
“光”で表現した新緑の息吹。光発電エコ・ドライブの魅力を伝える、コンセプチュアルな腕時計
今や当たり前の機能になっている腕時計のソーラー充電。その先駆者といえば、1976年、後に光発電「エコ・ドライブ」と呼ばれる技術を搭載した世界初のアナログ式光発電時計を開発した『シチズン』の名が真っ先に挙がります。そんな同ブランドが、「エコ・ドライブ」の魅力をより多くの人に伝えるためにリリースしたブランド横断企画が「LIGHT in BLACK」。光と時を“漆黒の空間から生まれる希望の光”になぞらえた、神秘的なルックスで人気を博すシリーズです。その第4弾となる、「LIGHT in BLACK」2022 GREEN EDITIONが到着。そのコンセプトやラインアップの特徴を、チェックしていきましょう。
今回登場した「LIGHT in BLACK」2022 GREEN EDITIONは、“光を受けて成長する植物の生命力”がテーマ。ケースとブレスレットからなる外装部分は漆黒の空間を思わせるオールブラック、その中のダイヤルには表情豊かなグリーンが採用されています。差し込む光が芽吹き始めた植物の生命力を感じさせる、なんともドラマチックなカラーリングが最大の見どころです。当然ながら当コレクションすべてのモデルに光発電「エコ・ドライブ」を搭載。光を受けて成長する植物と、光を受けて動きだす「エコ・ドライブ」のイメージが巧妙に重ねられている点も大人心を刺激します。
気になるラインアップですが、メンズからは4ブランド5モデルが登場しています。メンズモデルすべてのダイヤルに木々の連なりをイメージした共通パターンを採用しつつ、ブランドごとにディテールをアレンジ。『エクシード』は中央から左右に明るくなるグラデーションで深い森の中に差し込む光を表現したり、『アテッサ』のクロノグラフは金色のラメを練りこむことで木漏れ日の美しさを表現したりと、それぞれの個性を彩るデザインが施されています。『エクシード』、『アテッサ』、『プロマスター』には軽量さとタフさを売りとする独自素材・スーパーチタニウムが使われており、光発電「エコ・ドライブ」と併せて『シチズン』が誇る最先端技術を味わえるのもうれしいポイントでしょう。なお、レディースでは『クロスシー』ブランドから1モデルが登場しているため、パートナーと同シリーズで揃えたペア使いも可能です。
ボーカルグループの「GReeeeN」がCM曲を書き下ろしたことでも話題の「LIGHT in BLACK」2022 GREEN EDITIONは、9月8日(木)より数量限定販売開始。生命力からインスピレーションを受けた珠玉のラインアップはどれも魅力的ですが、より自分にフィットする1本を手に入れたければ、早めの検討がおすすめです。
Text_Fumihiro Natsume

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世界を震撼させた薄さ。エコ・ドライブワンが魅せる静かなすごみ
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文字通りのプロユース。シチズン プロマスターが男心を刺激する
過酷な環境下で活動するプロフェッショナルのために開発された「シチズン」の『プロマスター』は僕たちに教えてくれる。オーバースペックは信頼であり、美徳である、と。
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