
“グッドスリーピング”が叶う!? ナンガの暖かさに包まれる家庭用布団
寒さも本番を迎え、暖かい布団が欲しくなる季節。スリーピングバッグやダウンジャケットでその実力を知っているファンの中には「『ナンガ』が作った布団なんてあれば、さぞかし快適だろうなぁ」なんて考えていた人もいるかもしれません。何を隠そう今回ご紹介するのは『ナンガ』謹製の羽毛布団。アウトドア向けダウン製品のリーディングブランドとして知られる『ナンガ』ですが、実はそのルーツは1941年創業の布団メーカー『横田縫製』にあります。そして今年、同社の創業80周年を記念して『グッドスリーピング』という布団レーベルを立ち上げました。
『グッドスリーピング』のアイデアソースは、以前より『ナンガ』が社員向けに作っていた“まかない布団”。その高いクオリティから社内では商品化を望む声が多かったものの、布団への需要が慎重に検討され、しばらく実現されることはありませんでした。しかし、ここ数年の人々のライフスタイルや価値観の変化が決め手となり風向きが変化。おうち時間への関心の高まりとともに高品質な寝具への需要も高まったことから、今回の商品化が実現したんです。
『グッドスリーピング』のメインアイテムは掛け布団の「ダウン デュベ」。使用される羽毛はスリーピングバッグと同じく、三重県の羽毛加工メーカー『河田フェザー』で洗浄・加工された最高級のヨーロッパ産ダウンです。そこに長年のスリーピングバッグ作りで培われた縫製技術やパッキング、ダウンの配分といったノウハウが惜しみなく注ぎ込まれています。設計も技ありで、羽毛のかさ高さを生かすためにダウンを封入するキルトの高さを通常より高めに設定。また、表生地のコットンサテンは、上側に軽量な80番手、下側にしっかりとした60番手を採用することで布団の重心を下げ、就寝中のズレを防いでいます。
『グッドスリーピング』では、おうち時間を充実させるにはデザインも重要という考えのもと、おしゃれな掛け布団カバーも用意されています。カバーのデザインはブランドロゴのナンガパルパットのシルエットをモチーフにした「ナンガ マウンテン」と自然や動物、鳥などを1本の樹に見立てた「ツリー オブ ライフ(生命の樹)」の2タイプ。さらに「ツリー オブ ライフ」をジャカード織りで大胆に表現した、二重織りの毛布もラインアップしています。雄大な自然をテーマにした柄は、家の中のみならずアウトドアシーンでも映えること請け合いです。
ヒマラヤでも使われる寝袋のブランドが本気で布団を作ったら……。アウトドア好きなら、想像するだけでワクワクするアイデアをカタチにした『グッドスリーピング』。機能とデザインを両立した羽毛布団は、睡眠の質を向上してくれるのはもちろん、気分の上がるインテリアとしても活躍が期待できそうです。
Text_Ryota Osujo

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