
あのアウトドアの定番時計がよりスマートに。環境にも配慮したプロトレックの最新作
ここ数年続くアウトドアブームを追い風に注目度を高めているアウトドアウォッチ。なかでもカシオ計算機の『プロトレック』は、このジャンルの王者というべき存在です。1994年にデビューした「ACT-1100」をルーツとする『プロトレック』は、方位、気圧/高度、温度の計測が可能なトリプルセンサーや定期的な電池交換が不要のタフソーラーといったテクノロジーを武器に、数々の名作を世に送り出してきました。そんな『プロトレック』が放つ最新作は、定番モデル「PRW-30」をアップデートした「PRW-35」。こだわったのは、軽量・小型化による快適な“装着感”です。
ベースとなった「PRW-30」は、クライマーラインに属するデジタルモデルです。ケースの右側に方位、気圧/高度、温度をワンプッシュで計測できる大型のダイレクトボタンが配され、計測結果を数値でデジタル表示。さらに各ボタンの近くに方位、高度、気圧を示すアイコンを採用することで、過酷な状況下でも必要な情報の計測・把握が可能になったハイスペックな仕上がりです。また、手首の動きを妨げないよう軽量・小型化が図られるとともに、しなやかなデュラソフトバンドを搭載。クライマーたちから装着感においても定評のある1本でした。
ニューモデルである「PRW-35」のハイライトは、そんな「PRW-30」のケースをさらに軽量かつコンパクトにした点にあります。ケースの横は-0.6mmの44.6mmに、縦は-0.4mmの51.2mmのサイズに変更され、重量は21g軽い45gに。もちろん、大型のダイレクトボタンや電波受信機能、10気圧防水、タフソーラーといった基本機能は健在です。さらにケースやバンド、裏蓋には、トウゴマやトウモロコシなどの再生可能な有機資源を使用したバイオマスプラスチックを採用。この素材が使われたソフトウレタンバンドは、汗抜き用のスリット穴が設けられ、装着性の向上が図られています。
色のバリエーションはシルバー×ブラック、オールブラック、ブラック×ブルーグリーンの3色展開。「PRW-30」がよりスタイリッシュな顔つきになった最新作「PRW-35」は、アウトドアフィールドはもちろん、都会のシーンにも難なく調和することでしょう。
Text_Ryota Osujo

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