いいものを長く使いたい。メイドインジャパンの傑作

品質が確かで細部まで気が利いているジャパンメイドのアイテムは、大人にとって欠かせないもの。日本製にこだわる国産ブランドを、押さえておきたい逸品とともにご紹介。

いいものを長く使いたい。メイドインジャパンの傑作

やっぱりメイドインジャパンが好き

商品タグなどで“メイドインジャパン”と見ると、なんだか安心するし、それが購入の決め手になることもありますよね。それほどに、我々日本人にとってジャパンメイドというのはステータス性が高いんです。なぜ、それほどまでに信頼されているのか……。それには3つの理由がありました。

海外製とは一線を画すていねいなもの作り

魅力1

海外製とは一線を画すていねいなもの作り

ご存知の方も多いと思いますが、日本のもの作りに関する技術は世界から認められています。生真面目な国民性もあってか、日本製のアイテムの多くは細かなところまで妥協なく仕上げられていますよね。つまり、ジャパンメイドの製品はきわめて質実剛健で、長く使えるということ。じっくりと時間をかけて付き合っていけるのはうれしいかぎりです。

魅力2

日本人の体型にぴったり合うシルエット

ドメスティックブランドのジャパンメイド製品は、日本人の体型にばっちりフィットしてくれます。海外のアイテムだと、デザインは好きだけど形がしっくりこない……といったケースもありますが、日本製ならそういった心配はあまり必要ありません。とくにウェアやシューズはシルエットが命となるだけに、これは非常に大きなファクターです!

魅力3

ファッショントレンドにハマるアイテムが多い

国内のトレンドにマッチするアイテムが手に入りやすいのも、日本製の魅力。海外ブランドの製品は日本の流行とズレている場合が少なからずありますが、ドメスブランドが放つ国産製品は、今の旬とガッチリハマっているケースが多いんです。「これカッコいいな」と思ってお店で手にとったら日本製のものだった……。そんな経験がある人も多いのでは?

多くの人を魅了する、メイドインジャパンのブランドと名作

ここからはメイドインジャパンを頑なに貫き続ける10の国産ブランドを、人気モデルとともにリコメンド! いずれも本物を知る+CLAP Men世代にこそふさわしい、クオリティーの確かなブランドです。

ブランド1

『オアスロウ』

デニムのメッカである岡山県・児島のジーンズメーカーでキャリアを積んだ仲津一郎氏によって、2005年に発足されたブランドが『オアスロウ』。主にモチーフとしているのは、19世紀終わりから20世紀にかけてのミリタリーウェアやワークウェア。それらに独自の感性を加え、古き良き味を残しつつも現代的にアップデートしています。しかも、工業用ミシンを使ってデザイナー自らがサンプルを縫製するこだわりぶり。大人から人気を集めるのも頷けます。

参考記事:流されない大人の定番。オアスロウの魅力と人気ウェア

スタンダードデニム 105 ワンウォッシュ

『オアスロウ』の定番である、ストレートフィットデニムの105。このモデルはワンウォッシュ仕上げなので、最初から柔らかな着用感です。生地には程よくネップ感のある、13.7オンスの国産セルヴィッチデニムをチョイス。太すぎず細すぎずのオーソドックスなシルエットなので、流行に左右されることなく着用することが可能です。

ブランド2

『オーラリー』

『ノリコイケ』などでパターンやデザインに携わった岩井良太氏が指揮をとる『オーラリー』は、2015年始動の新鋭ながら早くも人気ブランドとして地位を確立。“素材作りからがデザイン”という考えを持つブランドらしく、各アイテムの素材は日本屈指の有力ファクトリーが手がけています。また、仕立ては上質でありながらもデザインはあくまでもデイリー志向。どれも気負わずに着られるベーシックデザインで、心強いワードローブとなってくれます。

スーパーファイン リブニット タートルネックP/O

極細繊維の上質なウールを使った両あぜ編みニット。限界まで度目を詰めて編み立ているので、しっかりとした風合いを備えています。しかもうれしいことに、こちらのニットは撚りにこだわっているおかげで毛玉が出にくく、きちんとケアすれば5年、10年と着用していくことも難しくありません。そのクオリティーはまさしく極上のひと言に尽きます!

ブランド3

『レミ レリーフ』

アパレルメーカーで企画をしていた後藤豊氏によって、2007年に設立。ブランド名は“Remix=ミキシングし直す”と“Relief=取り除く”を組み合わせた造語です。“ハイクオリティー オブ ライフ”をコンセプトに、質の高いジャパンメイドプロダクトを発信しています。とくに定評があるのは、岡山にある自社ファクトリーで行われるヴィンテージ加工。オリジナルカスタムしたマシンやクラフトマンのハンドワークによって、味のある風合いを表現しています。

参考記事:古着加工に定評あり!職人気質なレミ レリーフ

デニムウエスタンスカルスタッズ

『レミレリーフ』の十八番アイテムといえばデニムウエスタンシャツ。岡山の職人によって、リアルなユーズド加工が施されています。さらに、左肩に配されたスカルスタッズや裾のスタッズは、米国のスタンダードスタッズ社の鋲を独自に加工したものを使用。ちょっとしたパーツにいたるまで妥協なく仕上げられているんです。フィット感はやや細身の設定。

ブランド4

『フィルメランジェ』

“最高峰のカットソーを作り続けること”をコンセプトにする『フィルメランジェ』は、2007年に東京で設立。ブランド名は混色の(Melange)糸(Fil)に由来しています。コットンの選定からから糸・生地・縫製まで自社で手がけているだけあり、そのクオリティーは特筆級! もちろん、プロダクトのすべてが国内生産です。展開しているアイテムの大半は、作りの良さが際立つシンプルデザイン。ゆえに、どんなテイストの着こなしにもハマります。

参考記事:大人顔の休日着。フィルメランジェで作る上品コーデ

ディジー

ブランドが誇る定番カットソーといえばディジー。通常は廃棄されてしまう落ち綿とバージンオーガニック綿と掛け合わせて紡績されたエコなリサイクルコットン、オーガニックラフィーを素材に採用しています。耐久性があってヨレにくいバインダーネックも大きな特徴。シルエットは身幅がやや広めで、程よくリラックス感があります。

ブランド5

『ループウィラー』

“世界一正統なスウェットシャツ”をコンセプトに、1999年に設立されたスウェットブランド『ループウィラー』。その語源は“吊り編み機=ループウィール・マシン”。現代ではほとんど使われていない吊り編み機を駆使して、すべてのアイテムを作り上げている稀有なブランドです。吊り編み機を使うメリットは、程よく空気が入って生地が柔らかく仕上がること。しかも、吊り編みスウェットは数年着用しても風合いが損なわれない丈夫さも兼ね備えています。

参考記事:大人が狙いたいスウェット。ループウィラーの魅力

『ビームス ジャパン』別注スウェットパーカー

『ビームス ジャパン』と『ループウィラー』のコラボレーションから誕生した、まっさらな色合いのスウェットパーカー。ボディーのスウェットは旧式の吊り編み機によってゆっくりと編み上げられていて、絶妙な柔らかさとコシ感を兼備しています。シンプルに見えて徹底的に注力された逸品は、大人の琴線を刺激することウケアイ! 左の袖口には『ループウィラー』のブランドロゴをセットしました。

ブランド6

『マーカウェア』

『マーカウェア』は大人のための洗練されたハイエンド・ガーメントを提案しているメンズブランドで、石川俊介氏がデザイナーを務めています。素材選びからソーイング、加工まですべてのアプローチを日本国内で行っているブランドだけあり、クオリティーの高さは折り紙付き! 大人の良きライフスタイルパートナーとなってくれる秀作が揃っています。60〜70年代のカウンターカルチャーがバックボーンとなった、男らしいデザインも魅力的。

参考記事:休日の着こなしをおしゃれに。マーカウェアのコーデ術

66ナイロンツイル L-2B

古き良きディテールは踏襲しつつも、『マーカウェア』らしくモダナイズしたL2-B。ゆったりとしたビッグシルエットですが、MA-1とは違って中綿が入っていないのですっきりと着こなせます。素材はデュポン社製の66ナイロン糸を2×2の綾組織にした、ブランドのオリジナル。非常に美しいハリツヤと高い耐久性を有しています。

ブランド7

『ポーター』

1935年に東京・神田で創業したバッグメーカー『吉田カバン』が1962年に発表した自社ブランド。その名はカバンの運搬係であるポーターからとられたものです。ブランドコンセプトは“一針入魂”で、国内の確かな技術をもつ職人たちによってプロダクトは生み出されています。機能・耐久性・デザインのすべてにおいて妥協なく力を注いだ絶品バッグは、日々の相方として申し分ない存在。コレクションはビジネス・カジュアルどちらも充実します。

参考記事:ビジネスからカジュアルまで。ポーターの人気モデル20

タンカー デイパック

1983年から続くタンカーは、『ポーター』の人気を不動のものとした看板シリーズ。フライトジャケットのMA-1をデザインソースとした、ミリタリーテイストなデザインで人々を魅了しています。こちらは同シリーズから登場したデイパック。軽くて丈夫なボンディング素材を使っています。タンカーの特徴である裏地のオレンジカラーはもちろん踏襲。

ブランド8

『スロウ』

移り変わりの激しい時代に流されず、ゆっくりと創作を追及していきたいという想いから名付けられた『スロウ』。2008年に設立された、実力派バッグブランドです。タイムレスに愛されるアメリカンカジュアルやアメリカントラッドを背景に、使い込むほど着用者になじむバッグを発信。とくに栃木レザー社製の皮革を使ったバッグは、『スロウ』の看板アイテムとして知られています。上質な仕立てを実現しつつもプライスは控えめという点も見逃せないポイント!

参考記事:バッグも財布も。スロウの革小物が気になる

ボーノ

日本国内で最高峰の技術をもつとされるタンナー、栃木レザー社が手がけた最上級のベジタブルタンニンレザーを素材にピックアップ。南米産のモミザの樹皮から抽出されたタンニン剤でじっくり時間をかけてなめしたヌメ革は、このうえなく味わい深い表情です。メタルパーツは、レザーと同じように使うほど深みが増していく真鍮を選択。

ブランド9

『カシラ』

世界中から選りすぐった帽子を紹介するヘッドウェアのセレクトショップであり、ジャパンメイドの帽子を作り続けるハットメーカーでもある『カシラ』。1997年に産声をあげ、現在もなお第一線でヘッドウェア業界をけん引し続けています。オリジナルラインは10数名が在籍するデザインチームが担当。スタンダードモデルから一風変わった個性的な一品までさまざまなヘッドウェアをラインアップし、世代問わず高い支持を集めています。

参考記事:CA4LA(カシラ)の帽子で作る大人メンズの旬コーデ

コツバ

ウールフェルト素材を使った、ロングセラー中折れハットがこのコツバ。その名からもわかるとおり、小ぶりにデザインされたツバがポイントとなっています。また、顔回りをシャープに見せてくれる、浅かぶりのクラウン×エッジアップブリムのコンビネーションも特徴のひとつ。アジャスト機能付きでフィット感の微調整が可能なところも◎。

ブランド10

『リーガル』

1902年創業の日本製靴と、1880年に米国で設立されたL.C.ブリス&カンパニーがルーツ。L.C.ブリス&カンパニーは1913年にリーガルシュー・カンパニーに改称し、その後米国のブラウン社と合併。1961年にブラウン社が日本製靴と提携したのを機に、日本で『リーガル』がスタートしました。なお、1990年に日本製靴はブラウン社より『リーガル』の商標権を取得しています。数多くの靴ブランドが海外生産に移行する中、50年以上日本製の靴を送り出し続ける、シューズブランドの老舗です。

参考記事:革靴の定番。リーガルのビジネスシューズ、推しの1足

11KR

ドレスシューズの正統派である、内羽根式のストレートチップ。屈曲性に秀でるセミマッケイ製法やライニングのクールマックス素材によって、上品さのみならず快適性にアプローチしているのもキーポイントです。1足持っておけば幅広いシチューエーションに対応できること間違いなし。バリエーションカラーでブラウンもスタンバイ。

気になる記事を保存できる、
スクラップ機能が追加されました!

ページトップへ戻る