“ソーラーだから”とは言わせない。新技術が拓いた文字盤の可能性

“ソーラーだから”とは言わせない。新技術が拓いた文字盤の可能性

2018.10.07 21:00

オシアナス(OCEANUS)
腕時計

機能と、デザイン。両者はファッションに限らず相克し合う、切っても切れない関係にある要素である。革靴においては履き心地を取ろうとすればゴアや分厚いソールが見た目を損なうし、ダウンジャケットもボリュームと防寒性がニアリーイコールとなっている。腕時計に関しても同様で、定期的な電池交換を不要とするソーラー発電を搭載するには文字盤の質感をある程度犠牲にしなければならない。盤面で光を受けて発電を行う以上避けて通れない道なのだが、これが今までソーラーウォッチのデザインに制約を設けてきた。そのため文字盤のデザインを評するときには“ソーラーにしては”という枕詞が心のなかにあったものだが、この度日本の腕時計業界における技術革新の最先鋒メーカー『カシオ』がその壁を打ち破ることに成功した。

今回『オシアナス』に搭載されているのは、3カ所のインダイヤル部分のみで従来並の発電量を賄えるパワフルなソーラーセル。これにより、光を透過させず吸収してしまうことからNGとされていたブラック蒸着を文字盤に施すことが可能となった。結果として立体的なパターンも相まって、より深みのあるフェイスカラーを実現。“オシアナスブルー”と呼ばれる独特なブルーもインナーベゼルやデイト表示で生かしつつ、より先進的で都会的な面持ちへと進化している。今回は光の加減によって表情を変えるピラミッドパターンを採用したが、今回の革新により『オシアナス』の表現の可能性は無限に広がったと言っても過言ではない。

もちろん、ソーラーセルの変更により従来の機能が制限されるということもない。GPS衛星電波と標準電波受信機能による腕時計単体での時刻修正や、独自アプリによるスマートフォン連携も健在だ。技術の『カシオ』ならではの、革新的な1本と言えるだろう。

DATA

カシオ計算機

03-5334-4869

https://oceanus.casio.jp/

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