中身も外見も文句なし。そんな夢物語でも、スニーカーならば信じられる

中身も外見も文句なし。そんな夢物語でも、スニーカーならば信じられる

2019.04.06 06:50

アシックス(ASICS)
スニーカー

歴史ある名家で育ちながら、自らの価値を裏付けるバックボーンがあり、多くの人に好かれるであろう今っぽい顔立ちをしている。生まれながらにすべてを備えた、まさに選ばれしもの。これが人間であれば非常に希少かつうらやましい話だ。しかし、“中身も外見もパーフェクト”な事例は、ファッションにおいては少なくない。今回、好例として紹介するのは『オニツカタイガー』の新作である。

同ブランドは、1949年にバスケットシューズの製造販売を開始した『鬼塚商会』にルーツを持ち、1956年にはメルボルン五輪における日本選手団の公式トレーニングシューズに採用された。そんな由緒あるブランドの新作「タイガー ホリゾニア」は、過去の名作トレイルランニングシューズをモチーフにした機能的なスニーカーだ。未舗装の山道を駆け抜ける“トレラン”対応らしく、トゥ部分を上に巻き上げて耐久性を高めている。さらに、ミッドソールのかかと部分には軽量性と衝撃緩衝性を備えたスポンジ材“フューズゲル”を使用。中敷きには通気性とクッション性に秀でた“オーソライト”を用いることで、山道はもちろん、街でもコンフォートな履き心地を約束する。

以上が、いわゆる”内面”の長所。一方のルックス面もトレンド要件を十分に満たしている。丸みを帯びたボリューミーなフォルムや、アクセントとして機能する厚めのソールは、レトロでダッドな魅力を放つ。全5パターンのカラーバリエーションは、いずれも派手すぎずとも春らしい楽しげなパレットだ。レザーとメッシュを要所で使い分けたアッパーは絶妙な立体感で、程良く”彫りのある”顔に仕上がっている。

“中身も外見もパーフェクト”。これが人間であれば夢物語であり、少なからず疑念を抱くはず。しかし、名ブランドが放つ、アウトドア由来のトレンド顔というファッションアイテムならば、話は別。疑念はむしろ歓迎の二文字に変わるだろう。それが物欲になるのも、無理はない。

Text_Naoki Masuyama

DATA

オニツカタイガージャパン お客様相談室

0120-504-630

https://www.asicstiger.com/jp

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