
“バッグのプロ”が表現した、機能美。ビジネスリュックの1つの答え
より合理的に、機能的にと変化を続けるビズシーン。スーツにリュックを合わせるのも、もはや珍しくない。だが、本当に選ぶべきビジネスリュックとはどんなモノだろう?
多様化するビジネスシーンを、賢くタフに乗り切るリュックが欲しい
ここ数年、 ビジネスにおけるファッションはガラリと変わった 。肩肘張ったスーツだけでなく、アンコンジャケットにチノパンやジーンズで作るジャケパンスタイルが支持され、足元は内羽根の短靴からスニーカーまで選択肢が広がっている。タブーとされていたことが受け入れられ、合理的で効率を優先したスタイルが許されるようになってきたのだ。その流れのなか、1つのジャンルとして確立されつつあるのが“ビジネスリュック”である。自転車通勤に便利、機能的なジャケットに似合うなど、リュックの方が何かと都合がいいのだ。
だが、ビジネスシーンにおけるリュックを見てくれだけで選ぶのはもったいない。合理性から生まれたトレンドなのだから、見た目にも機能にも優れた万能なアイテムを求めたい。
ポイントは、3つ。「顧客の前ではブリーフバッグとしても使える柔軟性」、「悪天候や荷物の増減にも対応できる機能性」、「タフさと品を兼ね備えた作りとデザイン」だ。一見欲張り過ぎにも見えるが、ニーズを知り妥協を知らないバッグデザイナーが手掛ける『アッソブ』のバッグならそれが叶う。
“いい塩梅”なバッグブランドは、生い立ちも機能も語りどころ満載
ブランド名の『アッソブ(AS2OV)』とは、“A SHARED SENSE OF VALUE”の略。“価値観の共有”という言葉が示すのは、ブランドとして良い製品を作り、それらを手の届く価格で広く共有できるモノとして発信していきたいという思いだ。お高くとまらず、本当に実用的なバッグを作る。そんな『アッソブ』とはどんなブランドなのだろう?
ブランドの生い立ち
『マスターピース』創設者のこだわりを、余すことなく反映したブランド
『アッソブ』ディレクターの冨士松大智氏が1994年に立ち上げた『マスターピース』は、バッグ業界にファッションの風を送り込んだ画期的な存在だった。自社工場を持ち、『マスターピース』を日本を代表するバッグブランドに育てた氏は、2013年に独立。何事もバランスが大事と考え、“いい塩梅”のプロダクトを発信するための会社として、 「アンバイ株式会社」を設立した。そうして立ち上げた同社において、氏のデザイナーとして経験値から生まれたブランドこそが『アッソブ』である。
同ブランドのモノ作りにおいて重要視されるのは、各種機能が日常で本当に必要かどうか。例えば、ただアクセントで付けられた無駄なポケットではないか、ボトムにレザーを使う意味は、収納が過多になっていないか……などなど。道具としてオーバースペック過ぎずファッションとして過度ではない、普段使いに“いい塩梅”の『アッソブ』のバッグは、長年バッグと向き合ってきたプロフェッショナル集団だからこそ生み出せる逸品だ。
ブランドのモノ作り
デザイナーが選び抜いた工場で実現した、圧倒的な収納力と機能性
PCやタブレット、充電ケーブルなど現代人の持ち物に配慮したポケットは、入れ子細工のように複雑に配置されている。そんな『アッソブ』のバッグは正直、日本の工場で作ることが不可能なモノもある。
だが、それを実現しているのが過去25年にわたるデザイナーの経験値。作りたいバッグに適したモノ作りの背景、工場を世界中から選定しており、そのどれもが有名アウトドアブランドや人気バッグブランドを手掛けている実力派である。『アッソブ』のバッグはどれも、プロの嗅覚を持って最適解から導き出されるプロダクトなのだ。
これからのビジネスを制する、タフで大人顔の2WAYバッグを紹介
ここからは現代のビジネスマンを強力にサポートする『アッソブ』のプロダクトについて紹介していこう。通勤・外回り・出張とどのシーンを切り取っても活躍出来るようにとデザインされたビジネスリュックは、どちらも生地の開発から着手するという徹底ぶり。その魅力を余すことなく伝えたい。
モデル1
『アッソブ』におけるビジカジのスタンダード。出張にも便利な2WAYモデル
まずは、『アッソブ』創世記からあるスタンダードモデルから2WAYバッグをピックアップ。1泊2日の出張からちょっとした小旅行にも使える大容量ながらビジネスシーンでも違和感のないルックスの秘訣は、その素材にある。
使用したのは、一般的なバリスティックナイロンよりもライトに仕上げたオリジナルのコーデュラバリスティックナイロン。堅牢さを残しながらも、コンビ使いにしたレザーとの相性も良く自然な光沢を有している。
もちろん、収納面も優秀。270度に大きく開くメインルームにはステーショナリーやメモを仕分けできるポケットの他に、クリアフィルムを貼ったグルーミングセットを収納するのにも適したポケットも装備。また、ストラップ部分には『アッソブ』のアイコンともなっているアシンメトリーなポケットを配置しており、アクティブなシーンにも対応できる多様性を見せてくれる。※4月上旬入荷予定
■DATA
W28×H44×D15cm
モデル2
3レイヤー素材で軽さと防水性も獲得。無駄のないデザインが光る2WAYモデル
よりスポーティさを求めるなら、同じくブランドオリジナル素材である耐水圧20,000mmの3レイヤード生地で仕上げた2WAYバッグもおすすめだ。より緻密に織り込まれた生地は見た目にもスタイリッシュなだけでなく、特殊フィルムをレイヤードすることにより高い透湿防水性能を獲得している。ポケット部などに施されたシームテープ加工や止水ジップも、機能と洗練さを両得するディテールだ。
このように雨風に強い耐性を持つバッグなら、商談に必須のデジタルガジェットも心置きなく放り込める。背面内側のクッションパッドには13インチまでのノートPCを収納できるし、フロントポケットや内部のメッシュポケットに各種デバイスやダブレットを詰め込んでもそもそもの容量があるから簡単に音を上げない。3レイヤード生地の採用でそもそも軽量に仕上げてあることに加え、ショルダーパッド部分にはクッション材とストレッチ素材を使用しているので、肩への負担も軽減できる。こんなどこまでもユーザビリティに満ちたこんなモノ作りこそ、『アッソブ』の真骨頂なのだ。
■DATA
W30×H48×D15cm