大人デニムを求むなら、海外ジーンズブランドが狙い目

男にとってデニムは永遠の定番だが、大人になれば選び方にもそれなりの配慮が必要。無理が利くおなじみのワークウェアから脱却し、格上げをもたらす極上の一本を選びたい。

大人デニムを求むなら、海外ジーンズブランドが狙い目

大人デニムの条件って何だろう……

丈夫なうえに定番ならではの安定感がある、なんて昔と同様のデニム選びでは大人がはくデニムとしては少々物足りない。たとえカジュアルなアイテムだろうと、相応の威厳と品格は持ち合わせておきたいのが理想。年を重ね行きついた、今はくべきデニムはそんな一本だ。その条件を掘り下げて紹介する。

条件1

シルエットがきれいであること

昔ながらのオーセンティックなストレートレングスも確かにアジがあっていい。かといって、いつまでもノスタルジーに浸っていられないのも大人という世代だろう。そこで、1点目の条件としては、モダンさやスマートさを演じられる美シルエットであることをあげておきたい。そのうえストレッチが効いてはきやすければ最高だ。

条件2

素材や加工にとことんこだわっていること

デニムの魅力のひとつとして、時間とともに刻一刻と変わる表情があげられる。それが妙にこなれて見えるということも経験豊富な大人であれば重々承知しているはずだ。だから、抜群の風合いを生む上質な生地使いや、ナチュラルな色あせ具合には掛け値なしにこだわりたい。

条件3

本格的でありながら茶目っ気があること

赤耳に生地がはみ出たリベット、高めに付いたコインポケットなど、オーセンティックな意匠は要チェック項目。しかし、ガチガチに縛られているわけではない。赤耳を青にしてみたり裏地にデザインを施してみたり、そんな遊びが本物を知る大人たちにはことさら響くはずだ。

大人デニムは海外ブランドが◎。その理由とは?

アメリカメイドへの憧れを抱き、育ってきた大人たちは多い。とくにファッション感度の高い大人たちは、そのほとんどがおしゃれの楽しさを海外から学んだはずだ。ここでは、そんなデニム中毒者たちを魅了した理由に迫りたい。

理由1

歴史からひも解かれたルックスとディテール

アメリカやヨーロッパから発信されたデニムの背景に見える歴史は、いつの時代も男性の多くを魅了してきた。本場の国ならではの本物に対するこだわりは強く、それは加工や細部にいたるディテールワークに如実に表れている。ゆえに、我々大人の原点を強く感じさせるアイテムが多い。

理由2

細部に見られる美しさとエレガントさ

デニムはいわばワークウェア。タフさや男らしさがつきものであり、それがアイデンティティといえるだろう。しかし、海外ブランドのアイテムはベースとなる魅力をキープしながら、エレガントなビジュアルを表現するエスプリの効いたディテールワークがさえている。

理由3

上質なマテリアルのぜいたく使い

形はいたってシンプルながら、どこか気品が漂うタッチのよさもいい。世界を知り、最先端を知るデザイナーが作るからこそ、そこに妥協などは一切なく素材ひとつをとっても自分のフィーリングにあったハイクオリティなものを選ぶ。だからこそ世界中の誰もがとりこに。

厳選。大人がはくべき海外デニムブランド

世界中の男たちを魅了するインポートブランド。デニムでありながら自分の持ちうる感性のすべてを落とし込んだ逸品は、大人ならではの気品とこだわり、そして威厳に満ちている。それらを兼ね備えた、大人が選ぶべきデニムを発信する極上ブランドをここに厳選した。

ブランド1

『ジーティーアー』

某イタリアブランドのパンツ専業メーカーに端を発しているだけに実力は折り紙つき。ドレスラインの定番モデル、366をベースにシルエットをスリム化しながらモタつきを排除。デニムらしからぬ研ぎ澄まされた美しさを実現しているため、ジャケットの相手にもいい。

ブランド2

『シビリア』

長年OEM生産を手掛けていたことからもわかるように、経験や技術力はイタリア屈指。そのオリジナルとなるこちらは、クラシックをベースとしつつも計算し尽された微テーパードのシルエットが秀逸。ポリエステルなどを巧妙な割合で配合した綿生地も魅力といえる。

ブランド3

『ピーティーゼロチンクエ』

イタリアを代表するパンツブランド、『ピーティーゼロウーノ』の5ポケットカジュアルパンツライン。こちらは、裏側へ施した地中海を思わせるプリントがユニーク。1度洗いを加え、ほどよい柔らかさをプラスしたことではき心地も上々だ。

ブランド4

『アントレアミ』

マイルドな色みにチノパンツを想像してしまうがれっきとしたデニム。同ブランドきっての人気モデル、ガガを5ポケットにアレンジしたもので、強めにダメージを入れた表情のあるアイテムだがクリーンな印象を抱かせる。そのため、ドレスアイテムとの相性もいい。

ブランド5

『ブラックデニム』

アメリカ・ニューヨークに拠点を置く、今を代表するコンテンポラリーブランド。なかでも、モードライクなデニムは多くのハリウッドセレブも愛用。こちらは定番モデルのジーンズ25で、足のラインに沿ったタイトなシルエットながら、ストレッチが効いているためストレスなくはける。

海外ブランドのデニムを着こなす。大人のコーデ集

インポートブランドのデニムパンツは、はくことでモダンさやスマートさをコーディネートに取り込むことができる。そのオリジナリティを、ファッショニスタたちもよくわかっている様子。そこで、彼らの着こなしポイントを解説。今後のスタイリングのご参考に。

コーデ1

ボリューミーなモッズコートに、タイトフィットなブラックデニムを合わせたシルエットのメリハリが技アリ。それにより、野暮ったさをいなしながら適度に引き締めている。

コーデ2

レザージャケットとデニムをミックスさせた男らしいスタイリング。武骨さが目につきそうなチョイスも、内側へシャツとジレのドレスコードを加えたことで洗練された印象に。

コーデ3

ジーンズは激しく色落ちしているが、シンプルニットの採用や随所に白を取り入れたことでクリーンに。ブルーのワントーンに落ち着かせながら、すがすがしい雰囲気に仕上げている。

コーデ4

デニムは、80年代を思わせるスリムフィットシルエットのアイスウォッシュカラー。その分、トップスを潔くブラックでまとめたことによりモードのような洗練さをプラスしている。

コーデ5

赤のカーディガンが鮮烈。そのアクの強さを、シックなブラウンニットやシャープなブラックデニムで落ち着かせたバランス感がお見事。足元のヌケ具合もポイントになっている。

コーデ6

ニットキャップとパーカのスポーティーなスタイリングを爽やかなマリンカラーで。ハードルの高い白パンも、ダメージ&アイボリーの絶妙な味付けによりすんなり合わせられる。

コーデ7

ハードなダブルのライダースをインナーの牧歌的なニットでさり気なく中和。タイトなアウターに足並みを揃え、デニムも細身の一本を選んだことでスマートさをより強調。

コーデ8

濃紺のすっきりとしたデニムなら、ジャケットのパートナーとしても申し分ない。こちらは、さらにトップスをモノトーン仕様にしたことでグッとモダンなルックスに。

コーデ9

アワードジャケットをベースに、ジーンズやスニーカーを組み込んだストリート風味のコーディネート。キッズ感が出そうな合わせも黒や濃紺で引き締めたことで大人な趣へ。

コーデ10

ハイブランドの上下をセットアップ風に合わせた上級コーディネート。オールブラックのワントーン仕上げでソリッドさに磨きがかかっている。足元のブラウンもいいアクセント。

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