
スマホで温度調節が可能。ナノ・ユニバースが提案する、一歩先ゆく発熱アウター
大寒に向けて冬本番の寒さが続いていますが、冷え込みが厳しいこの時期に頼もしいアウターが『ナノ・ユニバース』から登場したことをご存じでしょうか? それが、世界初の布ヒーティングシステムである「ホットピア(R)」を搭載したアウターコレクションです。
この「ホットピア(R)」とは、三機コンシスと信州大学繊維学部の共同研究で開発されたハイテク素材のこと。特許技術によって発熱体となる銀繊維を編み込んでいるのが特徴で、同コレクションのアウターにはこのシステムを採用した電熱ヒーター付きインナーベストを内蔵。ベスト内の電熱ヒーターの遠赤外線によって、圧巻の保温力を発揮してくれます。
「ホットピア(R)」の気になる性能を、詳しく見てみましょう。まず、注目したいのは保温力を担う電熱ヒーター付きインナーベストの優秀さ。ここに内蔵されたバッテリーとスマートフォンをBluetoothでワイヤレス接続すれば、4段階の温度調節が可能に。設定温度の範囲は42~60度なので、使用シーンや気温に応じて最適な暖かさを得られます。ちなみに最も暖かい「発熱レベル4」に設定した場合は、-20~0度の外気温にも対応できる性能を備えているので、タウンユースに限らず、キャンプでも頼れる存在になってくれるはず。
加えて、このインナーベストは着脱式のため、単体でも着用できます。他のアウターのインナーとしても使い回せば、手元のあらゆるアウターで「ホットピア(R)」の暖かさを享受できるのです。付属バッテリーを外せば洗濯機で水洗いも可能ですし、ベストの銀繊維から発生する銀イオンには、650種類の細菌・ウイルスの発生を抑制する効果も期待できます。暖かさだけでなく清潔に着られるというのはかなりポイントが高いですよね。
このベストを搭載したアウターの選択肢としてラインアップされているのは、ショートモッズコート、ロングマウンテンパーカー、シングルトレンチコートの3タイプ。ショートモッズコートは、『ナノ・ユニバース』で定番的な人気を誇るアウターをベースに、肩や腕の可動域を確保したデザインにアレンジしたもの。2型のコートは程良いゆとりを持たせたシルエットを採用しつつ、ビジネス使いにも映えるミニマルデザインに落とし込まれています。
いずれもベストなしで着れば春や秋だって出番アリ。これらのアウターは、いずれも特殊な紡績方法によって耐摩耗性を高めた「ボルテックス」と呼ばれる生地を採用。毛羽立ちにくく、毛玉の発生も抑えられるよう設計された生地で、耐久性も高くなっています。
まとめると、防寒アウターとしても、使い回ししやすいベストとしても、春や秋のアウターとしても活躍する非常に優秀でお得なコレクションということ。袖を通してみる価値は大いにあるでしょう。
Text_Takumi Endo
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