
グリーン×ゴールドでトレンド感抜群。400本限定のシリーズエイト最新作
『シチズン シリーズエイト』が最初に世に出たのは2008年のこと。モデル名のエイトには“∞”=無限の可能性という意味を込めており、『シチズン』が誇る高効率な光発電技術「エコ・ドライブ」を搭載したモダンデザインの時計として話題となりました。そして2021年8月、初代のデザインテーマである“引き算の美意識”を引き継ぎつつ、駆動方式を伝統的な機械式に一新した新作が誕生。腕時計ファンが湧いたのは記憶に新しいところでしょう。そんな興奮冷めやらぬ中、限定モデルが登場するというニュースが飛び込んできました。通常モデル「870 Mechanical」をベースにした本作は、トレンドカラーのグリーンとゴールドを配色し、かなり大人味に仕上がっている様子。さっそくチェックしていきましょう。
「870 Mechanical 限定モデル NA1002-15W」220,000円(税込)
ベースの「870 Mechanical」においてまず目を引く特徴として挙げられるのが、2体構造のベゼルでしょう。今回の限定モデルは、ウォームゴールドにグレーを組み合わせることで、きらびやかさをキープしたままスポーティな味付けを忍ばせたのがポイント。また、直線基調のケースは塊感がありつつも、4.1mmの薄型ムーブメント採用でソリッドな印象も兼備しており、モダン・スポーティを謳う本ブランドらしさも満点です。そこに、現在腕時計業界で一大流行色となっているグリーンを文字盤とカーフベルトに投入。トレンド感が大幅にアップしたばかりか、よりエレガントでフォーマルな場にも似つかわしいモデルとなっています。
伝統的な機械式時計の弱点といえば磁気。スマホやPCの磁気を浴び続けると内部の部品が影響を受け時間が狂ってしまいますが、こちらのモデルは磁気に1cmまで近づけてもほとんど性能が損なわれないという、JIS規格の強化耐磁性能「第2種耐磁」に準拠。そのため、現代の生活に不可欠な電子デバイスと一緒に使っても安心なのです。また、視認性の良さも特筆すべき点。機械式時計はクォーツよりもトルクが強い分太い針を搭載できるため、時間が非常に読み取りやすいのです。その機械式ムーブメント「Cal.0950」は平均日差-5秒~+10秒、パワーリザーブも約50時間と必要十分。10気圧防水やデイト表示などの機能性も備えており、日常使いにありがたい仕上がりとなっています。発売日は12月2日(木)、世界限定わずか400本の販売なので、気になったなら迷っている暇はないでしょう。
Text_Fumihiro Natsume
シチズンお客様時計相談室
0120-78-4807

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