欲張りな大人心を満たす。生まれ変わった“新・セイコー5”

欲張りな大人心を満たす。生まれ変わった“新・セイコー5”

2019.08.29 07:00

セイコー(SEIKO)
腕時計

人と違うか、それとも同じか。ファッションにおいてそれは、大きな判断材料になるはずだ。悪目立ちもしたくないし、被りたくもない。そう思うのが人のサガ、というより大人は誰もが欲張りなのだ。

『セイコー 5スポーツ』はそんな大人にぴったりの腕時計。1963年に登場した国産機械式時計「セイコー スポーツマチック5」をルーツに持ち、来る9月にリローンチされる新ブランドだ。“元祖”が掲げたのは、当時革新的だった5つの機能(自動巻き、防水、3時位置のデイデイト表示、4時位置のリュウズ、耐久性に優れたケース・バンド)。今や目新しくはなくなっているが、ある種のハイスタンダードとしてなお君臨している。このたび生まれ変わった“新顔”は同水準をクリアしながら、新たに5つのスタイルを提案。現代の多様化する感性や価値観を、5つの方面から刺激する。

今回日本向けに発表されたのは、5スタイルのうちの4つ。最もスタンダードというべき「スポーツスタイル」は、ブルーのダイヤル&ベゼルが爽快感をもたらすモデルを筆頭に、ラインアップは全9種類。いずれも特徴的な色使いで、アクティブシーンを華やかに彩ってくれるだろう。「スーツスタイル」は、その名の通りスーツを着用するビジネスシーンをにらんだもの。奇をてらわない、どこかレトロなフェイスデザインに細やかなSSブレスレットが添えられ、着用者に安心感とインテリジェンスをもたらす。

その他、時代に流されないトラディショナルな価値観に寄り添う「スペシャリストスタイル」、強烈な自我を主張する「ストリートスタイル」がお目見え。前者はピンクゴールドメッキとカーフストラップでドレス顔、後者はモノトーンを纏ったファッショナブルな1本、といずれも個性的だ。勘のいい読者はお気付きのように、すべてのスタイルはたった1つのケース、ダイヤルを派生させたデザインで構築される。そこに隠される真意は、“捉え方ひとつで、既存の枠組みは超えていける”ということ。いわば、同じでも違う。そんなパラドックスを持つ腕時計は、欲張りな我々の心を満たしてくれるはずだ。

Text by_Naoki Masuyama

DATA

セイコーウオッチ(株) お客様相談室

0120 -061-012

https://www.seiko5sports.com/ja/

READ MORE合わせて読みたい
機械式時計初心者にも。セイコー5のおすすめラインアップ

機械式時計初心者にも。セイコー5のおすすめラインアップ

安価で入手できる機械式時計として、国内外に多くのファンを持つ『セイコー5』。意味深な“5”が持つ意味をはじめ、豊富なラインアップを順に見ていきましょう。

Hiroshi Watanabe

日本の至宝、セイコー。その歴史と人気ブランドを読み解く

日本の至宝、セイコー。その歴史と人気ブランドを読み解く

腕時計について知れば知るほど、その奥深さがわかるのがセイコーというメーカー。ここではそんな“国産時計の雄”の歴史とおすすめをたっぷりご紹介します。

夏目 文寛

グランドセイコー20傑。男が持つべき名作を厳選

グランドセイコー20傑。男が持つべき名作を厳選

国産時計の雄『セイコー』が1960年に生み出したハイエンドコレクションが『グランドセイコー』です。スイス時計を超越する高精度のジャパンブランドに迫ります。

黒野 一刻

    KEYWORD関連キーワード
    RECOMMENDEDあなたにおすすめの記事
    “胸アツ”の名作が進化。予約必須のGショックが登場

    “胸アツ”の名作が進化。予約必須のGショックが登場

    洋服にせよ、車にせよ、現代版としてアップデートした過去の名作は、オールディーズファンにとってもはじめましてな人にとっても新鮮だ。それもこれも名盤としての確かな…

    TASCLAP編集部

    時の流れをデザインで表現。オシアナスの15周年はこんなにも優雅だ

    時の流れをデザインで表現。オシアナスの15周年はこんなにも優雅だ

    腕時計とは時刻を指し示すもの、というとそっけなく感じてしまうが、その手法はプロダクトによってさまざまだ。キリキリと歯車が回転して時間を刻む、有機的な時の流れを…

    編集ムタガミ

    本場にも負けない。日本発の腕時計ブランド12選

    本場にも負けない。日本発の腕時計ブランド12選

    腕時計の本場がスイスというのは、否定できない事実。しかし、実用性においては日本が世界一といっても過言ではありません。その理由と、日本のブランドを語り尽くします。

    TASCLAP編集部

    グランドセイコー20傑。男が持つべき名作を厳選

    グランドセイコー20傑。男が持つべき名作を厳選

    国産時計の雄『セイコー』が1960年に生み出したハイエンドコレクションが『グランドセイコー』です。スイス時計を超越する高精度のジャパンブランドに迫ります。

    黒野 一刻

    高級腕時計ブランド45選。ステータス性を備えた一生モノ勢揃い

    高級腕時計ブランド45選。ステータス性を備えた一生モノ勢揃い

    生涯をともにできるアイテムは意外と少ないもの。そのなかでも腕時計は、最も身近な存在ではないでしょうか。一生モノにふさわしい逸品の選び方と傑作をご紹介しましょう。

    夏目 文寛

    BACK