ドイツ的で日本的。圧倒的スペックのダイバーズ見参

ドイツ的で日本的。圧倒的スペックのダイバーズ見参

2018.11.08 21:00

ジン(Sinn)
腕時計

ハイスペックへの憧れ。それが人であれ、モノであれ、高い性能は常に羨望の的だ。もちろん腕時計についても同じ。この度リリースされた『ジン』の新作ダイバーズウォッチは、まさにそんな1本といえる。

ドイツ軍用のパイロットウォッチに象徴されるように、『ジン』はプロフェッショナルを腕元から支えてきた。特筆すべきはその堅牢性。今モデルのベースとなった「Uシリーズ」は、ドイツの最新鋭潜水艦「Uボート」に使われる鋼鉄をケースに採用している。Uボート・スチールと名付けられたその素材は、海水耐性に優れるだけでなく表面硬度も高い。ゆえに、防水性能は驚きの2,000メートルにも及ぶ。他にも「Arドライテクノロジー」と呼ばれるムーブメントの精度を保証する技術や、SSを硬化させる「テギメント」など、質実剛健なドイツブランドらしい特徴を併せ持つ。

一方で、実は日本的でもあるこの時計。6時位置のドルフィンマークを見てピンと来た人もいるかもしれないが、海上自衛隊潜水艦隊に向けて開発されたモデルなのだ。よく見れば9時位置のアルファベットも「JMSDF(海上自衛隊)」と「SBF(潜水艦隊)」。漆黒のダイヤルに浮かぶ赤は日本国旗を想起させるが、同時にこれは深い海に潜った際に目立たない配色でもある。つまりダイビング中、白い夜光処理がされた部分だけが浮かび上がるという機能的な意味合いも持つのだ。

とはいえ、普段から2,000メートルも海に潜る人はほぼいないはず。つまりは相当なオーバースペックだ。でも、だからこそ一層憧れてしまう。限定50本のこの時計を身に着ければ、いつもとは違う高性能な自分に出会える、かもしれない。

Text_Naoki Masuyama

DATA

(株)ホッタ

03-6226-4715

https://sinn-japan.jp/

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