
街でも山でもぬくぬく。この冬甘えたい、キーンのフッドコレクション
冬本番ともなれば肉厚なレザーブーツに頼りたくなるものですが、動きにくかったり濡れに弱かったりといった弱点が悩ましいところ。ならば、軽快に履けて悪天候にも強いウインターブーツを狙ってみるのはどうでしょう? 例えば、米国・オレゴン州に本社を構えるアウトドアブランド『キーン』から放たれる「フッドコレクション」。保温性・運動性・耐候性の全部を欲張れる逸品につき、街使いに外遊びにと大活躍すること請け合いなんです。
昨年デビューしたこの「フッドコレクション」は、日本企画のウインターブーツシリーズ。開発及び設計は、キーン・ジャパン内のTDC(東京デザインセンター)により行われています。その最大の特徴となるのは、アウトドアブランドらしい圧巻の機能性。中綿入りのアッパー内部には、保温素材「キーン・ウォーム」を充填して高次な防寒性を実現したほか、防水透湿素材の「キーン・ドライ」を裏地に用いることで雨や雪の遮断にも成功しています。アッパーは軽量ナイロンなので、その軽さも折り紙付き! さらに、ソールには低温環境でも強力にグリップする「フリーズラバーアウトソール」を採用。まさに全方位隙のないスペックで、あらゆるオケージョンと快適に調和してくれます。ではここからは、今季お目見する3モデルをご紹介しましょう。
「フッドロメオ ウォータープルーフ」は、脱ぎ履きを容易に行えるスリッポンスタイルのブーツ。爪先部~側部に配したシンセティックマテリアルのマッドガードにより、耐水性・耐久性・サポート性を向上しているのもポイントです。また、V字成型のヒールサポート構造が抜群の安定性を提供してくれます。
一方、大胆にアッパーを横断するストラップが印象的な「フッドゼラ ウォータープルーフ」は、『キーン』の歴代水陸両用サンダルのデザインから着想。アッパーのストラップやヒールの面ファスナー、さらに履き口後部のバンジーコードなど、各所の意匠が心地良いフィット感を生み出します。ちなみに両モデルともウィメンズ展開があるので、カップルで楽しむのも大いにアリ!
「フッドチャッカ ウォータープルーフ」15,950円(税込)
そして最後はチャッカ型の「フッドチャッカ ウォータープルーフ」。こちらは現代のネイティブモカシンをテーマに製作されたカジュアル顔な1足です。なお、写真のモデルは大阪ブランド『ラジャブルック』との共作で、東南アジア風味なバティック柄をシックなモノトーンで落とし込んでいるのが◎。バンジーコードのトグルとアローヘッドにはパープルの挿し色が施され、さりげないアクセントになっています。
優れた機能性に加え、旬なアウトドアムードもアピールできる「フッドコレクション」のウインターブーツ。自然と都会を縦横無尽に行き来する大人にとって、最高のパートナーになることは間違いないでしょう。今シーズンは“おそと時間”を、この靴で思い切り謳歌してみては?
Text_Satoshi Yamasaki

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山崎 サトシ
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