
ミニマルウォッチの代表。スカーゲンが提案する“次世代のシンプル”とは?
北欧デザインの腕時計が人気のライフスタイルブランド『スカーゲン(SKAGEN)』から、タッチスクリーンスマートウォッチが発売。その魅力を掘り下げます。
そのシンプルさが人気。『スカーゲン』が提案するミニマリズムとは?
北欧デザインの腕時計、その象徴と言っても過言ではないブランドが『スカーゲン』です。その最大の特徴として、シンプルさが挙げられます。1989年にデンマークで誕生した同ブランドは、設立当初から「よりよい暮らしのための優れたデザイン」をコンセプトに、必要不可欠なモノだけを取り入れたデザインの腕時計を展開してきました。ここ最近の北欧腕時計ブームとは一線を画したデザインとアプローチで、感度が高い大人の腕元にハマるファッションウォッチとして、老若男女を問わず幅広い世代に支持されています。
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SKW6442/21,000円
視認性が良く、シーンを選ばない。その長所は、すべてのモデルに共通しています。モデルごとに違いはあっても、根底にあるミニマリズムが反映されたデザインは、一切の無駄を省いた洗練されたイメージを演出します。同ブランドは時代のニーズにも合わせるのも上手く、2018年2月23日にブランド初のタッチスクリーン式スマートウォッチを発売しました。
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写真左から、SKW6442/21,000円、SKW6433/21,000円、SKW6450/27,500円、SKW6446/20,000円
「スマートウォッチ=操作が複雑なデジタルグッズ」と考える人は多いでしょうが、『スカーゲン』のそれは見た目も機能もいたってシンプルであり、より現代的でブランドのらしさを体現したモノに仕上がっています。
見た目も、機能も。大人の生活には必要不可欠なモノだけがあればイイ
『スカーゲン』が展開する、同ブランド初のタッチスクリーン式スマートウォッチ。その生産背景には“ヒュッゲ”というデンマーク独自の言葉があります。これが意味するのは「居心地がいい時間や空間」。同ブランドのスマートウォッチは、あくまでも心地良さや快適さを目指し、ルックスだけでなく機能面においても一切の無駄が省かれています。
ケースは、余計な凹凸を排した『スカーゲン』らしいシンプルの極みともいえるデザインが施されています。ストラップとラグの接続部はワンタッチで着脱ができるイージークリック方式。これにより、ストラップの変更が簡単に行えます。また、42mmのケースの中央にはタッチの反応速度に優れたAMOLED(有機EL)のディスプレイが採用され、視認性を高めています。
12mm厚のケースとサイドにプッシュボタンのみというデザインは利便性に優れているだけでなく、カットソーやパーカーの袖口にコンパクトに収まります。さらにテーラードジャケットなどのビジネス服ではさり気ないアクセントになるので、活用シーンを選びません。
また、レザーストラップは肌触りがしなやか。品良く見せられるのは、大人にとって好都合ですね。
気になるウォッチフェイスのバリエーションはアナログやデジタル、ワールドタイムモードなど様々。タッチスクリーンとプッシュボタンの操作だけで、色みも簡単にカスタマイズできます。操作が難しいイメージがあるスマートウォッチだけに、容易に扱える点はうれしいですね。
ここまで『スカーゲン』ならではの洗練された見た目に触れてきました。しかし、そもそもスマートウォッチはBluetoothを介してスマホに接続して使うアイテム。同モデルは、AndroidかiOSかのOSの種類を問わず使用可能です。
肝心の機能面は、カスタマイズ可能なウォッチフェイスのほか、日時の自動調整やスマホの着信、テキストメッセージ、メールやSNSの受信を知らせる通知機能、アクティビティトラッキング機能などが搭載されています。複雑な機能は皆無で、普段の生活において必要と思えるものだけが盛り込まれた『スカーゲン』の新作は、スマートウォッチを初めて手に取るという方にも敷居が低いのではないでしょうか。
テクノロジーをより身近に。『スカーゲン』ならではの遊び心にも注目
スマートウォッチ本体と充電用のUEBケーブル、そして説明書だけで構成されたパッケージ内容のシンプルさにも、『スカーゲン』らしさがあふれ出ています。説明書はなかなかの厚みですが、読まなくても直感的に使えてしまうのも魅力です。
“シンプル”で“快適性”が備わったスマートウォッチですが、その魅力はコンセプトに根付いたデザインや機能だけではありません。着用者がスマートウォッチというテクノロジーの集大成を、より身近に感じるための工夫が施されているんです。
テクノロジーをより身近に感じるために同アイテムに取り入れられたのが、こちらのキャラクター“Dan”くんです。年齢も性別も不詳ですが、“Dan”くんでお願いします。
気になる彼の登場シーンですが、たとえば充電時。専用のUSBポートに電源の切れたスマートウォッチを置くと、彼がコードを引っ張るアニメーションが表示されます。
そして、電源をつなぐ仕草まで披露してくれる彼。忙しいビジネスマンにとっては、何ともほっこりとする瞬間です。他にも、アクティビティトラッキングで目標を設定し、ゴールに到達したときにも登場するのですが、それは見てのお楽しみ。シンプルな盤面に描かれた線画のアニメは、デジタルグッズであることを忘れるほどに温かみを感じさせてくれる『スカーゲン』ならではの遊び心です。
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SKT5001/40,000円
“次世代のシンプル”を『スカーゲン』で楽しもう
シンプルであることが快適さを生み出す。そんな“次世代のシンプル”を集約した『スカーゲン』のスマートウォッチ。
ブラックフェイス×ブラックレザーストラップのモデルを用いてその魅力を紹介してきましたが、ブラウンのレザーストラップやメッシュストラップも用意があります。好みに応じてストラップは変更できるので、まずは気になった1本をチェックしてみましょう。
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写真左から、SKT5003/40,000円、SKT5000/42,000円、SKT5001/40,000円、SKT5002/42,000円
ミニマリズムを取り入れつつ現代的なファッションにもハマる『スカーゲン』。新作と合わせて、すでに発売されているほかのモデルも改めてチェックしておきたいところです。
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写真左から、SKW6433/21,000円、SKT5001/40,000円、SKW6452/23,000円、SKW6442/21,000円
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※掲載の金額はすべて税抜価格です
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Photo_Keiichi Ito