カジュアルにも好相性。ウィングチップシューズに注目

上品な表情ながらもカジュアルな着こなしにもハマる。そんなウィングチップシューズこそ、大人にはおすすめ。その選び方や着こなし方、選ぶべき10足を紹介する。

カジュアルにも好相性。ウィングチップシューズに注目

ウィングチップとは

その名の通り、まるで鳥の羽を思わせるW型の切り替え(おかめ飾り)がトゥに施された革靴のこと。その起源は、16〜17世紀のスコットランドやアイルランドといわれている。同国の高地にて履かれていた作業靴、ラリオンがデザインの源で、当時はワックス引きがなされていたことにより、防水性と耐久性に優れた一足だったとか。

ウィングチップの魅力は

革靴と聞けば、やはりドレス靴の印象を持つ人が大半だろう。しかし、上述したようにウィングチップの大元は労働靴。その名残もあり、革靴ながら活動的な印象を与える。ほとんどのモデルには大小のホールが連なったブローギングという装飾がなされ、それもあってかスーツだけでなくカジュアルウェアにも抜群の相性を誇る。

ウィングチップがマッチするシーン

さまざまなシーンに対応できるその汎用性が魅力のウィングチップ。ただ、水はけを良くするために付けられたとされるブローギングからも推測できるように、田園などの道を散策するカントリー靴としての意味合いもある。そのため、装飾の度合いによってはビジネスに不向きとされるものもあるため注意。また、冠婚葬祭の場でも控えたほうが無難。

ウィングチップを着こなす、3賢者の着こなしサンプル

着こなしサンプル1

ブリトラをベースにモード的解釈で表現

トレンチコートを中心に、その足元へは『トム・ブラウン』のウィングチップシューズをセット。ブリティッシュトラッドの流れを汲むアイテムチョイスながら、全体をブラックで統一したことでスタイリッシュなルックに仕上げた。

着こなしサンプル2

ワーク的アプローチの中に光る大人のこだわり

アウターに選んだのはワークの代表格であるジージャン。その粗野感溢れる印象を、胸元のタイドアップやスラックス然としたチノパン、ウィングチップの革靴で巧みにいなした点がお見事。お茶目なキャスケットも効果的。

着こなしサンプル3

シャープさを際立たせた大人ストリートの好例

モノトーンを基調としたソリッドな着こなしに、サングラスやキャップを取り入れさり気なくストリート感を匂わせたスタイリング。さらに、タイドアップの胸元や足元の革靴で、大人っぽさをプラスした配慮が上級。

カジュアルな装いも大人顔。注目のウィングチップシューズ10選

大人らしく履けて、なおかつカジュアルにもハマるウィングチップとは何か。その具体例を紹介しよう。カジュアルなファッションにマッチすることを前提にセレクトしたが、スラックスなどを軸にしたきれいめな着こなしのも取り入れて欲しい。

アイテム1

『トリッカーズ』

イギリス王室御用達の名門、『トリッカーズ』の代表格といえばこちら。カーフを使った甲革、オークの樹皮でなめした革底など、最高品質の素材を使いながらベンチメイドで仕上げた一足には、イギリスならではの気品も感じさせる。

アイテム2

『チャーチ』

イギリスの老舗、『チャーチ』からバーウッドが登場したのは、1950年代。以降、ポリッシュドバインダーを使用した人気モデルとして君臨してきた。捨て寸はほかのモデルと比べても短めで、ぽってりとした愛くるしい表情もまたいい。

アイテム3

『サンダース』

1873年にイギリスの革靴の聖地であるノーサンプトンで設立された実力派。伝統的なグッドイヤーウェルト製法にこだわり、パーツには天然素材を使用している。こちらのオリーはスエード素材とクレープソールによる履きやすさが魅力。

アイテム4

『リーガル』

日本が世界に誇る老舗ブランドの一足は、クラシカルなデザインが大人っぽさをより強調してくれる。日本ブランドだけに、木型もより日本人に近いモノを使い履き心地も上々。そのフィット感は、一度足を通せばクセになる。

アイテム5

『オールデン』

武骨なフォルムでありながらエレガント。男性が求めるふたつの要素を詰め込んだ『オールデン』のウィングチップシューズは、やはりチェックすべき一足。ダークブラウンという色みであれば、デニムはもちろん、チノパンやスラックス、カーゴパンツとも相性良くなじむ。

アイテム6

『クラークス』

クレープソールを採用した“ワラビー”をはじめとする、上品なカジュアルシューズが人気の『クラークス』。同社でおすすめしたいのが、アッパーにスコッチグレインレザーを使ったこちらの一足。グッドイヤーウェルテッド製法のため、ソールの交換が可能。ラフな装いをセンスアップするには最適のシューズでは?

アイテム7

『コールハーン』

アッパーとソールの大胆なカラーパレットが魅力。『コールハーン』ならではのソールはもちろん、大人らしい落ち着いたムードも忘れないデザインは賞賛に値する。

アイテム8

『ジョセフチーニー』×『グリーンレーベルリラクシング』別注

カーフレザーの質感が所有欲を満たしてくれる、『ジョセフチーニー』。『グリーンレーベルリラクシング』との別注により実現したネイビーカラーは、売り切れる前にチェックしておきたいところ。

アイテム9

『ナノ・ユバース ライブラリー』

洗練されたフォルムがドレスシーンでの着用をイメージさせる一足。カジュアルな装いに合わせるならば、細身のシルエットとのコンビを味わうのがベター。大人らしいカジュアルな着こなしが実践できる。

アイテム10

『ドクターマーチン』

ブーツで人気の『ドクターマーチン』だが、ドレス感の高いシューズもおすすめ。程良く丸みのあるフォルムが、カジュアルな着こなしと難なくなじむ点が特徴。同ブランドらしいレザーの質感も見逃せない。

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