
Apple Watchを、洋服感覚で“着替える”。腕元のおしゃれを変えるニューブランド
もはや生活に欠かせない腕元の良き相棒として、年齢や性別を問わず浸透しているApple Watch。ですが、その多機能さとは裏腹にデザインの自由度が低く、着こなしとの親和性を図るのが難しいという声も聞こえてきます。そんな課題を解決するソリューションを提案すべく、後付けのケースや付け替え用ストラップを手がけるブランドが次々に立ち上がっていることは皆さんも周知のことでしょう。こうしたなか、腕時計業界で実績のあるデザイナーが満を持して本腰を入れた真打ちとして話題を集めているのが、この冬デビューを果たした『ハンブルリッチ』です。
同ブランドは、この12月に本格始動したイタリア発のラグジュアリースマートウォッチブランド。『ガガミラノ』創設者であるルーベン・トメッラ氏が始動させた新銘柄としても注目されています。トメッラ氏といえば、“古きよき懐中時計にベルトを着けて腕時計に昇華する”という斬新な発想により『ガガミラノ』を成功させた人物。その一方で、時計業界きっての洒落者としても広く知られています。そんな同社によるApple Watch用ケースにも、氏の真骨頂といえる斬新な発想が盛り込まれています。
そのコンセプトは、スマートウォッチの機能を損ねることなく、“装う”楽しさを提案すること。これを実現するテクノロジーとして、工具を使わずに交換できる“プラグ&リッチ”というシステムを採用しています。ケースを付け替える際は、側面のプッシャーを押しながら裏蓋を開けるだけで交換が可能。ストラップも背面のプッシャーを押しながら、ケースに差し込むだけで装着完了というお手軽さ。だから、洋服のコーデを着替えるようにApple Watchを“着替えられる”というわけです。加えて、欧州のSDGs基準に基づき、製品やパッケージに使う素材や生産過程における環境負荷の低減にも配慮しています。
『ハンブルリッチ』の製品は、「クラシックシリーズ」、「スポーツシリーズ」、「エシカルシリーズ」という3つのシリーズで展開しています。「クラシックシリーズ」は高級感を印象付けられる再生ステンレススチール製ケースに対し、シリコンにレザーを貼り合わせたストラップを組み合わせることで着け心地の良さも担保しているのが特徴。これに対して「スポーツシリーズ」は、ブラックIP仕上げの再生ステンレススチール製ケースに鮮やかな配色のベゼルを施したアクティブなスタイルを表現。ケースに柄のように練り込まれた蓄光塗料が暗所で発光するモデルや、金箔を使用したモデルもラインアップされ、ストラップも再生シリコンと再生ファブリックを組み合わせたスポーティな仕上がりです。もうひとつの「エシカルシリーズ」は、再生ステンレススチール製ケースに対し、環境に配慮したグリーンセラミック製のベゼルをセット。ストラップのシリコンにも再生素材を用いています。
そんな『ハンブルリッチ』の製品は、12月15日に公式サイトで販売開始されたのを皮切りに、26日(月)~31日(土)の期間限定で、伊勢丹新宿店、大阪髙島屋、ジェイアール名古屋タカシマヤでポップアップストアを開催。30日(金)には、東京・明治神宮前交差点に期間限定で直営店をオープンする予定です。
コーディネートを仕上げるおしゃれのラストピースとして、Apple Watchを毎日のように“着替える”楽しさを『ハンブルリッチ』で発見してみてはいかがでしょうか。
Text_Takumi Endo

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