ちょっと言わせて。女性編集者が春トレンドにモノ申す

メンズのトレンドを女性はどう思っているのでしょうか? 本音を知るべく、なかば強制的に座談会を敢行。+CLAP Men編集部員の女性陣が、春のトレンドをぶった切ります。

ちょっと言わせて。女性編集者が春トレンドにモノ申す

聞きたくないけど本当は知りたい……。春のメンズトレンドを女性がジャッジ

聞きたくないけど本当は知りたい……。春のメンズトレンドを女性がジャッジ

トレンドって難しいですよね。だって、いつから取り入れるのが正解なのか悩ましいったらありゃしない。でも、5月に突入しましたから「今着ないで、いつ着るの?」と旬について再リサーチしていたところ、ふと思ったのです。

“メンズのトレンドを女性はどう思っているのか”

コレ、知りたいですよね? そこで、半強制的に+CLAP Men編集部員の女性陣に2017年春のメンズトレンドについてホンネを聞いてみました。参加者は編集カツラガワ、編集ナス、編集ウエダ、編集トクエの4名です。タイプが異なる4名それぞれの個性を紹介したいところですが、長くなるので割愛します……。というワケで、さっそく座談会スタート!

お題その1:ペールトーンってどうなの?

当記事では、参加者である編集部員4名に、「テーマに対する各編集部員の意見」と「テーマに対する理想的なコーデ」についてそれぞれの意見を聞きました。まずは、春前から話題になっていたペールトーンについて。実際、ペールトーンのアイテムがこぞってリリースされているのを目の当たりにすると、「コレ着たらモテるはず」と個人的には思うのですが異性の反応はどうなのでしょうか?

編集カツラガワがモノ申す

まずは編集カツラガワのコメントをご紹介。ペールトーンについては賛成のようですが、「男性は無難なダークカラーの色を選びがちなので、春は明るい色を取り入れて冒険してみては? ポイントで取り入れれば、挑戦しやすいと思います」とさりげなくアドバイス。

編集カツラガワは、『ビューティー&ユース』のミントグリーンのコットンニットを主役にしたコーディネートがお気に入り。「メンズものですがかわいいなと。シンプルなジーンズとスニーカーの着こなしも、ぐっと春っぽくて◎」

編集ナスがモノ申す

春らしさを感じるペールトーンについて、色みによっては「アリですね」と賛成派の編集ナス。逆にどのような色みは難しいのかを聞いてみたところ「ペールカラーのなかでも強いピンクや水色は子供っぽい印象をうけてしまいます」とのこと。また、ペールトーンは爽やかでラフな印象を受けやすいため、テーラードジャケットや、革靴など、印象を引き締めるアイテムがあると大人っぽさを感じるとの意見も。

お気に入りコーデには、シンプルながらも清涼感のある着こなしをセレクト。

「色みをブルー系で統一していることで、ペールトーンのシャツが浮くことなく全体にうまくなじんでいるなと感じました。また、ペールトーンのリラックス感ある印象を生かすべく、ボトムスも程よくワイドを選んでいるところが好きです」

編集ウエダがモノ申す

賛成派の編集カツラガワや編集ナスとは異なる意見だったのが編集ウエダ。「ペールトーンはどうしても女性らしい印象や若者向けなイメージが強く、+CLAP Men世代の男性が取り入れる場合はとても注意が必要ではないかと思います。何というか、幼く見えてしまうんですよね」

年齢的な側面を考慮し、編集ウエダが選んだのはコチラのサンプル。淡い色みで統一した着こなしのなか、品のあるパープルカラーのジップアップパーカーが印象的。

「ペールカラーと呼んでいいか微妙なラインですが……これくらい落ち着いた淡い色合いなら、男性が着ていても嫌味がないと思います」

編集トクエがモノ申す

編集トクエも編集ウエダと同様に慎重なコメント。「ペールトーンは、モノトーンやダークトーンと合わせるとコーディネートの中で極端に浮いた存在になりがち。逆に、明るい色み同士では全体がぼやけた印象になりコーディネートにメリハリがつかないのではないかと……」

ただし、肌になじみやすいピンク系ならばアリとの意見も。「インナーなどで浮きすぎない程度に取り入れていると、トレンドとコーディネートのバランスがとれていると感じます」

インナーにペールトーンを取り入れた着こなしが編集トクエのおすすめコーデ。「全体の雰囲気を損なわない、自然体な取り入れ方。インナーと靴下の2箇所に配置していますが、色みが強くないため、浮きすぎず適度な存在感が演出されています」

お題その2:セットアップってどうなの?

大人らしく、クリーンな着こなしのセットアップは春のマストバイ。誰もが好印象な着こなしと思いがちですが、異性からの評価はいかに?

編集カツラガワがモノ申す

「セットアップは大賛成。きれいめなセットアップをTシャツやスニーカーでラフに着こなすのが今季っぽくていいと思います。今季はボトムスのバリエーションも増えているので、ジョガーパンツやショートパンツなどのよりカジュアルなセットアップもいいのでは?」

編集カツラガワが理想のセットアップコーデとして選んだのは、春らしいベージュのセットアップ。「色みもアンクル丈のボトムスも軽快かつ今季っぽくて◎。ホワイトのカットソーとスニーカーで清潔感を演出しながら、カジュアルに着崩しているバランスがツボです」

編集ナスがモノ申す

セットアップと聞くとスーツのイメージが強かったと話す編集ナス。でも、その印象が変わってきた様子。「最近では、素材感やサイズ感などですこしくだけたものが出てきているのを見て、やりすぎない感じがおしゃれだなと思います。ジャケットだけ、パンツだけの単体で、他アイテムを組み合わせても使いやすそうですよね。1セットもっていると着回しがたくさん利きそうで、自分が男性なら持っていたいアイテムです」

「定番カラーのブラックやネイビー、グレーも好きですが、春らしいカーキやベージュのセットアップは季節感がありますよね」と、選んだのがコチラの着こなし。「カットソーやスニーカーでカジュアルダウンし、キメすぎていない点が良いと思います」

編集ウエダがモノ申す

「私もセットアップは賛成です。誰でも簡単に取り入れられて、基本的には誰でも似合う。きちんと感も出るので幅広いシーンで使える優秀なコーディネートだと思います」と、大人らしい着こなしに高評価。

編集ウエダがセレクトしたのは、コーチジャケットを取り入れたセットアップ。「軽量な素材感と淡いカーキの絶妙な風合いに惹かれました。カットソーをはじめ、シューズや小物もモノトーンでシンプルにスタイリングしているところも◎」

編集トクエがモノ申す

カジュアルからフォーマルまで幅広いシーンをカバーでき、利便性が高いセットアップは、編集トクエも賛成とのこと。「自然と統一感を持たせられるので、インナーや小物で多少冒険してもまとまった印象になり気軽におしゃれが楽しめますよね」と、春のメンズトレンドを歓迎。

カジュアルに着られるセットアップとはいえ、偏るのは禁物。そんな注意点を考慮した編集トクエが選んだのはコチラのコーディネート。「スポーティな要素も取り入れつつ、セットアップの適度な品よさがキープされていて、2つのトレンドが自然にミックスされているのがGOODです」

お題その3:アスレジャーってどうなの?

スポーツアイテムを生かした都会顔のコーディネートは、2016年に続き2017年も好調。とはいえ、スポーティ×クリーンという異色タッグに女性の目は厳しいようで……。

編集カツラガワがモノ申す

アーバンライクなトレンドには好感度が高めの編集カツラガワは、アスレジャーの流行に賛成の姿勢。「今シーズンもスポーティーな着こなしはマストだと思います。ジョガーパンツ&スニーカーで軽快に着こなしていただきたいですね」

スウェット素材のクライミングパンツやハイテクシューズを使ったスタイリングを、推しコーデとして提案。「スポーツ感の高いアイテムばかりですが、シックなカラーリングが好印象。大人らしさをきちんとフォローした着こなしで魅力十分ですね」

編集ナスがモノ申す

ペールトーンやセットアップとは異なり、アスレジャーには首をかしげる編集ナス。「リラックス感ある着こなしに見えますが、ゆったりしすぎてしまうと部屋着チックになりがち。サイズ感や配色が大切だなと思います。着こなす方のセンスが問われるテーマなのかな……」

編集ナスがアスレジャーコーデの理想像として選んだのがコチラ。「スウェットやアノラックなどのアイテムを使用したコーデが気になりました。カジュアルな印象が強いアイテムばかりですが、シャツを入れたり、ジャストなサイズ感を選んだり、テーパードがかったパンツを選んだりと、ゆったりしすぎない着こなしに仕上げることで“おしゃれな街着”として成立させているのがお上手」

編集ウエダがモノ申す

「ヨガブーム、スニーカーブーム、ビジカジブームなど色んな要素が絡み合って、2016年からトレンドに火がついた印象です。今のライフスタイルにもマッチしていると思います」と分析するのは、編集ウエダ。

「スポーツMIXなスタイリングも素敵ですし、ラクチンという点もいいですが、どうしてもカジュアルダウンしてだらしなく見えやすいので、スタイリッシュにうまく着こなしてほしいコーディネートです」

「やるならこれくらいやってしまったほうがいいかなと思った次第です」とスポーツ感の高いアイテムを組み合わせたコーディネートに1票。落ち着いたトーンのカラーパレットとサイジングでアーバンライクな着こなしに仕上げたコーデがお気に入りの理由のよう。

編集トクエがモノ申す

「だらしなさと紙一重で、取り入れ方によってはルームウェアやスポーツウェアそのものになってしまう」とは、編集トクエ。

「あえてカッチリめのコーディネートに取り入れるなど、他アイテムとの差別化を図れば遊び心が垣間見えて意外な面白さを発揮するかも」と、スタイリングに関する意見を展開。また、「オシャレを楽しみつつ機能性も発揮できるような相性の良いシーン選びが重要ですね」とT.P.Oの重要性も。

「上半身のカッチリさとパンツのウールの上品さが、ジョガーパンツの意外性を際立たせている」とプッシュするのがこちらのサンプルコーデ。+CLAP Men世代の男性には、やはり“きれいめ感”がマストですよね。

限りなく原文どおりのホンネ……。いかがでしたか?

+CLAP Men編集部の女性陣は、男性陣に負けじとファッション好きばかり。当然のごとくそれぞれにこだわりがあり、持論があるのです。そんな彼女たちの意見を尊重し、座談会中の会話はなるべくそのままピックアップして執筆しました。

いやー、脇汗が止まりませんね。ホントに。だってするどい意見ばかりなんですもの。とにかく、どんなトレンドであっても“大人らしさ”が大事ということが身にしみました。清潔感はもちろん場面選びも重要。ひょっとすると、男性よりも広い視野でファッションを俯瞰しているのではとおそれいりましたね。そんなワケで、夏コーデや秋コーデのトレンドもぶった切ってもらおうと決意しました。ぜひ、お楽しみに!

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