“あの頃”のカルバン・クライン ジーンズが、進化を遂げ現代に蘇る

“あの頃”のカルバン・クライン ジーンズが、進化を遂げ現代に蘇る

2018.09.12 21:00

カルバン・クライン ジーンズ(Clavin Klein Jeans)
ボトムス
ジーンズ

世界的なブランドであればあるほど、先を見通す感性を研ぎ澄ませて他にはない斬新さをアプローチし続けなければならない。とはいえ、ファッションにおける斬新さとは、ガジェットやインダストリアルプロダクトなどとは異なる。まったくの新しい技術を提案することが、ファッションにおいてはすべてではない。輪廻するファッショントレンドをいち早く感じ取って、懐古的なデザインをアップデートしていくというのも1つの答えとなりうるものだ。そして、その懐かしさを感じ取れる世代から、真新しいデザインと捉える若者まで取り込む懐の深さが世界的なブランドの持つ魅力となるのだろう。

アメリカを代表するアパレルブランド『カルバン・クライン』は、その辺を熟知している。とくに派生ブランド『カルバン・クライン ジーンズ』は、1978年に誕生して以降、アメリカンカジュアルの源流である“ジーンズ”を主軸にアイコニックなNYテイストを加えた唯一無二の存在。日本においては80年代後半から90年代のUSカルチャー流行とともに、デニムスタイルのメインストリームとなっていたことでも周知のはず。そんなブランドがこの度、時期を同じくして世界に類まれなデザインを提供してきたラフ・シモンズ氏をチーフ・クリエイティブ・オフィサーに構え、新しい提案を示している。

出典:CALVIN KLEIN JEANS

(C)Shane Sigler, 2018

イメージビジュアルは“TOGETHER IN DENIM(デニムで集合)”の名の下に、90年代を彷彿とさせるデニムアイテムとブランドロゴを身にまとった男女モデルのスタイリングが目を引く。当時のファッション広告を思わせるテイストながらも、そのデニムスタイルは今の風潮を捉えた真新しさを感じさせるものに仕上がっている。また、起用したモデルには新生の海外タレントを採用することで若者の持つパワーを追求し、かつての流行を知らない若い世代へも関心を集めるキャンペーンとなっている。

具体的なラインアップとしてはジーンズをはじめ、トラッカージャケットやウエスタンシャツといったクラシックなデニムアイテムが中心。そこに、グラフィカルなパッチワークやモダンアートに発想を得たカラーブロック、新しくなったブランドロゴをプラスしている。以前の『カルバン・クライン ジーンズ』の魅力をさらに突き詰めたアイテムたちをぜひ見てみてほしい。

Photo(C)Willy Vanderperre, 2018
Text_Daisuke Kobayashi

DATA

カルバン・クライン ジャパン

http://www.calvinklein.com/jp/

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