60周年はコラボで再構築。名作ブーツに潜む猿の軍団
英国の老舗シューメーカー『ドクターマーチン』の記念すべきファーストモデル、「1460 8ホールブーツ」。はじめて生産ラインに乗った1960年4月1日にちなむコードネームがつけられたワークブーツは、ときにサブカルチャーのアイコンとして、または時代を象徴するファッションアイテムとして、類稀なる歴史をつないできた。そして誕生60周年を迎える今年、新たな伝説の幕開けに「THE 1460 REMASTERED」プロジェクトが始動。毎月人気ブランドと手を結び、12か月連続でアイコンを鮮やかに蘇らせていく。
初陣を飾るのは、日本ストリートファッション界の雄、『ア ベイシング エイプ』とのコラボレーションモデルだ。“エイプヘッド”と呼ばれる猿のマークを落とし込んだカモ柄を纏い、サイドにはブランドオリジナルの星印“ベイプスタ”を配置。他にも、ヒールループ部分には“エイプヘッド”タグを付け加えるなど、心にくいギミックで攻め立てる。以前から両者の協業は行われてきたが、これほどアイコニックなアイテムは見当たらない。特別な名作の特別な年を祝う、特別なコラボレーション。出足からこれほどまでの完成度を見せつけられては、これから発表される第2弾以降の展開からも、ますます目が離せなくなりそうだ。
Text_Naoki Masuyama
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KEYWORD関連キーワード
- ドクターマーチン(Dr.Martens)
- アベイシングエイプ(A BATHING APE)
- ブーツ
- ワークブーツ