
日本初の直営店で、“キング・オブ・ローファー”に出会う
スニーカーよりもう少し上品に昇華したい、ドレスシューズのような革靴よりちょっとカジュアルに落とし込みたい。ローファーはそんな我々の欲望を満たしてくれる最適な靴だ。そして“キング・オブ・ローファー”として長年にわたり愛され続けているブランドが『ジーエイチバス』である。その『ジーエイチバス』が、日本上陸から65年の時を経て、国内初となる直営店「G.H.BASS AOYAMA TOKYO SHOP」をオープンさせた。
改めて『ジーエイチバス』の歴史を振り返ると、アメリカはメイン州にてジョージ・ヘンリー・バス氏によって設立された1876年まで遡る。その後1936年に現在のローファーの原点ともいうべき「ウィージャンズ」が登場。50年代には本国アメリカでアイビーリーガーたちの足元を飾り、60年代になると日本でもみゆき族が愛用したことで人気が爆発。今日まで続く“アイビールックの靴=『ジーエイチバス』”という称号を獲得した。また1984年には、かのマイケル・ジャクソン氏が『スリラー』のミュージックビデオで「ウィージャンズ」の黒を履いていたことで再びヒット。セカンドウェーブを起こした。
オープンした日本初の直営店は、ファッションストリートとしても名高い青山は“キラー通り”沿い。店内にはメンズ、レディース、コラボレーションとさまざまなモデルが並べられているが、TASCLAP読者にはやはり定番の「11010 BLACK」や「11035J WINE」がおすすめ。ともにどんな装いにもフィットするシンプルなデザインながら、軽量かつ高い屈曲性が快適な履き心地を約束してくれる名作。品位のある光沢を放つアッパーのハイシャインレザー、通気性や耐熱性に優れたレザーソールといった素材使いも見逃せないポイントだ。
ぜひ、「G.H.BASS AOYAMA TOKYO SHOP」で、アメリカ文化の1つとなった『ジーエイチバス』の世界観を体感してほしい。
Text_Yasuyuki Ouchi

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