ニットをきれいに。おすすめの毛玉取りとケアのコツ

ニットの人気が高まるにつれ誰もが直面する「毛玉」。この毛玉のできる原因と予防法、洋服を傷めない取り方、そしておすすめの毛玉取り器を紹介します。

ニットをきれいに。おすすめの毛玉取りとケアのコツ

ニットの天敵、毛玉はなぜできる?

ニットの天敵、毛玉はなぜできる?

大切に着ているつもりでも、気付けばニットなどにできてしまう毛玉。毛玉は、生地表面の毛羽が摩擦によって絡み合うことで形成されていきます。袖口や脇、裾周りなど、擦れやすい部分にできやすく、バッグなどの着用時の摩擦や洗濯時の摩擦でも同様に毛玉ができます。
素材では、より毛羽の多い毛糸類や天然繊維と化学繊維の混紡素材が、季節では静電気の発生しやすい冬場が、より毛玉が発生しやすい条件となります。

やってしまいがちな毛玉対処のNG行為

ニットを着るうえで毛玉は避けて通れないものですが、対処の仕方次第では生地を傷めてしまうなどして、ニットの寿命を大きく縮めてしまうということになりかねません。ここでは誰もがついやってしまいがちな間違えた毛玉の対処法を見てみましょう。

手でむしり取る

NG 1

手でむしり取る

誰もが毛玉を見つけると無意識についやってしまうのがこれです。毛玉は生地表面の繊維の毛羽が絡まってできるものですから、それを引っ張ってむしり取るということは繊維を引きちぎるのと同じです。毛玉をむしり取ると、生地そのものを傷めてしまうだけでなく、引っ張られて伸びた毛羽で次の毛玉ができやすくなってしまうという悪循環になりますので注意しましょう。

スポンジで取る

NG 2

スポンジで取る

手軽に毛玉を取れるということでよく使われるのがこのスポンジ。ファッション系のサイトや書籍で紹介されているケースも見られます。このスポンジを使った毛玉の除去は、確かに取れないことはないのですが、結局毛玉を生地ごと引っ張っていることになるので、手でむしるのとたいして変わらないということになります。可能なかぎり生地を引っ張らないように、というのが毛玉を処理するときの基本となりますので覚えておきましょう。

着用のたびに毛玉取り

NG 3

着用のたびに毛玉取り

ニットを大事にするあまり着用するたびに毛玉を取るというのも、やってしまいがちなNG行為です。毛玉を処理する目安としては、ニットの表面にできた毛玉が目立ってきたら正しい方法で対処をする、というくらいの感覚で大丈夫です。毛玉を取るということは、生地の表面を刈り取っているのと同じです。毛玉といえども生地の一部ですので、やり過ぎにはくれぐれも注意しましょう。

これが正解! 正しいニットのケアと毛玉の取り方

毛玉ができにくいようにするためのニットアイテムのケアや、できてしまった毛玉の正しい取り方を知っておけば、ニットとより快適に付き合うことができます。ここでは日々のケアのためのアイテムや毛玉を取るアイテムについて紹介していきます。

▼まずは毛玉ができにくいようにすることが大事

毛玉の原因となる生地の摩擦は静電気によって起こりますので、静電気を最小限に抑えられれば、それだけ毛玉になりにくくなります。特に空気の乾燥する冬場では、静電気対策は必須。対策を万全にしておきましょう。

静電気防止スプレー

静電気防止スプレーは、静電気の発生を抑えて毛玉ができにくくしてくれるという効果のほかにも、埃(ホコリ)や花粉も付きにくくしてくれる効果もあります。ニットアイテム以外にも使えますので、冬場には用意しておきたいアイテムです。

エレガード

静電気を防止する効果に加えて抗菌効果もプラスされたエレガードも定番の静電気防止スプレーです。セーターを脱ぐときやクルマの乗り降り時のパチパチを解消してくれるだけでなく、毛玉の予防にも抜群の効果を発揮します。残り香が気にならない超微香性です。

▼ブラッシングでニットの毛羽を整えながら埃や花粉も払う

毛玉は1日でできるのではなく、生地表面の毛羽が少しずつ絡み合うことで徐々にできていきます。着用後のニットに軽くブラシをかけてやることで、絡んだ毛羽を解いて毛玉をできにくくすることができます。埃や花粉も払ってくれるブラシはあると便利なアイテムです。

洋服ブラシDX

シンプルな洋服ブラシですが、静電気の起こりにくい天然木と豚毛でできている点が高ポイント。ニットアイテムには力を入れすぎずに軽くブラッシングするだけで、埃や花粉を払って毛玉になりにくくしてくれる効果が期待できます。

KENT 静電気除去ブラシ

柔らかな白馬毛と静電気除去繊維を混紡した毛を持つ洋服ブラシ。柔らかなブラシで埃や花粉を落としながら静電気を除去し、再付着しにくくしてくれます。洋服ブラシとしてだけでなく静電気除去とのダブルの効果で、毛玉の予防にも効果大です。

▼これが正解! 生地を傷めずきれいに毛玉を除去する毛玉取り器

毛玉ができにくいようケアの仕方を紹介してきましたが、毛玉は完全に防ぐことはできません。できてしまった毛玉は、生地を極力傷めずに取り除いてあげましょう。ここではそのためのアイテムを紹介していきます。

テスコム 毛玉取り器 KD778-H

生地を極力傷めないように毛玉を取るなら、やはり電動の毛玉取り器が間違いありません。
大型のカッターとパワーの落ちない交流式で、大きなニットにも対応できます。毛足を残す長さを調節できる風合いガードが秀逸です。

泉精器製作所 毛玉カット とるとる KC-NW74

電池の要らない2wayコードレス&AC電源を採用した毛玉取り器。通常使用と着用したままの使用でモードを切り替えられるなど、使う人に配慮された機能が便利です。大型の刃で大きな衣類や毛布にも対応でき、生地の風合いも守るふわふわガードも付いています。

▼携帯にも便利! コンパクトな電池式の毛玉取り器

電動の毛玉取り器は、コンパクトな電池式もたくさんの種類があります。AC電源を使用するタイプのものよりもコンパクトで価格も安いものが多いので、気軽に使うことができます。選ぶときのポイントはズバリ品質。刃物ですので、切れ味の悪い安物を選ばないように注意しましょう。

泉精器製作所 毛玉カット とるとる KC-NB34

前出の毛玉カットとるとるの電池式モデル。性能は交流式と同じですので、使い勝手や機能性はそのままに、持ち運びや電源のないところでの使用、着用したまま毛玉を取るのに使いやすい1台となっています。

テスコム 毛玉クリーナー KD333-A

より手軽でリーズナブルに毛玉取り器を試してみたい、という方におすすめなのがこのモデル。小さなボディーからは想像できないほど毛玉がよく取ります。ふたを閉めると刃の部分が全部隠れるというデザインも秀逸です。

▼手動で毛玉を取るアイテム

電動の毛玉取り器以外にも手動で毛玉を取るアイテムがあります。作業の効率や生地を極力傷めないという観点からはやはり電動式のものが優れていますが、機械に頼らずみずからの手で洋服をケアしたいという方のために紹介しておきます。

ドイツ・ゾーリンゲン アクシオン(AXiON) ステンレス製眉毛/甘皮ハサミ

毛玉を取るためのハサミといえば、やはりまゆ切りハサミです。先反りの小型で切れ味がよく、生地を傷つけずにスッと毛玉をカットできます。ただし、毛玉を1つひとつ取るというのは非常に根気のいる作業なので、これを効率よくやってくれるのが電動の毛玉取り器ということになります。

かんたん毛玉取りブラシ ブラシクリーナーセット

ブラシをかけるだけで毛玉を取ってくれる毛玉取り用の洋服ブラシです。手軽ではありますが、柔らかいニットなどでは毛足を引っ張ることになり、かえって毛羽立ってしまうこともありますので、どちらかというと硬めのニットやメルトンに向くアイテムです。

気になる記事を保存できる、
スクラップ機能が追加されました!

ページトップへ戻る