“イエロータブ”ってご存じ? 国産デニムの元祖から80年代のレガシーが復刻
長年デニム人気をけん引してきた国内ブランドといえば、『エドウイン』が挙がるだろう。『リーバイス』や『リー』などの米国ブランドに人気が集中する中、『エドウイン』は1961年に自国生産を実現したブランドとして知られている。秋田を中心とする自社工場で、糸、生地、縫製、フィット感、そして加工にいたるまで高い職人技術を落とし込む同ブランドのデニムには、国内のみならず海外ブランドも注目。創立から半世紀以上が経つ現在でも、日本発の高品質なデニムメーカーとして高く評価されている。今回紹介するのは、1980~90年代当時の空気が感じられるレガシーデニムの復刻版。今なお新鮮に映る、古き良きディテールをチェックしていこう。
トップスとボトムス1点ずつの展開になるが、まずはトップスから見ていく。「ボックスフィットGジャン」は、90年代のトレンドを思い起こさせるオーバーサイズのシルエットが売りのライトアウター。程良くドロップした肩と短めの丈で、羽織るだけでコーデに抜け感をもたらしてくれる。「ニュートンスリム」は、太いワタリから裾にかけて一気に絞られるテーパードが特徴的。当時のデザインを踏襲しつつも現代向けにフィット感を調節しており、今のスタイルとも良く馴染む優れモノだ。どちらも濃色と淡色の2種類が用意されており、ポケット部分のタブには、80年代当時に使用されていたイエロー×レッドの“イエロータブ”を採用。さらに本体内側にも同カラーリングのロゴテープが大胆にあしらわれた特別仕様となっている。それでいて価格は税抜きアンダー1万円と実にお手頃。単なる懐古主義による1着で終わらせない現代に即した温故知新のコレクションは、“久しぶり”な人も“はじめまして”な人も存分に満足させるに違いない。
Text_Ryo Kikuchi
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