こだわる男の相棒は?春デニム、大人の選択と着こなし

春が近づくにつれ、気になるのはやはりデニム。今季も多くラインアップされていますが、大事なのはポイントを押さえたデニム選びと組み合わせ方。その模範をご紹介します!

こだわる男の相棒は?春デニム、大人の選択と着こなし

大人だからこだわりたい。この春、本当に手にしたいデニムとは?

「この春手にしたいデニムとは?」。旬や定番といった言葉を借りれば答えは絞れるものの、明確な回答は見つかりません。それもそのはず。“デニム”とひと言でいっても、その種類は膨大。100年以上の歴史の中でデニムはワークウェアの粋を超えて、アメカジに、モードに、ストリートにと、その姿を縦横無尽に変化させているのだから。

そこで今回は、“休日の何気ない日常に溶け込む“こと、そして“過去に敬意を払ったディテールを取り入れつつも今の空気感を含んだデザイン”という+CLAP Menらしいリアルな2大条件に絞り、さらにデニムに一家言ある『デニム&サプライ』公認WEARユーザーのm i c h uさんとその答えを探してみました。

こだわりのデニム選びと装い方。m i c h uさん提案の日常にハマる春デニム7コーデ

「確かなバックボーンと実力を兼ね備えたブランド選びとトレンド感あるデザイン。けど、大人が取り入れても華美になりすぎず、すんなりハマる絶妙なバランス感がデニム選びのポイントです」と答えるm i c h uさん。

ご存じ『ラルフ ローレン』の派生ブランドとして絶大な人気を誇る『デニム&サプライ』も認める彼のワードローブは、デニムと相性抜群なアイテムがずらり。今春もデニムを買い足す予定とのことで詳しく伺うと、「昨年のシンプルデザイン一辺倒からの反動もあってか、今春は少し加工がハード目なアイテムが気になっています」。

さっそく、シーン別に彼の着こなしとそのアイテム選びのこだわりを見てみましょう。

ショップ巡りはシルエット、デザインでバランスを取り、ディテールで遊びを意識

休日はリアルなトレンドをチェックできるショップ巡りが日課のm i c h uさん。主張の強いスタープリントシャツは、味わいあるワークジャケットで露出面積を調整することでコーデの好アクセントに。さらにクラッシュデニムには白スニーカーを合わせることで清潔感をアピールしました。「全身ネイビー系だとのっぺりとした印象になるので、シャツを巻き込むようにジャケットの袖をロールアップすることでメリハリをつけたのがポイントです」

ワークジャケット/『デニム&サプライ』。28,080円
シャツ/『デニム&サプライ』。15,120円
ジーンズ/『デニム&サプライ』。18,360円
ほか私物

メインアイテムはコレ

ワークジャケット

本格的なワークディテールを採用するものの、細身のモダンなシルエットに仕立てることで土くささは皆無。各所に施されたリアルなユーズド加工が、着こなしの格上げを約束します。「やりすぎないクラッシュ加工ももちろんですが、やや薄手のデニム生地だからインナー次第で初夏まで楽しめそうなのも高ポイント」。

濃色ジーンズ×襟付きカーディガンのコンビなら、ラフになりすぎない

これからカフェで打ち合わせというところをパシャリ。「砕けた関係であれば、ジーンズ姿で対応しちゃいます。ただ、ラフになりすぎないよう、色は濃いめでクラッシュ加工は控えめな1本を選ぶようにしていますね」。ショールカラーカーディガンでリラックス感を出しつつもカチッと感を高めつつ、インナーには清潔感ある白Tシャツをセレクト。カジュアルをベースにしながらも、清潔感を意識してラフになりすぎないバランス感が絶妙です。

スリムジーンズ/『デニム&サプライ』。10,800円
ショールカラーカーディガン/『デニム&サプライ』。33,480円
ヘンリーネックカットソー/『デニム&サプライ』。8,640円
ほか私物

メインアイテムはコレ

スリムジーンズ

脚に沿った美しいシルエットを描くスリムジーンズは、ポリウレタンが少量混紡されているため、その見た目に反してストレスフリーなはき心地。「クラッシュタイプもリジッドな1本も好きですが、なんだかんだで1番使えるのは程よく色落ちした濃いめのジーンズなんですよね。合わせるアイテムを選びません」。

パートナーをリードするときは、さり気なく入る刺しゅうデザインでうしろ姿にも気を配る

「コーデを組むときはフロントばかりに意識がいきがちですが、うしろ姿も結構見られているんですよ」とm i c h uさん。たとえば階段でパートナーを率先するとき。必然的にうしろ姿をアピールすることができます。左胸と背面に入るチェーンステッチによる刺しゅうが印象的なインディゴ染めワークシャツには、相性抜群のベージュチノを合わせてシンプルに。「シャツのボタンはすべて留めることでカジュアルな雰囲気を調整し、大人の着こなしに落とし込みました」。

刺しゅうワークシャツ/『デニム&サプライ』。18,360円
ほか私物

メインアイテムはコレ

刺しゅうデザインワークシャツ

インディゴ染めとストライプデザインが春らしいシャツは、温かくなるこれからの時期にピッタリ。両胸にポケットを配置したワークシャツをベースに、左胸と背面にシャツの色を拾った刺しゅうを施すことで、ただ爽やかでなく男くさく仕上げています。「ステッチが程よいアクセントとなるのがポイントですね」。

ジーンズ×ブーツのタフネスなコンビは、気の置ける仲間と会うときに合わせたい

クラッシュ加工が激しいジーンズを主役にするコーデは、編み上げブーツと合わせてラギッドに。「昔からの仲間と会うときは、男くさいアイテムで気取らず、ラフにまとめます」。さらに相性抜群なミリタリージャケットを羽織りつつも、インナーは白シャツで知的さも加味。こんなギャップが好印象ある着こなしに仕上げる特長なのかも。「もう少し温かくなったら、アウターを脱いでクラッシュジーンズに白シャツ、スニーカーで軽快にまとめたいです」。

クラッシュ加工ジーンズ/『デニム&サプライ』。18,360円
モーターサイクルジャケット/『デニム&サプライ』。25,920円
オックスフォードシャツ/『デニム&サプライ』。11,880円
ほか私物

メインアイテムはコレ

クラッシュ加工ジーンズ

ストレッチ性のある良質なデニム生地を採用し、膝を中心にクラッシュ加工を。さらに濃度の異なるデニム生地やスタープリントの1枚で補修とパッチワークを加えています。「手の込んだリアルなクラッシュ加工がインパクト大ですが、シルエットは大人っぽい細身なので、そこまでラフになりすぎません」。

味わいあるデニムシャツは、うしろ襟を立てて立体的に。小技を効かせたデートコーデ

前日と同様にクラッシュ&リペア加工を随所に採用するデニムシャツは、襟のうしろだけを立てたのがミソ。首元に立体感が生まれて、単調になりません。ここにバンダナを一結びして加えれば、デートシーンにもハマる着こなしに昇華できます。「デニム・オン・デニムも大いに活用するのが楽しい今季。敷居を高く感じる人も多いと思いますが、全身を細身にすればすんなりハマります。カフェデートなら、これくらいのバランス感が個人的にはちょうどいいですね」。

デニムウエスタンシャツ/『デニム&サプライ』。24,840円
ボーダーカットソー/『デニム&サプライ』。8,640円
ジーンズ/『デニム&サプライ』。19,440円
ほか私物

メインアイテムはコレ

デニムウエスタンシャツ

デニムシャツの中でも人気の高いウエスタンデザインを採用する1枚は、実際に着込んだかのようなクラッシュ&リペア加工が秀逸です。大胆なクラッシュ加工ですが、裏から当て布が施されているので大人向き。「涼しい時期は、ニットやスウェットのインナーとして活用し、レイヤードを楽しむのもいいかも」。

ホワイトジーンズは細身でシュッと、品よく仕上げるのが大人の着こなしマナー

これからこじゃれたレストランへ。そんなときははくだけでしゃれ感が増す、ホワイトジーンズが頼れます。ただし、膨張色ゆえにもたついたシルエットではだらしなく見えがち。すなわち、スタイリッシュな細身を選ぶのが正解です。これに合わせて、トップスは小花柄のシャツで品を意識。これだけでは大人の着こなしとしてはフェミニンなので、男らしいミリタリーシャツとワークブーツでバランスを取り、軽快なスタイリングに昇華しました。

ホワイトジーンズ/『デニム&サプライ』。18,360円
ミリタリージャケット/『デニム&サプライ』。25,920円
小花柄シャツ/『デニム&サプライ』。11,880円
ほか私物

メインアイテムはコレ

ホワイトジーンズ

無理なくフィットするスリムシルエットが大人の着こなしにちょうどいい1本。ハンドメイドによるユーズド加工、程よい深さに設定された股上、刻印入りのトップボタン……。こだわりある男の物欲を刺激するのに十分なディテールが光ります。「程よいダメージ加工がカジュアル、きれいめどちらの装いにもなじみます」。

「ちょっとポストまで!」と、羽織るだけでもセンスアップを狙えるデニムジャケット

いつものコーデに羽織るだけでセンスアップを図れるデニムジャケットは、1枚あると重宝するアイテム。「デニムジャケットのユーズド感やワッペンが目立つ分、ホワイトジーンズで抑えています」というm i c h uさん。袖をラフにロールアップしてこなれ感を露出するほか、襟をラフに立ててニュアンスをつけた着こなしテクニックにも注目。「着こなしはシンプルに、けどしゃれ感を出すときにこういった小技は有効的。誰でも簡単にできるテクなので、ぜひ試してみてください」。

デニムジャケット/『デニム&サプライ』。30,240円
オックスフォードシャツ/『デニム&サプライ』。11,880円
ほか私物

メインアイテムはコレ

デニムジャケット

いくらヴィンテージショップを巡っても、理想の色落ちと現代的なシルエットを併せ持つ1着を見つけることは困難。そこでおすすめしたいのがこちら。リアルでありながら、デザイン性のあるクラッシュ加工やワッペン使いはもちろん、ヴィンテージにありがちな短すぎる着丈もこのデニムジャケットならまったく問題なく取り入れられます。

こだわりある男の春デニム。あなたにハマる1着は見つかりましたか?

“休日の何気ない場面にハマること”、そして“過去に敬意を払ったディテールや今の空気にマッチするデザイン”。この条件を加味しつつ、m i c h uさんと考えた春デニムの着こなしと選び方、いかがでしたか? 大事なのはポイントを押さえたデニム選びとシーンに合わせた組み合わせ方。この春もデニムをメインにしたおしゃれを楽しみましょう。

Photo_Kazuo Yoshioka[BURONICA]

※掲載の金額は全て税込価格です

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