ファッション好きなら避けて通れない。リーボックの新たなアイコン、ソールフューリー
この冬、『リーボック』から新たなアイコンともいうべき1足「ソールフューリー」が登場。テクノロジーとデザインを突き詰め、融合してできた傑作の詳細に迫ります。
ダッドとハイテクのいいとこ取り。だから今の気分のど真ん中
“フューリー”といえば「インスタポンプフューリー」がお馴染みですが、その『リーボック』から新たに登場した「ソールフューリー」というモデルも覚えておきましょう。
まず注目すべきは、存在感のある分厚いソール。ダッドスニーカー人気もあり、昨今はボリュームのある靴がシーンを賑わせていますが、この「ソールフューリー」はその点で見事にトレンドを押さえています。もう1つ見逃せないのが、メッシュやニット、さらにはクッション性に富んだネオプレン素材を使い分けたアッパーデザイン。しかも外側と内側でアシンメトリーに形作られ、見る角度によって色や形状が違って見えるのだから驚きです。ハイテクスニーカーならではの都会的なルックスを備えているからこそ、いわゆるダッドスニーカーにはない唯一無二の魅力が備わっています。
スポーツテイストはもちろん、ビッグシルエットのアウターとも好相性
ボリューミーながら余計な装飾がなく、あくまでミニマルな佇まい。グローバルフィットネスブランドを謳う『リーボック』らしいアクティブなデザインは、無論スポーツMIXスタイルによく似合います。その確かな存在感は、コーディネートに埋もれないのも大きな強み。例えばビッグシルエットのアウターを羽織って細身や半端丈のパンツを合わせるような、トレンド感のあるルックにもバランスよくハマるでしょう。
スペックを追求し、辿り着いた“アイコンの競演”
特徴的なソールの形状は『リーボック』のアイデアを重ねたテクノロジーの集合体。そもそも同ブランドは快適性とデザイン性の追求から、分離した特殊なソール構造「スプリット クッショニング システム」を開発しましたが、今回搭載するのはその発展版です。土踏まず部分の通気口は’90年代の名作ランニングシューズである「ベンチレーター」を、全体的なソール構造は「インスタポンプフューリー」をモチーフとし、よりコンフォートに生まれ変わっています。また、アッパーも’98年登場のランニングシューズ「スリーディーオーパス」の遺伝子を受け継ぎ、極限まで軽量化。時代を彩ったアイコンたちの競演が、至高の1足の礎となっているのです。
甲乙つけがたいスタイリッシュな全4色のバリエーション
カラバリは全部で4パターン準備されていますが(メンズ2カラー、ウィメンズ2カラー)、どれもスタイリッシュで甲乙つけがたい印象です。前述したようにアッパーの外側と内側で見た目がガラリと変わるため、特にホワイト/ブラック/ネオンレッド/ネオンライムのコンビと、ホワイト/ブラック/ネオンレッド/ネオンライム のコンビは左右で異なるスニーカーを履いているような個性的な表情が生まれます。カラー違いで購入し、左右で履き分けるという離れ業もあり! また価格帯も魅力的で、このデザインにこのスペックで9,990円(税抜)となればうれしいかぎりです。
重厚感があるレザーアッパー。ソールフューリー フロートライドも登場!
カラバリ以外にも迷わせてしまうことになりますが、同様のテクノロジーを積んだハイエンドライン「ソール フューリー フロートライド」が、12月8日にローンチされました。アッパーに高級感のあるレザーを用い、クッション性もより高まったこちらは、ブラックとサンドベージュの2色をラインアップ。いずれもシックな面持ちで、コーディネートへの取り入れやすさは抜群です。カラバリも合わせて6種存在する「ソールフューリー」シリーズ。さてどれを選ぶか、これは大きな悩みの種となりそうです!