「薄っぺらい」は、褒め言葉。50余年の時を超える正統派ドレスウォッチ

「薄っぺらい」は、褒め言葉。50余年の時を超える正統派ドレスウォッチ

2018.10.04 21:00

セイコー(SEIKO)
腕時計

「あなたって、薄っぺらい人ね!」と言われて、喜ぶ男はいないだろう。しかし、腕時計の世界では話が別。薄い腕時計とは、つまりは美しく、技術的に優れた証なのだ。ざっくり言うと、機械式にせよクォーツにせよ、時計がケース内にムーブメントを搭載する工業製品である以上、ある程度の厚みが不可欠。そこをどう薄く作れるかが各ブランドの腕の見せどころで、近年もエレガントな外見と道具としての信頼性を磨き上げつつ、世界最薄の記録は更新され続けている。

ここで紹介するのは、そんな”薄い時計”。その名も「セイコー ゴールドフェザー」だ。1960年のオリジナル発表当時に3mmのムーブメント厚を達成し、秒針と時分針が中央に付く3針時計としては世界最薄を誇ったモデルをリメイク。「羽のように軽く、美しい時計」という従来のコンセプトをそのままに、モダンな色彩感覚を携えて現代に甦った。38.2mm径のケース外周に対し、ケース厚は7.4mm。ジャケットの袖口にすんなり収まるその姿は、気品に満ちた正統派ドレスウォッチの佇まいだ。

今回の復刻にあたっては、バリエーションの豊富さにも注目したい。まずレギュラーモデルとして、グリーン、ピンク、ブルー、レッドと4カラーのダイヤルがスタンバイ。さらには、『ナノ・ユニバース』との限定コラボカラーや、ツリーのオーナメントやプレゼントのパッケージをイメージしたクリスマス限定モデルも登場する。レギュラーのグリーン&ピンクとクリスマス限定モデルにはそれぞれ30.2mm径のレディースも用意され、ペアウォッチとしても活用できそうだ。当然、ギフトにも良いだろう。「あなたって、やっぱり素敵な人ね!」となるかどうかは、あなた次第だが。

Text_Naoki Masuyama

DATA

セイコーウオッチ(株)お客様相談室

0120-061-012

https://www.seikowatches.com/jp-ja

SCXP132、SCXP142は各1000本限定。SCXP144は300本限定。

READ MORE合わせて読みたい
日本の至宝、セイコー。その歴史と人気ブランドを読み解く

日本の至宝、セイコー。その歴史と人気ブランドを読み解く

腕時計について知れば知るほど、その奥深さがわかるのがセイコーというメーカー。ここではそんな“国産時計の雄”の歴史とおすすめをたっぷりご紹介します。

夏目 文寛

グランドセイコー20傑。男が持つべき名作を厳選

グランドセイコー20傑。男が持つべき名作を厳選

国産時計の雄『セイコー』が1960年に生み出したハイエンドコレクションが『グランドセイコー』です。スイス時計を超越する高精度のジャパンブランドに迫ります。

黒野 一刻

誰が呼んだか、“ツナ缶”。セイコーダイバーズの名作は色褪せない

誰が呼んだか、“ツナ缶”。セイコーダイバーズの名作は色褪せない

『セイコー』を象徴するスタイルのひとつに、“ツナ缶”がある。1975年誕生の傑作ダイバーズが採用したこの特異なデザインは、時代を経ても色褪せず、新鮮味に満ちている。

ワダ ソウシ

    KEYWORD関連キーワード
    RECOMMENDEDあなたにおすすめの記事
    一度ハマったら抜けられない。ベル&ロスの名作と人気モデルを解説

    一度ハマったら抜けられない。ベル&ロスの名作と人気モデルを解説

    フランス生まれの腕時計ブランド、『ベル&ロス』。歴史こそ古くありませんが、優れたデザインとその裏側を支える信頼性は老舗・名門にまったく引けを取りません。

    増山 直樹

    モビルスーツ並みに高性能なプロスペックス。“男のロマン”仕様でお届け

    モビルスーツ並みに高性能なプロスペックス。“男のロマン”仕様でお届け

    スペシャリストたちを虜にする高い機能性、洗練されたデザイン、何よりもメモリアルで数量限定という希少価値……。すべてがプレミアムな逸品。それが『セイコー』プロスペ…

    TASCLAP編集部

    本場にも負けない。日本発の腕時計ブランド12選

    本場にも負けない。日本発の腕時計ブランド12選

    腕時計の本場がスイスというのは、否定できない事実。しかし、実用性においては日本が世界一といっても過言ではありません。その理由と、日本のブランドを語り尽くします。

    TASCLAP編集部

    グランドセイコー20傑。男が持つべき名作を厳選

    グランドセイコー20傑。男が持つべき名作を厳選

    国産時計の雄『セイコー』が1960年に生み出したハイエンドコレクションが『グランドセイコー』です。スイス時計を超越する高精度のジャパンブランドに迫ります。

    黒野 一刻

    機械式時計初心者にも。セイコー5のおすすめラインアップ

    機械式時計初心者にも。セイコー5のおすすめラインアップ

    安価で入手できる機械式時計として、国内外に多くのファンを持つ『セイコー5』。意味深な“5”が持つ意味をはじめ、豊富なラインアップを順に見ていきましょう。

    Hiroshi Watanabe

    日本の至宝、セイコー。その歴史と人気ブランドを読み解く

    日本の至宝、セイコー。その歴史と人気ブランドを読み解く

    腕時計について知れば知るほど、その奥深さがわかるのがセイコーというメーカー。ここではそんな“国産時計の雄”の歴史とおすすめをたっぷりご紹介します。

    夏目 文寛

    BACK