなら、3つのポイントを押さえておこう。デザイン性はもちろんだが、とくに気にしたいところはディテール。下記でくわしく解説するので要チェック。

ポイント1

テーパードがかったシルエット

太ももから裾に向かってシェイプされたパンツのことをさす。この独特なシルエットは今まさに旬の形で、着こなしをスタイリッシュにまとめてくれる。同時に、足を細く長く見せる効果があり、一石二鳥といっても過言ではない。

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ポイント2

赤耳が施されている

英語で“セルビッジ”と呼ばれる赤耳は、生地の端がほつれないようにする処理のこと。このディテールは白いセルビッジの中央部に赤色の糸が縦に入っているので、ロールアップをすることで着こなしのアクセントになる。

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ポイント3

加工ものではなく純真無垢なデニムを選定

ウォッシュド加工やダメージ加工など、あらかじめ加工が施された生デニムもある。しかし、生デニムを育てて自分色に染めたいと思う人なら、スタンダードの生デニムを選んでおきたい。醍醐味である経年変化が楽しめなくなるからだ。

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誰にでも実践できる。生デニムを着こなすためのヒント

生デニムはその武骨な見た目から、自分の体にフィットしないものをはいてしまうと野暮ったいイメージになってしまう。比較的タイトなサイズ感を選ぶことはもちろんだが、ここでは今風な着こなしに仕上げるポイントを掘り下げてみたい。

ヒント1

大人っぽいカジュアルアイテムと合わせる

ニット、デニム、スニーカーというカジュアルなスタイリングのなかに、大人らしいロング丈のコートをプラス。知的なムードを高めつつも、きれいめに偏らない大人カジュアルが体現できるのも生デニムの持ち味。

ヒント2

スポーティーな要素を加える

無垢な生デニムは、カジュアルなアイテムとはいえクリーンなムードを放つ。そのイメージを活用するならば、あえてスポーティーなアイテムを取り入れるのも、今らしい表現方法のひとつ。パーカーとコーチジャケットを合わせても、大人らしく着こなせるはずだ。ただし、ボトムスのシルエットや丈感には注意が必要。スリムかつ、丈は短めという設定が大人らしさをサポートしてくれる。

ヒント3

旬アイテムを程よく取り入れる

シンプルかつスタンダードなデニムは、トレンド感あふれるアイテムとミックスさせることで現代的にアップデートされる。クリーンな生デニムならば、その効果は一層期待できるだろう。たとえばこちらのコーデ。旬のタートルネックを軸とした着こなしに、『ジョンローレンスサリバン』のデニムを加え、ストリートライクな仕上がりに。

育てるならばこれ! 大人のための生デニム

長年愛用しないとできない傷やアタリ、シワなどで素材感の表情が変わる生デニム。ともに過ごす相棒的存在に迎えたい、おすすめの5本を紹介しよう。シルエットは上記でも触れたテーパード仕様でも、スタンダードにストレート、変化球でスキニーでもOK。

『リゾルト』710

『リゾルト』とは、デニムデザイナーの林 芳亨氏が率いるデニムブランド。シルエットやディテールへのこだわりに対する賞賛の声が絶えないことはもちろん、サイズ展開も魅力。ウエストのサイズだけではなく、丈の長さについてもバリエーション豊富なところが日本人にとってはうれしいところ。

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『A.P.C.』プチスタンダード

細身かつテーパードがかった、洗練された印象のデニムパンツ。こちらの一本はスリムなシルエットではあるが、ストレッチ素材を採用しているため履き心地も◎。合わせるトップスを選ばない万能のボトムスとして、ぜひチェックしていただきたい。

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『リーバイス ヴィンテージ クロージング』606

ヘビーウェイトのシュランク・デニムを使用しており、股上は深めのシルエット。バックポケットにアーキュエットデザインが入っていない特別な品。春先なら清潔感のある白シャツやアメカジ要素の強いチェック柄シャツ、ラフなパーカなどを合わせたい。

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『リー』101Z

世界初のジップフライを取り入れた『リー』が放つ、人気のスタンダードタイプ。今作は1952年に発売された、デニムとして初めてファスナーを取り入れたジップフライデニムの1号。太すぎず細すぎない絶妙なバランスを備えたストレートシルエット。

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『デニム イズ エドウィン』ナローデニム

『エドウィン』が展開するプレミアムジーンズ。デニム界の最高級素材である日本綿布のトルコオーガニックコットンをぜいたくに使用。セルビッチの耳にはブルー、ホワイト、ブラックの3色をあしらった。シルエットはヒザ下にかけて細身のナロー仕様で、今風をまとえる。

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生デニムの味が◎。大人の生デニムコーデ集

最後にお届けするのは、生デニムを巧みに取り入れたスタイリング実例。さまざまなコーディネートに合わせられるデニムだからこそ、周囲と差をつけた自分らしい着こなしをしたいもの。紹介するのはほんの一部だが、春先コーデの参考にしてほしい!

『パタゴニア』のダウンベストを主役に、落ち着きあるカジュアルスタイルに仕上げた。ロールアップしたデニムに白ソックス×サンダルを合わせて、下半身に新鮮さをプラス。

武骨さ香るアメカジスタイルを白シャツで昇華させた。赤色のコンバースを際立たせるため、リジッドデニムをON。互いが高め合い、コーディネートのアクセントになった。

『レイジブルー』のデニムパンツがスパイスになった、トレンド感あふれるスタイル。旬のノーカラージャケットを引き立たせる、スタンダードなデニムがキーポイント。

ニット以外をナノ・ユニバースで固めた上品コーデ。デニムは九分丈のものをチョイスして、抜け感をプラス。白のスニーカーを加えたことにより、足元から清潔感を漂わせた。

『ラコステ』のテーラードジャケットと『セントジェームス』のボーダーカットソーがマッチ。細身のデニムがスタイルをよりスタイリッシュに仕上げた。最後はロールアップで味付け。

全身『コーエン』のアイテムで統一した大人カジュアルスタイル。トップスの3段レイヤードはライトな素材のものを選定。シンプルなデニムで全身を統一した好例だ。

主張しすぎないラフな大人コーデを支えるのは、『ジーユー』のデニムパンツ。決して安く見えないたたずまいで、全体的にガチガチのブランドで固めていないあたりにもセンスが光る。

シンプルにまとめつつ、インしたボーダー柄で奥行き感を出した大人カジュアルコーデ。知的なジャケットやアイウェアを、美麗シルエットのデニムパンツできれいにまとめた。

『ディガウェル』のルーズデニムと『ナイキ』のスニーカーが、シンプルな着こなしになじんだ。最新トレンドの太め幅ロールアップで、大人コーデに斬新さをプラスしたお手本コーデ。

『アメリカンラグシー』のテーラードジャケットで品のよさをアピールしつつ、白T&デニムでカジュアル感も演出。脚をきれいに見せるタイトデニムが、コーデをより大人っぽく昇華。

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