“スキンケア発想のヘアケア”は、何が特徴なのか?

“スキンケア発想のヘアケア”は、何が特徴なのか?

2019.01.10 06:50
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ご存じの方もいるかもしれないが、昨年12月にスキンケアブランドとしてお馴染みの『バルクオム』がヘアケア市場への参入を発表した。気になるラインアップは、ノンシリコンのアミノ酸系シャンプー「ザ シャンプー」と、髪の内部まで吸着浸透するダメージ補修成分やヒートプロテクト機能を持つナタネ由来成分を配合したノンシリコンの「ザ トリートメント」、そして処方中の精製水を加水分解コラーゲンエキスに置き換え、デリケートな男性の頭皮を効果的に保湿することを追求した頭皮用美容液の「ザ スキャルプセラム」の3点である。同ブランドではこの3製品それぞれの役割を「洗浄」「補修」「保湿」とし、全製品を3ステップで継続的に使用することを推奨している。

興味深いのは、同シリーズがスキンケア発想に基づいているという点。男性の肌と向き合って研究を重ねている同ブランドらしい着眼点だが、これまでのものと実際に何が違うのだろうか。

“スキンケア発想のヘアケア”は、何が特徴なのか? 2枚目の画像

「ザ シャンプー」3,000円(税別)

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“スキンケア発想のヘアケア”は、何が特徴なのか? 3枚目の画像

「ザ トリートメント」3,000円(税別)

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“スキンケア発想のヘアケア”は、何が特徴なのか? 4枚目の画像

「ザ スキャルプセラム」2,500円(税別)

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1ヶ月ほど使用している筆者からすると、「なるほど」のひと言に尽きる。具体的な説明としてシャンプーを例に挙げてみよう。まず驚かされたのは世間一般のシャンプーとは異なる材質だ。パウチを押して出てきた中身は、液体というよりジェル状に近い。これに温水を混ぜ合わせると、すぐにきめ細かい泡が出来上がる。頭皮に乗せて指の腹でマッサージするように洗い、シャワーで流してみると、何とも素早い洗い落ちに感動したものだ。日々使用しているだけに今では感動が薄れてしまってはいるが、ヌメりが残らず、心地良さすら感じられるのは変わらない。心地良さと言っても、スカッとするようなものではなく、“何も残らない”と表現するのが正しいだろう。ちなみに、あまりにも使用感が残らないので不安になるかもしれないが、シャンプーの成分が残ることで発生しやすいとされるかゆみや加齢臭も感じない。

シャンプーと言えば髪そのものにアプローチする謳い文句が多く、頭皮へのアプローチはなかなか珍しい。成分表を見ても、髪というより頭皮に対する深いこだわりが感じられる。同ブランドならではのパウチ容器もしゃれているし、所有感もある。アンバサダーとして起用されている俳優の窪塚洋介氏が使用感を語るムービーも、個人的には抜群にかっこいいと思う。

出典:BULK HOMME

問題は、筆者が『プロゴルファー猿』の主人公・猿谷猿丸よりも少し長めのベリーショートであること。あまりにも髪が短いため、「ザ トリートメント」や「ザ スキャルプセラム」を使用できていないという現状が心苦しい。いや、短い髪にトリートメントやセラムを使用するのがもったいないというのが本音である。髪が伸びるまでは、きっとそんなジレンマを抱えながら「ザ シャンプー」を使い続けることだろう。「継続することで頭皮環境が整い、若々しさが保てればいいな」と切に願いながら。

DATA

バルクオム

03-5766-8750

https://bulk.co.jp

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