
カルチャーとファッションをつなぐ最新ロンT。映画界が誇るあの巨匠の名作でコーデが見違える
『アダム エ ロペ』のTシャツレーベルとして創設され、音楽やアート、スポーツといったさまざまなカルチャーに焦点を当てたコレクションを展開してきた『10カルチャー』。昨シーズンは、ニルヴァーナのフロントマンとして絶大な影響力を誇ったカート・コバーンのコレクションを発表して話題を集めました。さらに遡れば、オアシス代表曲のジャケットアートを用いたプリントTを日本初の公式コラボとして発表し、完売伝説を築いたことでも知られています。
今回ご紹介するのは、そんな注目のTシャツレーベルからお目見えした待望の新作。映画監督ジム・ジャームッシュとのコラボレーション第3弾です。
ジム・ジャームッシュといえば、アメリカのインディペンデント映画界をけん引し続けてきた映画監督のひとり。大学院の卒業制作として1980年に発表した『パーマネント・バケーション』で長編デビューを果たし、2作目の『ストレンジャー・ザン・パラダイス』でカンヌ国際映画祭カメラ・ドールを受賞。名実ともに世界的な映画監督としての地位を確立しました。一方で、音楽への造詣が深い監督がゆえのスタイリッシュな作風が、ファッション業界のクリエイターたちにも大きな影響を与え続けてきました。
そんな巨匠に『10カルチャー』がスポットを当てるのは、今回が3回目。過去には代表作の『ダウン・バイ・ロウ』『ミステリートレイン』『コーヒー&シガレッツ』のポスターデザインを使用したプリントTシャツをリリースし、発売から数日で品薄状態になったことも。第3弾となる今回フィーチャーしたのは、デビュー作の『パーマネント・バケーション』と、オフビートな短編を集めた『コーヒー&シガレッツ』、吸血鬼のラブストーリーを描いた『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』、そしてバス運転手の日常を詩的に描いた『パターソン』の4作品。各作品を象徴するワンシーンを、フォトジェニックにプリントしたロンTがラインアップされています。
4種類のロンTは、フロントにプリントされた各作品の象徴的なシーンが目を引く一方、シンプルな書体で描かれたバックプリントの“A FILM BY JIM JARMUSCH”というシグネチャーが見どころ。切り取ったシーン自体が画角や照明などを計算されたひとつのアートのような作品ゆえ、着るだけでコーディネートをスタイリッシュに一変させてくれることでしょう。なお、今回選ばれた4作品は昨年開催されたレトロスペクティブで再上映された作品で、その際に制作された作品ごとのキャッチーなロゴをプリントしたロンTも用意されています。こちらのロゴTに関しては、ブラックやホワイトといった定番色以外にラベンダーやベージュといった春映えする配色を選べるのもポイントです。
そろそろ、春コーデの主役を任せられるロンTをスタンバっておきたい季節。着るだけでTイチの装いをセンス良く見せてくれること請け合いな『10カルチャー』×『ジム・ジャームッシュ』のコレクションから、主力となる1枚を選んでみてはいかがでしょうか。
Text_Takumi Endo
ジュングループ公式サイト
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